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改革が求められる欧州安保協力機構・OSCE

2007-12-10 | ラジオ
欧州安保協力機構・OSCEは正念場を迎えている。
ロシアのラブロフ外相外相は、スペインの首都マドリードで開かれたOSCEの外
相会議の会合で、現在のOSCEの状態をこのように特徴付けている。
ラブロフ外相はOSCEは組織改革をしなければ取り残されるだろうと指摘した。
ロシアはすでにかなり以前から、現在のヨーロッパの政治においてOSCEの権威
が失衰し、組織が今の現実に適していないことに懸念を表明していた。

ラブロフ外相は今、OSCEは改革が求められており、現在のOSCEのあらゆる活
動は、1975年にヨーロッパ諸国によって採択されたヘルシンキ文書の内容を、実
質の無いものにしていると指摘し、加盟国の外相らに対しOSCEが安全保障機関
としても、また協議機関としても影響力を失っていると述べ、さらに次のように述べ
ている。
「国際的な機関や地域の機関が、いずれも精力的な改革を進め、時代の要求に
応えようと努めている今日、OSCEはこうした客観的なプロセスから、故意に引き離
そうとする試みは、OSCEの将来にとって破滅的なものだ」
ラブロフ外相はこのように述べた。

一方ラブロフ外相は、コソボ問題に付いても発言し、国連安全保障理事会での枠
外での、早急かつ誤った方策はバルカン半島および、その他のOSCEの加盟地域
の不安定化を招くだけでなく、OSCEの根幹を揺るがす危険性を孕んでいると指摘
している。
AX
ロシアは今のところOSCEが、ヨーロッパの政治機関として存続し続けるためにあら
ゆる努力を行なっている。
一方ラブロフ外相はもしもしOSCEが、加盟国全ての平等に関する原則に違反する
試みを断念しない場合、ロシアはOSCEに最小限の参加しか行なわなくなるだろう
と述べている。

いずれにしてもロシアは選挙監視規定の取りまとめや、ダブルスタンダード政策を
止める事。
OSCEの憲章の(?)において、OSCEが理性を取り戻す尊を期待している。

12月1日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

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