よく聞く『ど根性野菜』
本来は、耕された柔らかい土の畑で栽培される野菜が、
硬い石を割って…とか、コンクリートの隙間から…など、
「こんなところから??」という意外な場所から出てくると、
ど根性大根、ど根性ナス、ど根性ミカンなどと言われます。
今日、この建物で見かけたのは、『ど根性…』とまでは言えませんが、
それに近い植物です。
フェンスで覆われていて、人が入れない空間に、その場所があります。
それに気づいたのは、3年前でした。
建物の壁に、小さな緑の芽が出ていました。
わずかな突起部分に溜まる水分で、成長を続けていると思われますが、
雨が降った時くらいしか、そこに水分が溜まるとは思えません。
しかも、風が吹けば蒸発してしまうのです。
命をつなぐことの難しい場所です。
そんな中、昨年は、その葉が4枚になり、茎もしっかりしてきていたのです。
そして今年は…と言いますと、茎が枝分かれをして、さらに立派(?)になっているのです。
沖縄は、夏冬問わず風がとても強く、大きな幹の木でさえも、
くねくねと曲がりながら大きくなるほどです。
それなのに、このか細い芽が、大きく成長しているのですから、
私から見ると、立派な『ど根性植物』です。
植物には、人間には見えないほどゆっくりしたスピードであっても、
堅い石やコンクリートなどを突き破って成長する特質があるようですから、
強い生命力を感じます。
そんな遺伝子を伝え、残しながら、次の世代に繋いでいることを思いますと
いとおしさを覚えます。
『ど根性』と言わないまでも、
生きるために必要なことを感じさせてくれているこの植物に、
今日は焦点を当ててみました。
3年間の成長の記録(?)です。
一昨年の2015年です。
小さな芽が出ていました。
昨年の2016年です。
葉の数が増えました。
こちらが、今年、2017年です。
こんなに大きくなってきました。
本来は、耕された柔らかい土の畑で栽培される野菜が、
硬い石を割って…とか、コンクリートの隙間から…など、
「こんなところから??」という意外な場所から出てくると、
ど根性大根、ど根性ナス、ど根性ミカンなどと言われます。
今日、この建物で見かけたのは、『ど根性…』とまでは言えませんが、
それに近い植物です。
フェンスで覆われていて、人が入れない空間に、その場所があります。
それに気づいたのは、3年前でした。
建物の壁に、小さな緑の芽が出ていました。
わずかな突起部分に溜まる水分で、成長を続けていると思われますが、
雨が降った時くらいしか、そこに水分が溜まるとは思えません。
しかも、風が吹けば蒸発してしまうのです。
命をつなぐことの難しい場所です。
そんな中、昨年は、その葉が4枚になり、茎もしっかりしてきていたのです。
そして今年は…と言いますと、茎が枝分かれをして、さらに立派(?)になっているのです。
沖縄は、夏冬問わず風がとても強く、大きな幹の木でさえも、
くねくねと曲がりながら大きくなるほどです。
それなのに、このか細い芽が、大きく成長しているのですから、
私から見ると、立派な『ど根性植物』です。
植物には、人間には見えないほどゆっくりしたスピードであっても、
堅い石やコンクリートなどを突き破って成長する特質があるようですから、
強い生命力を感じます。
そんな遺伝子を伝え、残しながら、次の世代に繋いでいることを思いますと
いとおしさを覚えます。
『ど根性』と言わないまでも、
生きるために必要なことを感じさせてくれているこの植物に、
今日は焦点を当ててみました。
3年間の成長の記録(?)です。
一昨年の2015年です。
小さな芽が出ていました。
昨年の2016年です。
葉の数が増えました。
こちらが、今年、2017年です。
こんなに大きくなってきました。