田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

えっ? 知らなかったロシアの実状

2012-01-31 22:29:54 | 講演・講義・フォーラム等
 ロシアには180以上の民族が存在し、46の州、21の共和国、2つの特別市があることを知っていましたか? 国際交流員のサソツフ・マキシムから聞くロシアの実状は近くて遠い国ロシアを実感することばかりだった。
 

 25日(水)札幌国際プラザが主催する「ロシアを知るセミナー」を受講した。
 講師は札幌に来てまだ半年というサソツフ・マキシムという若いロシア人だった。さすがに日本に国際交流員として派遣されるだけあって、日本語にはほとんど困らない様子だった。

          
          ※ 流暢な日本語でロシアの民族について語るマキシム氏です。

 ロシア人の構成は大きく二つに分かれるという。
 一つは、スラブ系の民族であるルシ民族で「ルスキー」と称してロシア人の中核をなし、人口の80%を占めるそうである。
 一方、それ以外の非スラヴ系の少数民族を含めた全ロシア人を指す言葉として「ロシアニアン」と称する言葉があるそうだ。

 今回のセミナーは、その少数民族のことについての紹介だった。
 セミナーで紹介された民族を列挙してみる。
 ◇サーミ人 ◇カレル人 ◇コーミ人 ◇ネネツ人 ◇チェチェン人 ◇オセット人 ◇レズギン人 ◇タタール人 ◇カルムイク人 ◇ウドムルト人 ◇アルタイ人 ◇チェクチ人
といった具合である。
 私が少しでも耳にしたことのあるのは、この中でチェチェン紛争でロシア本国と戦ったチェチェン人と、チンギスハンの遠征によって従属させられたことで知ることになったタタール人くらいであった。
 人口としては、タタール人の550万人、チェチェン人の150万人が目立つくらいで、他は数万から数十万人という少数民族である。

 しかし、それらの民族がそれぞれ独特の文化をもち、それを誇り高く継承していることが紹介された。
 特にソ連邦が崩壊し、ロシア共和国が誕生したことで、それまで沈黙を保っていた各民族がそれぞれ民族の独自性を主張し始めているとのことだった。

          
          ※ マキシム氏はご覧のように端正な顔立ちをした青年でした。

 こうした民族の話を聞くと、我が国のアイヌ民族の問題がそうであったように、ロシアにおいてもまたロシア本国と各民族が、そして民族間同士でいろいろな軋轢を呼んでいるのはないかと想像してしまう。(チェチェン紛争はその一端ではないだろうか?)
 こと民族の問題となると、人間は時として理性を失い悲惨な状況を産み出すことがある。ロシアにおいてそうした問題ができれば起こらないことを切に願うばかりである。
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札幌麺紀行 94 麺屋 彩未

2012-01-30 23:12:45 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 噂に名高い「麺屋 彩未」をようやく訪れることができました。濃くなく、薄くなく、こってりでなく、ほど良いスープの味加減が秀逸でした。札幌の外れ(?)の住宅街にある行列店の秘密を垣間見たような思いです。 

  UHBテレビのラーメンランキングの豊平区の部で№1になっただけでなく、ラーメン通には札幌市内でもかなり高いランクに属する麺屋 彩未をとうとう訪れることができました。
 とうとう、というのも昨年暮れこの店を訪れながらその行列の凄さに諦めて退散してしまったことがあったからです。

          
          ※ 店の外観は見た通り何の変哲もない普通のラーメン店です。

 店は、地下鉄東豊線の美園駅から徒歩5分、何の変哲もない住宅街にあります。店の外観も取り立てて言うほどのものはなくいたって平凡なラーメン店です。その印象は店の中に入っても同じでした。
 この日店に入ったのは開店直後の11時10分頃でした。当然のように席は満席でしたが、待っている人が5人ほどだったため10分くらいでカウンターに着席できました。

