想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

楽しい時間でした。その1

2014-10-03 23:21:32 | 日記
楽しく過ごせた一日でした。

11時過ぎに我が家を出て、小淵沢駅に向かいました。
横浜からの知人をお出迎えするためです。

約束の時間に彼女が到着…、電車が到着です。
お昼を過ぎていましたので、とりあえず車に乗り、サントリー白州蒸溜所に行くことに…。

そこは、国道20号線沿いにありました。
案内所を通過し、見学の申し込みを済ませた後、待ち時間にお食事をすることにし、
甲斐サーモンのムニエル 香草クリームソース スープをいただきました。

甲斐サーモンとは、養殖の淡水魚の大型ニジマスを養殖して、甲斐サーモンと名付けたものです。
海のない山梨県ですが、豊富な天然水を活かして、淡水魚の養殖が盛んに行われています。
味は、あっさりとしていて癖がなく、とても食べやすいと私は思っています。

その甲斐サーモンのムニエルは…、やはりとってもおいしかったです。
ごちそうさまでした。

さて、蒸溜所のウイスキー製造工程の見学です。
大きな木桶の発酵槽がいくつも並ぶ発酵室がありました。
発酵とは、麦汁が酵母や乳酸菌の力を借りてアルコールや香味成分を生みだす工程です。
最近では、木桶を使わない工場もあるそうですが、白州蒸溜所では「木桶発酵」を行っていました。
木桶ならではの、甘酸っぱいフルーティーな香りやクリーミーでコクのある白州独自の風味が出るそうです。
ちょうど、木桶発酵槽の中でぶくぶくと泡立っている様子を見ることができました。

(多くの見学者に圧倒されて、なんと、一枚の写真も撮らなかった私。工場内の写真は、知人が送ってくださいました)

次は、蒸溜の工程です。
水とアルコールの沸点の差を利用して香味成分やアルコールを取り出すのですが、
ずらりと並ぶポットスチルと呼ばれる蒸溜釜は、いろいろな大きさや形のものがありました。
大きさや形の違うポットスチルを使用することで、味わいや香りが違う多種多様な原酒をつくり分けているそうです。


最後は、貯蔵庫へ行きました。
ここでは、蒸溜された原酒(ニューポットと呼ばれ、無色透明)を樽に詰めてじっくりと熟成させます。
年間を通して温度調節は一切せず、白州の自然の寒暖差を利用して、ゆっくりと熟成させるそうです。
ウイスキー独特の琥珀色は、この間にできていきます。

一つの貯蔵庫には15,000~16,000の樽があり、熟成を待っています。

その後、試飲のコーナーへ…というコースでした。

自然を最大限生かしてあるこの蒸留所に行くことができ、いろいろな工程を知ることができたことは、
とても嬉しいことでした。

同じ市内に居ながら、しかも15年も住んでいながら、行ったのは初めてでしたが、
機会があれば、また訪ねてみたい場所になりました。

今日のその後のスケジュールは、まだまだ盛りだくさんですが、今日はここまでです。


 これが、ポットスチルです。(余市のニッカウヰスキーに行った時に写したものです)
コメント (2)
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