午後になりますと、曇りだった空から小雨がぱらつくようになっていました。
4時には薄暗くなり、夕方には冷たい雨が降り始めました。
今日の最高気温は、10度。
日差しもほとんどありませんでしたので、肌寒さを感じました。
『にゃぁ~ん。にゃぁ~ん。』
そんな夕方、5時半を過ぎた頃、にゃん子の鳴き声が聞こえました。
まるで、呼んでいるかのような声に、2階にいた私は窓越しに『にゃん子』と呼んでみました。
その声が聞こえたのか聞こえなかったのか、にゃん子がもう一度鳴きました。
『にゃぁ~ん。』
私は急いで玄関に駆け降りました。
何か、どこか、普通ではないと思ったからです。
普段ですと、野良ちゃんのにゃん子は警戒心が強く、鳴き声を出すことはありません。
私達が目の前で呼ぶと、初めて鳴き返してきます。
決して、鳴いてだれかを呼ぶことはありません。
ところが、今日は玄関に出ても、南のデッキを見ても、にゃん子の姿はありません。
私は、胸騒ぎを感じて、何度も呼んでみたのですが、にゃん子は現れず、声も聞こえなくなりました。
2階に行くと、主人が言いました。
「また、小にゃん(子猫)がいなくなったんだろうか…」と。
5年前の6月、にゃんこが産んだ子猫が天敵に襲われてしまったことがあります。
にゃん子は、『にゃぁ~ん。にゃぁ~ん。』とあたりを鳴きながら歩き回っていました。
その悲壮な声は、数日の間、聞こえていました。
そういえば、ちょうど今日と同じような声だったような気もします。
今、にゃん子は大けがをしていて、まだまだその傷が癒えているようではありません。
我が身を守るのも大変な時期に、子猫を育てているのです。
その大変さは、いかばかりかと、胸が痛む思いがします。
子猫がいなくなったということが、私達の思い過ごしであってほしいと願っています。
昨日、南のデッキに来ていました。
傷の具合は、まだまだ痛々しい感じです。
餌の捕獲が難しいのか、体も随分小さくなりました。
座る時は、怪我をした右の手を付きません。
4時には薄暗くなり、夕方には冷たい雨が降り始めました。
今日の最高気温は、10度。
日差しもほとんどありませんでしたので、肌寒さを感じました。
『にゃぁ~ん。にゃぁ~ん。』
そんな夕方、5時半を過ぎた頃、にゃん子の鳴き声が聞こえました。
まるで、呼んでいるかのような声に、2階にいた私は窓越しに『にゃん子』と呼んでみました。
その声が聞こえたのか聞こえなかったのか、にゃん子がもう一度鳴きました。
『にゃぁ~ん。』
私は急いで玄関に駆け降りました。
何か、どこか、普通ではないと思ったからです。
普段ですと、野良ちゃんのにゃん子は警戒心が強く、鳴き声を出すことはありません。
私達が目の前で呼ぶと、初めて鳴き返してきます。
決して、鳴いてだれかを呼ぶことはありません。
ところが、今日は玄関に出ても、南のデッキを見ても、にゃん子の姿はありません。
私は、胸騒ぎを感じて、何度も呼んでみたのですが、にゃん子は現れず、声も聞こえなくなりました。
2階に行くと、主人が言いました。
「また、小にゃん(子猫)がいなくなったんだろうか…」と。
5年前の6月、にゃんこが産んだ子猫が天敵に襲われてしまったことがあります。
にゃん子は、『にゃぁ~ん。にゃぁ~ん。』とあたりを鳴きながら歩き回っていました。
その悲壮な声は、数日の間、聞こえていました。
そういえば、ちょうど今日と同じような声だったような気もします。
今、にゃん子は大けがをしていて、まだまだその傷が癒えているようではありません。
我が身を守るのも大変な時期に、子猫を育てているのです。
その大変さは、いかばかりかと、胸が痛む思いがします。
子猫がいなくなったということが、私達の思い過ごしであってほしいと願っています。
昨日、南のデッキに来ていました。
傷の具合は、まだまだ痛々しい感じです。
餌の捕獲が難しいのか、体も随分小さくなりました。
座る時は、怪我をした右の手を付きません。