1010 Radio

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ロシアの声(1月4日放送)

2007-01-05 | ラジオ
●この1月に国連安全保障理事会で議長国を務めるロシアのチュルキ
 ン国連大使は、この国連で最も影響力のある期間の1月の作業プロ
 グラムを提出したが、1月8日には国際的な平和と安全に対する脅威
 をテーマとした安全保障理事会が予定されており、この会議には国連
 の新しい事務総長となった、パン・キムン氏が出席する。
●アラブの衛星TVアル・アラビアが、イラク政府の情報筋の話として伝
 えたところによるとフセイン元大統領の異母兄弟で、イラク諜報機関の
 元指導者Barzan Ibrahim氏と、Awad Hamed al-Bandar元革命
 裁判長長官が、今日絞首刑に処せられる。
 アル・アラビアTVによると死刑の執行に必要な文書は、すでに署名さ
 れているものの、被告はアメリカ側に身柄を拘束されており、まだイラ
 ク側に引き渡されていない模様。

●サウジアラビアの新聞は、イラクのサダム・フセイン元大統領処刑に
 立ち会った人物の一人からの情報として、サダム・フセイン元大統領
 の処刑人の一人はサドル氏であったと報じた。
 この証言によるとサダム・フセイン元大統領が絞首刑になる前に、刑
 が執行される場所の隣に居る黒いマスクを着けたサドル氏を見たとい
 う。死刑執行前に公表されたビデオによると、処刑人は目の部分だけ
 が開いたマスクを被っていた。
 サドル氏はフセイン元大統領に対し個人的な恨みを持っていた。サドル
 氏の父親は、1999年シーア派の聖地で殺害されたが、シーア派の信者
 たちは、この殺人をフセイン体制の仕業だと一致して非難している。
 イスラム教シーア派の与党勢力となっている、今のイラク連合政権に大
 きな影響力を持っているマリキ首相に圧力をかけ、2006年の年末までに
 フセイン元大統領を処刑するよう求め、自ら処刑に加わりたいと強く主張
 していたとう情報も入っている。
 
 携帯電話でまた撮影されたと言われる執行ビデオには、集まった人々が
 フセイン元大統領を愚弄し虐待する様が映し出されていた。このビデオは
 イラクで大きな怒りを呼び起こし、国内は緊張し一触即発の危険な状態に
 なっている。

●アメリカのブッシュ大統領は、イラクに駐留するアメリカ軍の兵力を2万人
 増強する構えであることを、NBC-TVがアメリカ政府高官の情報として伝え
 た。それによるとイラクでの兵力の増強は、兵力配置の転換により行われ
 る見通。
●ロシアでは今年公務員の給与と年金が20%引き上げられる。二段階に分け
 て行われるこの引き上げは、予想されるインフレ率よりも高いものになる見
 込み。

ロシアでは今年から2012年までの予定で、外国からのロシア系市民の祖国
 への移住を支援するプログラムがスタートする。今年一年でロシアへの帰国
 を希望する5万人の市民を受け入れる計画。
 移住者は短期間でロシア国籍を取得することが出来、また仕事、住居が提供
 される。
 このプログラムの実現に国家予算が拠出されており、ロシアの12の地域が移
 住者を受け入れる用意を示している。
●モスクワでは火星への有人宇宙飛行の条件に似せた環境の中で、実験する
 ためのユニークなモジュールの製造が完成した。
 この実験は今年モスクワの医学生物学問題研究所で始まるが、モジュールの
 中に火星へ向かう惑星艦探査船に似せた状況が作られ、この中で様々な国か
 ら自主的ら集まった5人の人間が520日間、生活することになっている。


図解 火星探検―火星人から生命探査まで

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