田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

今年もさっぽろタパスで

2008-09-20 20:35:06 | 札幌(圏)探訪
 今年も「さっぽろタパス」で食べて、飲んで、歩いて、美味しい札幌を満喫しました!
        

 今年も昨年に引き続いて(3年目の開催だそうです)9/07~11の期間「さっぽろタパス2008」が開催されました。(昨年は9/3に投稿)
 さっぽろタパスとは、ボノタパス(チケット)を使って、札幌の街を歩いて参加90店の店提供する食べ物(タパス)や飲み物を味わうイベントです。(詳しくはこちらをご覧ください
 趣旨としては、市民にたくさんの店を知ってもらい、できれば顧客になってほしいという願いがあるのでしょう。

 私たちは5片綴りのボノタパスを購入(3,600円)を購入し、2日間に分けて5つの店で楽しみました。
 それでは訪れたお店を短評と共に紹介します。

 9月9日は住居近くの円山界隈の3店を訪れました。
 ◇ビストロ カワサキ 《ビールを提供してくれ、タパスも2品、丁寧なつくりで美味しかった》
 ◇ドン・バロン《イカ墨のパエリアがグーッ!サングリアも飲みやすい》
 ◇円山きんぎょ《和風のタパスがむしろ新鮮!焼酎に良く合いました》
        
        ※ 9日に訪れた一つ、「ドン・バロン」のエントランスです。

        
       ※ 「ドン・バロン」で供されたイカ墨のパエリアとサングリアです。

 1日おいて、9月11日は大通周辺の2店を訪れました。
 ◇Top of PRINCE 《地上108m、素晴らしい眺めの中でいただくフィノシェリーとトルティ―ヤは最高でした!》
 ◇Paul's Cafe 《ベルギービールが新鮮!タパスもしっかり量がありました》
        
     ※ 11日に訪れた「Top of PRINCE」ではシェフが出迎えてくれました。
        
        
       ※ 「Top of PRINCE」で供されたトルティーヤとシェリー酒です。        

 訪れた5店はそれぞれ魅力のある店でした。もう一度訪れてみたいと思った店も何店かありました。
 
 さっぽろタパスは、リーズナブルでたくさんの店を楽しめて結構なイベントです。
 しかし、それはまた私たちのような外食をしない、財布のひもの堅い人種を外に連れ出すための巧みな戦略なのかもしれません。
 う~ん。そこはしっかり自身を戒めなければ・・・。

札幌ウォーク 29 清田区・史跡探訪コース 後編

2008-09-19 20:00:55 | 札幌ウォーク & Other Walk
 今回の「清田区の史跡探訪コース」(マップ)は、南北を往ったり来たりを繰り返す複雑なコースです。

 厚別川河畔の遊歩道に別れを告げ、北野通りに入ります。この辺りは清田区の中心からやや離れていて、商店と住宅が混在するような地域です。
 特に珍しい光景もなく淡々と歩き続けます。

 北野通りを外れ、住宅街の中を左に折れ右に折れて進むと、「平岡中央公園」に行き当たります。
 梅園で有名な平岡公園も近くのようです。昨年訪れた平岡公園などは点としての記憶しかありませんでしたが、こうして歩くことによって位置的な理解も進みます。
 典型的な住宅街にある平岡中央公園はご多分に漏れず少年野球が行われていました。
        

 平岡中央公園の近くに平岡樹芸センターがあったのですが、時間の関係もありパスしました。

 ゴールの清田区役所が近くなったところに「レンガ倉庫」があります。清田地区は稲作と共にリンゴ栽培が盛んなところだったようです。そのリンゴを収穫した後の保存庫として、この辺りにはたくさんのレンガ倉庫が建てられたそうです。
        

 清田の中心街を見下ろすような丘の上に「厚別神社」があります。
 丘の下に立派な鳥居が建てられ、急な階段が続いています。
        

 境内には「清田開基百年碑」などが建立されています。
        

 社殿も立派で、古くから栄えた地域であることが伺えます。
        

 ところで札幌には別に厚別区があるにもかかわらず、なぜ清田区にある神社が「厚別神社」と称するのか、少々疑問を持ち調べてみました。
 すると、「清田」という名は後から付けられた名前であって、もともとはこの地域は厚別川を中心に発達してきた地域であり、地域名も「厚別(あしりべつ)」と呼ばれていたことが分かりました。
 そして今回調べたことで、「厚別神社」も“あつべつじんじゃ”ではなく“あしりべつじんじゃ”と呼ばれていることが分かりました。
 う~ん。私にとっては目から鱗です。

