田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

そらちフットパスウォーク 23 芦別市 後編

2014-09-30 20:54:14 | フットパスウォーク
わくわく見どころがいっぱいの芦別ルート 

 芦別市の後半のルートは、田舎道から市街地へ至るルートだったが、石炭産業で栄えた街の例にもれず寂しさを感じさせる街並みだった。ウォークを終え、食した「ガタタンラーメン」が往時の栄華を偲ばせた。 

 芦別市を走る国道38号線は、街並みを挟んで旧道(?)とバイパスが並行するよう走っているようだ。ルートはバイパスから旧道へ抜ける田舎道だったようだ。
 やがてたくさんの車が行き交う旧道の38号線に出た。

          

 ここにもまた芦別川に架かる橋に出会った。「芦別大橋」である。(バスパスに架かる橋が「新芦別大橋」、旧道に架かるのが「芦別大橋」というわけです)
 芦別大橋からは鉄道橋が望め、マップによると写真ポイントとのことで一枚カメラに収めた。

          

 ルートは,JR根室本線を陸橋「緑橋」を渡ると、市街地へと導かれる。
 市街地に入っても行き交う車以外、人にはほとんど出会わない。
 JR「芦別駅」に近づいたところで傑作(?)の建物が目に付いた。立派な建物の壁面に描かれたホテル名が何と「アシントンホテル」とあるではないか!
 命名した方は真剣に考えた末の命名だったのかもしれないが、それを目にした私にはワシントンホテルのパロディではないのかと思ってしまった。
 評判が気になりウェブ上で検索してみると、やはり私と同じような感想を持った方がいたようである。

          

 そうしているうちにJR「芦別駅」に着いた。芦別駅前には「北の京 芦別」を模した五重の塔のミニチュアが建っていて、やはり芦別市のシンボルだったことを伺わせてくれた。

          
 
 駅舎の方は時代から取り残されたような古い建物だった。(この後訪れた赤平駅とは対照的だった)

          

 そして駅前である。
 哀しいかな炭鉱で栄えた街のほとんどがそうであるように、芦別市の駅前通りも閑散としていて、寂しさは隠せようにもないという感じだった。

          

 そんな街中で一つ他の街との違いを見つけた。
 それは街中に良く見られるマンホールの蓋だった。芦別市のマンホールの蓋は「星の降る街 芦別」を象徴する星座を象った蓋だった。それが街の外れでは気が付かなかったのだが、街の中心に来るとそのマンホールの蓋が彩色されているのに気が付いた。星座を表す青い色と白い文字が鮮やかに描かれていた。

          

 ゴール近くの国道沿いには「蘆別神社(あしべつじんじゃ)」があった。街中にあるためか参道は短かった。あまり信心深いとはいえない私であるが、いつもそうするように神前でのお参りだけは欠かさなかった。

          

 そして市街地中心に設けられた市民の憩いの広場「中央分離帯」を通ってゴール地点の道の駅「スタープラザ芦別」に帰ってきた。

          

          
          ※ スタート&ゴール地点にある道の駅のトイレです。上から見ると星形らしいのですが…。

 帰着後、道の駅のレストランで芦別名物の「ガタタンラーメン」を食そうと思ったが、時間が11時を過ぎたばかりだったのでまだ開店前だった。近くの人に尋ね、既に開店している近くの「きんたろう」という食堂を紹介された。
 そこで「ガタタンラーメン」(880円)を注文し、食した。
 「ガタタン」とは中華料理の「含多湯」が由来だという。肉や魚介類、野菜など多くの具材を塩味のとろみがついたスープにしたものを言うそうだ。肉体労働で疲れた炭鉱員には栄養豊富な点が好まれて、芦別において広まった料理だという。
 私が食した「ガタタンラーメン」には、豚肉・小エビ・ホタテ・イカ・ナルト・竹輪・シイタケ・タケノコ・トウモロコシ・ニンジン・グリーンピース・長ネギ・スナップエンドウ・ゆで卵などが細かくきざまれ、塩味のとろみのあるスープと麺があるという感じで、まあ具沢山、盛り沢山のラーメンだった。
 肝心の味の方だが、私の舌にはちょっと薄味でパンチに欠けるかなぁ、というのが正直な感想である。

          

          

 芦別市のフットパスルートは、前半はそれなりに見応えのあるポイントがあったが、後半は芦別の寂しさが気になるルートだったかな?と振り返っている。また、渡った橋が鉄道の陸橋も含めて6つの多くの橋を渡ったのも印象的なルートだった。

 「タタンラーメン」…、もっと全道的に広がってもいいのではと思うのだが、やはりパンチに欠けるところがいま一つ人気を博しない原因なのだろうか?

