田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ランチタイムセミナー「おひるの科学」

2011-11-30 22:13:05 | 講演・講義・フォーラム等
 昨日(29日)、今日(30日)と北海道立総合研究機構が主催するランチタイムセミナーに参加しました。テーマが「暖かい暮らしの科学」というタイムリーなテーマでもあり興味深く聴くことができました。 

             

 以前にもレポートしたことがありますが、北海道立総合研究機構(略称:道総研)は定期的に道庁ロビーにおいてランチタイムセミナーを開催しています。
 ランチタイムセミナーの名のとおり、昼休みを利用して道総研の研究成果の一端を市民に分かりやすく解説するセミナーです。

 今回は二日間にわたって、三人の講師からお話を聴くことができました。その三人のテーマと講師の名前を紹介します。
 ◇「快適な暖房環境をつくるために」 建築研究本部   月館  司 氏
 ◇「温水を利用した暖房システム」  産業技術研究本部 白土 博康 氏
 ◇「木から生まれたエネルギー」   森林研究本部   小林 裕昇 氏
の三人でした。

          

 三人の話の中から特に興味深かった事柄を列挙すると…。
◇人間の深部体温37℃を維持するためには皮膚温が33~34℃のときが最も快適である。(冬は暖房だけではなく、衣服による調節が大切だということになります)
◇日本の暖房エネルギー事情を過去30年間にわたって調べると、産業用は減少傾向、業務用・運輸用が横ばい傾向なのに対して、家庭用だけ2.5倍にも増加し、家庭の生活環境がエネルギーを消費する割合が大きくなってきている。
◇暖房のシステムとしては、ファンなどによって暖気を送るより、温水によってラジエターからの放熱、床暖房による放熱と熱伝導のシステムの方が快適性に優れている。
◇木質ペレットを燃焼させるペレットストーブは化石燃料と違いCO2の削減に威力を発揮するが、ストーブの価格、燃料の確保、メンテナンスの煩雑さなど、普及するためには解決しなければならない問題がまだ多い。などなど…。

          

 ところで最近は大学をはじめとして、こうした研究機関などが市民向けの講座やセミナーを開催することが目立ってきたように思います。
 このこと自体はとても歓迎すべきことだと思っています。各研究機関が研究成果を広く発信していくことで機関の存在意義が社会に伝わっていくことになるし、研究者の不得手としている“伝える力”も鍛えられると思うからです。
 一方で、主たる任務である研究の方にも力を注いでいただきたいとも思います。私たちに市民に分かりやすく伝えることに腐心するあまり、肝心の研究がおろそかになってしまっては本末転倒というものです。
 日本の、北海道の科学技術の進展を期待したいと思います。
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映画 61 日輪の遺産

2011-11-29 22:40:46 | 映画鑑賞・感想

 映画は作家・浅田次郎の原作ですが、戦後M資金とか山下財宝などと囁かれた伝説に浅田次郎が独自の解釈を加えた作品です。軍部の極秘命令に知らずに加担することになった可憐な少女たちの過酷な運命と、軍の命令に逡巡する三人の兵士を描きます。
 
 11月28日、道新の販売店主催の試写会が道新ホールで開かれ、招待券が舞い込んで鑑賞してきました。
 題名の「日輪の遺産」についてですが、原作を読んでいないで何とも言えないのですが、辞書を見ると「日輪」は「太陽の異称」となっています。そこから派生して「日出ずる国=日本の遺産」と解釈できそうです。

          

 ストーリーは、昭和20年8月10日、帝国陸軍の真柴少佐(堺雅人)は、軍トップに呼集され、ある重大な密命を下された。それは現在の価値で約200兆円のマッカーサーの財宝を隠すというもので、真柴は極秘任務を遂行するが、やがて任務の終わりが見えたころ、勤労動員として駆り出された20名の少女たちに非情極まる命令が出され……。

