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勝利に向けて準備する中国軍

2013-01-26 | ラジオ
中国では軍に対して、戦争での勝利に向けて準備するよう指示が出された。中国共産党中央軍事委員会の許其亮副主席は、中国共産党中央軍事委員会の習近平主席の要求を断固実現するよう指示を出した。許其亮副主席は、青島の駐在部隊など済南軍区を視察した。
習近平主席は中国共産党の第18回党大会後に行った初の国内視察の際に、広州軍区を訪問した。主席は軍のために新たな規律を定め、戦闘力を向上させ戦争で勝つことに集中するよう呼びかけた。

極東研究所のベルゲル専門家は、これに注目し次のように語っている。
「許其亮副主席に発言は、この指示が現在軍の中で広まっていることを証明している。この呼びかけの背景には、軍事費の増大および中国軍の近代化レベルの向上がある」
専門家は、このように話している。
なお観測筋は、習近平主席と許其亮副主席が指示を与えた軍区に注目した。それらは南シナ海と東シナ海における、中国の国益を直接守っている軍区だ。それらの海域では緊張が高まっており、中国と日本および中国とフィリピン、そしてベトナムとの領有権問題により、軍事活動が活発化している。

中国のマスコミが、許其亮副主席が済南軍区を視察したことを報道した20日、日本の安倍晋三首相は、自衛隊の増強について発表した。
ベルゲル氏は、これは東シナ海における日本と中国の対立が先鋭化したことの結果だとの考えを表し、次のように語っている。
「もちろん日本と中国の軍事力を比較した場合、中国は数倍の軍事力を持ってはいる。しかし日本の背後にはアメリカがいる。アメリカのクリントン国務長官は最近、日本の施政権を損なう行為に、アメリカは反対する声明を表した」
ヘルゲル氏は、このように話している。

中国はクリントン国務長官の発言に強い不満を表した。中国は、いわゆる東シナ海のどこが誰のものなのかを日本とアメリカに分からせるために、尖閣諸島の周辺海域に監視船を送り込んだ。
中国は自国の領有権を主張するために、この海域で演習を行っている。中国海軍は7月中旬と10月後半に、東シナ海で大規模な演習を実施した。
新たに実施される演習は、中国共産党中央軍事委員会上層部からの指示によるものだと考える必要がある。

ベテラン男性アナウンサーは「許其亮副主席に発言は」と言ったが正しくは「許其亮副主席の発言は」だと思う

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1月21日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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