おばんざい、ごちそうさまでした。

昨日、所用を済ませた後、お食事をして帰ることになりました。
ちょうど、ひと月前にも利用したバフェです。

ひと月前は、あるプロジェクト…というほど大げさなものではありませんが、
お仕事を含めた、新しい企画のスタートに乾杯…というお食事になりました。
そして昨日は、そのプロジェクトを終えるにあたり、無事に過ごしてきたことへの感謝もあっての
お食事になったのです。

お食事ができるお店はたくさんありますが、私に食べられないものがいくつかありますので、
いろいろなものを確認しながら食べることができるバフェは、とても助かります。
また、どちらかと言えば、あまり多くを食べることがない私たちですが、
バフェは、種類が多いので、少しずつを幾種類も食べられますので、お食事が楽しくなります。

私たちがバフェを利用するときには、まず、サラダを小鉢に入れてきます。
その小鉢を前に、まず、「いただきます。」
サラダを食べ終えてから、それぞれが次の御馳走をいただくために席を立つのです。

昨日のお店は、京都のおばんざいがメインになっています。
大根と鶏肉の炊いたん、ナスの揚げ浸し、レンコンとさやいんげんの炊いたんなど、
京都らしく、しっかりとおだしを取って、薄味に仕上げてあります。
他にも、ひりゅうずやコンニャク、ひじき、おからなど、私にとっては食べやすい材料ですし、
それぞれが、少しずつ違う味に仕上げてありますので、楽しくておいしいだけではなく、
家庭で作る時のヒントにもなりました。

もちろん、お野菜ばかりではなく、京都にこだわるだけでもなくて、お魚やお肉類を使ったお料理や
お寿司を含めたご飯もの、麺類などもありました。
そうそう、抹茶豆腐やゆず豆腐などもおいしくいただくことができましたし、
デザートコーナーにあった「おからドーナツ」も、お気に入りになりました。

ゆっくりとお食事ができることは、私には嬉しいことです。
子供の頃から、多くの場合、家族でお話をしながらのお食事をしていました。
テレビを見ながら…なんてことは、あまりありませんでした。

ですから昨日も、お仕事のことを始め、結婚当初から今までのこと、趣味のことや旅行のことなど、
いろいろと話していますと、『あ～、しあわせ…。』と思いました。

多くを食べない私たちの場合、お店でお支払いする代金の多くは、
その場所を気持ちよく使わせていただいたことへの対価になると思います。
お食事がおいしいお店で、ゆっくりと過ごせる…、ちょっと贅沢な時間でした。

ごちそうさまでした。