田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ワンコインランチ紀行 37 手打ちそば さくら 大通店

2019-01-31 16:05:01 | ワンコインランチ紀行 

 丼の全面を磯のりが覆い、そこから麺を取り出すと太い縮れ麺が顔を出した。つゆもマイルドな味わいで、「これは当たり!」と思わせてくれた一杯だった。

          

          ※ 大手町ビルの地下一階に出店している「手打ちそば さくら」のエントランスです。

 「手打ちそば さくら」は、4丁目プラザの隣、大手町ビルの地下一階に出店していた。

 店を訪れたのは午後3時を回っていたこともあり、席がたくさん空いていたので私は自分で席を見つけて座ったが、よく見ると店内はいつくかのブロックに分かれていたようだった。

          

          ※ 店内は木をふんだんに使用した感じの良い雰囲気です。

 この店のワンコインメニューは「磯のり花巻そば」(通常価格950円)である。

          

          ※ おそば屋さんらしく、蕎麦はもちろんですが、ご飯類も充実しているようです。

 出てきた「磯のり花巻そば」は一見すると表面が真っ黒だった。その訳は磯のりが丼全面を覆っていたのだ。「おーっ!」とするほどインパクトがある。その磯のりの中から麺を取り出すと、ぶっとい(表現として適当かな?)麺が顔を出した。ガイドブックによると極太縮れ麺ということだが、喉をスルスルと通過する細い面とは違い、これはこれで喉越しがまた違って良い。タレは甘くなく、辛くなく、適度である。

          

          ※ 出たー!! 磯のりが丼の表面を真っ黒に覆っています。

 磯のりだが、その香りも風味も抜群で、ついつい余計につゆを飲んでしまった。血圧に悪いなぁ、と思いつつも止められなかった。

 都心の真ん中、なかなか美味なそば屋さんを一つ見つけた思いだった。 

          

          ※ 磯のりをかき分けて蕎麦を取り出すとぶっとい麺が現れました。

【手打ちそばさくら 大通店 データー】 

札幌市中央区南1条西4丁目5 大手町ビルB1
電  話  011-218-8080
営業時間  11:30~23:00
(ランチパスポート可能時間13:00~16:30)
定休日   無 
座席数   70席(カウンター席・テーブル席)
駐車場   無
入店日  ‘19/01/23

スノーシュー in 野幌森林公園(瑞穂口)

2019-01-30 18:05:35 | スノーシュートレック & スノーハイク

 初めて「瑞穂口」から野幌森林公園に入った。歩いたコースは全て初めてのコースだった。あまり人が入っていなく、野趣に富んだコースが魅力である。新雪のところが多く、良い意味でのトレーニングになった。

         

 ※ 今日私がトレックしたところは、「瑞穂口」から緑の下野幌線、そして「トド山口」まで行き、それから中央線を北上して、赤い基線から「瑞穂口」に帰ってきました。

 若干昨日の疲れが残っていたが、今日を逃すと数日スノーシューを履けない予定なのでちょっと無理をして野幌森林公園に向かった。そして、今回はいつもと違い「瑞穂口」を目ざした。

 野幌森林公園には、「大沢口」、「記念塔口」、「トド山口」、「登満別口」そして「瑞穂口」と五つの入口がある。私はこれまで森林公園に十数度訪れているが、いつも「大沢口」だった。「大沢口」には「自然ふれあい交流館」もあり、観察会もこちらで開催されるなど、いわばメインの入口となっている。そして公園のマップを見ると、私はこれまで公園の北半分しか体験していないことに気づいたのだ。そこで今日は公園の南部分を踏破しようと「瑞穂口」を目ざしたのだ。

           

         「瑞穂口」は駐車場確保のために除雪された雪がうずたかく積まれ、案内板などは隠れていました。

 「瑞穂口」は初めての者にとってはやや分かりにくかった。マップに従って公園内に入ったのだが、どこが入口か良く分からなかった。少し広くなっているところ車が一台停まっていた。(道路はまだ先へと続いていたのだが)

 その方に「瑞穂口に行きたいのだが、どの辺りでしょうか?」と問うと「ここが瑞穂口です」と言うではないか!周りに表示などは何もない。そしてその方は、私が当然「瑞穂の池」に向かうものと思い、「こちらがコースの入口です」と言ってくれた。そこには除雪された雪山をのぼっていくように足跡が付いていた。しかし私が「トド山口の方へ行きたいんです」と言うと、「それはあちらが入り口です」とまったく別な方を指さした。そこにも特別に表示はなかった。