                           《フットバスウォーク実施日 ’14/09/28 距離 約9.8Km》
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そらちフットパスウォーク 23 芦別市 前編

2014-09-29 20:59:50 | フットパスウォーク
空知支庁10市14町では空知総合振興局の勧め(?)で各市町それぞれ1コースずつのフットパスコースを設定し、それをまとめたルートガイドを発刊した。いずれもが各市町の見どころを満載したルートとなっている。私はこの24のコースを時間をかけて、ゆっくりと完歩したいと思い立った。   

わくわく見どころがいっぱいの芦別ルート

     

 膝の故障以来の久々のフットパスウォークだったが楽しく歩くことができた。暑くもなく、寒くもなった気温が幸いしたようにも思う。空知川と芦別川に囲まれたルートは、橋を巡るウォークでもあった。 

 上芦別ルートのスタート&ゴール地点となっている道の駅「スタープラザ芦別」に着いたのは8時15分だった。この日の天気予報は「曇り後雨」で、雷雨の恐れもあり、というもので、空もどんよりと曇っていた。しかし、気温は暑くもなく、寒くもなく、ウォークするには適していた。

          

 用意を整え、さっそくウォークを開始した。
 最初に空知川に架かる近代的な吊り橋「星の降る里大橋」を渡る。空知川の意外な流量の豊かさにちょっと驚かされた。

          
          ※ この日の不安定な天候を象徴するような暗い空が印象的な一枚です。

 橋を渡ったところが芦別市のランドマーク的存在だった「北の京 芦別」の五重の塔、その後には白く巨大な大観音が聳えていた。
 調べてみると、いろいろと紆余曲折の上、2013年8月をもって施設は閉鎖されたようである。周囲は工事中のようにも見えたので、あるいはいつの日か再開というニュースが流れるのかもしれない。

          

               

 コースは芦別市内が一望できる丘に上にできた「旭ヶ丘公園」に導かれる。その途中、芦別川の支流・辺渓川に架かる「見返橋」から紅葉が始まった渓谷美を一枚カメラに収めた。

          

 旭ヶ丘公園は急な坂を上ったところにあった。一帯は小動物園という様相を呈し、さまざまな小動物が飼育されていて、家族連れには絶好の行楽ポイントではないかと思われた。
 中でも呼び物は「サル山」ではと思われる。私が着いたときは9時を回ったところだったが、まだ人は見当たらず、飼育担当者が動物の世話をしているところだった。
 「サル山」もまだ入ることはできなかったのだが、係の方にお願いして写真だけ撮らせてもらった。係の方の話によると、平成8年に円山動物園よりサルを譲り受けてサル山をオープンしたとのこと。現在51頭のサルが飼育されているということだった。

          

 旭ヶ丘公園の坂を下り、空知川に架かる人だけが通ることのできる吊り橋(橋の名前を探したが分からず)を渡ったが、空知川の雄大さに思わずパチリと一枚撮った。

          

          

 その後、国道38号線を市街地から離れるように進むと、この日3ヵ所目になる「新芦別大橋」を渡る。
 橋を渡ると直ぐに左手に「なまこ山総合運動公園」に導かれる。
 公園に入るとレンガ色のタータントラックが敷かれた陸上競技場が目に飛び込んできた。フィールドでは少年たちがサッカーの練習をしていた。

          

 さらに公園内を行くと、総合体育館があったが、この体育館は全日本女子バレーボールチームがよく合宿を行う体育館として知られている。
 お世辞にも交通の便が良いとはいえない芦別市が合宿地に選ばれた理由は何なのだろうか?受け入れ体制が素晴らしいということか?あるいは田舎ゆえに競技に集中できるからという理由だろうか?

