２週間で３０万バーツの利益！出店申し込みをしようと誘われたが

ソンクラーンが終わったばかりだが、１２月に開催されるンガーントンシームアン（トンシームアン祭り）の出店受付が始まったそうだ。１年前に出店した同業者が、２週間の開催期間で３０万バーツ儲かったと言って出店者の仲介をしているそうで、知り合いが数人申し込んだので、妻も店を出そうかなと言っている。
しかしちょっと冷静になって計算すると、園芸関係の小売は粗利５割程度なので、３０万バーツの利益ということは６０万バーツの売り上げ。それを１４日（２週間）で割れば、１日４万バーツちょいの売り上げが必要だ。１鉢１００バーツの物を売ったとして１日４００鉢以上。バンコクからピックアップトラックで商品をピストン輸送しても供給できない数字だし、例え供給できても小売なので会計や梱包を休まず１日中続けなければならない数だ。紹介手数料目当てに誘っているのだろうが馬鹿な話である。
現実的な話しをすれば、どんなに売れても１日１万バーツ程度。２週間で平均すれば１日５千バーツも売れれば成功だろう。５千バーツ×１４日で７万バーツの売り上げ。仕入れが半分で、場所代など経費を引けば利益は２万バーツくらいじゃないかな？車の減価償却等を考えると、儲かる商売じゃない。露天商も楽じゃないのだ。
卸売りだけでは、売り上げがなかなか伸びないので、小売をやりたいと妻はしきりに言うのだが、そんなに甘くはないのだ。

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