想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

我が家の記念樹…

2012-03-05 22:24:44 | 日記
昨夜から降っていた雪が、夜明け前から激しくなりました。
気温があまり低くなかったので、いつもの粉雪ではなく、湿ったぼたん雪でした。
積雪は、15cmほどだったでしょうか。

朝8時頃に気温が上がり始めて、少しずつ解け始めましたので、ほっとしました。
と言いますのも…。

我が家のお庭にある、今にも倒れそうになっている白樺の木が気になっていたのです。

我が家には、こちらに引っ越してきた年に植えた白樺があります。
1999年の12月、50~60cmほどの小さくて細い白樺の苗木(?)を5本、
我が家を建ててくださった工務店さんがくださったのです。

「貧土でも育つから大丈夫だよ。」と言ってくださいましたが、白樺を植えるために
石がゴロゴロとある凍てついた固い地面を20cmの深さに掘ることさえ、
とても難しかったことを思い出します。

3年目に、1本の木が病気になったらしく、二本に枝分れした枝の一本が
枯れてしまったのです。
もう駄目かしらと思ったのですが、自らその枝を落として生き伸びてくれました。
ただ、片方の一本の枝を落としたため、幹は少し斜めなってしまいました。

その木に次の試練が訪れたのは、2010年、今日と同じ、やはり3月の雪でした。
幹の根元は直径10cmほどになっていましたが、斜めに立っている白樺には、
雪が重くのしかかったのです。
その時の雪は、私達のお散歩コースにある大きな赤松が何本も倒れるなど、
たくさんの被害が出たほどです。
我が家の白樺は雪の重さで一層斜めになってしまいましたが、一生懸命に踏ん張って、
その時にも倒れませんでした。

そして今朝、隣の木に倒れ掛かってしまうかと思うほど、斜めになっていました。
この時期、白樺は葉を落として枝だけですのに、雪の重みで木が倒れそうなのです。

『早く止んで…。』との願いが通じたから…ではないのでしょうが、
9時頃には雨になり、枝の雪は溶け落ちて、白樺が少しずつ立ち直って来ました。

我が家の記念樹…ではありませんが、私達がこの地に引っ越してきた年に植えた
思い出の木であることに違いはありません。
この地で同じ年を生き、何度も苦難を乗り越えてきた白樺ですから、
無事に大きくなれるよう、応援したいと思っています。



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