          
          ※ この店内の写真はちょっと暗いですが、店内もごく普通のラーメン店です。

 注文はやはりこの店一押し(?)の味噌ラーメン(700円)です。
 席に着いてからやや間をおいてラーメンが出てきました。
 さっそくスープを一口。ムムムッ、噂のとおりなかなかの味です。(ちと生意気な言い方かな?)
 細切れチャーシューと一枚チャーシュー、メンマ、モヤシ、長ネギと定番のトッピングに生姜のすりおろしたのが載っかっています。
 麺はかん水の強いちぢれ麺です。(私はかん水の強い麺は見た目あまり好みではないのですが…)

          
          ※ 写真からは想像はつかないでしょうが、絶妙のバランスの味噌ラーメンです。

 う~ん。旨い!!
 何と評せば良いのだろうか?
 全てのバランスが整っているということなのか?
 味噌ラーメンの場合、普通私はその濃厚さにスープを飲み干すことはできないのだが、ここの店のスープはついつい飲み干してしまった。かといって決して薄味ではない。そうかといって濃厚すぎるわけでもない。そのバランスが絶妙なのだ。

              
              ※ あの名店「すみれ」で修行したことを示す「すみれ」から贈られた木彫りの店名板です。

 完食したあと店内の壁に目をやると、あの料理の鉄人 道場六三郎氏が色紙を寄せていた。
 そこには「あー美味かった 此れぞ麺の王道だー」という言葉が書かれていた。さもありなんと思いながら店を後にした。
 その時、席を待つ人たちの行列は店内外に20数人が並んでいた。

【麺屋 彩味 データー】
札幌市豊平区美園十条5丁目3-3
電話    011-820-6511
営業時間  11:00~15:15
      17:00~19:30
定休日   月曜日・他月2回不定休有
駐車場   有(専用駐車場16台)
座席    16席
入店日   ‘12/1/24
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スキー in ルスツ

2012-01-29 23:22:12 | スポーツ & スポーツ観戦
 久々に爽快なスキーを堪能した。ロングコースをノンストップで滑り降りること10数本、年齢的にはオーバースピードかな?と思いながらも、昔取ったなんとやら、同行者に刺激を受けながら思い切り楽しむことができました。

 
 以前から「一度一緒に滑りましょう」と話をしていたK氏から「29日、ルスツへ行きましょう!」とお誘いを受けた。幸い予定もなかったので即座に一緒に行かせていただくことにした。K氏とともに女性のM氏も同行するとのことだった。

 札幌から1時間40分、ルスツリゾートはウェストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラと大きく三つのエリアに分かれているが、私たちはイーストMt.とMt.イゾラを滑走することにした。

          
          ※ イーストMt.のゴンドラステーション。ここをキーステーションにして楽しみました。

 まずはイーストMt.からである。
 ルスツの山を知り尽くしているM氏が先導してくれることになった。
 「軽く行きましょう」というM氏の滑りが凄かった。相当なスピードで飛ばすのだ。ヘルメットを装着し、がんがん先を行くM氏は弾丸娘ならぬ弾丸○○○○である。
 フォームもしっかりしていて、滑りは本当に若々しい。私たちと同世代とはとても思えない滑りである。聞くと、今シーズンすでに20数回滑っているということだ。対する私は今シーズン2回目のスキーである。

          
          ※ 同行させてもらったK氏とM氏です。自分自身の写真は撮り損ねてしまった。

 同行のK氏もかなりのベテランで、若いころからあらゆる山を滑っているとのことでM氏同様がんがん飛ばすのである。こうなると私も付いて行かねばならない。
 彼ら負けまいと、錆びついていた感覚を呼び覚ましがんがん行った。

 ルスツは札幌市内のスキー場と比べると、コースの長さが圧倒的に長い。そこをノンストップで一気に滑り降りるのだ。
 ちまちました滑りは封印して、ロングターンでどんどん滑った。
 昼食を挟みながら何本滑っただろうか? おそらく15~6本になったのではないだろうか。