          

          ※ 「トド山口」に至る下野幌線の入口にも何の表示も見ることができませんでした。

 ということで、もしその方がいなかったとしたら、私は「瑞穂口」付近でウロウロしただけで帰らざるを得なかったかもしれない。

 ともかくなんとか目指す「トド山口」に向かう「下野幌線」に取り付くことができた。

 散策路には数日前の先行者の踏み跡が残っていた。それはおそらく27日の日曜日のものと思われた。その後、28日に降雪があったので薄っすらとした踏み跡だった。しばらくその跡を辿っていたのだが、途中から踏み跡があちこちに散らばって付けられていた。私は最も踏み跡がよく残っているところを辿って先へ進んだ。ところが、その踏み跡はだんだんと木が密生しているようなところに入っていった。「野幌森林公園の散策路は広い歩道が設けられているはずだ」と考え、「これは違う!」と判断し引き返し、比較的踏み跡が薄いながらも広く通路状になっているコースを選択した。結果的にこの選択が正解だったことをその先しばらく行ったところで確認することができた。

           

          ※ 迷った地点からかなり進んだところで、ご覧の表示があり一安心しました。

 下野幌線は中央線と交差するまで3.6キロあるが、支線ということもありけっこう野趣に富んだコースだった。これまで体験したコースとは違い、かなりの上り下りのところもあった。また風倒木がかなり目立ったのもこのコースの特徴だった。ただ、散策路が風倒木によって遮られているところはなく、管理事務所が適切に対処されていることをうかがわせてくれた。(感謝!)

          

          ※ 下野幌線はご覧のようなワイルドなところもありました。

          

          ※ コース中に目立ったのが、こうした倒木です。管理事務所でも処理しきれないのでしょうね。

 雪の中の3.6キロは長い!遠くからトド山口近くにある立命館慶詳中学・高校のチャイムの音が聞こえるのだが、なかなか到達しなかった。約1時間20分ほどかかって中央線と交差する地点に出た。そこから「トド山口」までは0.6キロある。周回コースからは外れるが、後学のために「トド山口」まで往復することにした。「トド山口」は「瑞穂口」と違い、表示もされ、駐車場も整備されていた。

          

           ※ 約1時間20分かけてようやく中央線と交差する地点に着きました。                   

          

         ※ 「トド山口」の方は、「瑞穂口」と違い、しっかりと整備されている感じでした。

 0.6キロを再び戻り、私は中央線を北上した。中央線は「大沢口」に通ずる幹線なのだが、こちらの方は人が通った形跡が薄かった。私はラッセル状態で中央線を1.2キロ進んだ。

          

          ※ 中央線なのですが、この日最も足跡などが薄く、ラッセルを強いられました。

雪原は夏に比べると単調である。花々も見ることができなければ、生き物たちの姿も見えない。途中でゲラ類が木を叩く音が聞こえたので、辺りを見回してみたが、素人の私には発見することができなかった。

 中央線を1.2キロ進んだところで「瑞穂口」に至る基線との分岐に出た。午後1時回っていたが、ここでようやくランチタイムとした。とはいっても調理パンを熱い紅茶で流し込むだけなのだが、これが雪上では空腹も手伝いなかなか美味しかった。

           

       ※ 中央線と基線との分岐点でランチタイムを取りました。この日唯一、腰かける丸太がありました

 基線に入ると踏み跡がわりあいしっかりしたものが付いていて少し歩きやすくなった。途中、倒木が散策路を遮るように倒れていた。踏み跡がそこを回避していないのを見ると、昨日か、一昨日に倒れたものらしい。その倒木を回避したのは私が初めてだったようだ。基線の1.6キロを踏破し、午後2時過ぎ車を駐車した「瑞穂口」の駐車場に無事着いた。

          

          ※ ご覧のように倒木が散策路を遮断していました。つい最近倒れたようです。

 この日は長距離のスノーシュートレックが目的だったが、歩数が約13,000歩、距離はおよそ10キロということで、その目的を達成できたかな?と思っている。 

 石狩川に向かう前に、「トド山口」からまだ未体験の「登満別線」をトレックしてみたいと思っているのだが…。

 

 


スノーシュー in 宮丘公園

2019-01-29 18:34:11 | スノーシュートレック & スノーハイク

 宮丘公園は公園と称しているが、十分に市民の森的なワイルドさを備えた公園だった。帰宅した私は疲労困憊に寝不足もあって、思わず仮眠を取ったほどだった。

      

