ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

辺野古の海を守りたいって思う人たちはみんな

2018年12月21日 | 日本とわたし
今一番必要なことは、辺野古の基地建設を止めることです。
1日でも早く工事を止めて、辺野古の海の破壊を少しでも少なくすることです。

沖縄出身であるかないか、沖縄の歴史を身を以て体験したかいないか、沖縄がこれまで抱えさせられてきた歴史を背負っているかいないか、
それらのことはもちろん、本質的なところで大きな違いがありますし、それらの有無が生み出すギャップは埋め難いことも理解しています。

でも、でも、今はとにかく、どこの出身であっても、何歳であっても、どんな環境で暮らしていても、

辺野古の海を守りたい。
辺野古の海を守ろうとして戦っている人たちを支えたい。
沖縄で起こっていることを自分のこととして考えたい。

そんな心、Heart、チムがあって、ムズムズする気持ちを行動に移す人たちを、喜んで受け入れて、一緒に頑張ろうって言って欲しいです。

言葉足らずだったり、考え足らずだったり、認識不足だったり、経験不足だったり、いろんなことが足らなかったり欠けてたりするかもしれないけれど、
ドカドカと土足で入ってって、不愉快な思いをさせてしまうこともあるだろうけど、

辺野古の海の美しさに心を打たれ、その海が無残に殺されていくことに心を打ち砕かれ、なんとかしなければと立ち上がった人たちを、沖縄の大きな心で迎えてください。

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12月18日、サンフランシスコでの沖縄国際連帯デーの集りを取材した、大矢英代さんのビデオです。
参加者の方々の言葉がとても胸に響きました。
文字起こしの代わりに、キャプチャー写真で紹介させていただきます。

【日本語字幕付】International Day of Solidarity with Okinawa in San Francisco / 沖縄国際連帯デーinサンフランシスコ











































































































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せやろがいおじさんも、辺野古への基地移設に一言言ってます。
あんまり早口なので、文字起こししました。

辺野古への基地移設に一言【せやろがいおじさん】


お〜い、全国のみなさ〜ん、

辺野古に土砂投入されたけど、どない思てる〜?

日本にある米軍専用施設の7割が、沖縄に集中している上に、今、辺野古に新しい基地を作ろうとしている。

県民は選挙で、辺野古への移設NOの民意を示したのに、今、ああいった形で、土砂が投入され続けとる。

確かに、防衛の面はめちゃめちゃ大切や。

それに、世界一危険と言われている普天間基地の早期返還も、喫緊の課題や。

そのために、辺野古への移設を進めようという意見もめっちゃわかる。

沖縄の人ももちろん、外国に侵略されたいわけやないし、普天間基地の危険性は誰よりも身に染みて分かっとる。

けど、それらの不安を解消するために、辺野古が唯一の手段と言われると、イマイチ納得出来ひんねん。

防衛の面も、極東の有事は、韓国に展開されてる米軍の戦力で、十分対応できるという情報があったり、

辺野古の短いV字滑走路では、米軍の主力機が離着陸できないから、あんまり使えへんとかいう情報もあったりする!

また、早期の普天間基地返還という面から見ても、辺野古がマヨネーズ並みの超軟弱基盤であることが分かって、地質改良込みの工事だと、工事期間が13年かかるという情報や、

辺野古に移設しても、他に8つの条件が揃わないと、普天間返還は実現しない、みたいな情報もある。

他にも色んな情報が飛び交う中、

ホンマに辺野古じゃないと防衛力を維持できひんのか?

ホンマに辺野古なら、普天間を最速で返還できるのか?