          
          ※ 日曜日のスキー場内のレストランはさすがに混み合っていました。

 グループで滑る楽しさを再確認した。しかも、レベルが近いスキーヤーと滑ることの楽しさを実感した。
 一人で滑るつまらなさにスキーから遠ざかろうとさえ思っていた私には刺激的な一日だった。
 明日は筋肉痛に悩まされるかもしれないが、心地良い筋肉痛だろう。
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映画 67 ALWAYS 三丁目の夕日‘64

2012-01-28 21:25:04 | 映画鑑賞・感想

 声に出して言いたくはないけれど…、「あの頃は良かったぁ…」という思いが私の中にあるのだろうか? じわーっと浮かんでくる涙を止めることができなった…。 

             
             ※ 無理して拡大したポスターの画像はちょっと悲惨ですね。

 シリーズ三作目となる「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」を19日、ユナイテッド・シネマ札幌(中央区北1条東4丁目 サッポロファクトリー1条館2F)で観た。

 映画のキャッチコピーに「どんなに時代が変わっても、夢があるから、前を向ける」とある。
 今の私に夢がないとは言わない。まだまだ夢は持っているつもりだ。
 しかし、あの頃(1964年)高校生だった自分には、何だか訳は分からなかったけれど「明日はもっと良いことがある」と無邪気に信じながら生きていたように思う。
 そんな思いをこの映画は彷彿とさせてくれるのかもしれない。

          
          ※ 東京オリンピック開会式時に空に描いた五輪マークを見上げる三丁目の住人たちです。

 1964年、東京オリンピックが開催された年である。
 日本は右肩上がりの成長を続けていた真っ最中である。そんな時代の東京の下町に繰り広げられるドタバタ劇なのだが…。
 私の中では、どこか寅さん映画に通底するものを感じてしまう。

 吉岡秀隆が、堤真一が、いい味を出している。
 それよりも私の中では堀北真希の東北弁(青森弁?)が秀逸である。
 東北から集団就職で東京に出てきて5~6年(?)いまだに抜けぬ東北弁が素朴さと誠実さを醸し出してくれる。彼女が嫁ぐときに就職先だった堤・薬師丸夫妻に東北弁で訥々とお礼の言葉を述べる場面は涙なしには見られなかった。

          
          ※ 涙なしには見られなかった堀北真希が嫁ぐ日のシーンです。

 ALWAYS…。いつまでも、永久に…。
 庶民にとって何だか訳は分からなかったけれど、明日はもっと良い日になると信じられた時代だった。誰もが明日に夢を持てた時代だった。

 そして現代…。
 閉塞感に満ち満ちて、夢を持てるような時代ではなくなりつつあるが、映画の中であの日に還り、あの日のように自らの中に“夢”を育みたいものである。

 一つだけ苦言を呈しておきたい。
 今回の映画は3D映画という触れ込みだった。(2Dも同時上映されていたが)その触れ込みに応じて3D映画で観賞した。
 しかし、私に言わせると3D映画にする必然性をまったくと言っていいほど感じなかった。なぜそうしたのか理解に苦しむほどである。あの「アバター」のように効果的に3Dが活用されたとしたら納得もいくのだが…。

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おめでとう!女満別高校野球部

2012-01-27 22:40:48 | スポーツ & スポーツ観戦
 今春の選抜高校野球大会の出場校に21世紀枠で女満別高校が選出されるニュースが飛び込んできた! 昨年春から密かに女満別高校に注目していた私にはことのほかこのニュースが嬉しい!!