 こうして清田区の史跡を探訪する5.5kmのウォークを終えました。

《ウォーク実施日 ‘08/09/07》


札幌ウォーク 29 清田区・史跡探訪コース 前編

2008-09-18 19:28:38 | 札幌ウォーク & Other Walk
 清田区のウォーキングコースの特徴は、5つのコースの内4コースまでが清田区役所をスタート&ゴールにしていることです。
 この清田区役所までが我が家からは遠いのです。前回(「のんびりテクテク高台から眺めてコース」6/15投稿)の時は地下鉄・バスを乗り継いで向かいましたが、今回は珍しく妻が同行するというので乗用車で向かいました。

 スタート地点の清田区役所は、消防署も含めてさまざまな機能を統合した立派な庁舎が建っています。
        

 今回のコースの正式名は「清田区の史跡探訪コース」(マップ)です。

 まずは清田小学校の校庭に建っている「清田開拓功労碑」を目ざします。
 清田開拓の祖、長岡重治が明治6年当地に入植し、寒冷地における稲作技術の改良に励んだそうです。
 高さ2㍍半くらいの大きな石碑が防風林の名残をとどめる樹木に囲まれて建っていました。
        

 つづいてコースは清田緑地清田公園と続きます。
        
        ※ 清田緑地の中に敷設された木道です。

 ここで一つの疑問が浮かんできました。「緑地」と「公園」の違いについてです。
 これまでいくつかの「緑地」や「公園」を巡ってきましたが、その違いを明確に区別することができないでいました。
 思い切って札幌市のみどりの推進課に問い合わせてみました。
 すると「基本的には」と断りながら、
◇公園 ~ 地域住民のレクリェーション・スポーツなどに供する施設
◇緑地 ~ 地域の環境保全、街の景観づくりを主目的とする施設
という答えが返ってきました。ただし、両者ともに地域住民へのサービスの観点から住民が憩うことのできる施設などを設置しているために両者の境は分かりづらくなっているとのことでした。

 清田緑地、清田公園を通り、厚別川河畔に出ます。
 河畔には、堤防上と堤防内と2本の遊歩道が通っています。なんだか無駄のようにも思われるのですが、必要な道路なのでしょうね・・・。
        
     ※ 写真の遊歩道の他に、右側の川沿いにも遊歩道があります。

 その河畔に「吉田用水記念碑」がひっそりと建っていました。
 この記念碑は明治24年、この地域の富農であった吉田善太郎が地域の水田の水を確保するために厚別川から月寒川に通ずる約5㎞の水路「吉田用水」を掘削したこと記念する碑だそうです。
        

 コースは厚別川河畔の遊歩道から、北野通りに向かいます。(以下は次回に)

《ウォーク実施日 ‘08/09/07》


札幌麺紀行 番外編 「弟子屈ラーメン」手稲店

2008-09-17 19:01:40 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 私の札幌麺紀行で訪れようとしていた93店のうちから、遂に廃業してしまった店に出会ってしまいました。

 9月6日の手稲区ウォークの昼食に、手稲区にあった完熟らーめん「十六夜(いざよい)」>を訪れる計画でした。
 少しお腹を空かせてからと思い、「星置の自然を楽しもうコース」を終え、「稲穂金山展望コース」の後半に訪れる計画を立てました。

 完熟らーめん「十六夜」の店舗は、国道5号線沿いにありました。
 午後2時近くになって、お腹もかなり空いていました。
 国道沿いですから店はすぐに見つかりました。
 ところがどうも営業している気配ではなく、店のドアも閉じられたままでした。
電話をかけてみると「おかけになった電話は現在使われておりません」というメッセージが流れてきました。どうやら廃業してしまったようです。
        
        ※ 廃業した?完熟ラーメン「十六夜」の店舗です。

 しかし私は空腹状態を満たさねばなりません。
 見ると、道路向かいにラーメン店の看板が見えました。こうなったらどこでも構わないと思い、向かったところが「弟子屈ラーメン」だったのです。
        

 「手稲に弟子屈ラーメンとは?」と訝りながら訪れたのですが、お客さんがけっこう入っていました。なんとその日が開店初日だったのです。
 店員にお勧めを聞いたところ「魚介しぼり醤油」(780円)ということだったので、その言葉に従いました。
 カウンターに置いてあった「魚介しぼり醤油」の解説には「数種類の魚介と野菜を炊き込み、うらごしで絞り上げた醤油ダレ」とありました。
        
        ※ 写真写りは良くありませんが、美味しいラーメンです!

