1010 Radio

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12月12日に行われた露米大統領、電話会談に付いて

2009-12-17 | ラジオ
クレムリンの報道部が伝えたところによると12月12日、ロシアのメド
ヴェージェフ大統領と、アメリカのオバマ大統領は電話会談を行い、
戦略攻撃兵器削減に関する新条約準備プロセスの成果と見通しに
付いて意見交換し、プロセスにおいて本質的な進展があったと指摘
した。
両大統領は世界の戦略的安定にとって、極めて重要なこの文書の作
成作業において達成された成果と、作業完了の見通しに付いて協議
し、ジュネーヴでの露米両国代表団の作業は集中的かつ目的意識を
持ったものであり、そのため交渉プロセスにおける本質的な進展に付
いて語ることが出来ると指摘した。

また両大統領は最終的な合意に達するために、共同行動の高いレベ
ルとテンポを落とすことなく保ち、積極的な作業を今後も続けていくこと
で意見の一致を見ている。

ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所・軍縮問題部長は次の
様な考えを示している。
「現在観測筋が提起している主要問題は、この交渉を如何に速やかに
終わらせることが出来るかということであり、今年末までに交渉が終わ
るのかどうか、それとも交渉は今後さらに数ヶ月続くのかと言うことだ。
時間(?)の厳しい条件のなかで露米はSTART 1の効力が切れる、12月5
日までには合意書に調印できなかった。
その結果路米間にはソ連時代も含めて、この37年間で初めて戦略攻撃
兵器を削減する体制が無いという状態になった。
もちろんそうした状況はあまり気持ちの良いものでない。
何らかの形でそうした状況から抜け出すことが必要だ」
ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所・軍縮問題部長は、この
ように指摘した。

(?)は聴き取れず

12月13日放送 ロシアの声・週刊ラジオ展望