          
          ※ 甲子園初出場を決めた女満別高校野球部ナイン(同校HPから)
 
 今日、オホーツク地方に住む私の友人から午後3時過ぎに「女満別高校甲子園決定しましたあ!」というメールが入りました。
 気にはしていたものの、正直言って「無理かなあ…」と思っていましたから、メールを受け取ったときにはとても驚きました。

 私が女満別高校に注目したのは、昨年春の全道高校春季大会のときでした。
 その時の女満別高校野球を目にした衝撃を私は次のように語っている。

 大会のここまでで私が最も衝撃を受けたのは、「女満別」の野球であり、二階堂投手だった。
 女満別高校という生徒数わずか130数名の学校が全道大会に駒を進めたのはフロックだったのではないのか、という思いが私には拭えなかった。ところが、それがフロックでも何でもなく、しっかりとした野球を身に付けた上での全道大会出場だったことを思い知られた。
 チームの中に鈴木監督の野球に対する考え方が浸透していることを随所に感じさせてくれた。


 そして、さらに女満別高校のエース二階堂投手についても次のように評している。

 最も衝撃を受けたのが「二階堂投手」である。私のひいき目も多少あるかもしれないが、私は大会ナンバーワン投手だと見た。抜群のキレとスピードである。あの旭川南の各打者が振り遅れているのだ。彼自身何度も三振を取りに行くピッチングをしていたと思う。
 それなのになぜ旭川南に4点も献上したのか?
 それは彼の投球術がまだ未熟ということになりそうだ。確かに不運なヒットが続いてしまったこともあったが、不用意にストライクを取りに行って痛打される場面も目立った。現在2年生で大会ナンバーワンともいえる素晴らしいボールを持っている二階堂投手である。ぜひ投球術を磨いて勝てる投手になってほしいと思う。


            
            ※ 甲子園でも快投が期待される女満別高校エースの二階堂誠治投手です。

 その後、女満別高校は夏の大会、秋の大会ともに北海道大会に駒を進め、着実に実力をつけてきた。
 選抜甲子園大会の選考資料となる秋の全道大会の一回戦で、二階堂投手は函館工業を相手にして1被安打、17奪三振という素晴らしい快投を演じた。(残念ながら私はこの二階堂投手の快投を所用にために目撃することができなかった。かえすがえすも残念である)
 翌日が二回戦という不運となり対北海戦は疲れからか力を十分に発揮することなく敗れたのでした。
 そのため、いくら21世紀枠とはいえ選出されるのは難しいかな?と思っていたのですが、選考委員の方々は小規模校で頑張っている公立校に注目してくれたのでしょう。

          
          ※ バランスのとれた二階堂投手の投球フォームです。

 さて、選ばれたからには女満別高校には甲子園での大健闘を祈りたいと思います。
 しかし、半年間も土の上での練習ができず、有名私立校のように屋内練習場もない女満別高校に多くを期待することは酷でしょう。
 それでも全力を尽くして準備し(あっ、網走市に屋内練習場があったかな?)、小粒でもビリっと辛い女満別野球を全国に示してほしいと思います。
 そして二階堂投手をはじめナインが甲子園出場で何かを掴み、夏の大会には堂々と勝ち上がって春夏連続出場することを今から期待しています。

※ なお、私が女満別高校野球に注目したことを記したブログはこちらです。  
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スノーシュー in 白旗山

2012-01-26 22:49:21 | スノーシュートレッキング
 このところスノーシューづいています。夏に一度は登りたいと思っていた白旗山でしたが、果たせないでいました。その白旗山にスノーシュー(かんじき)のコースが整備されていると知り、先日山麓に設けられたコースを巡ってきました。
 
 白旗山でかんじきの無料貸し出しが行われ、コースも整備されていると知り、白旗山森林活用センター(清田区真栄494番地の2)に「スノーシューでもコースが利用できるか」と問い合わせたところ「OK」ということだったので、24日(火)午後から出かけてきました。

 自宅から車で約40分、白旗山営林事業所が管轄する森林活用センターに着き、コースのマップをいただき、さっそくスノーシューを履いてスタートです。
 コースは2キロコースと3キロコースがありましたが、もちろん3キロコースを選択しました。