  ※ 宮丘公園の全図です。私は図の右側中央部の駐車場に車を置き、メイン通路を左に進み、野外卓と書かれたところか   ら、西野市民の森」の入口は図の上部にあると睨み、細く描かれた散策路をあちこちと歩き回ったのですが…。     

 本来であれば、今日は「野幌森林公園」へ出かけて長距離のスノーシュートレックを行おうと計画していた。ところが昨夜(というより今朝深夜)アジアカップサッカーで日本が、アジア最強と目されていたイランを見事に撃破したことに興奮して、直ぐには眠られなかったことから起床が遅れて計画を断念した。

 代わりに私は自宅から比較的近い「西野市民の森」を目ざした。西野市民の森は冬季は難しいと思っていたのだが、昨日のショートスピーチで「楽しみな山歩き」を話されたH氏が冬も日常的に西野市民の森を歩かれているらしいことをうかがったので「大丈夫のようだ」と思い向かったのだ。ガイドブックによると「西野市民の森」の入口は「宮丘公園」となっていた。

           

          ※ 「宮丘公園」の中心部です。図によると夏季間はパークゴルフ場?

 「宮丘公園」は市民が憩う公園的な施設も整っているが、全体は遊歩道が整備され散策を奨励しているような公園だった。したがって、メインの遊歩道は沢山の市民によって踏み固められていたが、脇道のようなところはほとんど踏み跡がなく、スノーシューを使わねば踏み入れないような状況だった。

          

          ※ メインの散策路は写真のようにしっかり踏み跡が付いていました。

        

        ※ 脇道の散策路はご覧のように人が一人くらい歩いただけのようなコースでした。

 私は公園内をあちこち歩き、「西野市民の森」に通ずる入口を探した。しかし、公園内の案内板には「西野市民の森」の文字は見えず、私が持っていたガイドブックでもそのあたりの案内は不十分だった。

           

          ※ 公園内の案内板には「西野市民の森」の文字は見当たりませんでした。

 結局私は「宮丘公園」内をあちこちと歩き回り、歩数にして約7,000歩、距離にして約5Kmを歩いて帰宅した。「西野市民の森」入口を見つけるという目的のために、けっこうな深雪を歩いたからだろうか?負荷もそれなりにあったようだ。

 これまでに感じたことのない疲れを感じ、寝不足が手伝っていたこともあったのだろう。思わず居間で仮眠をとってしまった私だった…。

          

      「宮丘公園」は公園の下を宮の沢北一条通りが通っています。公園が先で道路が後からできたための苦肉の策でしょう。


やったー!森保ジャパン!!!

2019-01-29 01:10:37 | スポーツ & スポーツ観戦

 いや~、やりました!

 アジア最強と言われていたイランを堂々3対0という想定することもできない点差で撃破した!

 試合はスコアほど開いたものではなく、イランに追い込まれる展開がかなりあったけど、全員で守り、チャンスを確実に決めて見事な勝利だった!

 さあ、あと一つ。2月1日の決勝戦(相手はイラクかUAE)も今日のイラン戦のような戦いでぜひアジア杯を日本に持ち帰ってほしい!!!


人生いろいろ、それぞれの道…

2019-01-28 18:04:15 | 「めだかの学校」関連

 書の道を究めようと努力を続ける人、西洋絵画を探求する人、海外生活の体験を語る人、山に楽しみを見つけた人、それぞれが自分の道を語った。さすがに人生70年を経た方々はそれぞれが自分の道を持っている。

  本日、私が所属する「めだかの学校」の1月の2回目の例会があった。私たちは現在2本の企画を同時進行中である。月の初めの例会はDVD視聴(チャップリン映画)、そしてもう一つが会員による自らの趣味や関心事について紹介するショートスピーチである。

 今日はそのショートスピーチの会があり、会員4人が自らの趣味、あるいは関心事について語った。 

 最初に登壇したのは「私の書の道」と題して、Y女史が話された。Y女史は自ら認めたたくさんの書を持参して壁に展示しながらお話された。小学校4年で書道教室に通い始めて以来、子育て期間の10年間を除いてずーっと書に親しんでいるという。その間、道展や毎日展にも出品し入賞経験もあるということだった。ところが公募展に出品するということは大変な出費を伴うらしい。そのため主人が亡くなったのを機に公募展からは離れたそうだ。現在は子どもたちに書を教える傍ら、公私を問わず筆耕の依頼に応えているそうだ。

 卒業時期などは20校から依頼が舞い込み、1,000枚以上の卒業証書の氏名書きをすることもあるという。

          

