想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

2024-03-20 21:54:51 | 日記
さだまさし作詞作曲で、『一万年の旅路』という曲があります。
その歌を聞いた時、私の中にうごめく何かを感じました。
生きていくことの重さを感じたのかもしれません。

♪♪
 何故私の顔に深い皴が刻まれたのか 
 教えようと老人は静かに言った
  ・
  ・ 
 迷った道の数の分と 傷つけた心の数を
 忘れないよう顔に刻んできた
 驚くことはない 生きてゆくことは
 大概そういうことなのさ
  ・
  ・ 
 君もいつか気付くだろう 悲しみの皴だけじゃない
 嬉し涙の流れを刻み
 喜びの笑顔さえもまた
 自分の顔に刻んできたのだろう
  ・
  ・
  ・

年を重ねると共に、私の顔にも皺が増えてきました。
皺が出てくることや増えることを嫌がる人もいますが、
私は、これが今まで生きてきた証なのだからと思ってきました。

ことに、この歌に出会ってからは、皺が大切なものにさえ思えます。

楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、辛かったこと…
それらのすべてが、今の私を作っている…。

意識してそう思ったのは、結婚して主人から言われたことがあったからです。
もう、ずいぶん前のことですが…。

「結婚までの一人暮らしの生活の中での恨みつらみが、
 今もなかなか拭えないと思うことがあって、そんな自分が情けないわ。
 恨みつらみを忘れたいと思っても、
 今でもふとしたことで思い出してしまうのよ。嫌よね、そんな私って…。」

私の言葉に、主人は言いました。
いろいろなことに出会い、それらを乗り越えてきたのが今のあなたでしょ。
それらを積み重ねて今をこうして生きているんだから、それでいいと思うよ。
それがあなただよ。…と。

主人にそう言ってもらえてからは、私の気持ちが少し楽になりました。
私が生き終える時、心の中から恨みつらみがなくなっているために、
私は何をすればいいのでしょう。

それは、自分をしっかりと見つめ、温かい気持ちで周りにも目を向け、
私らしく…私らしく…私らしく生きること。

あなたから教わりました。
ありがとう。


 朝6時頃から降り始めた雪で、あたりはあっという間に真っ白。
 午後には日差しが出て雪が解けましたが、その後また雪が…。
 お天気の急変が激しい一日でした。
コメント
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