          
          ※ コースの管理事務所がある「白旗山森林活用センター」の建物です。職員は一人が勤務しているだけでした。

 スタート地点の駐車場からコースへ出るところがやや分かりづらかったのですが、無事コースに乗っかることができました。コースに乗っかってしまうと案内板とコース上を示す色テープが導いてくれるので心配なくスノーシュートレッキングを楽しめました。

          
          ※ コースのところどころにこうした案内板が立っています。

 天候は晴れ、風もなくコンディションは上々です。雪の状態は融けて固まった雪の上に新雪が少し載った状態でした。
 午後に歩いたのですが、平日ということでしょうか、私の前に他の人が歩いた形跡はありませんでした。
 コースはけっこうな上り下りがあり、背中には汗もたくさんかきました。

          
          ※ 林間コースではテープがいたるところにあって安全に導いてくれます。

 白旗山はいわゆる自然林ではなく、エゾ松やトド松が植林されている人工林の山です。したがって、過日スノーシューを楽しんだ滝野のような変化に富んだ森を見ることはできませんでした。(ということより、私にその目がなかったということでもあるのですが…)

          
          ※ コース上にはこうした雪を被った松の葉が目立ちました。
 
 この日は、夕方に他の予定もあったことから、どちらかというと黙々と歩くという感じで、ゆっくり森を楽しむという姿勢に欠けていたかもしれません。
 けっこうな高低のある3キロコースを約1時間半かけて一周しました。

          
          ※ コースのほとんどは森の中で日光が直接届きません。ピーク近くになり日光が届くようになり周りが明るくなりました。

 白旗山は植林や伐採事業でたくさんの林道が造成されているそうです。したがってベテランになるとコース以外のスノーシュートレッキングを楽しんでいるそうです。そのような跡も確かに見かけました。
 夏に山に慣れることで、そうしたことも可能になるのかな、と思いながら山を後にしました。

          
          ※ コース上にはこのようにトイレも完備していて、安心してスノーシュートレッキングを楽しめます。
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雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館

2012-01-25 22:23:50 | 札幌(圏)探訪
 オヤジの仲間づくり21の会の1月例会は、「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」と札幌工場の見学だった。モノづくりの世界の歴史を見ると、急激に機械化が進んだことをあらためて認識させられました。 

 23日(月)今年第一回目の例会は「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」(東区苗穂町6丁目1-1)と札幌工場でした。
 私自身は2009年、当時は「雪印資料館」と呼ばれていたころに訪れたことがありましたが、昨年四月に現在のような名称に変更になったようです。しかし、展示内容は当時と変わりはないように見えました。

          
          ※ 今回の写真はすべて雪印のHPから引用させてもらいました。歴史館の全景写真も夏に写されたものです。

 3年前も同じでしたが案内ガイドが付いてくれ、丁寧に説明してくれます。歴史館では往年使用されていた雪印製品を製造する各種の製造機械が展示されています。それを見ると、製造機械の進化の変遷が良く分かります。

 例えばバターの製造ですが、良く体験学習で牛乳と生クリームを入れた瓶を振り続けることによってバターをつくるという体験をした方がいらっしゃると思います。
工場でもその原理は同じようで、最初は小さな樽状のものを手回しで回していたものが、動力を使って回すようになり、次には大きな容量の容器に入れて回すというように変遷してきた様子が機械とともに展示されています。(この機械をチャンバーと称するそうです)
 それが今や連続バター製造機という形も仕組みも大きく変わった機械によって製造されていることが実物の機械を展示することによってその歴史を教えてくれます。

