病歴…

先日、ある書類を作成することになりました。

その中に今までの病歴を書く欄があったのです。
病歴…と言われても、小学３年生までは、はしか、おたふく風邪など、
成長する過程で子供がかかる病気しか経験がありません。
小学校の４年生から高校を卒業するまでは、皆勤賞をいただけるほど元気でした。

成人してから１度だけ、微熱が続いて２週間の検査入院をしたことがあります。
検査の結果、特に悪いところはなく、過労から体調を崩したらしいのです。
２週間の間、休養がしっかり取れましたので、元気になりました。

結局、病歴欄に書く病気らしき病気はありませんでした。

今まで、ほとんど風邪もひいたことがない…そんな私なのですが
寄る年波に勝てず（と思いたくないのですが）シャキッとしない日があるのです。
若い頃の無理が、この年に出てきたのかもしれません。

２０～３０代には、両親の看病やお仕事の忙しさを口実に、
新幹線で西や東に何度も往復したり、睡眠時間も４～５時間が続いていました。
そんな生活を長い間続けて、その時は乗り越えたつもりでも、
身体の中に蓄積された無理が、やがて首をもたげてきます。

この年になっても、腰痛や肩こりを経験することもなく過ごしてくることができたことは、
とてもありがたいと思っています。
ただ最近は特に、自分の身体の声を聞きながら、静かに過ごしています。

書類を書くことで、自分の病歴(生活ぶり)を振り返ることができたのは良かったと
思います。
無理をした時期があったことを再確認することができました。

最近、シャキッとしない日に、主人に心配を掛けることを申し訳なく思います。
ごめんなさいね。

　このあたりも、芽吹きの季節になりました。