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サハ共和国のダイヤモンド週間(1)

2012-01-25 | ラジオ
ロシアのサハ共和国はダイヤモンドの産地として世界的に有名で、毎年ダイヤモンド週間が開催される。
ドイツで開催される緑の週では農作物が展示され、フランスのオートクチュール週間では最新のモードが公開される。サハ共和国のダイヤモンド週間では多くのダイヤモンドが販売される。
ダイヤモンドを取り扱う実業が(「が」って何???)たちは、ダイヤモンドの採掘と加工に関して有利な契約を結ぶことができる。

サハ共和国は世界第1位のダイヤモンド採掘量を誇り、その世界シェアは35%にもなる。数年後にはダイヤモンド採掘加工複合施設が建設される予定だ。その施設は経済特区となり、ダイヤモンドの採掘加工企業には免税措置がとられることとなっている。
サハ共和国のグルシコ副大統領は、共和国は、この経済特区に多くの外資系企業が参入することを期待しており、すでに多くの企業がダイヤモンドに関心を示していると明らかにした。
でもサハ共和国で外資系企業が採掘加工を行うのは初めてではない。共和国では何十年も前から、日系企業のサハダイヤモンドなどの外資系大企業が運営されている。

「ダイヤモンド加工業は東洋の豊かな国々との協力において、大変将来性のあるビジネス分野だ。中国、韓国および日本のダイヤモンド加工を手掛ける企業はすべて、サハ共和国でのビジネス展開に関心を持っている。
こうした企業は当地の厳しい気候やインフラ整備に掛かるお金も恐れない。それは採掘した場所で加工するという原則を持っているからにほかならない。
その投資は結果的には回収することができる。ここで、それらの企業は大きなダイヤモンドが加工できることに賭けている。こうした企業の関心があるためサハ共和国は、ダイヤモンド複合施設を備えた経済特区の建設に踏み切ったのだ」
副大統領は、このように話している。

サハ共和国のダイヤモンド週間(2)へ続く

1月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル


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