          
          ※ 写真左はかなり大きなチャンバーですが樽状です。右側はそれが進化したものです。しかし、原理は瓶振りで作るバターと同じです。

          
          ※ さらに進化した連続バター製造器の初期のものです。

 バターに限らず、他の雪印製品の製造機械の変遷について実物を展示しながらその歴史がよく分かるようになっていたのが「雪印メグミルク 酪農と乳の歴史館」でした。

          
          ※ 工場見学の途中にご覧の「勝源神社」が設けられています。雪印製品の「カツゲン」の語呂が縁起が良いと評判になって設けられたそうです。

 その後工場を見学したのですが、現代の工場はオートメ化が進んでしまい見るべきところはほとんどなかったと言っても過言ではありません。
 案内ガイドの方に一つだけ質問しました。それは札幌工場では乳飲料だけでなく、かなり多種類の飲料を生産していることを知り、「それらを同じラインでパック詰めしているのか」と問うたところ、「その通り」との回答だった。
 ガイドの話によると、飲料のパック詰めの工程はパックする飲料が変わるたびに機械を洗浄するため、一日の作業の1/3以上はメンテナンス(洗浄を含めて)にかかる時間だということでした。

          
          ※ 見学コースの最後に雪印ジャンプチームの展示がありました。真ん中には長野オリンピックで金メダル(団体)
           を獲得した原田選手が着用していたユニフォームということでした。

 一つの疑問が残った。
 歴史館のほとんどはカメラ撮影禁止ということだった。許されたのは、雪印製品のカツゲンにちなんだ勝源神社と、雪印スキー部のPRコーナーだけだった。
 しかし、会社のホームページの歴史館のところには撮影禁止の画像がたくさん載っていた。今回のブログにはその写真を使わせてもらった。
 歴史館の中に写されると不都合なものが陳列されているのだろうか?そうとも思えなかったのだが…。
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ダルビッシュ 日ハム退団会見

2012-01-24 20:59:55 | スポーツ & スポーツ観戦
 並々ならぬ自信である。日本球界では真剣勝負ができなくなった。アメリカ球界で日本野球が下に見られていることがイヤだった。アメリカ球界で真剣勝負をして、世界一の投手と言われるようになりたい、とあくまでダルビッシュは強気だった。 

          
          ※ ドーム内のオーロラビジョンに掲げられた「ダルビッシュ有選手 レインジャーズ移籍記者会見」の表示です。

 今日の午後4時からダルビッシュの会見が札幌ドームで行われたが、ダルビッシュ有については一方的に多少は関わりを持っていると自負する私は迷わず札幌ドームに駆けつけました。
 会見の正式名は「ダルビッシュ有選手 レインジャーズ移籍記者会見」となっていましたが、私からすると「日ハム退団会見」というのが相応しいと思ったので、本日のタイトル名はそれにしました。

          
          ※ 詰めかけた報道陣の数も凄い!写真はそのごく一部です。

 いや~、それにしても寒かったですわ。寒い戸外にじーっと待つこと2時間半…。これほどの時間じーっと待ち続けたなどいう経験がこれまであったろうか?
 ドームに到着したのがちょうど正午、それからひたすら待ち続け、3時開場予定が30分だけ前倒ししてくれましたが、寒中に何もせずにじーっと待つことに辛さをじゅ~ぶんに味わいました。
 ドーム内に入ってからも、またまた待つこと1時間半…。
 待ち時間が合計4時間。それに行き帰りの時間を加えると総計6時間の時間を要したことになります。
 つまり今日は、ダルビッシュの30分間の会見のために一日を費やしたことになった。
 一日を費やさないまでも、ドームに詰めかけたファンが一万人を超えたということだったが、なるほど三塁側の客席は最上階までびっしりでした。

          
          ※ 客席はご覧のように最上階までびっしりでした。

 会見内容については、NHKが全中継したり、民放各社がニュースで取り扱ったりと、その全容が伝えられているようなので、私の感想はリード文で触れたことで後は省略したいと思います。

          
          ※ 民放キー局のアナも駆けつけていました。写真はTBSの青木裕子アナです。(NEWS23Xのスポーツ担当)

          
          ※ こちらはフジTVの田中大貴アナ(朝の「とくダネ!」出演)会見後にドーム外でインタビューしていました。

 今回は早くから並んだこともあって、前列から6列目に席を確保することができた。
 そこで威力を発揮したのが、最近導入したばかりの35倍ズームの新機種です。かなりの枚数を撮ったのですが、その中から選りすぐりの数点をアップすることにします。