 少女たち結局、終戦の報を聞いて軍が用意した青酸カリを自ら口にし、集団自殺をするという悲惨な最期を遂げるのです。
 しかし、私は正直言ってこの映画がいったい何を言いたかったのか、映画を観ている最中も、観終わってからも分からずじまいでした。
 ストーリーがフィクションであったということかもしれません。
 映画のレビュー欄を見ると、ある人は少女たちの可憐さを描いた映画だと言います。しかし、少女たちの可憐さを描くのに戦争物をもってくる必要性を感じません。 
 またある人は、骨太の映画であると言います。この映画のどこに骨太さを感じたのだろうか?
 私にはまったく分からない。浅田次郎の原作を読むと、この映画の意図するところも分かってくるのだろうか?

          

 映画そのものから離れて、出演者の中で少女たちの先生役を演じたユースケ・サンタマリアが普段のイメージとは真逆の優しく人間味のある先生役を味わい深く演じていたのが印象的でした。
 また、主演の堺雅人は最近いろいろな場面で目にするのですが、彼の演技達者ぶりをこの映画でも魅せてくれました。

 「日輪の遺産」…。ロードショーとしての劇場公開は終わっているようですが、私としては期待したほどではなかった、という評価にしておこうと思います。
 

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ミュンヘン・クリスマス市

2011-11-28 21:28:07 | 札幌(圏)探訪
 恒例のさっぽろホワイトイルミネーション(昨日レポ)の開幕と共に、こちらも恒例のミュンヘン・クリスマス市も開幕しました。クリスマスにちなんださまざまな飾り物や、ドイツ風のファーストフードのブースがたくさん立ち並ぶ中、多くの人で賑わっていました。

          
 
 大通公園のホワイトイルミネーションの写真を撮り終えた私は、その足で当然のようにミュンヘン・クリスマス市にも足を延ばしました。市には、実にたくさんの販売ブースが並んでいます。

                 
 たくさんの市民が興味深そうに商品の品定めをしていましたが、まったく物欲のなくなった私は遠くから漫然とその様子を眺めるばかり…。
 クリスマスを楽しもうとか、部屋を飾ろうとかする気持ちが失せてしまったことはちょっと寂しい気もするのですが…。

          

 その気持ちは妻も同様らしく、彼女も特にブースを覗くこともなく帰宅を促すのでした…。
 ですから私はたち何も買わず、何も食せず、と思っていたのですが、3年前から買い続けている記念のマグカップ(500円)だけは買い求めました。

          

 札幌の街を興味津々でウオッチングすることを旨としている「札幌を見る!観る!視る!」のブログの発信者としては危険な兆候です。もっともっと好奇心をもたなくちゃいけませんね。
 ということで、本日も何枚かのミュンヘン市の様子を写した写真を掲載して、その様子をお伝えすることにします。

          

          
 
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さっぽろホワイトイルミネーション

2011-11-27 23:06:26 | 札幌(圏)探訪
 札幌の冬の風物詩ホワイトイルミネーションが開幕してから三日後の本夕出かけてみました。大通公園は例年のように明るくきらびやかにデコレーションされ、多くの市民が楽しんでいました。 

 実は先日、これまでのカメラよりちょっとだけグレードアップしたカメラを購入しました。これまでのデジカメより図体(ずうたい)が大きいので、これまでのデジカメと併用していきたいと思っています。
 その新カメラなのですが、これまで2度ほど投稿にも使用したのですが、思った効果を発揮しているとはお世辞にも言えない状況です。腕前の問題なのでしょう…。
 今夕、そのカメラをもって大通公園に出かけました。

 札幌の冬の風物詩ともなったホワイトイルミネーションを撮影しようと思ったからです。ホワイトイルミネーションそのものは、ご時世を反映してでしょうか例年よりやや規模を縮小した感じでしたが、それでも大通3丁目・4丁目あたりは華やかに煌びやかに彩られていました。

 それでは写真の羅列第三弾を載せることにします。

          

