昨日は最高気温が17.9℃まで上昇したコンディションの中、平岡公園の梅の花も満開に咲き誇る中、楽しく歩くことができた12.5kmだった。今回はいつもの孤独のウォークとは違い、同年代の二人の方との語らいもあった新札幌ウォークだった…。
※ №は一昨年から取り組み始めたJRヘルシーウォーキングの総参加回数を表す数字です。
※ №は一昨年から取り組み始めたJRヘルシーウォーキングの総参加回数を表す数字です。

JRヘルシーウォーキングで嬉しいのは、例え同じ駅をスタート&ゴールのコースであっても、前回とはコースを変えて設定してくれることです。
今回の新札幌駅スタート&ゴールのコースも、前回一昨年のコースとは変えたコースを設定してくれました。新札幌地区の春の呼び物、梅園が呼び物の「平岡公園」を目指すのは変わりませんが、そこに至るルートを変え、帰りのコースも微妙に変えて新鮮な感じを与えてくれました。
今回、私は札幌市内での開催とあってあまり早くからは行動を開始せず、午前8時半過ぎに地下鉄を駆り「新札幌」に向かいました。
そして午前9時25分、新札幌駅をスタートしました。
新札幌駅から区役所や病院を横目に新札幌地区を流れる「野津幌川」沿いに導かれました。

※ JR新札幌駅近くにある「厚別区役所」庁舎です。
野津幌川沿いは「野津幌川緑地」として整備されていて気持ちの良いウォーキングになりました。野津幌川は1級河川なのですが、その流れは細く、私の眼には小川としか映りませんでしたが、前夜の降雨のせいでしょうか、川の流れは茶色く濁っていました。また、川沿いにぽつんぽつんと植わっているサクラの樹は花びらが散る時期を迎えていました。

※ 「野津幌川緑地」のサクラは満開の時を過ぎているようでした。

※ 緑道の右側に見えているのが「野津幌川」ですが、前夜来の雨のせいで濁っていました。
約2kmにわたる「野津幌川緑地」ウォークを終え、コースは「上野幌駅」を横目にして「厚別東通」に誘われます。
私が「上野幌駅」をカメラの収めて、歩き始めたときに1人のお年寄りのウォーカーと肩を並べて歩くことになりました。すると彼の方から話しかけてきました。「平岡公園までまだ距離はありますかねぇ?」との問いだったが、私は コースマップを確かめながら「まだ少し距離がありますね」と答えたが、それを機にあれこれと他愛ない話をしながら、肩を並べてしばらく歩きました。

※ 昨年実施した「さっぽろラウンドウォーク」のセクション7のゴール、セクション8のスタート地点となった懐かしい「上野幌駅」です。
彼の年齢を聞いて驚きました。実に86歳という高齢だったのです。
JRヘルシーウォーキングの参加は19年目だということでした。そして今も毎日歩くことを欠かさないというのです。恐ろしい健脚です。彼から見れば私などまだ小僧といったところでしょうか?
彼とはおよそ2 kmほど一緒に歩かせてもらいましたが、彼がトイレに行くということだったので、そこでお互いの健闘を祈り別れました。
彼の年齢を聞いて驚きました。実に86歳という高齢だったのです。
JRヘルシーウォーキングの参加は19年目だということでした。そして今も毎日歩くことを欠かさないというのです。恐ろしい健脚です。彼から見れば私などまだ小僧といったところでしょうか?
彼とはおよそ2 kmほど一緒に歩かせてもらいましたが、彼がトイレに行くということだったので、そこでお互いの健闘を祈り別れました。

※ 86歳の健脚ウォーカーの方です。
86歳の健脚ウォーカーと歩いた「厚別東通」沿いには「東部緑地」が広がっています。ウォーキングコースとしては「そちらに設定した方がより素晴らしいのでは?」と思うですが、何か事情があるのかもしれません。
86歳の健脚ウォーカーと歩いた「厚別東通」沿いには「東部緑地」が広がっています。ウォーキングコースとしては「そちらに設定した方がより素晴らしいのでは?」と思うですが、何か事情があるのかもしれません。
コースはやがてこのコースのハイライト「平岡公園」に導かれます。
「平岡公園」は梅の公園として知られていますが、赤梅、白梅共に満開、しかも連休中とあって、多くの市民が押し寄せていました。
計画ではこの「平岡公園」で大休憩を予定していたのですが、あまりにも多くの市民の姿を見て、予定を変え歩き続けることにしました。

※ 平岡公園には多くの観梅客が詰めかけていました。

※ 白梅と赤梅の競演です。
残り5kmのほとんどは、厚別地区のメイン通り(?)「厚別中央通」を延々と歩くコースでした。特に代わり映えのしない通りは、疲れた体には堪えはじめました。この日の前半は、前回の美唄コースのように腰に不安はありませんでしたが、この頃になるとやはり腰部が不安になってきました。
「厚別中央通」の後半に「上野幌公園」内にあったベンチに腰を下ろしました。この辺りになると、同じように疲れた方がベンチに座っている方が目立ちました。

※ 厚別中央通の脇に掲げられた「残り3km」の表示です。この表示が励みとなります。
そんな私の前に、また一人の老人ウォーカーが腰を下ろしました。彼もまた、気軽に私に話しかけてきました。
「晴れて良かったですね」という話から、いろいろと話が弾みました。「ずーっと取り組まれているのですか?」と問いかけてきたので、「いや、以前は登山に主として取り組んできたのですが、体力的にきつくなりウォーキングに切り替えました」と答えると「実は、私も以前は登山に主として取り組んでいたのです」と話され、「退職して直ぐには海外の登山にも出かけました」と話され、私などよりははるかに本格的に登山に取り組まれた方でした。年代的には私と同年代のようでした。
公園からは残り約1km、新札幌駅周辺のビル街を取り抜け、12時20分にゴールの新札幌駅に到達しました。

※ スタート&ゴール地点のJR新札幌駅です。
不安だった腰の痛みについては、美唄の後から毎晩腰痛体操に取り組んだこともあるいは功を奏したのか、前半は何の心配もなく歩くことができましたが、後半はやはり不安ところもありました。しかし、腰痛体操はそれなりに効果を感じています。これからも継続してみようと思っています。
イベントウォークの方は、この後スケジュールの関係もあり、2度ほどパスすることにしています。その代わりとして、時間を見つけて「いつでもウォーク」に1or2回くらい取り組んでみようかな?と思っています。
◇ウォーク実施日 2025年5月3日(土・祝)
◇歩いた距離 約12.5 km