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中国元、下がる必要がある

2012-08-13 | ラジオ
中国では人民元緩和の決定がとられたようだ。中国人民元は中国経済の鈍化のなかで輸出を支えるため、いわゆる受け入れられるレベルにまで下がる必要がある。影響力のある政府系新聞・中国証券報が伝えた。
これは長年にわたって人民元の切り下げ(?)を求めている、アメリカとの貿易摩擦をさらに刺激する可能性がある。

中国証券報によると、世界経済および中国経済が弱体化しているなかで、人民元を切り下げる必要があるとしている。
今年2012年第二四半期には中国のGDP成長率は、ここ3年で最低の7.6%にまで落ち込んだ。なお第一四半期には8.5%だった。
同時に世界需要の弱まりから中国の輸出が落ちている。これは中国の多くの輸出志向分野が難しい時期を迎えていることを意味している。
中国人民銀行は、債権銀行および企業が資金の不足を感じていることを認めざるを得なくなっている。同時に金利の50%カットが発表されたほか、銀行の義務準備金レベルが引き下げられた。専門家たちの予測によると、中国中央銀行は近いうちに金利の引き下げを継続するとみている。
人民元の切り下げは中国の輸出産業にとって追い風となる。

会計コンサルティング会社エフベーカーのニコラエフ戦略分析局長は、次のように指摘している。
「もちろんさらなる人民元の切り上げは中国のためにはならない。中国人たちはプラグマティストですから、自国の製品に対する需要を高めることを否定することはないだろう。これは人民元切り下げを通じてのみ可能だ。
さらに需要拡大策は、すでに3、4年前から行われており、この部分では新しい可能性はないのだ」
分析局長は、このように話している。

中国証券報が人民元切り下げを予測したということだけで、すでにビジネス界には前向きな期待が生まれている。
さらに政治の力で、この傾向を加速化させることができるだろう。中国は最近2年間、アメリカに歩み寄りを見せ、人民元を段階的に切り上げてきた。毎回それは市場景気への対応で説明されてきた。ですが今年初めから人民元はドルに対して1.23%安くなった。市場筋はさらに今年末までに1%下がる可能性があるとみている。

アメリカではこのような人民元切り下げの政策が、不満を持って受け止められるだろう。中国企業がアメリカ市場および欧州市場で、有利な立場に立つことになるからだ。
カウンターアタックは必至だ。アメリカは経済分野以外での中国への批判を強めることとなるだろう。

この若い女性アナウンサー何を言ってるの???。アメリカは、中国に人民元の切り上げを求めているでしょうが・・・。なんで(?)の箇所が切下げになるの???
こんなレベルの放送では話にならない。

中国経済 あやうい本質 (集英社新書)
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集英社

8月8日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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