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対立と協力の狭間に揺れる米中間系

2006-04-25 | ラジオ

ホワイトハウスで実施された、中国の胡錦濤国家主席とアメリカのブッシ
ュ大統領との会談では、両国関係を発展、強化させていく意向が強調
された。
今度の米中会談に関連して、ロシアの声の評論委員は次のようにコメン
トしている。

胡錦濤国家主席はプッシュ大統領との会談に先立ち、マイクロソフト社と
ボーイング社という、アメリカの大企業の代表との会合を実施したことは
非常に象徴的な出来事といえる。
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ダイナミックな発展を見せる中国市場に、アメリカの経済界は熱い視線を
注いでいる。

想像を超える高い成長率は、中国を世界市場の主要国のひとつと押し上
げる。
同じことは中国の政治的権威に付いても言える。いまや中国の参加を抜
きにして解決することのできる社会的問題は、ひとつとしてない。

アメリカの(?)の大部分が、中国をアメリカの最大の戦略的グローバルと捕
らえている。
ワシントンでの今回の話し合いでは、両国の政治的パートナーシップのビ
ジョンが中心となった。ホワイトハウスで中国の国家主席としての、胡錦濤
氏の初めて迎えたブッシュ大統領は、米中両国は共通の理念に基づいた
相互協力を強化していくと述べた。
一方、胡錦濤国家主席は自らのアメリカ訪問は、対話を深め(?)と強調した。

イランの核開発を含め、世界の安全保障問題に対する、米中両国指導者の
アプローチは異なる。
一方、台湾問題のデリケートな問題に付いては、互いの立場を示したに留ま
った。
その際、胡錦濤国家主席は中国にとって重要なこの問題は、一つの中国の
原則に基づいてのみ解決することが出来ると強調した。
それに対してブッシュ大統領は、アメリカは台湾の独立には反対の立場だと
しながらも、アメリカと台湾の軍事協力に付いては発言を差し控えた。
しかし中国では、まさにこのことが台湾独立に向けた動きとして捉えられてい
る。

また世界経済と両国の経済交流の諸問題に付いて関して述べた、胡錦濤国
家主席は中国はアメリカの立場を考慮する用意だとしながらも、その場合には
中国の国益が踏まえられると指摘した。
特に胡錦濤国家主席は通貨政策に付いて触れつつ、中国の元がただちに自
由化されることに関しては、なんら具体的約束は行わず、(?)指摘したに留まっ
た。

同時に今回の米中首脳会談では、両国の新たな経済的軋轢が浮き彫りになっ
た。ブッシュ大統領は中国がアメリカの市場でシェアを拡大していることを、特別
にテーマとして取り上げた。

アメリカは中国企業が、世界のさまざまな国における油田、ガス田の開発に参
加していることを快く思っていない。まさにこのことが二国関係における、新たな
軋轢のきっかけとなる可能性がある。

(?)の箇所は混信がひどく受信できず

4月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル






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