元気でいてね。

「あれ？　にゃん子かしら？」

今日、お買い物から帰って駐車スペースに車を入れた時、５０ｍほども離れた森陰に
白い猫の姿が見えました。
このあたりで見かける猫の中では、にゃん子が一番白いのです。
そして、何よりも歩き方が、紛れもなくにゃん子です。

どこかから急いできたらしく、森陰からこちらを見ています。
しばらく様子を見た後、こちらに向いて小走りに寄ってくるのが見えます。
にゃん子は、私達の車がわかるらしいのです。

やがて、にゃん子の声がして、我が家の敷地に入って来ました。
お買い物の荷物を家の中に入れる間、甘えた声で鳴き続けています。

今年になって１か月もしない頃、にゃん子たちネコ族の恋の季節が訪れました。
雌猫のにゃん子を慕って(？）、雄猫たちは日参して子孫繁栄を願ったのでしょう。
数匹の男の子たちが入れ替わり立ち替わり現れていました。

長い恋の季節が終わったようで、最近はにゃん子を見かけるだけになりました。
雄猫に追いかけられていた日々には、にゃん子も落ち着かなかったようですが、
今では落ち着きを取り戻しているようです。

にゃん子は、今年で何歳になっているのでしょう。
私達がにゃん子と初めて出会った年から５年が経っています。

野良ちゃんなので、この厳しい自然の中での暮らしは大変かと思います。
でも、いつまでも元気でいてほしい…と思っています。
頑張ってね、にゃん子。

　
親ばかと言われそうだけれど…、「にゃん子、可愛いわよ。」