ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

もうひとつのお漏らし

2009年12月09日 | ひとりごと
うちには水曜日から土曜日まで、毎日数人の生徒達がやって来ます。
生徒達だけの時もあれば、親兄弟姉妹が一緒の時もあります。

時間によっては学校から直通だったり、スクールバスがいつもより遅れて慌ててすっ飛んできたりするので、まずはトイレ!と、トイレに駆け込む子も多いです。
付き添いの親御さんやチビちゃん達も然り。

なので、家探しをしている間、わたしの頭の中の1番の関心事はトイレの数と場所でした。
前の家はとても好きだったしトイレもふたつあったけど、生徒達が使うトイレは台所続きにあって、レッスン室からまず台所を通り抜けないと行けませんでした。
わたしはそれがいやでいやで、とにかくレッスン室からすぐに行けるトイレ、それが叶わないなら、せめて台所を横断する必要のない家を探していました。

で、この家は、レッスン室の隣にシャワー室があります。今朝は雨漏りでびっくりしたけど……。
その部屋は台所にもつながっているので、ドアがふたつついていて、どちらかのドアの鍵をうっかり閉め忘れると、たまにヤバいこともあります。
それはさておき、その便利さもあってか、そりゃもう大繁盛。水曜日から土曜日は水洗の音が鳴りっ放し。

今日、お兄ちゃん達のレッスンにお母さんと一緒についてきた5才の男の子が、トイレに入ったまま一向に出てこないのです。
まあ、こういうことは珍しくないので、様子を見い見いレッスンをしていると、怪しい音が中から聞こえてきました。
こちらのお母さん方は得てして、3才であろうが4才であろうが、その子が自分独りでしたいと言うとまず手伝ったり確かめに行ったりしません。
何が起こっているのかメチャクチャ確かめたかったけれど、母親が動かないのに、よそのおばちゃんが行くわけにはいきません。
それに当然、鍵を開けてもくれないし。
とりあえず、お兄ちゃん達のレッスンを続けていると、やっと出てきた坊や、なにかゴニョゴニョわたしに言いました。
「なんであんなとこにバケツがあるの?」
「ああ、今朝ね、天井からお水が落ちてきたからよ」
「ふーん、濡れた?」
「うん、まあ、ちょっとね」
「まだ濡れてるよ」
「そう?後でまた掃除しとくね」

彼の報告はとっっっっても正しかったのでした!
便座はもちろんのこと、便器の後ろ奥に置いてある掃除用具、生理用品入れまでべチョベチョ、どっひゃ~

いったい彼は、どこに向かって放尿あそばしたのか……。
故意ではなかったにせよ、せめてちょっとヒントをおくれよぉ~!

あと、手洗いしようとしたんでしょう、わたしの洗顔用のオイルを手に取り、それはオイルなので当然ヌルヌルするだけで泡立たず……、
焦って横に置いてあった、手洗いのための液体石鹸を思いっきり使い切り……しくしく

というわけで、坊やが報告してくれた「まだ濡れてるよ」は、とってもとっても正しかったのでした。
今日は水難の日、だったようです。
でも、おかげでトイレの周りがめちゃんこきれいになりました。ありがとね、坊や。

初体験

2009年12月09日 | お家狂想曲
昨日夜半頃から、冷たい冬の雨が降り始めました。
雨脚は強くなったり弱くなったり、けれども一向に降り止まず、今日も一日雨の予報が出ています。

朝起きて一階のシャワー室に入ったら、チベタ(←冷たいの関西弁)雨漏り発生

大家さぁ~ん!雨漏りやぁ~!

なんてもう、のんきに頼んで直してもらうわけにはいかなくなったわたし達。
ひとまず応急処置バケツに登場していただき、雨が止み次第、旦那に屋根に上っていただきましょう。



このシャワー室が、かの有名な『ダイビング・クイズ』仕様のトイレシートがある部屋です。
『ダイビング・クイズ』、知ってはりますか?解答者が滑り台に乗ってて、答を間違うとその滑り台の角度がどんどん高なって……ついには風船がいっぱい入ったプールにどぶん!体力と知力を競う、『クイズ・タイムショック』に並ぶ、わたしの大好きな番組なのでした。
この部屋のトイレに座るたび、わたしはあの番組の解答者になった気になって、ついつい必要以上に両足を踏ん張り、あるはずのない手すりを探してしまうのです。

結局は、床がかなり傾斜してしまってるってことなので、いつの日か、お金持ちになった暁には、ジャッキでグゥッと部屋ごと上げてもらうつもりです。
ほんでもって、その時もし、できるならば、シャワー室ごと改装して、日本式お風呂場ってのに作り替えたいと密かに企んでいるわたしです。

みなさん、こちらにお出での節は、ぜひぜひ、どっぷりと湯船につかりに来てくださいませ。
みなさんのお越しを、番台に座りながらお待ちしております。

な~んてこと言えるのはいつのことになるのやら……。

タイソン危うし!もとい、まうみ危うし!

2009年12月09日 | 友達とわたし
今頃ほんとは必死のパッチでピアノの練習をしているはずのわたしが、なぜにパソコンの前でカタカタキーを打っているのでしょう?

今朝早く、タイソンからメールが送られてきました。

ごめん!決まるはずの仕事がボツになった。これから1日かけて、別の会社に当たってみたいから、今日の練習、まうみがそれでも良かったらキャンセルしていい?

いやはや、全く別の事情でキャンセルが嬉しいわたしでしたが、彼の事情がかなり気になったので、やんわりと尋ねてみました。

どうやら完全に仕事を辞めたのではなく、一緒に事業を起こしている仲間と大げんかをして、しばらく仕事場に行かないことに決めた、という状況のようです。
でもmもともと東海岸の天候や雰囲気に嫌気が差してきてるタイソン。ヴァイオリンのためにも自分のためにもと、彼のカリフォルニアへの帰省願望は募るばかり。
や、やばいんじゃない?この状況

まあ、これはあくまでも自分勝手な、ただただ一緒に演奏したいピアノ弾きの焦りであって、彼は彼の人生を生きたいように生きる権利があるのだから。
息をひそめて見守りたいと思います

あ、でも、おばちゃんはちょっと頑張ってみました。

『タイソン、もし仕事がすぐに見つからなくて、そっちのアパートに住むのが難しくなったら、仕事が見つかるまでうちの3階の部屋使ってもいいよ。あ、ピアノももちろん、わたしが弾いてない時は弾いてもいいからさ』
な~んて、姑息なアイディアをメールしたのでありましたケケケ
あっ!旦那に相談してないっ!雷落ちたらどないしょ

米国エンジニアリング卒業プロジェクト事情

2009年12月09日 | 米国○○事情
息子T、卒業プロジェクト完成です

http://www.youtube.com/watch?v=JA2wtOJLKHk

もし良かったら、↑をユーチューブで見てやってくださいまし。

Remote control + Web interface that can control home electronics from anywhere in the world.
ということで、パネルからなにから、全部自分達でデザインして作ったそうです。

結果を見てるだけのわたしには、ふ~んで済んでしまうけど、ゼロからあれを作り上げた彼らの苦労と我慢は、並大抵のことじゃなかったと思います。

よう頑張ったな若者達!
英語の問題も、ひとりぼっちの不安も乗り越えて、よう踏ん張ったなT!