          ※ たくさんのご自分の書を展示されてスピーチをするY女史です。

 続いてはO氏が「ルネサンス以降の美術史」と題して話された。氏は前にも美術について話されたが、意外な側面を持っていることを知ることができた。私は美術に関しては全くといって良いほど関心が無いため、氏のお話は高校の美術の講義を聴くような思いだったが、O氏の美術にかける情熱を感ずることができた時間だった。 

 三番目はO氏の奥さんだった。O氏は夫妻で「めだかの学校」参加されている唯一のカップルなのだ。O女史は「チョイ住みニューヨーク」と題して、これまた以前に聞いたお話の続編だった。O女史の娘さんのご主人がニューヨーク勤務となったことで、娘さんの出産のお手伝いで二か月あまりニューヨークに滞在した体験を話された。特に今回は「ニューヨークにおける子どもに対する親の義務と教育」について話された。

 お話を聴いていて、ニューヨークでは公立校といえども親の学校に対する協力度が問われるなど、日本と比べて親の責任が大きいように感じられた。

 最後は「めだかの学校」の最長老であるH氏が「楽しみな山歩き」と題して話された。最長老と記したH氏だが、趣味が登山というだけあって日常は誰よりも元気いっぱいにふるまっている。昨年は念願だった利尻山、羅臼岳に登頂も果たしている。H氏が素晴らしいのは日常的にトレーニングを欠かさず身体づくりを行っていることだ。若いころに指摘された成人病予備軍の数値も今では改善されているそうだ。私も見習わねば、と思ってはいるのだが…。

           

          ※ 元気いっぱい、山の魅力を語るH氏です。

 というように4者4様、さまざまな趣味、関心事をもって、それぞれの道を究めんとしている姿に大いに刺激された。刺激を力に私もまた自分の関心事に邁進したい。

 

 


ワンコインランチ紀行 36 魚活鮮とあぶり焼 海へ APIA店

2019-01-27 19:27:31 | ワンコインランチ紀行 

 私にとって塩ザンギ6片は多すぎた。いくら頑張っても5片が限界だった。ごはんも大盛り、私には恐れ入りました!のランチだった。(ザンギとは、北海道独特の名称で、全国的には鶏のから揚げことを指します) 

 「海へ」と聞くと、私には居酒屋のイメージである。アピアのあるこの店も居酒屋なのだが、ランチも提供しているということだ。人通りの多い駅地下街にある店は昼時も賑わっていた。私は近くで会議があり、昼食時に利用するために訪れた。

          

          ※ 札幌駅地下街のAPIAの一角に出店している「海へ」のエントランスです。

 店内は完全な居酒屋の造りで、単独客の私は店内奥のカウンター席に案内された。魚介を沢山扱う居酒屋である。あの独特の生臭さが鼻を突いた。

          

          ※ 店内は窓もなく、昼でも完全に遮光された居酒屋ムードです。

 ここのワンコインランチメニューは「北の黄金鶏塩ザンギ御膳」(通常価格745円)である。出された「北の黄金鶏 塩ザンギ御膳」を目にしてびっくり!塩ザンギの塊が6個ゴロンとお皿に乗っかっていた。さらにご飯も大きなお椀に盛られて出てきた。

 塩ザンギはそれなりにジューシーで美味しかったが、何せ数が多い!ザンギ好き、肉好きには堪らないかもしれないが、それほどザンギ好き、肉好きではない私にとってはいかにもボリュームが多すぎた。

          

          ※ このボリュームはグランドシニアである私にとっては多すぎました。

 それなりに頑張ったものの、ザンギもご飯も残さざるを得なかった。ボリュームを求める方にはお勧めの「北の黄金鶏 塩ザンギ御膳」である。 

           

          ※ 「海へ」のランチメニューです。「北の黄金鶏塩ザンギ御膳」は上段右に載っていますね。

【魚活鮮とあぶり焼 海へ APIA店 データー】 
札幌市中央区北5条西4丁目 アピア・ウェストB1
電  話  011-209-1205
営業時間  10:00~23:00
 (ランチパスポート可能時間11:00~15:00)
定休日   アピアに準ずる 
座席数   90席(カウンター席・テーブル席)
駐車場   有(施設P 2,000円以上で2時間無料)
入店日  ‘19/01/21

スキー in ban.Kスキー場

2019-01-26 18:06:27 | スポーツ & スポーツ観戦

 スノーシューではない!スキーである。 盤渓市民の森ではない! ban.Kスキー場である。私にとっては実に5シーズンぶりのスキーである。いろいろな感慨に浸りながら久しぶりのスキーを楽しんだ!?