 出てきたスープを一口含むと、確かに魚介の香りがたっぷり感じられます。スープにはとろみがありますが、喉越しあっさりで人気が出るかもしれません。

 美味しくいただいた一品でした。
 なお、店のデーターを教えていただくために9月11日に電話をしたのですが、「今日がグランドオープンです」とのことでした。
 とすると、先日のオープンは何?プレオープン?その違いは何?

「弟子屈ラーメン」手稲店 データー
札幌市手稲区稲穂2-6-182-1(地図)
電  話  011-691-1818
営業時間  11:00~21:00
定休日  不明
駐車場  10台
座  席  22席(カウンター、テーブル)
入店日  ‘08/09/06

札幌ウォーク 28 手稲区・心霊スポット星置の滝

2008-09-16 17:30:20 | 札幌ウォーク & Other Walk
 「稲穂金山展望コース」(マップ)のウォーキングコースをスタートして間もなく、札樽高速道を跨いだところに「星置の滝」があります。

 星置の滝は、星置川にかかる落差約12mの二段の滝です。その世界では心霊スポットとしてかなり有名のようです。

 その星置の滝は、道路沿いの案内板のところから川床に向かって石段が造られています。けっこうな急角度で降りていきます。
        

 降りきったところに星置川があり、そこに木橋が架かっていました。ところがそこには「私橋につき通行しないで下さい」との看板が立てられてありました。橋の向こうには何やら建物らしきものも見えます。
        

 辺りに人らしき姿も見えなかったものですから、ちょっとだけ渡らせてもらいました。
 するとその先の建物は何やら宗教施設のようでしたが、すでに使われていない廃屋のようで気味悪くなり、早々に退散しました。
 そういえば「案内板の所に、もう一つの案内塔のようなものが立っていたなぁ…」と思い出しました。

 橋を渡らずに横に続く道を辿っていくと、また階段があり今度は上りなさいというわけです。
                

 上りきったところで、前方に滝が顔を出しました。小振りの滝ですが、とある情報では自殺の名所とか・・・。やはり心霊スポットなんですねぇ~。
        

 そこでは二段の滝の上段が木の葉に隠れて見えないために、川床を辿ってみようと思いました。
 ところが川床は長靴などの準備がないと近づけず、結局は滝全体を遠望する形となってしまいました。
        

 入り口まで戻り、宗教施設のことが気になっていましたので、案内塔を確認すると「星置の瀧 金子教會」と記されていました。
        

 金子教會とは・・・。
「金子教會」でネットで検索しましたが、詳しいことは分かりませんでした。どうやら神事宗教系らしいということなのですが・・・。

初体験!札幌競馬場

2008-09-15 22:03:10 | 札幌(圏)探訪
 近くて遠かった札幌競馬場でしたが、想像以上に素晴らしいアミューズメント施設でした。

 レポートの順が反対になってしまいましたが、9月13日(土)初めて「札幌競馬場」を体験してきました。

 宝くじにも、トトカルチョにも、全く興味のない私にとって札幌競馬場は遠い存在でした。
 しかし住居から近く、施設としての興味はありましたから、いつかは行ってみたいと考えていました。

 きれいに晴れ上がった13日、妻を誘って徒歩で札幌競馬場に向かいました。
 休日とあって観衆が続々と詰め掛けていました。意外と若い人の姿も目立ちました。(これには訳があったのですが)
 100円の入場料を払って入場すると、そこには数々の屋台が並んでいました。
        

 そして3階建てのスタンドに入りました。
 スタンドは屋根つきのアウトドアとインドアの両方があります。
        
    ※ 2階のアウトドアのスタンドです。後にインドアのスタンドがあります。

 スタンドからは素晴らしく整備された芝のコースと、ダートのコースが目に飛び込みます。
 スタンド内にはエスカレーターが備えられ、さまざまなレストランも完備しています。
        
