ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

誕生日と桜公園と爆弾テロと

2013年04月15日 | 家族とわたし
いやもう、50過ぎたらなんもかも一緒、みたいな感じで生きてるのやけど、
それでもやっぱり誕生日っちゅうもんがきたら、ひとつおっきなるわけで、

その日の朝に遊びに来てくれた珍しいお客さん。


わたしの左側の窓からは、ポンポンに咲いてくれたポンちゃん。


というわけで、今年は見事、満開の日と重なった幸せを満喫しようと、隣町の、家から車で10分弱のとこにある、桜公園に行ってきた。

桜の町と銘打ったBELLEVILLE。さすがにこの町の通りには桜がいっぱい♪


道中(というても、ほんの5分ぐらい車で走っただけですが)、よく行くベトナムレストランでエッグヌードルを食べ、いざいざ!

着きました!おぉ~咲いとる咲いとる!


いやもう、ほぼ満開です♪さぶいけど……。


ソメイヨシノちゃんも!




うっとり……。


携帯でパチリ。


なんとも物々しい警察の見張りっぷり!


新しくできてた桜館。




イタリアンのおっちゃん達が盛り上がってた!


ぐるぐると、どこまで歩いてっても続く桜並木。


堂々たる老いっぷりがかっこいい。


青空もうっとりと桜を見下ろしてる。


ああきれい!


この季節に生まれたことに感謝!


てくてく、てくてく歩いていくと、


あ、いたいた、カモさんのカップル♪


こちらのカップルは、黙々と食らう妻と、瞑想する夫。




ここからは、少しだけ遅咲きの桜の園。






絵を描く人。


みんなちがってみんないい。




そんな、桜ばっかし撮ってどないする!けど、けど、撮らずにはいられない!だってわたしは桜の子やから。










車を取りに戻ってくれた旦那を待つ間に。

見事なよだれ、いや、もとい、しだれ桜。


三角おにぎり桜。


ああ、桜が咲いてるとこの空気は、ほんまにおいしい!


気分よく家に戻り、仕事の準備をした。
最後の生徒を迎えに来てくれた父親が、ボストンマラソンで起こった爆弾事件のことを教えてくれた。
今日は4月15日。
確定申告の日。
大人やったら誰しも、この日が来るのをあまり嬉しく思わへん。

けれどもこの日は、1775年に起きた、米国独立戦争の最初の日でもある。
そやからボストンなどでは、『愛国者の日』として定められてる。

なんでこの日の、ボストンマラソンのゴール地点を狙たのか。
誰がやったのか。
なんのためにやったのか。
まだなにもわかってない。
犠牲者の中には、小さな子どもも含まれてる。
どんな思想や事情があっても、こんな暴力で解決できる物事なんて無い。
無差別で、卑怯で、汚らしい。


同じ日にわたしは、旦那姉や母から、ハッピーバースデイの歌を歌ってもらい、旦那から花束や桜の苗木をもらい、息子たちからプレゼントとケーキをもらい、
みんなのあたたかなおめでとうメッセージをもらいして、本当に幸せな一日を過ごした。


戦争もテロも、この世から、消えてなくなれ!