    

    ※ ban.Kスキー場の全体図です。私は全てのリフトを利用し、全てのコースを滑った。(除くモーグルバーン)

 今シーズンに入ってスノーシューで雪原を彷徨っているとき「たまあにスキーを履いてみるのもいいなあ…」という思いが突然浮かんだ。特別な理由があるわけではなかったが、なんとなく懐かしい思いが蘇ったようだ。アイデアが浮かんだら直ぐに実行に移せるのが札幌の良さである。

 今朝、空を眺めたら青空が少し見えた。スキーをするには絶好である。私は地下室のロッカールームからスキー用具を取り出し、我が家から最も近いban.K(盤渓)スキー場に向かった。

          

         ※ センターロッジ前からのゲレンデの様子です。休日でしたが昔のような賑わいはありません。

           

          ※ ban.Kスキー場のセンターロッジです。

 記録によると、2014年1月7日にスキーをやって以来、実に5シーズンぶりのスキーということになる。その時のブログのリード文は次のように綴っている

 「分かっていたことだけど…。確かに最初の2・3本は爽快な気分を味わえた。しかし、それ以降はスキーを楽しんでいない自分がいた。分かっていたことだけど、こうしたことがもう十数年続いている…。私は“スキー年齢”というものが存在するような気がしている…。」 

 スキーを楽しめなくなった自分はこの時以来スキーから遠ざかってしまった。文中に“スキー年齢”という言葉を使っている。私は職について以来、冬はスキーに没頭するような生活を毎年おくってきた。資格取得を目指していたころは年間100日もスキーに乗っていたこともあった。資格を取得してからは毎週末がスキー指導のために費やした。その間、2度の海外スキーも経験した。

 そんなことの繰り返しの中で、私の中ではスキーへの情熱が薄れていくのを感じていた。私はスキーへの情熱を傾けすぎたためにスキーの年齢が速く老けすぎてしまったのかもしれない。札幌へ転居してからも、知人からスキー指導のために団体加入を勧められたこともあるのだが、その時にはすでに私のスキーにかける情熱が冷めてしまっていた。(ただ、知人の中にはいくら年齢を重ねても依然としてスキー指導に情熱を傾けていらっしゃる方もいる。そうした方々には本当に頭が下がる)

           

          ※ スキー場では最も長いオレンジリフトにはリフト待ちの列ができました。 

          

        ※ リフトは、ペア(二人用)、トリプル(三人用)、そして一基だけシングルもありました。 

          

         ※ オレンジリフトを降りたところは、なんと先日登った三菱山が直ぐ上に見えました。

 久しぶりのスキーだった。「果たしてしっかり滑ることができるのか?」と不安はあった。一本目の滑り始めはさすがに不安定なところもあったが、身体が憶えてくれていたようだ。直ぐに昔の滑りを思い出してくれた。と自分では感じていたものの、他から見れば年齢相応の衰えが感じられる滑りだったに違いない。

 ただ、雪上車(ラトラック)で整備されたコースはどのコースもまずまずの滑りで滑り降りることができた。1本だけ上級コースと称されるコブコブ斜面に導かれたが、そこではまるで初心者だった。私の年齢、筋力ではもはやコブ斜面は無理だと悟らされた。

          

          ※ 上級者用の斜面は、コブコブの斜面で、私にはとても対応できる斜面ではありませんでした。

          

       ※ モーグルバーンでは選手たちがトレーニングをしていました。ジャンプ台を飛んでいるところです。

 私はシニアの4時間チケット(2,310円)を購入して滑ったのだが、合計でリフト14本、ban.Kスキー場の全ての斜面を滑ったところで脚筋力は限界だった。時間はまだ1時間残していたが、切り上げることにした。

          

       ※ スキー場の片隅ではこうした用具で楽しむ幼児がいました。なんていう用具なんでしょうか?

          

          ※ スキー場の上部に上がると日本海が望めました。

 久しぶりのスキーは懐かしさも手伝い、楽しむことができた。しかし、だからといってもう熱中することはないだろう。シーズンに一度くらいはこれからも楽しんでもいいかな?と思った久しぶりのスキーだった。


映画 230 野ばら

2019-01-25 19:59:57 | 映画観賞・感想

 う~ん。この映画はどう評したら良いのだろうか? 一人の不幸な過去を背負った少年が、周りの好意ある人たちに恵まれて成長する中、波乱はあったもののハッピーエンドで終える物語である。古き良き時代の映画だったということだろうか?