        ※ 札幌のビル街を遠景にサラブレッドが走ります。

        
        ※ 出走馬の調教具合を確認するパドックです。

        
        ※ 自動の馬券投票機が並ぶ中で思案する人たちです。        
 
 そして特徴的なのは、コースの内側に設けられたさまざまなアミューズメント施設です。
 家族連れやカップルが楽しめるいろいろな施設が揃っていました。(詳しくは札幌競馬場のホームページで
        
        ※ コースの内側にさまざまなアミューズメント施設があります。     

 さて、この日若い人が目立ったのは・・・。
 競馬場のサービスイベントとして、ミュージシャンなのかタレントなのか判然としませんが、今をときめくDAIGO(ダイゴ)が「DAIGOのぶっちゃけトークステージ」として登場したのです。
 DAIGOさんを存じない方には、竹下登元首相の孫でありながらその話し方が面白いということで最近ブレイクしているタレントです。(本職はロックミュージシャンとか)
 ウィッシュポーズで登場し、「そうすっかぁ~」「まじっすかぁ~」とダイゴボキャブラリーを連発して、若い人を沸かせていました。
        
  ※ 得意のウィッシュポーズを披露するDAIGOです。(望遠のためボケています)

 せっかく競馬場に行ったのだからと、記念に馬券を購入しようと思ったのですが、今の馬券は複雑すぎて素人には手が出しづらいですね。
 結局、一枚も購入せずに競馬場を後にすることになってしまいました。

 競馬場は想像していたような殺伐とした空間ではなく、馬券を購入しなくても十分に楽しめるところだと思いました。
 また、1レースが終わるごとに場内に流れるなんともいえない歓声とため息が交差する瞬間の雰囲気も面白いと思いました。

ゴー!ゴー!ヴォルテクス ~ラグビートップリーグ~

2008-09-14 20:27:20 | スポーツ & スポーツ観戦
 「ゴー!ゴー!ヴォルテクス」と懸命に応援したのですが、九州電力キューデンヴォルテクスは完敗してしまいました。
 
 「ジャパンラグビートップリーグ2008-2009」が9月5日に開幕しました。
 参加14チームが全91試合を全国各地で激戦を展開しますが、北海道で唯一の試合が今日月寒ラグビー場(地図)で行われ、観戦してきました。
        
      ※ 月寒ラグビー場をバックスタンド側から全景を写した図です。

 試合は、九州電力キューデンヴォルテクス VS サントリーサンゴリアスの対戦でした。
        
 試合開始1時間前に球場に着きましたから、「いい席は望めないなぁ」と思いながら球場に入ったのですが、一人だったこともあり運よくバックスタンド中央付近に座席を確保することができました。
 そしてそこは九州電力側の応援席だったため、自然に九州電力の応援団の一員に組み込まれ、写真のような応援スティックを渡され、九州電力を応援しながらの観戦ということになりました。
        
※ 空気の入ったステックを打ち鳴らすと不思議な音が出ますね。

 試合開始とともに選ばれし男たちの逞しい肉体がぶつかりあう迫力あるシーンが随所に見られる展開となりました。
        
        ※ ラグビーではお馴染みのスクラムのシーンです。

 しかし、試合は地力に優るサントリーが風上に立ったこともあって、前半は一方的な展開となり、30対0で折り返しました。
        
        ※ これも良く見られるラインアウトの場面です。

 このままでは「つまらない試合になるなぁ」と思っていましたが、後半風上に回った九州電力が意地の4トライで追いすがり、私たち応援団も盛り上がりました。
 それでもサントリーはそれを上回る5トライを重ね、結局65対25という大差でサントリーサンゴリアスの完勝に終わりました。
        
      ※ 試合後に応援席に挨拶するヴォルテクスのフィフティーンです。

 月寒ラグビー場はラグビー専用球場のため、スタンドとフィールドが接近していて、選手の息遣いまでもが感じられ、迫力ある観戦ができる球場です。
 しかし観衆はラグビー経験者やその関係者などが主で、私のような一般客は少なかったのではないでしょうか。メイン、バックスタンドともほぼ埋まっていましたが、芝生席はぱらぱらという状況で、入場者は2千人程度でしょうか?

