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太平洋から大西洋に艦船を投入するアメリカ

2012-06-10 | ラジオ
アメリカは近い将来、中国とその増大する軍事的欲望が、アジア太平洋地域を支配する可能性を深刻に懸念している。
アメリカ国防省のパネッタ長官は、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議に参加し、アメリカ軍の艦船は現在、大西洋と太平洋に約50%ずつ配備されているが、2020年までには40%が大西洋に、60%が太平洋に投入されると伝えた。
太平洋でアメリカ軍の拠点の一つとなるのは、37年前にベトナム戦争で敗北した後に撤退を余儀なくされたベトナムのカムラン湾だ。

パネッタ長官はアメリカ軍艦船のカムラン湾への利用は、アメリカの戦略において鍵となる要素だと指摘した。
パネッタ長官によるとアメリカはベトナムとの関係を、新たなレベルに高める(???)。6月に予定されているアメリカとベトナムの国防相による協議で。これに付いて話し合われる(???)。

中国と隣国の間では南シナ海での領有権問題が先鋭化している。その中でカムラン湾の利用がアジア太平洋地域で起こっている出来事に、影響を及ぼそうとしているアメリカにとって大きな可能性を開くのは明らかだ。
中国は膨大な資源が埋蔵されていると見られる、大部分の海域の領有権を主張している。ですがベトナムやフィリピンのほか、少なくとも4ヶ国が中国と争っている。
ロシアの独立新聞が、ワシントンポスト紙の記事を引用して伝えたところによると、アメリカは存在する軍事同盟を利用しながら、ベトナムおよびインドともパートナー関係を強化し、増大する中国の軍事力に対するカウンターウェイトとする方向で戦略を見直した。

アジア歴訪中のパネッタ長官はベトナムの後、インドを(???)。インドはアメリカのイニシアチブに、どのような反応を表しているのだろうか。
インドのシン首相は、アメリカがインドの政策に影響を与えることは出来ないとの見解を表したが、インドの与党コングレス党・国民会議派は、多かれ少なかれ好意的な反応を示している。
インドのアントニー国防相はシンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、インドは中国の軍事費増大を懸念していると伝えた。
国防相の発言に基づいて判断するならば、仮にインドのような大国でさへも中国がインドの安全保障を脅かしていると感じるならば、アジア太平洋地域に新たな対中国同盟を形成するための切り札を、アメリカに与える可能性がある。

(???)は女性アナウンサーの声が出ていないため
聴こえない

それでも中国で儲けなければならない日本人へ
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6月4日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル