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今年も乾季の足音が聞こえる

2013年09月24日 08時17分41秒 | タイでの生活
先週から朝早く家を出ると、車の窓に水滴がついている日がある。昨日の朝は家の前の田が霧で真っ白だった。そしてタイ中部の洪水のニュース。
1年前の記事と同じ内容を書いているが、これらは全てウドンタニの乾季が近い知らせだ。
去年は雨が少なく記事を書いたらすぐに乾季入りだったが、さて今年はどうなるやら。台風に伴う雨は何度かあっても、雨季らしい雨は少ないのではないかと感じている。
乾季といえば園芸シーズン。うちの商売の書き入れ時なのだが、今年はどうも景気が悪い。ビエンチャンでのパーティー等イベント用にカトレアがぼちぼち出ているようだが、他の動きをほとんど感じない。タイ国内へ手広く出荷されている農園へ話を伺うと、それでもウドンやノンカイは好景気が続くラオスの影響で商品が動いている方なのだそうだ。さて今シーズンはどうなるやら。
去年は10月上旬から葉焼けが再発し、農園は長く低迷。その上に白蟻の被害が出てしまい、キャッシュフローを見ながらの栽培台設置工事。一番厳しい時は手持ち資金が数千バーツでギリギリの綱渡りだった。この国には神や仏が居られるようで、こちらの窮状は話してないのに資材を原価で融通してくださるお店がいくつかあったりで、多くの人に支えられて乗り越えた。
今年は何も問題無いと思っていたが、農園への除草剤撒布を委託した業者が、作業を急いだのか噴霧器を高出力で運転したららしく、薬剤が散って成長が止まった植物が数千鉢。またもや販売価格にして数十万バーツ分のロスである。業者が薬剤を入れ忘れて水だけ撒いた区画もあり、不幸中の幸いで決定的な打撃は逃れた。腹が立つがこれがタイで商売するリスクだ。人件費が安いと思っても理由があるのだ。他人へ委託してもこちらが全部チェックを入れないと無理だ。チェックを入れれば煩がられ、チェックしなければ手抜きである。この人達は単純な流れ作業以外できないのかと思いたくなる時もあるが、この地で多くの労働者を使って成功している人はいくらでも居る。やはり仕事のやらせ方に問題があるのだろう。
妻は農園の商品構成を売れ筋中心に入れ替えるチャンスだと言って成長が止まった植物を従業員と片付けた。ここでは薬剤の撒布を嫌がる人が多いのだが、私たちで撒布すると従業員が言ってくれたそうだ。今回も失敗をステップにして「災い転じて福と為す」を目指したい。

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