 北海道にチームがないということが大きな要因でしょうが、九州では3チームがトップリーグに参戦しています。北海道にチームがないというのは、やはり経済的な基盤の弱さということなのでしょうか?
 サッカー、野球、バスケットに続いて、ラグビーチームの誕生も期待したいものですね。

札幌ウォーク 28 手稲区・展望コース 後編

2008-09-13 18:11:04 | 札幌ウォーク & Other Walk
 「稲穂金山展望コース」(マップ)の途中ではけっこうスリリングな思いを味わいました。

 コースは途中から住宅街が途切れ、山道の様相を呈してきます。
 道路も舗装ではなく、砂利道となり写真でもご覧のような道になってきます。
 マップには次のような注意事項が書いてあります。
 「砂利道。明るい時間に複数で歩くことをおすすめ。夏場には虫に注意」と・・・。
        
        ※ なんとなく熊でも出てくるような雰囲気に見えませんか?       

 いや~、一人で歩くには本当に不気味な道でした。
 いつ熊が出没しても不思議でないような雰囲気なのです。私は真剣に「熊が出たらどうしょうか」と思い始めました。
 もし熊が出ても、左手は高速道の金網が張られて逃げ道がありません。そう考えると急に怖くなり、急ぎ足で駆け抜けました。
        
        ※ こんな道を一人で歩いていると本当に心細い思いをしました。

 まさか手稲区役所が熊が出没しそうなところをウォーキングコースに指定するわけがないとは思いながらも、そうした雰囲気をびんびん醸し出している怖~~い道でした。

 その怖~~い道を抜け、稲雲高校の所で再び札樽高速道を跨ぎ、「稲穂ひだまり公園に向かいました。
 ひだまり公園という名前には似つかわしくなく、公園の大部分は野趣たっぷりの公園です。かたくりの花が自生しているとの案内が出ていました。
 ひだまりと称するのは、公園の一角が児童公園のようになっていて、そこは親子がひなたぼっこをするには適した場所のようでした。
        

 ひだまり公園を後にすると、後は高台線と称する国道5号線と並行して走る裏道をひたすら北上します。
 特徴的なことは特になく、早くから開けた住宅街が淡々と続きます。
 途中、国道5号線沿いにある札幌市の保存樹木に指定されているという「夫婦松記念樹」の大きな松を写真に撮り、そのまま国道5号線を北上しました。夫婦松記念樹は明治17年に広島県から入植した方々が記念に植えたものだそうです。
         
        ※ 交通量の多い国道沿いに似つかわしくない見事な松です!       

 ゴールの星置駅近くの国道沿いに、手稲養護学校と並び「北海道立子ども総合医療・療育センター」という立派な建物が建っていました。北海道立のこうした子ども専門の総合病院があることを初めて知りました。
        
※ 難病などの療育を専門とする病院が交通量の多い国道沿いに必要なのかな?とちょっと疑問にも思った道立病院です。

 そしてゴールの星置駅南口に到着しました。

 う~ん。この怖~~いコースはなかなか忘れられないぞっ! と思ったのであります。

《ウォーク実施日 ‘08/09/06》

札幌ウォーク 28 手稲区・展望コース 前編

2008-09-12 16:47:40 | 札幌ウォーク & Other Walk
 手稲山麓を往復するこのコースは、なかなか変化に富んでいて楽しい(?)ウォーキングとなりました!?

 「星置の自然を楽しもうコース」を終えた私は、星置駅の反対側に広がるコースの正式名「稲穂金山展望コース」(マップ)をウォークすることにしました。
 星置駅はちょうど山の中腹に建てられたような駅舎で、星置地区を1階部分だとすると、駅舎は3階部分くらい、稲穂・金山地区は5階部分くらいに相当します。
 星置駅の連絡通路の階段をてくてく上り、稲穂・金山地区側に出ました。
        
        ※ JR星置駅の稲穂・金山地区側の入口です。

 この「稲穂金山展望コース」は、コースを横切るように国道5号線、札樽高速道が走り、コース自体も変化に富んでいるコースでした。コースは南北に長く往復するコースで、距離は約7㎞ということです。
 星置駅をスタートし、国道5号線を跨ぎ、札樽高速道の近くに金山公園という中規模の公園がありました。ここもご多分に漏れず野球場があり、少年野球の試合をしていました。
 こうして休日にウォーキングをして公園に行き当たると、かなりの割合で野球を楽しんでいることが多いようです。いかに野球が日本人の間に浸透しているか思い知らされます。
        