          ※ ダルビッシュ有選手の記者会見での選りすぐり(?)の6態です。
          
          ※ 最初は起立してファンにお礼を述べました。

          

          

          

          

          
          ※ 会見が終わり、場内を回りファンに挨拶するダルビッシュです。

 それにしても一選手の退団会見に一万人もの人が詰めかけるところに、ダルビッシュの日ハム球団における存在の大きさが表れているし、アメリカ球界で活躍してほしいというファンの願いが表出した結果だと思う。
 そして彼がファンの願いどおり、また彼が思い描く通り活躍した暁には、今日の会見も記念碑的な出来事として語り継がれることになるのだろうと思います。

          
          ※ テレビにもたくさん映っていましたが、こうした声援幕、ボードがたくさん掲げられていました。日ハムファンはことのほかこうしたことが好きなようです。
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札幌麺紀行 93 梅光軒 札幌駅前店

2012-01-23 22:18:18 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 スープ、麺、チャーシュー、メンマ…、全てに平均点を上回る印象を与える梅光軒です。旭川ラーメンの一方の雄、梅光軒の札幌駅前店を久しぶりに訪れました。 

          
          ※ 梅光軒 札幌駅前店のエントランスです。

 「梅光軒 札幌駅前店」は日本生命札幌ビルの商業棟のオープンと同時に開店しました。
 開店当時(2009年11月)は勤務先が近かったこともあり、昼食にしばしば利用していました。当時から抜群に旨い!というわけではありませんでしたが、全てが平均点以上という感じがしていました。
 今回、久しぶり訪れてみましたが、その印象は変わりませんでした。

 店は日本生命ビルの地下一階の食堂街の最も南側に位置し、客席は20席程度とそれほど広い店ではありません。
 店内の壁に梅光軒の開店当時(1969年)の白黒写真が壁いっぱいにディスプレイされています。

          
          ※ 昭和44年、旭川で開店当時の様子を表す写真が壁にディスプレイされていました。

 応対してくれた女性スタッフに「ここの一押しは醤油ラーメンですね」と確認して、醤油ラーメン(700円)を頼みました。
 ほどなくして出てきた醤油ラーメンは一見「味噌ラーメンでは?」と思うほどスープの色が醤油のイメージからは遠い薄い色です。しかし、味は確かに醤油です。
 スープは魚介系ですがしつこくありません。麺は旭川ラーメンの中細麺、チャーシューはしっかりしたものが2枚載っています。メンマはしっかり味付けされていて梅光軒の特徴の一つのようです。

          
          ※ 一見味噌ラーメンとも見紛うような色合いの醤油ラーメンです。

 これっ、といって大きな特徴は感じられないのですが、どれをとっても平均点以上の満足感を得られる梅光軒のラーメンです。
 実は旭川に行った際に地元の人の評判を聞き、本店でも食した経験があり好印象をもっていた店でした。
 これからも街に出て、「ラーメンが食べたい」と思った時に立ち寄りたい店の一つが梅光軒 札幌駅前店です。
 
【梅光軒 札幌駅前店 データー】
札幌市中央区区北3条西4丁目1-1 日本生命札幌ビルB1F
電話    011-281-2305
営業時間  11:00~22:00
定休日   無休
駐車場   無
座席    20席
入店日   ‘12/1/19
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滝野の冬山をスノーシューで歩く

2012-01-22 23:08:28 | スノーシュートレッキング
 昨年に続いて自然体験の講座に参加し滝野の山でスノーシューハイキングを楽しみました。定められたコースを歩く講座はスノーシューの醍醐味は損なわれますが、アウトドアのベテランから冬山のあれこれを伺うのもまた楽しいものです。 

