今回もまた「いつでもウォーク」で、森林公園駅をS & Gとした主として野幌森林公園内を往くコースを踏破しました。ヘルシーウォーキングの基本コースとしては異例に短いコース(約8.5km)でしたが、これには訳があったようです。

昨日、「めだかの学校」の学習の際のアクセスの下調べも兼ねて、「いつでもウォーク」が設定されている森林公園駅S&Gのコースを踏破しました。
「めだかの学校」の下調べとは、6月に「北海道開拓の村」の現地学習が予定されています。その際に、地下鉄「新札幌駅」からバスに乗り継ぎ、「北海道開拓の村」に向かうのですが、その際の「新札幌駅バスターミナル」が複雑のため、予めその出発箇所を確認する必要があったのです。(新札幌駅のビルはかなり複雑で地元以外の人たちにとっては迷うこと必至のビルなのです)
森林公園駅は、その「開拓の村」行のバスの途中の乗降所になっているのです。
無事に出発箇所を確認し、バスに乗車して森林公園駅前で下車しました。
そして森林公園駅を10時15分スタートしました。
コンディションは晴れ、スタート地点ではまだ気温はそれほどではありませんでしたが、昼に向かって気温が上昇しそうな気配でした。

※ スタート地点となった森林公園駅(東口)です。
ところで、今回のコースは基本コースでも約8.5kmと、ヘルシーウォーキングの基本コースとしては異例の短さでした。ヘルシーウォーキングの基本コースというと、そのほとんどは12~13kmで、中には15kmというコースもあります。その中で8.5kmですから異例と言って良いと思います。
ところがそれには訳があったようです。マップにそのことが記されていました。「北海道開拓の村の横から瑞穂の池に向かう遊歩道が土砂崩れによって通行止めによりコースを変更します」と表記されていました。つまり当初予定していたコースが急遽変更されたようでした。コース設定当初はやはり12~13kmあったコースのようです。
というわけで、今回は主催者指定のとおり8.5kmコースを踏破することにしました。
まずはスタートの森林公園駅(東口)から野幌森林公園内に建てられていた「北海道百年記念塔跡地」を目指しました。
「北海道百年記念塔」は1968年北海道開道百年を記念して1970年に完成した高さ100mの塔で、遠方からも望めることができた塔でしたので道民から親しまれた記念塔でした。しかし、その維持費が膨大にかかることから2023年に解体されてしまいました。
現地は土色の裸地が剥き出しとなった寂しい跡地となっていました。報道では将来跡地に北海道を象徴するモニュメントを建設するとされていますが、どのようなモニュメントが出現するのでしょうか?

※ 在りし日の「北海道百年記念塔」です。

※ その百年記念塔が解体され、更地となった記念塔跡地です。
「北海道百年記念塔跡地」を後にして、本来であれば「北海道博物館」、「北海道開拓の村」を巡るルートだったと思われるのですが、上記のような事情から「瑞穂連絡線」に導かれました。
コース名に「ミュージアムウォーク」とありますが、「北海道博物館」、「北海道開拓の村」、「道立文書館」、あるいは「北海道立図書館」などが含まれていることからそのような名称になったものと思われますが、二つの施設に近づけないのはアクシデントとはいえ残念なことでした。
「野幌森林公園」内を往く「瑞穂連絡線」、「中央線」は緑濃いコースでしたが、春の花の季節は終わり、路傍に見えた山野草の花はニリンソウ、クルマバソウくらいでした。

※ 緑濃い「瑞穂連絡線」の散策路です。
森林公園を抜け、江別市大麻地区の文教台の住宅街の直線を歩きました。
住宅街を抜けると、沿線には「JAカレッジ(北海道農業組合学校)」、「北海道立教育研究所」、「北海道立文書館」、「北海道立図書館」などの施設が並んでいます。
この中で私にとって思い出が多いのは「北海道立教育研究所」です。同所は研究機関であると共に、教職員の研修機関でもあります。私は現職時代に何度も同所で研修を受けたことがあり、懐かしく建物を見ながら通り過ぎました。
森林公園を抜け、江別市大麻地区の文教台の住宅街の直線を歩きました。
住宅街を抜けると、沿線には「JAカレッジ(北海道農業組合学校)」、「北海道立教育研究所」、「北海道立文書館」、「北海道立図書館」などの施設が並んでいます。
この中で私にとって思い出が多いのは「北海道立教育研究所」です。同所は研究機関であると共に、教職員の研修機関でもあります。私は現職時代に何度も同所で研修を受けたことがあり、懐かしく建物を見ながら通り過ぎました。

※ 私にとって思い出多い宿泊施設付きの「北海道立教育研究所」です。

※ 北海道立図書館の導入路のところにサイロが建っていました。その傍には「経済産業省」指定の「近代化産業遺産」というプレートが立てられていました。
そこからコースは、国道12号線とJR函館本線を潜って、大麻地区に導かれます。
そこからコースは、国道12号線とJR函館本線を潜って、大麻地区に導かれます。

※ 国道12号線とJR函館本線を一気に潜って大麻地区に向かいます。
大麻地区は今や札幌のベットタウンと化していることもあり、特に見るべきところはなく、住宅街が延々と続いていました。その様子はゴールの森林公園駅まで変わることなく続き、江別市と札幌市の境界も特に明示されたものはないまま、森林公園駅(西口)に着きました。野幌森林駅はこちら西口が表玄関のようで、ここで参加証明をいただきました。その時12時15分。ちょうど2時間を要したということになります。

※ ゴールの森林公園駅(西口)です。
ウォーキング中はずっと晴れていて、気温も上昇しましたが、それほど汗をかくこともなく歩き終えました。しかし、歩くスピードは時間4キロ程度ということで年齢とと共に、歩くスビートもずいぶん遅くなってきたようです。それでもとりあえず今年は歩き続けたいと思っています。
◇ウォーク実施日 2025年5月21日(水)
◇歩いた距離 約8.5km