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フランス初の核実験から50年(1)

2010-02-27 | ラジオ
2月13日はフランスがサハラ砂漠で、初めて核実験を実施してから50年目に当たっているが、フランスの新聞『デュシェーヌ』によると、フランス軍は1960年代に当時フランスの植民地であった、アルジェリア領内のサハラ砂漠で行った核実験で、核兵器の人間への健康上また心理上の影響を調べるために、爆心地に向けて兵士達を進軍させていた。

これはフランスの民間研究機関が入手した、フランス軍の機密文書から明らかになったものだ。
すでにフランスのテレビ局は核実験が実施された後、数時間後に爆心地に進軍させられた人々のインタビューを放送している
それによると多くの人々は癌などの病気に苦しみ、何回も手術を受けている。
核の時代の黎明期、こうした実験および核実験の人体への影響の、研究というものを核保有国すべてが行っていた。

西側のアメリカ、イギリス、フランスも、また東側のソ連も同じく行っていた。
その後、中国、インド、パキスタンでも同様だ。
こうした試みを最初に行ったのはアメリカで1951年から57年まで、ネバダの演習場で9回の核兵器を用いた軍事演習が行われている。

ソ連邦でそうした実験が思いつかれたのは、やっと1954年のことで当時、南ウラルの街オレンブルグ近くの演習場で、核兵器を用いた全兵化共通の2回の演習のうちの一つが実施された。
このときソ連邦は同様の演習を行った最初の国でも、また唯一の国でも無い。
1954年、秋の出来事に付いては、当時外国では前代未聞のこととしてセンセーショナルに大きく取り上げられたが、アメリカやイギリスが実施した(?)の演習に付いては言及さへされなかった。

中国の核実験─シルクロードで発生した地表核爆発災害─
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高田 純
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長文のため(2)へ続く

2月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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