土を上の薄く伸ばしたら、形作りに入ります。
形を作りながら、土を薄く伸ばし方法も、有りますが、初心者の方は、難しいです。
即ち、口縁周辺部を、薄く伸ば事は、さほど難しくは、有りませんが、作品の下部、又は途中の土を、
薄く伸ばそうとすると、作品が振ら付き易いです。
或る程度薄くなった土の、振ら付きを取る事は、かなりの熟練を要します。
それ故、なるべく全体を薄く伸ばした後、形を造る方が、振ら付きも少く、薄く伸ばせます。
・ 当然、作品の形、大きさは、ロクロ作業を、始める前に、決めて置きます。
ロクロ作業の途中で、形、大きさを、変更する事は、度々起こりがちです。
その際にも、自分の意思で、変更するようにします。(成り行き、にしない事)
悪い例は、形が、こんな風になってしまったので、形を変更した場合、
又、土の量(土取り)が少なく、所定の寸法に成らないので、最初の寸法より、小さくした場合、
上記のような場合には、むしろ変更ではなく、最初から(土取り、土殺し)やり直す様にします。
貴方任せ(ロクロ任せ)による、変更では、ロクロ上達は、中々進みません。
・ 途中で、形が思わぬ方向に成った場合、出来るだけ、最初の形に成るように、努力して下さい。
この努力が、ロクロ上達の、近道です。
どんな形になっても、立て直す事が出来れば、ロクロ技術は、かなり上達した事になります。
・ 又、土の量が少なく、寸法不足に成る場合でも、上達者は、厚みの或る箇所を見つけ出し、
その部分を伸ばし、所定の寸法にする事が出来ます。
(高さが、5mm程度不足なら、容易に伸ばす事は、可能です。大幅な不足では、作り直す。)
1) 形を造って行きます。
ロクロで出来る事は、高さを出す。径を大きくする。径を小さくするの3点のみです。
この組み合わせで、自由な形が出来ます。
① 形はどの部分から造れば良いか。
ロクロに慣れていない方は、当然下から上に、形を造る物だと思っていると思います。、
実際には、作品の形により、口縁部から、中央部から、底周辺部からと、造る順序も異なります。
) 口縁部より造る
一般の器(食器)、皿、鉢など、口径が大きい物は、上から形造りをした方が、容易に作業ができます。
即ち、口径拡げ、「逆ハの字」にし、所定の寸法にします。
その後、中央部より上の部分の、形を造り、最後に底から中央部分を、形造ります。
仕上げに、底から口縁部分まで、手を動かし、所定の形にします。
(皿などの、背の低い作品では、口縁と底からの、2分割の方法も有ります。)
・ 口径が比較的大きな作品を、下(底)から造ると、腰砕け(底が座る)の状態に成ります。
即ち、底が狭いのに、急に張り出すと、上の土の重みを支えきれない事と、
上を造るている時間が長くなり、下の土が水を含み、弱くなる為です。
下の部分を造ったら、直ぐにロクロ作業を、終わらせます。
・ 何度も述べましたが、ロクロは、径を大きくする事は容易です。
それ故、径を1~2mm小さ目に作り、仕上げの際、所定の寸法にして下さい。
以下次回に続来ます。
電動轆轤で造る
形を造る 形作り 形造り
形を作りながら、土を薄く伸ばし方法も、有りますが、初心者の方は、難しいです。
即ち、口縁周辺部を、薄く伸ば事は、さほど難しくは、有りませんが、作品の下部、又は途中の土を、
薄く伸ばそうとすると、作品が振ら付き易いです。
或る程度薄くなった土の、振ら付きを取る事は、かなりの熟練を要します。
それ故、なるべく全体を薄く伸ばした後、形を造る方が、振ら付きも少く、薄く伸ばせます。
・ 当然、作品の形、大きさは、ロクロ作業を、始める前に、決めて置きます。
ロクロ作業の途中で、形、大きさを、変更する事は、度々起こりがちです。
その際にも、自分の意思で、変更するようにします。(成り行き、にしない事)
悪い例は、形が、こんな風になってしまったので、形を変更した場合、
又、土の量(土取り)が少なく、所定の寸法に成らないので、最初の寸法より、小さくした場合、
上記のような場合には、むしろ変更ではなく、最初から(土取り、土殺し)やり直す様にします。
貴方任せ(ロクロ任せ)による、変更では、ロクロ上達は、中々進みません。
・ 途中で、形が思わぬ方向に成った場合、出来るだけ、最初の形に成るように、努力して下さい。
この努力が、ロクロ上達の、近道です。
どんな形になっても、立て直す事が出来れば、ロクロ技術は、かなり上達した事になります。
・ 又、土の量が少なく、寸法不足に成る場合でも、上達者は、厚みの或る箇所を見つけ出し、
その部分を伸ばし、所定の寸法にする事が出来ます。
(高さが、5mm程度不足なら、容易に伸ばす事は、可能です。大幅な不足では、作り直す。)
1) 形を造って行きます。
ロクロで出来る事は、高さを出す。径を大きくする。径を小さくするの3点のみです。
この組み合わせで、自由な形が出来ます。
① 形はどの部分から造れば良いか。
ロクロに慣れていない方は、当然下から上に、形を造る物だと思っていると思います。、
実際には、作品の形により、口縁部から、中央部から、底周辺部からと、造る順序も異なります。
) 口縁部より造る
一般の器(食器)、皿、鉢など、口径が大きい物は、上から形造りをした方が、容易に作業ができます。
即ち、口径拡げ、「逆ハの字」にし、所定の寸法にします。
その後、中央部より上の部分の、形を造り、最後に底から中央部分を、形造ります。
仕上げに、底から口縁部分まで、手を動かし、所定の形にします。
(皿などの、背の低い作品では、口縁と底からの、2分割の方法も有ります。)
・ 口径が比較的大きな作品を、下(底)から造ると、腰砕け(底が座る)の状態に成ります。
即ち、底が狭いのに、急に張り出すと、上の土の重みを支えきれない事と、
上を造るている時間が長くなり、下の土が水を含み、弱くなる為です。
下の部分を造ったら、直ぐにロクロ作業を、終わらせます。
・ 何度も述べましたが、ロクロは、径を大きくする事は容易です。
それ故、径を1~2mm小さ目に作り、仕上げの際、所定の寸法にして下さい。
以下次回に続来ます。
電動轆轤で造る
形を造る 形作り 形造り