          
          ※ 滝野の山の中を往くスノーシューハイキングです。

 昨日21日、札幌市が行う「自然体験活動セミナー」に参加しました。
 セミナーの目的は自然体験活動のリーダーを養成する講座ということで1泊2日の日程でしたが、私はスノーシューの体験だけが目的だったので1日日程で参加しました。
 会場は「札幌市青少年山の家」(滝野241番地)とその周辺で行われました。
 
 午前中は座学で「野鳥観察について」と題して、日本野鳥の会札幌支部の方の講義がありました。講師が野鳥観察の大ベテランで野鳥観察入門的なお話を興味深く話されました。
 話の中で興味深かったのは、野鳥の世界においても人間の介入によって自然界のバランスが崩れることで森林が破壊された例を話されました。(樹木に穴を開けるキツツキを排除したところ、害虫が大発生して森林が壊滅したという例)自然のいろいろな分野において人間が介入することによって生態系のバランスを崩す例を聞くことがありますが、野鳥の世界でもそうしたことがあったとは…。人間は自然にとって罪深き存在なのか…。

          
          ※ 中央の木に丸い穴が二つ開いています。クマゲラが作った巣穴だということです。
          
 午後は待望のスノーシューハイキングでした。
 この札幌市の「青少年山の家」は、その経緯は詳しくは承知していないが、施設は札幌市の運営するものでありながら場所は国立滝野すずらん丘陵公園内にあります。
 したがってハイキングコースも滝野すずらん丘陵公園内に造られています。公園内とはいえ、自然がそのまま残ったようなロケーションです。

 講師は午前中の野鳥の会のベテラン氏と野外教育研究会の方がコース案内を務めました。
 コースは青少年山の家で造られたコースで、コースの大部分は踏み固められているものでした。スノーシューの醍醐味は誰も踏み入れたことのない新雪に踏み入る楽しさがあるのですが、今回の講座ではそうしたことは望めませんでした。無理もありません。老若男女が参加する講座にそのような冒険的要素を入れることなどできないことですから…。

          
          ※ 一見深山を往くようですが、しっかり足跡が残り踏み固められていました。

 しかし、別の楽しさがありました。
 コースのところどころで立ち止まり二人の講師がいろいろと説明してくれます。冬でも一見花のように見えるノリウツギ。来るべき春を待ちながら固い蕾を付けるホウノキやツルアジサイ。雪の上に点々と足跡を残すキタキツネやエゾリス等々…。
 説明を受けることで無味乾燥に見えた雪山に生命が豊かに息づいていることを教えてくれます。

          
          ※ ドライフラワーが咲いているようにも見えますが、ノリウツギという野草です。

 ところが肝心の野鳥が全く姿を現しません。
 野鳥の会のベテラン氏によると野鳥が活発に動き回るのは午前中なのだそうだ。そんなこともあり飛んでいる姿はおろか、鳴き声さえ聞こえぬままトレッキングを終えようとしていたとき、誰かが谷底に動き回るものを発見しました。ベテラン氏によると「ツグミ」ということだった。一か所で動き回っていたので、ベテラン氏が持参した望遠鏡を設置して大写ししたツグミを見せてくれました。カメラにはもちろん収めることはできませんでしたが、望遠鏡内に大きく映ったツグミを見て、参加者一同大感激でした。

          
          ※ この足跡はキタキツネの足跡だということでした。

 最後にベテラン氏が「森のレストランに案内しましょう」と言ったのですが、私は「何のこっちゃい?」と思いました。するとそれは山ブドウが干しブドウ状態になって残っているところに案内してくれたのでした。皆それぞれ試食(?)してみたのですが、それは干しブドウというより、味のほとんど消えた梅干しといった感じのものでした。
 ベテラン氏によると食料の乏しい今の季節にはこうしたブドウにも野鳥がやってくるということでした。

          
          ※ 「森のレストラン」で供された干しブドウ(?)です。

 一人で黙々と新雪を往くスノーハイク、講師に従いグループで歩くスノーハイク、楽しさはまったく違うものの、どちらも魅力あるスノーシューハイキングです。
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