        ※ 少年野球に声援をおくるママさん軍団です。

 さらに進み、札樽高速道を跨ぐと「星置の滝」があります。この滝については写真が多くなるため別レポートにしようと思います。
        
        ※ 眼下に札樽高速道を見ながら渡ります。

 星置の滝からは札樽高速道を左に見ながら一路南下します。
 手稲山の裾野に細長く住宅街が続きます。
 住宅街の建物を見ながら気付いたことがありました。それは三角屋根の家が目立ったということです。
 ちょっと時代は遡りますが、一時雪国仕様ということで大きな三角屋根の家が流行しました。きっとこの辺りはその頃に建てられた家が多いようです。
 つまり新興住宅地というよりは、少し年代が経った住宅街ということでしょうか。
        
        ※ 見事に並んだ三角屋根の住宅群です。

 札樽高速道を左に見ながら南下するこのコースは、展望コースと称しながらなかなか手稲市街地を見渡すポイントがありません。
 ウォーキングコースと札樽高速道が最も接近したところで市街地を見通すポイントがありました。
        
        ※ 高速道路越しに手稲市街地が見通せます。

 さて、この後です。
 私を恐怖に陥れたスリリングなポイントが待っています!
                           (続きには次回に)


《ウォーク実施日 ‘08/09/06》

激増する自転車族

2008-09-11 16:38:34 | その他

 まあ、本当に自転車で通勤する人が増えました!

 今年の春から俄に増えたように感じる自転車通勤のことをレポートしたいと思っていたのですが、写真をものにするチャンスがなく実現できずにいました。
 ここ2~3日、意を決して通勤時にデジカメを手にして歩き、ようやく写真をものにすることができました。
        

 私は北1条通り、あるいは北2条通りを都心に向かって徒歩通勤しています。
 その際、徒歩通勤と自転車通勤の割合を見てみると、半々あるいはそれ以上の割合で自転車通勤族に占められるようになってきました。
 交差点の信号待ちなどは写真のように自転車族に占められてしまう場合もよくあります。
        

 今年になって特に自転車通勤が増えたのは、もちろんガソリン価格の高騰ということが背景にあることは容易に想像できることです。
 また、エコ意識が普及してきたということもあるでしょう。
それとともに、風を切って走る爽快さも自転車通勤の魅力なのかもしれません。

 しかし、現状を見ているといくつかの苦言を呈したい気持ちになってきます。

 一つは自転車族の傍若無人な走り方です。私たち徒歩族の横を時にはギリギリに避けて走り去ります。いつもひやひやです。幸いこれまで衝突したことはありませんが、いつそうした事態に遭遇するかと思うほど危険がいっぱいです。
 いつの間にか、徒歩族は危険を避けて歩道の隅を歩くはめになっています。
 また、交差点の渡り方にも左右を確認せずにかなりのスピードで渡っている人を見かけます。いつ車と衝突しても不思議でないような乗り方をしている人もいます。

 それからファッションです。
 自転車族を見ていていつも思います。もう少しなんとかならないものかと・・・。
 私の感覚からすると、ママチャリにスーツとか、スカート姿はまったくいけてません。
 おしゃれになったと言われる日本人ですが、なぜこのことには無頓着なのでしょう?
 中にはザックを背負い、スポーティーな装いをしている人もいますが少数派です。これだけ自転車通勤族が多くなったのですから、早く自転車通勤ファッションが確立してほしいものと思います。

 そして最大の課題は、自転車通行の環境が整備されていないことだと思います。これだけ自転車族が多くなってきたのですから、都市の交通体系にきちっと位置づけて、その対策を計るべきだと思います。とは言いながらも、具体化が大変難しい問題であることも理解できます。
 当局は当然その対策を議論していることと思いますが、何らかの対策を講じなければならない日が近づいていることだけは間違いないように思われます。
        
※ 職場近くにあるSTV放送の社員用の駐輪場です。場所が足りなく自転車が溢れています。
  STVの社員数がどのくらいいるのか分かりませんが、大変な数の自転車です。

 いつの日か自転車道と歩道が区別され、それぞれが気持ち良く通行できる日がやってくることを夢見ています。