ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』事情

2019年01月20日 | 米国○○事情
今日のお月さんは、何やらすごいらしい。

その名も『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』?!

まずは、大きく明るい=スーパームーン。
皆既月食によって赤銅色になる=ブラッドムーン。
ほんでもって1月の満月だから=ウルフムーン。

全部足してくっつけて、『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』というそうな。

昨日から雪が降って、なぜか気温がぐんと上がって雨になり、それが止んだと思ったら今度は気温が急降下。
明日の月曜日は、最高気温がマイナス5℃、最低気温がマイナス15℃になる。

だからいくらスーパーでブラッドでウルフなお月さんでも、極寒の屋外に出てまでして写真を撮る気になれない。
せっかく、やっとのやっと、元旦から始まった超〜しつっこい咳と鼻水が治りかけてきてるこのタイミングであり得ない。

ボケボケの写真だけど、一応記念に。

2019年1月21日午後6時の、東の低い空に浮かんだお月さん。




南のかなり高い位置に移動してた、11時半のお月さん。


肉眼では赤銅色だけど、わたしのデジカメではこれが限界。

ああ恥ずかしい!原稿なしでは会話も答弁もできないような首相に、まともな外交なんてできやしない!

2019年01月20日 | 日本とわたし
今日紹介するのは、今から6年近くも前の、安倍首相とプーチン大統領の共同記者会見の模様です。
プーチン大統領の呆れた表情、深いため息は、安倍首相をどれだけ見下げているかを明白に示しています。
日本の国会の場では知らんぷりの安倍首相も、さすがにここではオタオタと恥ずかしそうです。

これは6年近くも前のことですが、それから現在までの国会の様子を見る限り、残念ながら原稿ありきの質疑応答ゴッコは、いまだに続いています。

では、2013年の日露共同記者会見における、プーチン大統領に完全にバカにされている安倍首相の巻



第二次安倍政権で最初(2013年4月28日)の、プーチン大統領との共同記者会見


『質疑応答』

原稿を音読する日本人記者:
北方領土問題が未解決の中、ロシアの実効支配が強まっている現実を指摘。


安倍首相:
原稿チェック!


記者:
日本にとっては受け入れがたいような状況になっていると思いますが、安倍総理はどのような認識をお持ちでしょうか。


安倍首相:
原稿チェック!


記者:
そしてプーチン大統領にもお聞きします。
ロシア政府は、今後も同じような政策を、北方領土に対して継続するお考えでしょうか。

安倍首相:
原稿チェック!


記者:
その場合、日本の領土交渉への影響について、どのようにお考えでしょうか。

安倍首相:
原稿読みを始める。

ご指摘のような状況は確かに、日本の立場と相容れないわけでありますが、今回の共同声明において、『双方の立場の隔たりを克服し』とあるように、
重要なことはですね、そのような問題は、根本的に解消するために、北方領土問題を解決するしかないということでありまして、


今回のプーチン大統領との合意を受けて、交渉を加速化し、


毎度おなじみ
「交渉を加速化し」


そして平和条約の締結に向けて、努力をしていきたいと思います。

プーチン大統領:
私が今、注目したのは、記者の方が質問を紙から読み上げていたことです。
この質問を、多分、他の人からもらったかと思いますけれども、その人に対して次のことを伝えていただきたいと思います。












ここで本当にすごいため息をつくプーチン大統領。


聞こえないふりしてても片方の眉がちょっと釣り上がる安倍首相。


プーチン大統領:
この地域なんですけども、ロシアの他の地域と同じロシアの国籍を有する人たちが住んでいるわけです。


あとは早送りで聞き取れません。






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こんなことが通じる国会のまま放っておいたら、日本の主権者の名が廃ります。
この制度をまずやめさせましょう。
本当に恥ずかしいです。

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そしてこれは、2年前の2016年に、安倍首相のお膝元、山口で行われた、日露首脳会談の共同記者会見でのプーチン大統領の話です。
もちろん原稿など無しに、ロシアの立場、考えを滔々と訴えています。
このようなロシアの考えは、この時から今も、何も変わっていません。
横に立つ安倍首相は、内容をどこまで理解できていたのか、そして今、理解できているのか。
わたしにはできているとは思えません。
今回も、民間企業のトップたちをぞろぞろ引き連れていこうとしていましたから。
もちろんきっぱり断られましたけれども。















































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今、第三次安倍政権として、日露首脳会談が22日に行われるわけですけれど、開催前からかなり雲行きが怪しいことになっています。







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恥ずかしついでにこちらも。