          

          

          

          

          

          
           
          

          

          

          

          
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札幌Cafe紀行 №91 櫻珈琲煎房 藻岩店

2011-11-26 21:17:15 | 札幌Cafe紀行
 “大人のための上質な時間を提供”というキャッチフレーズどおりに広々とした空間、静かに流れる音楽、がっしりとしたテーブルと椅子…。そのどれもがゲストを癒してくれ要素で満ちていました。 

                         
 櫻珈琲煎房 藻岩店は藻岩下の住宅街の奥まったところに位置していました。
 ガイド本の写真を見て店のオシャレ度が気になり、妻と一緒にランチをしようと出かけました。
 お店は1・2階、そしてテラス席がカフェスペースとなっていて、地階にはとある作家の隠れ家ギャラリーがありました。

                  

 私たちは一階の窓際に席をとりました。しっかりとしたつくりのテーブルと椅子が落ち着きを与えてくれます。
 私たちはランチで訪れたのですが、基本的にはコーヒーや紅茶などドリンクを提供することがメインのようで、ランチメニューは「石焼カーライス」(930円)と「サンドイッチセット」(1,300円)しかありませんでした。
 私たちがオーダーしたのは「石焼カレーラスセット」(ドリンク付き 1,300円)でした。石焼とは容器(石製)でカレーのルーを温めて提供するところから名付けられたようです。

          
 
 カレーは粘性の小さなスープカレーといった感じ(しかしスープカレーとも違う)ルーの中に大きめの具とライスが入っているものでした。
 辛口が苦手の私にはやや辛さが勝ったカレーでしたが、美味しくいただくことができました。

          

 コーヒーも単品では630円と強気の価格設定のものでしたが、価格に負けずに美味しく淹れられたコーヒーでした。(私の頼んだのはマイルドブレンドです)

          

 テラス席も窓から見えましたが、夏季には緑を感じながらゆったりとした時を過ごすのには適しているかもしれません。
 ロケーションも、店内の雰囲気もゆったりと寛げる大人のカフェといった雰囲気のお店でした。

          
 
【櫻珈琲煎房 藻岩店 データ】
札幌市南区藻岩下2-4-11
電  話 011-583-9349
営業時間 11:00~23:00
定休日  なし  
座 席  38席
駐車場  有(15台)
入店日  ‘11/11/24
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林心平 × 気象予報士

2011-11-25 23:36:00 | 講演・講義・フォーラム等
 「どこかで見たことがあるなぁ…」と思っていたが、以前にUHBの天気キャスターとして出演していた浦野浩氏でした。キャスターらしく分かりやすく気象の仕組みや近年の傾向について解説してくれました。

          
          ※ 地球温暖化について説明する浦野氏です。 

 作家・林心平氏が昨年の「動物の人に聞く」に続いて専門家に聞くシリーズ第二弾「温暖化ってどんなこと?」が始まりました。 
 第一回目は都合で参加できず、11月19日(土)に行われた第二回目「気象予報士が読み解く地球温暖化」に参加しました。(会場は札幌市環境プラザ)
 
 浦野氏は過去100年間の気象観測データを提示しながら、国内の気温は100年間に1℃以上気温上昇したとし、今後向こう100年間の推計としては最小1.1℃から最大で6.4℃も気温が上昇するとする説を紹介しました。

 また、気温の上昇によって水蒸気の量が増えるため降水量の増加が予想されるが、それが降雪量の増加には結びつかないだろうという。それは、近年でも12月や3月の雪が雨に変わるように、気温の上昇が雪を雨に変えるからということですが、このことは私も実感するところです。

 こうした地球温暖化の原因は二酸化炭素の増大にあるというのが一般的な説ですが、それに異論を唱える学説があることも承知しながら、浦野氏はやはり二酸化炭素を抑制する立場をとりたいとしました。