疑問に思ってる県民はまだまだ多いと思う。

今、沖縄に必要なのは、そういった疑問に対する丁寧な回答やと思うねん。

なのに、お偉いさんから聞こえてくる言葉は、

「辺野古が唯一の選択肢」という言葉だけや。

何を言っても同じ答えしか返ってこない。

もうほぼドラクエの村人や。

「沖縄に寄り添う」って言ってくれたよな。

じゃ、最低限、沖縄県民が納得するまで説明しよ。

もっと言わせてもらうなら、難しいかもしれんけど、可能性がちょっとでも残ってる限りは、

新しい基地を作らずに、普天間基地を返還する方法を、一緒に模索しよ。

そこまでやってこその「沖縄に寄り添う」やろ。

今の状態は、「沖縄に寄り添う」じゃなくて、「沖縄にもたれかかる」やから、一見寄り添ってるように見えて、下の棒だけに負担がかかってる『人』という字みたいになってるから、

(メガネ飛んだ)

ほんで、こんな民意無視されまく(ゴボッ)りの状況で、若者に選挙行こうって言える?

そんなもん、「もう駅名は『高輪ゲートウェイ』に決まってるけど、他の候補も募集しまーす」って言うてるようなもんやぞ。

今度の2月に、辺野古移設を問う県民投票あるけど、その民意も無視されたら、いよいよ若者の政治への諦め、エグくなるぞ!

いや、でも、国民が投票して今の政権が選ばれた結果、この政治が行われてるって言う人もおると思う。

確かにそれも分かる。

でも、政権取ったら無敵で、野党の批判も国民の意見も総無視していい、みたいになったらヤパいやん?

政権取った〜!が、マリオにおける「スター取った〜!」みたいになったらアカンと思うから、

色んな批判の声を上げて、その声を拾い上げてもらいながら、政権運営した方がええと思う!

ほんで、この件について触れる時、やたらと口悪くなるのなんで!?

右と左の罵り合いの悪口合戦。

マウンティングの取り合いが行われてる!

そんなわざわざ対立を深めるような言葉と態度、取らんでもええと思う。

今からちょっと、綺麗事言うから覚悟してな。

右と左って、敵対・対立っていう構図あると思うんやけど、ホンマにそうかな?

右足左足、両方動かしていかんと前に進まへんように、右の意見左の意見、両者を取り込んでいきながら、より物事を前に進める議論って、出来ひんかな!?

右と左は敵じゃなくて、より良い着地点を見つけるための、相棒やと思うねん!

だからもう、くだらない悪口とかは抜きで、右の意見も左の意見も踏まえた上で、辺野古以外で防衛力を保つ方法はないか?とい方向で議論しようや。

わぁ〜!!

思った以上の綺麗事やったね!

クッサいね!

聞いてるだけで恥ずかしいね。

でも俺は本気でそう思う。

罵り合いをやめて、対立が対話に変わった時、この国にある「政治のこと語るのはタブー」みたいな空気感も、変わっていくと思う。

この国に住む人たちがこの国のことについて語るのが、タブーなわけがないやん。

もっとなんか、「昨日のMステ見た〜?」ぐらいの感じで、「昨日の国会見た〜?与党の答弁マジ卍」ぐらいの感じで語ってええと思う!

まあいろいろ言うたけど、これはあくまで俺一個人の意見や。

この動画見て、「改めてわたしは移設容認派やなあ〜」と思った人は、それはそれでええと思う!

ほっときゃ移設工事は進むと思うし。

ただ、やっぱりわたしは、移設反対派やな。

この件を含む、いろんな(物事に対する)政府の強引なやり方は、そろそろ見直す時期に来てるんじゃないかな〜?
と思う人は、ちょっと動いてみいひんか?

簡単なことでええ!

ホワイトハウスに、「県民投票まで辺野古の基地移設待って〜」ってお願いする署名を、ネットでやることができる。

これなら指一本で参加できる。

なんならこの件について、友だちと話してみる、とかだけでもええと思う。

とにかく、なんか動いてみよ!

流された末に辿り着いた未来と、動いた末に行き着いた未来では、受け入れ方違ってくると思う!

代案も出さんと、さっきから偉そうなことベラベラと喋って、申し訳ない!

ただ、最後に、沖縄出身じゃない、本土出身沖縄在住の俺やからこそ、言える一言を言わせてくれ!

この問題は、民主国家としての在り方を問われている。

だから、沖縄の問題やなく、日本の問題として考えよ〜!

せやろがい!



3ステップでOK 米ホワイトハウスへの嘆願、署名のやり方は?
【沖縄タイムス】2018年12月19日
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/361226