想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

モエレ沼公園

2014-07-28 22:19:06 | 日記
今日は、札幌のモエレ沼公園に行ってきました。
昨日までの体調の不具合も、低気圧の移動と共に快方に向かい、
心地良い空間を楽しんで来ることができました。

モエレ沼公園の基本設計は、世界的に著名な彫刻家のイサム・ノグチが手掛けています。
彼は、少年期を日本で過ごした後、13歳で単身渡米して彫刻家を志します。
20代からは、アジア・ヨーロッパの旅をし、文化遺産、絵画、彫刻、建築等を広く見聞。
ニューヨークに居を定めてからは、肖像彫刻、舞台美術、環境彫刻、商業デザインといった幅広い活動を展開。
遊具、公園等の設計も開始します。
日米両国で世界的な彫刻家として知られ、1988年、モエレ沼公園のマスタープランを策定しますが、
その年の12月、モエレ沼公園の完成を見ることなく、ニューヨークで永眠します。
その翌年から造成工事が始まり、2005年にグランドオープンをした公園です。

さすがに彫刻家の彼のコンセプトは、「全体をひとつの彫刻作品とする」というものです。
広大な公園内には、作られた山や噴水、遊具などの施設が整然と配置されていて、
自然とアートが融合した、不思議な世界を楽しむことができました。

この公園は、ゴミ処理場の跡地を公園化したことや、
屋内施設であるガラスのピラミッドに、自然エネルギーである雪を活用した冷房システムを
導入していることから、自然環境保全の観点からも注目を集めているということでした。

とにかく広いのです。
ガラスのピラミッドの高いところから公園内を見回しますと、「全体をひとつの彫刻作品とする」という
彼のコンセプトが見え隠れする公園でした。
公園内にはレンタルサイクルがありましたが、私達は歩くことにしました。
かなり歩いたつもりでしたが、公園内の地図で確認したら、公園のほんの一部でした。
改めて、広さを確認しました。
それでも、とても気持ちが良くて、楽しく過ごしてきました。


 公園の入り口あたりから、モエレ沼越しにみえるガラスのピラミッドです。


 とにかく広いのです。
 公園内には、モエレ山、モエレビーチなどの他、
 野球場、野外ステージ、陸上競技場、テニスコートなどの施設がいろいろあります。
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