わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

骨董入門 21 (骨董市1)

2011-02-05 23:07:24 | 縄文土器の話、骨董の話
骨董の入門としては、最初に、全国にある骨董市に、出掛けて、実際に作品を見たり、手に採って

見る事です。

全国には、定期的、不定期的に、多くの骨董市が、催されています。多分貴方の近所でも、骨董市が開か

れているのでは、ないでしょうか。  尚、骨董市の情報については、後日お話する予定です。

勿論、骨董市ですから、骨董全般(家具、民具、着物など)に渡る場合が多く、陶磁器のみとは、限りません。

しかし、骨董市に出掛ければ、必ず、「そば猪口」に出会う事でしょう。

1) 骨董市に出掛ける時の注意点

  ① 服装は、なるたけ、動き易い様に、軽装にします。

  ② 立たり、座たりする事も、多いですから、スカートは、止めた方が良いでしょう。

  ③ つばの大きい帽子や、長いアクセサリーなども、商品に触れる恐れが、ありますから、着用し無い

    方が、安全です。

  ④ 持って行く荷物は、出来るだけ少なく、コンパクトにする。

    骨董品を買い込めば、当然荷物は、増えます。

  ⑤ なるたけ、両手が使える様に、リュックも良いのですが、買った作品を、無造作に、リュックに

    入れると、何かの拍子で、ぶつけて壊す恐れが有りますので、「フェースタオル」で包む、気使い

    が必要です。

  ⑥ 陶磁器は、割れ物、壊れ物ですので、やたらに触らず、店主の承諾を得て、手に採って下さい。

    その際、両手で作品を、持つ様にします。

  ⑦ その他として、骨董市が催されている会場は、多くのお客が、来ているはずです。

    専用の駐車場を、用意している場合が、多いですので、その駐車場を、利用する事です。

    専用駐車場が、遠いからといって、違法駐車は、ご法度です。

2) ある程度の目的を持って行く事です。

    行き当たりばったりでは、中々希望の作品に、出会えないかも知れません。

  ① 過去の量産品であっても、数に限りがある様です。売買は、早い者勝ちですので、皆が値頃で、

    良いと思う品物から、売れて行きますので、なるたけ、「朝早の方が良い」と、一般に言われて

    います。但し、「残り物には福が有る」と言う、諺も有りますが・・・

3) 骨董市の様に、露店で取引される場合は、その場限りの出会いと、言って良いかも知れません。

   それ故、買った後に、不備を見つけても、クレームを持ち込む事が、不可能の場合も有りますので、

   購入時には、全体を良く観察し、納得した上で、購入します。

以下次回に続きます。

  参考文献: 「骨董市へ行こう!」 淡交ムックゆうシリーズ (淡交社)

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