          
          ※ 浦野氏との対話をリードする林氏です。

 浦野氏のお話はキャスターらしく分かりやすい内容だったのですが、一方で物足りなさが残ったのも事実です。これまでこの類のさまざまな講座を受講してきている私にとってはどこかで聞いた焼き写し的な内容であったことは否めません。そこは浦野氏が研究者ではないので致し方ないことなのかもしれません。
 そんな感じだったためか、後半の林氏との対話も林氏にとっては突っ込みどころがないせいなのか、やや盛り上がりに欠けた感がありました。
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札幌Cafe紀行 №90 スポーツバー & カフェ モノゾーン

2011-11-24 21:02:20 | 札幌Cafe紀行
 スポーツ好きが集まってモニターに映るスポーツシーンを楽しみながらカフェタイムを楽しむお店です(夜間はもちろんお酒も入って…)。私たちはスポーツ中継をしていない平日午後に訪れました。 

          

 スポーツバー & カフェ「モノゾーン」は札幌時計台の裏手にあたるオーク札幌ビルの地下飲食街にありました。店の外側の壁には何やら意味ありげなラインが描かれています。
 店内に入ると正面に50インチくらいのモニターが出迎えてくれました。

          

 私たちは友人と3人で訪れましたが、先客がいなかったこともあって店の奥に設けられたソファ席に案内されました。そこにも別なモニターがありました。
 オーナーと話をしてみると、お店はサッカー観戦者が多いらしくてソフトも充実しているということで、先日(11月12日)私がスタジアムで観戦した大分トリニータ戦のビデオを流してもらうことにしました。

          

 フードメニューもけっこう充実しているカフェですが、食事時ではなかったので、それぞれブレンドコーヒー(400円)やカフェラテ(450円)をオーダーしました。
 私はコーヒーだったのですが、しっかりとした美味しいコーヒーが提供されました。

          

 少しの間オーナーとお話することができたのですが、コンサドーレのアウェイ戦になるとやはりお店は満杯になるとのことでした。座席数は28席とけっして大きくはないお店ですが、きっと実況中継があるときは大いに盛り上がることでしょう。
 ただ、私たちもコーヒー一杯で大分トリニータ戦の前半を観戦させてもらいましたが、画面に魅入っているとお客さんの回転率が良くないのでは、いらない心配をしてしまったのですが、本当のところはどうなんでしょうか。

 なお、店名の「モノゾーン」ですが、確認はしていませんが MONO ZONE と表記すると思います。そうだとすると、「コンサドーレや日ハムを心を一つにして応援する場所」と解釈されます。

【スポーツ & カフェ モノゾーン データ】
札幌市中央区北2条西2丁目 オーク札幌ビルB1
電  話 011-596-0225
営業時間 11:00~23:00
定休日  不定  
座  席 28席
駐車場  無
入店日  ‘11/11/18
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映画 60 アントキノイノチ

2011-11-23 21:45:44 | 映画鑑賞・感想

 人生とは不条理である。生きることに絶望した二人が出会い、生きる希望を見出したと思ったのもつかの間、主人公ゆきは幼い命を救うために自らの命を投げ出してしまった…。 

          

 久しぶりの映画鑑賞でした。今年はいままでにないハイペースで映画を観ていたのですが、久しく離れてしまい記録を見ると9月下旬以来約2ヶ月ぶりでした。
 新聞で評判なっていたのですが、作品を紹介するネット上の記事で「若い人に観てもらいたい」という趣旨の記述を見て「どうしょうかぁ…」と思いましたが、思い切って11月21日(月)札幌シネマフロンティアに足を運びました。
 映画は私のようなおじさん(おじいさん?)にも十分に楽しめるクォリティの高さを感じた映画でした。

 良かった原因の一つが原作の素晴らしさにあると思いました。
 歌手であるさだまさしの原作ということですが、「遺品整理業」というあまり馴染みのない仕事を通じて心に傷を負った若い二人が出会い、「命」の尊さに気付くという内容なのですが、さだ氏のストーリーテーラーとしての確かさを感じさせる作品でした。

