1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

アメリカ、デフォルト回避は不可能か(2)

2013-10-31 | ラジオ
チョスドフスキー教授は、現在アメリカは国有財産、自治体の財産の大規模な民営化の瀬戸際に立っていると考察している。すでにデトロイトを含む100の都市が財政破綻を起こした。このため、今日、アメリカ・オリガルヒの手は、このあまり旨味のない財産のほうに伸ばされている。
チョスドフスキー教授は、この問題に関しては民主党と共和党の間には論争はなく、両党とも同じロビイストのグループに仕切られていると指摘して、さらに次のように語っている。
「我々がロビイストグループというとき、これはコーク兄弟のような一つや二つの金持ちの家族のことではなく、ウォールストリート全体やJPモルガン・チェース、アメリカ中央銀行、それから連邦準備銀行などのような銀行を指している。
これは名称としては連邦だが、実際は国債を握る民間の機関だ」
教授の発言だ。

チョスドフスキー教授はアメリカは社会問題の縮小、ギリシャを手本とした節約経済政策を取らざるを得ないという見方を示している。
問題はこれを如何にして行うかということだ。オバマ大統領の提唱する、いわゆる万人の手に届く健康保険プラグラム(?)は、節約経済のなかで、どうしても落ちこぼれてしまう市民にホワイトハウスが提供したいと考えている、一種の救命浮き輪なのだ。
ところが共和党議員たちは、この救命浮き輪には一銭も費やさず、国有財産をアメリカで大企業を指していうところの、デブ猫たちにすぐにでも分け与えたいと考えている。
ホワイトハウスと議会の間の大論争は、まさにここに原因がある訳だ。

「健康保険プラグラム」って何だ???

アメリカ人大富豪~世界一の考え方
クリエーター情報なし
メディカム

10月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。