          

 さらに奥へ進むと野球場があった。球場では硬式の少年野球の試合が行われていた。
 傍の父母らしい方に伺うと、少年たちは中学生年代ということでボーイズリーグの試合中ということだった。旭川 vs 石狩 の試合が行われていた。
 野球となると観戦したい気持ちも湧いたが、後々のことを考えると先に進まねばならなかった。

          

 運動公園を後にし、国道38号線を跨いで田舎道に入った。
 ここまで来て気付いたことだが、朝早いこともあったのか一人の人にも会っていないことに気付いた。日曜日ということもあって、ゆっくり休んでいる人が多いのかもしれない。
 そんなことを考えながら田舎道を歩いていると、なんと道端に大きなスイカが転がっているではないか!
出荷の途中にトラックの荷台から転げ落ちたのだろうか?それにしては全く割れてもいないし…。う~ん、ちょっとミステリアスな大きなスイカだった。

          

                                       (芦別市後編は明日レポートします)
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そらちフットパスウォーク完成!

2014-09-28 20:21:53 | フットパスウォーク
 一昨年から取り組んでいた「そらちフットパスウォーク」ですが、今日残っていた芦別市、赤平市のコースを歩き終え、24市町村全てのコースを歩き終え、無事に完成することができた!

          
          ※ 芦別市のランドマーク的な存在でもあった「北の京 芦別」の五重の塔と大観音ですが閉鎖中とのことです。 

 朝7時に自宅を出て、芦別市、赤平市のフットパスコースを歩き終え、午後6時少し前に自宅へ帰り着いた。
 両市を歩いた歩数は31,997歩、距離にして約19.2Kmだった。
 心配した膝の痛みだが、幸い今のところ異常は見られない。ただ、赤平市でズリ山に造られた777段を昇降したことが明日以降に影響が出てくるかどうか、少し心配なところである。

          
          ※ 赤平市の炭鉱遺産のズリ山に造成された777段の階段です。きつかったですよ!

 両市のフットパスの詳しい様子については明日以降にレポートしたいと思うが、芦別市では芦別のソウルフードである「ガタタンラーメン」を食し、芦別市ではルートには入っていなかったが、北海道発の宇宙ロケット開発を目ざす「植松電機」を訪れることができた。

 全身を心地良い疲れが覆っている。
 明日から詳しく両市のフットバスの様子をレポートすることにします。
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札幌ぶらり散歩 3 ちょっと澄ました宮の森地区

2014-09-27 23:39:57 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 この日は少し頑張って2万歩近く(距離にして約12キロ)歩いたのだが、先日のような興味深い光景にはなかなか出会わなかった。歩いた地区が宮の森地区だったからだろうか?ちょっと取り澄ました感じの宮の森地区はなかなか隙を見せてくれなかった?
 

 9月25日(木)、この日は特に予定もなく、少し長い距離の距離を歩いて膝の調子をみてみることにした。
 先日同様、自転車を駆って地下鉄「二十四軒駅」まで向かい、そこから辺りを縦横に歩くことにした。
 地下鉄駅から南方向に歩き、北5条手稲通(旧国道5号線)を跨いだところ、そこは中央区の「宮の森地区」だった。

 宮の森地区に入って直ぐだった。
 大きな看板が見えたのだが、そこには「つりとり屋」と書かれてあった。「つりとり?」何のことかなと思いながらも看板を見続けた。すると、横に小さな字で「カイロプラクテック」と書いてあった。カイロプラクテックというと整体などのことを指す言葉だ。ん~?すると、「つりとり」ではなく「コリとり」ということか?
 どうやら「コリとり屋」(宮の森3条1丁目)が正解らしい。カタカナとひらがなを混合するという新たな手に田舎オヤジはまんまと引っかかったのでした。

         
         ※ 説明を受けてから写真を見ると、「コリとり屋」と見えてしまいますかねぇ?

