想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

寂しい…秋

2014-10-14 22:28:11 | 日記
秋も深まり…と言いますのも、明日の朝の気温は5度を下回り、最高気温も13度くらいになるようです。
あちこちの紅葉が特に進んでいるというのではありませんが、やはり『秋』を感じます。

台風19号は、夜半にすぐ近くを通り過ぎたようですが、雨や風もほとんどなく、
何事もなかったかのように朝を迎えることができました。
ただ、今日の夕方近くになってから、北からのやや冷たい風が吹いていて、今の気温は8度です。

お散歩コースでは、柿が色付いています…が、この辺りの柿の多くは渋柿です。
特に、標高が高いこの辺りは、甘い柿を作るのには向いていないようで、
渋柿は、皮をむいてつるし、干し柿にするようです。

秋を感じるのは、道端の草の勢いが終息に衰えてきたことや、
木々の葉も落ち葉となって舞い落ちるものも増えてきたこともあります。

こうして書きながら、数年前には、もっともっと季節を感じていたことを思い出します。
なぜ…?

それは、最近、お散歩コースのあちこちにできてきた太陽光パネルです。
それは、かつて森だった場所や畑だった場所にどんどんとできてきました。
そのため、森や畑、里山の景色は、この1~2年で、ずいぶん変わってしまったのです。

森も手入れがたいへんだったり、畑には後継ぎさんがおられなかったり…と、
それぞれの事情があるのでしょう。
太陽光パネルを設置することで、電気を生み出し、余剰分は売ることもできます。
パネルの設置費用は、日照時間が長いこの辺りでは、すぐに回収できるということになるのでしょう。

何を優先するかは、それぞれの考え方があり、生活があります。
ただ、山の雄大な景色、森の静かな営み、小動物の息遣いなどを感じていたいと思っていますので、
漆黒に変わっていく景色を、寂しいと思ってしまいます。
それは、私が森や畑の持ち主ではないからなのでしょうね。

今日も、森の一角の大きな木々に、赤いテープが巻いてありました。
近々伐採されるために付けられた印でなければいいのですが…。

コメント
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