 また、キャスティングの素晴らしさもこの映画を成功させていると思いました。
 生きることに不器用で、どこか自信なさそうな主人公・杏平を演じた岡田将生。心に傷を負いながらも健気に生きようとするゆきを演ずる榮倉奈々。お笑い芸人のかけらも見せず存在感のある演技を披露した原田泰造(ネプチューン)。などなど…。

  

 映画のタイトル名「アントキノイノチ」は、もちろん「あの時の命」をもじったものです。
 主人公の二人がそれぞれ過去に人が命を落とすことに関わり、大きな傷を負い、その影を背負いながら「あの時の命」のことを思いながら「生と死」ついて考え、もがきながら生きる二人の姿を描くことから、原作と同じタイトル名が付けられたようです。

 今日(23日)でロードショー開始5日目ということですが、客足は期待したほど伸びていないとネット上では伝えています。その原因の一つが「タイトル名にあるのでは?」と評されています。「タイトルにインパクトがない」と…。
 年末一番の話題作とも言われていた作品ですから、客足が伸びていないとしたらとても残念なことです。若い人も、そうでない人も、感動すること間違いのない映画だと思います。
 私は◎印を付けて推薦します。
 

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エスポラーダ北海道 敗れる!

2011-11-22 22:53:41 | スポーツ & スポーツ観戦
 今日(11月22日)、2年ぶりにエスポラーダ北海道の試合を観戦するため「北海きたえーる」まで赴きました。相手はFリーグ発足後、4年連続してチャンピオンの名古屋オーシャンズでした。格の違いを見せつけられたのですが…。

          
          ※ 試合前、観客に挨拶をするエスポラーダの選手たちです。
 
 投稿すべき話題は他にもあるのですが、スポーツは生ものですのでいち早くレポートすることにします。
 フットサルを観戦料を払ってまで観戦しようとは今の段階では私の中に芽生えていません。今回も無料招待の企画に応募して運良く招待券を入手できたための観戦でした。
 会場の「北海きたえーる」はかなりの数の観客が入っていて、発表では2,837人の入場者数とのことでしたが、はたして有料入場者数はどれくらいだったのだろうか?

          
          ※ 試合前、そしてインターバルの時、観客に愛嬌を振りまいていたエスポラーダのマスコット
           「リスポ」と、コンサドーレのマスコット「ドーレくん」です。

 試合は今シーズンも首位を走る名古屋オーシャンが終始主導権を握り、前半3点、後半3点を挙げ、北海道エスポラーダは後半に二つのゴールを決めたものの、結局6対2という大差での敗戦となりました。

 しかし、内容的には北海道にもたくさんのチャンスがありました。そのチャンスを生かすのが名古屋、チャンスを生かし切れないのが北海道、という図式だったように思います。
 名古屋には森岡というペルー国籍の日系人ストライカーがいましたが、彼の個人技・決定力が群を抜いていました。この試合でも3点をゲットし、現在Fリーグでも得点王レースのトップを走っているようです。

          
          ※ 抜群の存在感を発揮していた名古屋の森岡選手です。

 名古屋には紹介したペルー国籍の森岡選手をはじめ、ブラジル、ポルトガルなどの外国籍選手、またブラジル生まれで日本国籍を取得した選手などがたくさん登録されています。
 対するエスポラーダ北海道は、北海道出身選手だけで構成されているとのことです。
 名古屋の選手はプロ、対する北海道は全員が働きながらFリーグを戦っているそうです。
 これでは互角に戦ってほしいと願っても難しいところがあるのかな、と思ってしまいます。それでも今日の試合でエスポラーダの選手は臆することなく強敵に向かっていきました。