               

 道民カレッジが所蔵するフィルムを定期的に鑑賞する「懐かしのフィルム上映会」が1月22日(火)午後あり参加した。

 映画「野ばら」は1958年制作・公開された西ドイツ映画である。舞台はオーストリア・ウィーンの「ウィーン少年合唱団」に入団を果たした一人の少年の物語である。 

 ハンガリー動乱で父母を失い、オーストリアに逃れたトニー少年は、たまたま遭遇した親切なブリュメル老人の世話を得ることになった。トニー少年の歌声が素晴らしかったことから、ブリュメル老人はウィーン少年合唱団に入ることを勧め、周りの協力や幸運も重なって無事入団を果たす。

 しかし、トニー少年は他の団員たちが定期的に家族が面会に来てくれるが、彼にはそれがなく寂しい思いをしていたところ、彼を不憫に思った寮母のマリアが母親役になってくれると言ってくれたことから、彼はマリアを慕うようになる。 

 そんな中、事件が勃発した。詳しいことは割愛するが、トニーはマリアを助けるために自ら罪を被ること決意し、合唱団を退団させられてしまう。その後、トニーは生死を彷徨うような事故に遭うが、事件がトニーの責任ではないことが明らかとなり、トニーも無事に生還して、合唱団の一員として復活し、主要なメンバーとして活躍を続けることとなった。 

 以上がストーリーの概要であるが、複雑な人間関係があるわけでなく、込み入ったストーリーとも無縁の映画である。ウィーン少年合唱団の美しい歌声が絶えず挿入される映画は観ていても、聴いていても心和むひと時だった。

 私には合唱団がチロル地方に遠征した時の周囲の風景が懐かしく感じた。というのも、遠い昔ヨーロッパを彷徨して歩いた時、ウィーンには行けなかったが、チロル地方の州都であるインスブルックを訪れた体験があり、その時に目にした風景と重なることがあったからだ。

                

 少年が見つけた小さな野ばら
 とても若々しく美しい
 すぐに駆け寄り間近で見れば
 喜びに満ち溢れる
 バラよ 赤いバラよ 野中のバラ 

 ドイツの詩人ゲーテが作詞した「野ばら」の思いをそのまま映像化したような映画だった。(日本で歌われている「野ばら」は日本人の近藤朔風が作詞したものである)


スノーシュー in 盤渓市市民の森 Ⅱ

2019-01-24 17:44:30 | スノーシュートレック & スノーハイク

 今日も私は盤渓の森の雪原を彷徨っていた。今の私は予定がないかぎり雪の上にいたい思いなのだ。盤渓市民の森は最も整備されていると思っていたが、今日は予定していたコースを途中から引き返さねばならない事態となった…。

     

 前夜、TV各局のお天気キャスターは「不要、不急の外出は控えてください」と言っていた。「これはダメかも?」と思っていたのだが、今朝になって何度窓の外を見ても荒れる気配がない。昼近くになって「エイ!ヤッ!」と家を飛び出し、家から最も近い盤渓市民の森を目ざした。

 さすがに今日はいつもは何台も停まっている駐車場に他の車は見当たらなかった。

 今日の私の目標は、盤渓市民の森の最も外縁のコースを一周することだった。そうすると約6キロの距離となり、適度なトレーニングになると考えたからだ。

          

          ※ どうということのない写真ですが、自然の森ではこうして倒木更新が進んでいくんでしょうね。                      

 天気は風が少し強そうだったが、雪は小雪が降っている程度だった。雪の状態は、さすがに昨夜から降った雪が積もり、新雪状態で石狩川河岸を往くトレーニングには適していると思った。

          

       ※ 今日の自然の森には誰も足を踏み入れておらず、全てこのような新雪の中を歩くことになりました。

 案内板(ポイントと称する)の1~3はこれまで通りだったが、4⇒5⇒6は初めて踏み入れるコースだった。この部分はせっかくポイント3までに稼いだ高度を一度下って、再び上り返すという、あまり有難くないコースだった。特にポイント6から7へかけての上りはマップにも「心臓やぶりの坂」などと書かれていて、なかなかの急坂だった。

           

       ※ 初めてのコースだったので、林間越しに閉鎖したコバランドスキー場跡が見ることができました。

 ポイント7を通過し、ポイント8から9のところは、このコースの最も標高の高い地点で、吹きっさらしになっているところである。雪が舞い、吹き溜まりができていて、この日一番進むのが困難なところで、自然の怖さをちっぴり実感した。

