リスタートのブログ

住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えました。

ハウスメーカーの選び方

2006-02-22 12:02:43 | 家づくり
仕事柄、住宅展示場に行く機会が多いのですが、いつ行っても豪華な外観と趣向をこらした内装で、どのハウスメーカーのモデルハウスを見ても「夢の御殿みたいだな」と思ってしまいます。

どのモデルハウスも、それぞれに特徴があって、力のいれどころが微妙に違います。ですから、基本的には、まず一番お気に入りになったメーカーの話を聞くことから始めてみましょう。

そして、その話の中で大事なのは、人です。つまり担当者。

担当者との信頼関係がうまくいかなければ、どんなに名の知れた一流のハウスメーカーでも、その住まいづくりはうまくいきません。

もし、本当は違うメーカーに頼んだ方が良いのに担当者と相性が合わないとき、また、このメーカーは有名ではないけれど、担当者が親切だし誠意を感じる、というケースなど色々ある思います。

この人と心中する、とまで思えれば問題ありません。
その気に入ったメーカーに頼むべきです。

また、最初にピンと来たハウスメーカーに、おたくに頼みたいけど担当者が合わないから変えてくれと言えるのであれば、そうしたほうがいい場合もあります。
でも、なかなかそこまで押しの強い方はいませんよね。

通常、展示場をまわれば、アンケートに記入し、パンフレットをもらい、帰ってくるというのが普通のパターンです。
そして後日営業マンから毎日のように電話がかかり、呼んでもいないのに訪問され、うちの家が一番という話を延々と聞かされます。

参考プランが出来たといっては訪ね、見積りができたといっては訪ね、たまたま近所に来たからといっては訪ねてくるのです。
そしてあなたは毎回、毎回、営業マンの「会社自慢」に耳を傾けなければならないのです。

営業は押しが強くなければダメ! というのは、どの業種でも共通です。
ただ、図々しさと押しの強さを勘違いしている人がほとんどのようですが。

そんなパターン化した営業マンをじっくり観察して、あなたにとってその人が、そしてそのハウスメーカーが何をしてくれるかに、一番こだわることが、いい家づくりの一歩です。

そして、その担当者に「適度な我が儘」をぶつけてください。
その「適度な我が儘」を理解してくれる人が、あなたにとって最適な営業マンです。

一生に一度のマイホームです。信頼できる担当者と、こころゆくまで、納得できるまで打ち合わせをすることが、あなたの家づくりを確かなものにします。



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