 宮の森の住宅街をあちこちと小路を中心に巡り歩いた。しかし、瀟洒な住宅が立ち並ぶ界隈はまったく隙を見せてくれない。私が待望するような光景はほとんど見ることができなかった。
 そうした中で、気になる光景があった。
 住宅街の中を「琴似川」が流れている。流量も少ない小さな流れだった。
 その川沿いにはたくさんの花が植えられていた。川沿いを良く見ると、細く花が植えられるスペースができていた。(
 ところが…。植えられている花がまったく不統一なのだ。それは私から見るとまったく美しくは見えず、かえって猥雑にさえ感じられる光景だった。
 おそらく近隣の住民が思い思いに花を植えた結果なのだろうと想像された。

          
          ※ このような光景が川沿いにずっと続いていました。

 何とかできないのだろうか。コミュニティで語らって花の種類を統一することなど出来ないのだろうか?
 私は考える。こうしたことは田舎では町内会なり、誰かがリードしてきっと統一した街景観を創り出すのではないだろうか?こうしたことが都会の住宅地ではなかなか難しいのかもしれない。残念なことだが…。

          
          ※ 中にはこうしてガーデンフェンスまで備えているところもありましたが…。

 その後、私は二十四軒地区、八軒地区と巡ったのだが、これという光景には出会えることがなかった。ときにはこういうこともある、ということをこの取り組みを始めた早々に教えられた思いだ。
 八軒地区を歩いているときだった。どの住宅も周りをきれいに整備している中で、家の前、周囲にたくさんの古い自転車や、電気製品、鉢などが乱雑に置かれている住宅を目にした。周りの住宅から浮いている感じだったが、周囲の方との関係が気になった光景だった。(この光景はプライバシーの問題もあるので、写真の掲載はパスします)

 12キロも歩いたのになぁ…、という思いが残るが、これに懲りずに札幌の街を巡り歩こうと思う。健康づくり、体力維持も兼ねながら…。

 膝に不安はあるが、今年中に完成させたいと思っていた「そらちフットパスウォーク」の最後の地、芦別市と赤平市のコースを完成させるため明日早朝に出かけようと思っている。両市の距離の合計は約18キロ。体力的に不安はないが、膝の方が悲鳴を上げないことを願っている。
 帰りには、縁のできた上砂川町の石炭画家・早川季良氏とも再会することにしている。

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IPCC評価報告書を読み解く

2014-09-26 23:39:09 | 大学公開講座
 IPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)、つまり気候変動に関する政府間パネルの第5次報告書の第一作業部会の報告書が9月に発表されたことを受けて、報告書の作成に加わった方も含めて、6人の講師による講座があった。素人には難しいだろうと思いつつ受講したのだが、予想どおり難解な講座だった。 

               

 北大大学院地球環境科学研究院が主催する公開講座「IPCC第5次評価報告書を読み解く」と題する講座が、8月30日から9月24日まで6回にわたって夕刻に開講された。
 あまりにも専門的な内容が予想されたので受講することにしり込みしたのだが、友人が受講するということで一緒することにした。
 しかし、予想どおり私には難解な内容が多い講座だった。
 各回の講座名と講師を紹介すると、

 ◆第1回(8/20)「地球温暖化序論」
             北大大学院地球環境科学研究院 教授 長谷部 文雄 氏
 ◆第2回(8/27)「人間活動に伴って排出されCO2の行方」
             北大大学院地球環境科学研究院 教授 山中 康裕 氏
 ◆第3回(9/03)「地球温暖化は海の温暖化」
             北大低温科学研究所 准教授 青木  茂 氏
 ◆第4回(9/10)「地球温暖化を気候モデルで予測する」
             北大大学院地球環境科学研究院 准教授 吉森 正和 氏
 ◆第5回(9/17)「地球温暖化による日本、北海道への影響」
             北大大学院地球環境科学研究院 准教授 佐藤 友徳 氏
 ◆第6回(9/24)「ジオエンジニアリング:新しい温暖化対策?」
             北大大学院地球環境科学研究院 准教授 藤原 正智 氏

 といったラインナップだったが、興味のある方には「おーっ」という内容かもしれないが、興味のない方、あるいは文科系の人には頭が痛くなるようなラインナップかもしれない。
 私はどちらかというと後者の部類に入る方だが、せっかくの機会なので居眠りだけはすまいと懸命に耳を傾けた。