          

         ※ この日の最高到達地点は吹雪。晴れていると鉄塔の向こうに山並みを望めるのですが…。

          

          ※ ご覧のように地吹雪状態のところもありました。

          

       ※ 昨夜来の地吹雪でこうした吹き溜まりのところもありました。遠くの案内板が埋まりそうです。

 吹きっさらしの部分を通過し、林間に入り風が収まったところで一息つくことにした。

 私はスノーシュートレッキングに出かける時、必ず持参するものがある。それは熱い紅茶とミルクカステーラ(札幌の島川製菓産)である。小腹が空き、ちょっと一休みといったときにこれらを楽しむのだ。もっとも今日はミルクカステーラではなく、牛乳鈴カステラというものだったが…。

           

          ※ 熱い紅茶をステンレスボトルに入れ、ケースに入れて、さらに…。

               

           ※ さらにこうしたタオルでぐるぐる巻きにして持ち歩いています。

 一休みを終え、ポイント10に到達した。以前のときはここからポイント11を目ざしたが、今日は大回りとなるポイント12を目ざした。この大回りはマップによると1,646mあるらしい。問題はその間に案内板などはまったくないということなのだ。この盤渓市民の森コースは、案内板が非常に細やかに設置されていて(100mから200mおきくらいに)迷う心配がないのだが…。案内板はなくともコースが広く造られているので心配ないだろうと勇躍出発した。誰も歩いていない新雪状態の中、300m位進んだろうか?それまで比較的はっきりしていたコースが突然木が疎らでどこへでも歩いていけそうな状況になった。懸命に辺りに目を配り、何か手掛かりになりそうなものはないかと探したのだが見つからなかった。無理は禁物である。私は潔く(?)撤退を決めた。

          

          ※ この状態では、どこがコースなのか判然としません。潔く(?)撤退しました。

 進んできたコースをポイント10まで逆戻りして、かつて知ったるポイント11を目ざし、ゴールへと向かった。

          

          ※ 今日もコース上にはこのような動物たちが雪上で転げ回ったような跡が各所にありました。

 残念だが無理はできない。夏になったとき、この外縁コースを体験してみようと思う。

 ということで本日の私が歩いたコースをポイント数で示しておくことにする。

 入口⇒(160m)⇒ ① ⇒(600m)⇒ ② ⇒(75m)⇒ ③ ⇒(390m)⇒ ⇒(30m)⇒ ⑤ ⇒(175m)⇒ ⑥ ⇒(300m)⇒ ⑦ ⇒(125m)⇒ ⑧ ⇒(130m)⑨⇒(285m)⇒ ⑩ ⇒(300m)コース不明・折り返し点⇒(300m)⇒ ⑩ ⇒(275m)⇒⑪⇒(80m)⇒ ⑫ ⇒(475m)⇒ ⑬ ⇒(75m)⇒ ⑭ ⇒(75m)⇒ ⑮ ⇒(60m)⇒ ① ⇒(160m)⇒入口  総計 4,370m(各ポイント間の距離が短く、案内板が整備されていることが分かると思います)

 

 ※ さあ、今夜は森保ジャパンの対ヴェトナム戦です!確実に勝利を掴んでくれるものと期待しながら見守ります!

 

 


ワンコインランチ紀行 34  レストラン クリナーレ & 35  蝦夷前そばと豚丼 北堂

2019-01-23 16:18:17 | ワンコインランチ紀行 

 このところワンコインランチ紀行のペースをちょっと上げている。(といっても週に一度程度だが…)というのも今期のランチ紀行の期限が2月15日と迫っているからだ。そこで今回は二カ所を一緒にレポすることにした。 

 ワンコインランチ紀行 34 レストラン クリナーレ

 「今日はキーマカレーですが、よろしいですか?」とスタッフから問われた。あれっ、期待の定食とは違うが「まあ、仕方ないか」とOKした。なるほど私がこの店のシステムをしっかり把握していなかったのだ。

          

         ※ レストラン クリナーレのエントランスです。ホテルサンルート札幌の2階にあります。

 札幌駅の北口、地下道を歩き地上に出ると間もなくレストラン クリナーレが入ったサンルートホテル札幌があった。

 入店したのは午後1時過ぎだったが、店内にはまだまだサラリーマンなどが寛いでいた。

          

