前回の続を述べます。
3) 窯詰め、窯出しの際、作品を壊さない事。
作品が壊れる原因は、作品の乾燥による物、素焼中の「アクシデント」の他に、不注意による物が、
意外に多いものです。素焼前の作品は弱く、少しの衝撃でも、壊れ易いです。
① 作品を、他の物にぶつけて壊す。
) 作品を他の場所に移動させる際に、ぶつける。
特に、窯詰めの為、窯に移動する際に、狭い保管場所からの、出し入れで、
他の作品や、保管場所の壁などに、ぶつける。
・ 特に取っ手の付いた物、縦長の作品、不定形な作品などが、当り易いです。
② 作品の持ち方、持つ場所が悪くて、壊す。
) 大きな作品や、重量の有る作品は、両手で持ってください。
なるべく、一度に、複数個の作品を、持たない様にする。
) 作品の重心より離れた所を持つと、作品が欠ける場合が有ります。
長皿のような作品は、片手で、角の部分を持つ事は、危険な行為です。
) 取っ手の有る作品も、取っ手を持って、持ち上げる事は、破損の原因に成ります。
) 数個の作品を、同時に移動させる場合や、長い距離を移動する場合などは、
なるべく板や、籠などに入れて、持ち運びます。
③ 窯詰めの際に壊す。
) 一度窯に詰めた作品を、他の位置に移動したり、他の作品との関係で、窯から出し入れする
場合が、意外と多い物です。出し入れの頻度が多いと、それだけ危険度が増えます。
) 窯に詰める順序を、予め考えておく事。
上記、窯への出し入れの回数を、少なくする為にも、予定を立てて行動します。
) 不安定な作品は、スペーサー(詰め物、支え)などを使い、安定化させます。
自立に不安定な作品は、窯詰めの際の、一寸した振動で、倒れて壊れる場合が有ります。
) 意外に多い事故に、棚板を積む際に、支柱が倒れ、作品に当ったり、作品の上に落ちる事が
有ります。(特に棚板の、複数敷きの場合)
又、落ちた支柱が、バーナー口を塞ぐ場合も起こり、その支柱を取り除く為に、
窯詰めを、やり直す場合が有ります。
④ 窯出しの際に壊す。
素焼した作品の強度は、十分乾燥した、素焼前の作品の強度と大差有りません。
それ故、窯詰め同様、注意する必要が有ります。
) 皿など横に広い作品は、縦に窯詰めすると、以前に述べました。
他の作品に、立て掛けたりします。
この状態は、不安定で、慎重に取り出さないと、崩れ破損します。
) 素焼は、重ね焼き出来ますが、上(又は内側)から、順序良く取り出さないと、
作品同士、ぶつけたり、倒したり、し易いです。
) 棚板を取り除く際に、注意する。
棚板は、垂直方向に、取り除きます。水平方向に移動すると、支柱を倒す恐れが有ります。
倒れた支柱が、作品に悪さをする事が多いので、支柱は倒さない様にします。
) 素焼が終わった作品は、数個重ねて、保管できます。
その際、直に重ねても、大きな問題はおきませんが、なるべくなら、紙一枚でも、
間に挟み、直接作品同士が、当らなけれ、より安全になります。
以上で、素焼の窯焚きの、説明を終わります。
3) 窯詰め、窯出しの際、作品を壊さない事。
作品が壊れる原因は、作品の乾燥による物、素焼中の「アクシデント」の他に、不注意による物が、
意外に多いものです。素焼前の作品は弱く、少しの衝撃でも、壊れ易いです。
① 作品を、他の物にぶつけて壊す。
) 作品を他の場所に移動させる際に、ぶつける。
特に、窯詰めの為、窯に移動する際に、狭い保管場所からの、出し入れで、
他の作品や、保管場所の壁などに、ぶつける。
・ 特に取っ手の付いた物、縦長の作品、不定形な作品などが、当り易いです。
② 作品の持ち方、持つ場所が悪くて、壊す。
) 大きな作品や、重量の有る作品は、両手で持ってください。
なるべく、一度に、複数個の作品を、持たない様にする。
) 作品の重心より離れた所を持つと、作品が欠ける場合が有ります。
長皿のような作品は、片手で、角の部分を持つ事は、危険な行為です。
) 取っ手の有る作品も、取っ手を持って、持ち上げる事は、破損の原因に成ります。
) 数個の作品を、同時に移動させる場合や、長い距離を移動する場合などは、
なるべく板や、籠などに入れて、持ち運びます。
③ 窯詰めの際に壊す。
) 一度窯に詰めた作品を、他の位置に移動したり、他の作品との関係で、窯から出し入れする
場合が、意外と多い物です。出し入れの頻度が多いと、それだけ危険度が増えます。
) 窯に詰める順序を、予め考えておく事。
上記、窯への出し入れの回数を、少なくする為にも、予定を立てて行動します。
) 不安定な作品は、スペーサー(詰め物、支え)などを使い、安定化させます。
自立に不安定な作品は、窯詰めの際の、一寸した振動で、倒れて壊れる場合が有ります。
) 意外に多い事故に、棚板を積む際に、支柱が倒れ、作品に当ったり、作品の上に落ちる事が
有ります。(特に棚板の、複数敷きの場合)
又、落ちた支柱が、バーナー口を塞ぐ場合も起こり、その支柱を取り除く為に、
窯詰めを、やり直す場合が有ります。
④ 窯出しの際に壊す。
素焼した作品の強度は、十分乾燥した、素焼前の作品の強度と大差有りません。
それ故、窯詰め同様、注意する必要が有ります。
) 皿など横に広い作品は、縦に窯詰めすると、以前に述べました。
他の作品に、立て掛けたりします。
この状態は、不安定で、慎重に取り出さないと、崩れ破損します。
) 素焼は、重ね焼き出来ますが、上(又は内側)から、順序良く取り出さないと、
作品同士、ぶつけたり、倒したり、し易いです。
) 棚板を取り除く際に、注意する。
棚板は、垂直方向に、取り除きます。水平方向に移動すると、支柱を倒す恐れが有ります。
倒れた支柱が、作品に悪さをする事が多いので、支柱は倒さない様にします。
) 素焼が終わった作品は、数個重ねて、保管できます。
その際、直に重ねても、大きな問題はおきませんが、なるべくなら、紙一枚でも、
間に挟み、直接作品同士が、当らなけれ、より安全になります。
以上で、素焼の窯焚きの、説明を終わります。