ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

パソコン中毒

2010年10月26日 | ひとりごと
わたしはれっきとしたパソコン中毒者です。
ずっと以前からそのことについてはわかっていたけれど、そして何度も治そうと思ったりもしたけれど、そのたびにいつも自分に都合のいい理由をつけて、まあしょうがないんじゃないか、と甘やかしてきました。

丁度子育てが終わり、自分がしなければならないことは家事と仕事と練習と雑用だけになった頃から、別に小説を書くのでもないのに、パソコンの前に座って遊んでいる時間が長くなり、用事と用事の隙間には立ち寄っては、頻繁にメールやブログをチェックしたりするようになりました。
「十年前なんて、パソコンを毛嫌いしていて、近くに寄ることすら嫌がっていたのに……」と、パソコンにすっかり妻を取られてしまった旦那は、時々思い出したように独りゴチています。

特に、ずっと前から好きで遊んでいた、麻雀パイを積み重ねた物を同じ柄のペアを見つけて消していくゲームをすると、便意をモヨオすことに気づいてからは、朝食後にこのゲームをするのが癖になり、それが高じて、いつだってしたくなってしまいました。
けれども、家族(旦那と息子達)が、このゲームにだけはハマって欲しくないと、嘆かわしい顔をしてはっきりと抗議してくるので、彼らが近づいてくる気配がすると、サッと違う画面を出して誤摩化している自分が、我ながらかなり情けないと思っていました。

首を痛めた時、これを機会にやめよう!と決心してみたのも束の間、中毒者らしく、堂々と元の木阿弥に戻り、一昨日と昨日の晩など、気がついたら夜中の1時?!
朝になってボォ~ッと起きてきたわたしを見て、「どうして昨日はあんなに遅く寝たの?」と聞いてくる旦那に、正直に答えることができませんでした。

このブログを書くことは、わたしの毎日の日課になっているので、これを削ることはできません。
新聞もある程度は読みたいけれど、かといって、毎日毎日、何時間も座って読む必要もありません。
パソコン時間を減らしたらきっと、できることがいっぱい出てくるでしょう。
寂しがっている旦那にもきっといいに違いありません。

わたしは基本的に座っている時間がもともと長い(食べている、仕事をしている、ピアノを弾いている)ので、これ以上座っていると、お尻が椅子の形になってしまうし(すでにかなりなっている……)、ずっといつも何かを読んでいるので目が異常に疲れているし、多分それのせいで目の下に不細工なクマがくっきりできています。

今度また、頭の中に話がまとまってきて、それを吐き出したくなる(小説を書きたくなる)時まで、ブログ以外のパソコン時間を極力減らそう。
昨日の夜中に、今日そのことを決心しようと、布団の中で決めました。

『中毒者の決心ほど脆いものは無い』

さて、この定説を崩すことはできるのでしょうか。