          ※ 店内の様子はどうしてもお客さんを避けるため寂しく映りますが、けっしてそうではありません。

 私は早速「ランチパスポートで…」と言うと、先述のように「今日はキーマカレーですが、よろしいですか?(通常価格700円)」と問われた。OKを出した後、ランチパスポートをよく見てみた。すると、ワンコインで食せるB定食は「日替り定食」と書かれていた。私のうっかりミスである。ちなみにこの週のB定食の内容は、月曜日「チキンソテークリームソース」、火曜日「生生姜焼き丼」、水曜日「親子丼」、木曜日「キーマカレー」、金曜日「カツ丼」、土曜日「天丼」となっていた。

 このレストランは低価格ランチを提供することを戦略の一つとしているようで、Aランチは680円、Bランチが700円、麺類などでは500円以下のメニューもあったようだ。 

 さらに、ここのレストランの売りは、サラダとコーヒーがセルフサービスで自由に摂っていいことになっているのが特長だった。

          

          ※ コーヒーのセルフサービスコーナーです。

          

          ※ こちらはサラダのセルフサービスコーナーです。

 キーマカレーの方はまあ可もなく、不可もなくといった味であったが、スープと茶碗蒸し、果物が付いてこの料金では不満はない。それよりコーヒーを楽しめて、時間を気にせず食後を楽しめるのはgoodだった。

          

          ※ 本日のワンコインランチメニューのキーマカレーです。

 少し街の中心からは遠いが、日替りメニューでお好みの日には再訪も有りだなと思った。 

【レストラン クリナーレ データー】 
札幌市北区北7条西1丁目1-22 ホテルサンルート札幌2F
電  話  011-737-8155
営業時間  モーニング  6:30~10:00
      ラ ン チ 11:30~15:00
(ランチパスポート可能時間11:30~14:30 除く日・祝日)
定休日   日曜・祝日 
座席数   52席(テーブル席)
駐車場   有(施設P 20分100円)
入店日  ‘19/01/10

  

ワンコインランチ紀行 35 蝦夷前そばと豚丼 北堂 

 メニューの「田舎そば」も「ミニ豚丼」はボリュームがあり、その上美味しく、スタッフの対応もとても丁寧で私の中ではかなりポイントの高い北堂である。しかし、再訪するには少し遠いかなぁ…。

               

            ※ いかにもマンションの一階に出店したという感じのそばと豚丼の「北堂」です。

 この日は郊外で会議があり車で出かけたので、会議後に車を走らせて都心から離れた北17条にある「蝦夷前そばと豚丼 北堂に向かった。お店に着いた時は午後2時30分を回っていたので、2台ある駐車場は予想どおり直ぐに停めることができた。

 マンション1階部分を店舗にしているのだが、エントランスも含めて日本食店らしい雰囲気を醸し出す演出がなされていた。先客は学生らしい人が4~5人遅い昼食を摂っていた。

           

          ※ 昼時をかなり過ぎていましたが、学生さん(?)がのんびりランチを楽しんでいました。

 この店のランチメニューは「ミニ角煮丼と田舎そば」(通常価格980円)のセットだった。

 混雑時でなかったこともあってかスタッフ(板前さん)は一人だったが、対応は紳士的で「これから調理しますので少しお待ちください」と丁寧な対応だった。少し時間をおいて出てきたセットはボリューム満点だった。「田舎そば」など、それだけで私には十分な量に思えた。

          

         ※ このランチメニューは見るからにボリューム満点と思いませんか?

 その「田舎そば」であるが、トッピングが私には初めてものが入っていて珍しかった。それは角切りの長芋、玉子焼きが入っていたことだ。その他にアゲ、コンブ、ニンジン、タマネギ、長ネギも入っていた。太めのそばと相まって田舎そばと称する所以だろうか?味の方はやや濃い目の味付けだったが十分に美味しかった。

          

          ※ メニューの一部です。お腹が空いているときはこってりの豚丼もいいですね。

 また「角煮丼」は、別名「豚丼」である。ホロっととろけるような豚角煮は、これまたやや濃い目の味付けで、満足に丼だった。 

 ちょっと我が家からは遠いが、何かの折に車で出かけた際にはぜひまた寄りたいお店の一軒だった。 

【蝦夷前そばと豚丼 北堂 データー】 
札幌市北区北17条西4丁目2-20 ライオンズマンション北大前1F
電  話  011-374-8883
営業時間  11:30~23:00
(ランチパスポート可能時間13:00~16:00)
定休日   無 
座席数   21席(カウンター席・テーブル席)
駐車場   有(2台 無料)
入店日  ‘19/01/18