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フィンランドは子供のいる家族にとって危険な国(2)

2012-10-21 | ラジオ
今回のような出来事は初めての事ではない。フィンランドではロシア人の家族が破壊されている。
例えばアントン・サロネン君は、フィンランド人の父親に外交官用の自動車のトランクに入れられて連れ去られた。また7歳のロベルト・ランタラ君は、両親と会うことが許されなかったため、養護施設から何度も逃げ出した。
またユーリャ・プトコネツさんは、母親が昼食前に甘いものを食べるのを禁止したことにより、母親と引き離された。

フィンランド反ファシズム委員会のベクマン委員長は、これら全てはロシア人の母親たちに対する、公な迫害と非常に良く似ているとの考えを表し、次のように語った。
「私たちはフィンランドでは、ずいぶん前からロシア人の母親ならびに、ロシア人の子供に対する、ある種の政治運動が行われていることに気づいている。
これについてはすでに多くの例がある。残念ながら、状況は良い方向には展開しておらず、反対の方向に向かっている。
フィンランドには現在、ロシア人とフィンランド人の夫婦や、その子供たちが数千人いる。私はフィンランドは、これらの問題を解決するために、一刻も早くロシアと対話しなければならないと考えている」
委員長は、このように話している。

ロシア児童権利局のヴィフロワ顧問は、裁判や家族の取調べをせずに子供を取り上げ、その後、数ヶ月にわたって審理が行われることで、子供の精神状態は深刻な影響を受けると指摘し、次のように語っている。
「何よりも重要なのは、子供に害を与えないことだ。親の側から子供に対する違法行為がなかった場合、子供を早急に家族の元に戻さなければならない。
事件を数ヶ月あるいは1年以上かけて審理してはならない。そのような政府の行動は、子供たちに精神的苦痛を与える。私たちは本質的に子供の保護を受けている」
顧問は、このように話している。
私たちは本質的に子供の保護を受けている(なんか変な言葉のようなきがしてならない)

なおザヴゴロドナさんは、夫と一緒にある決定を下したと伝えた。ザヴゴロドナさんの家族は、子供たちが戻ってきたら即刻、フィンランドからロシアに移住するということだ。

10月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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