          
          ※ 苦しい試合展開にタイムを取って作戦を練るエスポラーダのベンチです。

 現在、エスポラーダはFリーグ10チーム中7位ということです。上記のような条件の中で多くを望むのは酷なような気がします。
 道産子選手だけでFリーグに挑んでいる選手たちにおおいなるエールを贈りたいと思います。
 そしてまた、フットサルはグランドサッカー(本来のサッカー)とは違い、攻守が瞬時に変わるスピーディな展開が魅力です。

          
          ※ スポーツ写真はスピーディなために素人にはなかなか良いシーンが撮れません。
           この一枚は名古屋(赤)がボールを奪取して相手ゴールに向かおうと反転した一瞬
           を捉えたものです。

 私の後ろに座っていた女性のペアが、試合終了後「フットサルって思っていたよりスピードがあって面白いね」という言葉が聞こえてきました。私も同じ思いです。
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村木厚子氏 福祉を語る

2011-11-21 22:42:09 | 講演・講義・フォーラム等
 いわゆる「凛(りん)の事件」で大阪地検の主任検事・前田恒彦によって証拠をねつ造され、逮捕・監禁された後、冤罪が晴れて釈放・復職したことによって一躍時の人となった厚生労働省の村木厚子氏の講演を聞く機会がありました。
 
 村木厚子氏は、11月19日(土)エルプラザにおいて開催された「ほっかいどう福祉・介護フォーラム」のメインゲストとして招請されました。
 村木氏は「今、あらためて福祉を伝える」と題して講演されました。

          

 村木氏は“共生社会”こそ、これから求められる社会であると冒頭話された。“共生社会”とは、とりもなおさず「互いに支え合っていく社会」を指します。
 その「支え」には二つの側面があると村木氏は言います。
 一つは、むろん「本人を支える」ことです。このことも、本人の全てを支えようとするのではなく、本人のできないことを支える。本人ができる部分は生かしていくように支える。つまり本人の力を最大限に生かすように支えることが大切だと強調された。
 二つ目は、「家族のケアする力を支える」ことが大切であるとした。

 村木氏が有能な役人らしく“福祉”を語ってくれたことも印象的だったが、私の興味はやはり逮捕・監禁された事件についてのことだった。
 期待にたがわず村木氏は事件のことについても語ってくれた。
 村木氏は結局、無実の罪で大阪拘置所に164日もの間拘置されたそうです。
 長期間の拘置に耐えられたのは「周囲の支えだった」と村木氏は語ります。
 その支えの一つは、家族・友人・職場の仲間の支えだったということです。
 いま一つは、「プロフェッショナルな6人の弁護士たちの支えだった」と言います。
 村木氏は大阪地検の検事たちへの恨み辛みは一言も口にせず、冷静・聡明な目で自らの拘置生活を客観視しながらユーモアを交えて語ってくれました。

 村木氏は最後に、これからの日本では“福祉”に対するニーズがますます増えていくが、その“福祉”の質が良くなるか、悪くなるかは、国民の選択にかかっていると結んだ。

          
          ※ パネルディスカッションの様子です。右から4番目が村木氏、2番目が大原さんです。(彼について最後に※印で書いてます)

 この村木氏の最後の言葉を国民の一人としてどう受け止めるかは大変難しい問題であるような気がしました。
 少子高齢化がますます進む日本の社会において、“福祉”に対する国民の要望は高まる一方だと想像されます。高福祉化は高負担を生じることになります。
 高まる要望とそれに応えるための財源をどう捻出していくのか、それは国民の選択にあると村木氏は言います。
 私たちに突き付けられた問題は、私たちの想像以上に大きな問題のように思います。


※ 村木氏の講演の後、村木氏も加わってパネルディスカッションが行われました。その中で大原裕介という若者の存在を初めて知りました。彼は当別町を中心に活動する「NPO法人ゆうゆう24」の理事長という紹介でした。このNPOが素晴らしい活動をしているらしいのです。いつか大原さんの話をもう一度聞いて、彼らの活動を詳しく知り、レポートしてみたいと思いました。
  
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