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ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

自由に警察を使う我が世の春の安倍さん…今や緊急事態条項まで手に入れようとしている…絶対に許しちゃいけないよ!

2019年07月19日 | 日本とわたし
今からちょうど6年前、わたしはこの記事を書きました。
その当時はまだ、普段語の大阪弁で書いていたのだなあと、今読み返すと懐かしい思いがします。
もうこの時から始まっていた。
そう思います。
安倍政権が続くことは、この状態がさらに加速していく、ということです。

安倍政権の政策についての抗議を、当人に直接伝えることができる場でやる。
これのどこが間違っているのでしょう?
「増税反対!」と叫ぶ。
「年金100年安心プランどうなった?」と書き込んだプラカードを見せる。
有権者としてできて当然のことです。
その声に、その書き込みに気づいたなら、壇上から答えるのが、国民に養ってもらっている者の義務です。
それがいや、それが怖いなら、壇上からとっとと降りて、議員バッジも外して、お金は潤っているのでしょうから、好きなゴルフをしながら余生を送ればいいのです。

もうこの政権、そして自民党は、その太鼓持ちをし続ける公明党と維新は、政治の世界から追い出さないといけない。
選挙のたびに思ってきましたが、今回はその思いが半端なく強いです。


先日北海道で行われた、安倍首相による候補者応援演説の場で、
「安倍帰れ」「安倍やめろ」と肉声で叫んだ男性、そして年金問題についてのプラカードを掲げた女性が、警察数人に連れ出されるという事件が続きました。

わたしが書いた記事中の女性は、大勢の公安と思われる私服警察官に取り囲まれ、移動させられました。

同じ年の7月4日に、こんな事件も起こっています。
詳細を伝えてくださった方のツイートを紹介します。



そして滋賀県の大津でも。


このように、警察が「トラブル防止」などという名目のもとに、どんな圧迫を加えているか、その実情を詳しく説明してくださった元道警警視庁の原田氏のコラムを紹介します。
一部引用はじめ:
今回の現場を指揮していたのは警備部門だ。
警備部門というのは公安部門ともいわれ、かつての特高の流れを汲む
警備部門が乗り出してきたのは、「安倍晋三総理の街頭演説に伴う警護活動」の一環と考えていたからだろう。
 
現場には、演説妨害を阻止する「制圧班」のほか、録音・録画の「採証班」日ごろから政府批判を繰り返す人物に対する「監視班」、それにこれらを統括する「指揮班」が配置されていたに違いない。
 
「通常の活動」とか「現場の警察官の判断で動いている」という説明も、こうした大規模な体制を組んでいたことを隠すためだろう。
明らかに組織的にやった行為なのに、批判を浴びると現場の責任に転嫁する意図がみられる。
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こうした警察のやり方をみると、戦前の行政執行法(明治33年)1条の予防検束「暴行、闘争その他公安を害する虞(おそれ)のある者に対する処分」が復活したような気さえする。
「やりそうなやつの身柄を拘束してしまう」という、特高時代の代物だ。
 
3年前の参院選では、大分県警の別府署が、民進党現職らの支援団体が入居する、大分県別府市の建物の敷地内に無断で立ち入り、隠しカメラを設置して監視していたことが発覚した。これも、法律的な根拠を欠く違法行為だ。
 
警察は、法律の執行機関として、誰よりも厳しく法律を順守する姿勢が求められると思う。
しかし、残念ながら、警察内部には、
「治安維持にためなら、多少の違法行為は許されるのではないか」という、誤った風潮がある。GPS捜査が最高裁で違法とされたのは、その典型だ。
 
最近、共謀罪のように、それまで犯罪ではなかった市民の行為が、犯罪とされる法律ができたが、
こうした警察内部の風潮が、一層強くなっているのではないかと思わざるをえない。
 
私は、演説を聴きにきた人がヤジを飛ばすことも、選挙への参加のひとつの形態だと思う。
ヤジを飛ばすというのは、政権に対する一つの批判行為かもしれないけれども、
札幌の人にとっては、首相に対して直接抗議する唯一の場、選挙に参加する行為ともいえよう。
品があまりよくないかもしれないが、有権者がヤジも飛ばせないような選挙は、民主主義の選挙ではないと思う。
警察が、過剰な警備で、市民を選挙から「けしからん」と一方的に排除するのは、民主警察のやることではない。





みなさん、投票に行ってください!

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