 6回の総計540分間の内容をレポートすることはとても困難だが、私が理解し得たところの概要をレポートすることにする。

 IPCCは気候変動に関する実際の研究を行うものではなく、研究者が発表したことを評価したり、まとめたりすることにより、世界あるいは各国の政策決定に寄与することがその目的である。
 第一次報告書を1990年に最初の報告書をまとめて以来、地球の温暖化は止むことなく漸進していると第5次報告書は述べているという。
 そしてこのまま二酸化炭素の排出が続くと、21世紀末には最大4.5℃の気温上昇が見込まれるとの発表が新聞紙上を賑わしたことは記憶に新しいところである。
 講座はその気温上昇の原因が科学的には複雑なメカニズムが絡み合っているというあたりから話が難しくなっていった。
 特に京都議定書の取り決めが絵に描いた餅に帰してしまったように、各国間の思惑が入り混じり、将来予測の難しさが増しているようである。

 ともかく科学的知見からは観測上間違いなく地球温暖化は漸進しているが、世界はその傾向に有効な手立てを打てていない現状にある、ということが言えそうである。

 講座の最後にジオエンジニアリングについての講座があったが、これは人工的に気候を制御しようとするさまざまな技術の紹介だった。地球の自然を人間が制御するということは究極の自然支配である。現時点では研究段階であり、自然における実験も許されていないということだったが、そうしたことが仮に真剣に検討されるような事態が起こる前に人間の智慧で問題解決を図る術を見出してほしいものである。
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札幌ぶらり散歩 2 蔦に占拠された電信柱!?

2014-09-25 22:43:20 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 麦畑ほどのインパクトはないが、やっぱり次の二つの光景も札幌珍百景の―つに加えねばなるまい。私はついついその珍しい商法に乗せられてしまったのだった…。 

 都会の中の麦畑に遭遇する前だった。
 ごく普通の住宅の窓のところに「とってもお得な 格安飲料自販機 どうぞご利用ください」という表示が出ていた。

          
          ※ こうして住宅の窓に書かれていると初めての人は気になりますよねぇ。

 「ん?」と思った私はその住宅のエントランスのところを覗いた。するとポツンと、たった1台の自販機が鎮座していた。表示されていた価格は確かに安かったが、しかしそれは時々に街角でお目見えする安売り自販機の価格とそれほど違わないようだった。
 住宅の窓にCMを描いたとこに逞しい商法を感ずる。それをわざわざ覗いてしまった私は、500ml 110円というペプシコーラを思わず購入してしまったのだった。

          
          ※ 光量の少ないところだったので、分かりにくいですが、価格もなんとか読めそうです。

 その近くで「あれっ?」と思われる光景に出会った。
 なんと、全体がツル性の植物に覆われている電柱が目に入った。(24軒4条5丁目)
 稀にツル性の植物が電柱を伝っているのを見ることがあるが、ここまで覆われたのを見るのは初めてである。しかも周りに同じような光景はまったく見られない。

             
             ※ ご覧のような電柱の出現に「ギョッ」としました。

 
 近寄って見てみると、建物などを覆っている「ツタ」であることが分かった。
 それにしても見事である。でも、こうしたケースは管理者の北電などは気が付けば取り除くのではないだろうか?それともあまりにも見事なので見て見ぬふりをしているのだろうか?

          

 テレビ番組の中で、テレビ朝日系列で「ナニコレ珍百景」という番組があるが、思わずその言葉を思い出してしまった。タイトルも「札幌散歩」より「札幌珍百景」のほうがインパクトがあるような気がする。しばらく継続する中で考えてみることにしよう。
番組で紹介されるほどのインパクトはなくとも、私の琴線に触れた札幌の光景をこれからもレポートしていきたい。

          
          ※ サービスショットです。ベランダガーデニングが高じた結果ですね。周りとの対比が面白い。
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札幌ぶらり散歩 1 都会の真ん中に麦畑!?

2014-09-24 22:10:08 | 札幌ぶらり散歩 & Other
「札幌ぶらり散歩」とは、札幌市内の歩道のできるだけ未体験のところを歩くことによって、新たな発見や心に留まった光景などをレポートしようとするものである。 

 え―っ!?思わず目を疑ってしまった。そこには青々とした秋まき小麦の畑が広がっていた。二十四軒の市街地の中に忽然と現れた麦畑…。だから未体験コースの散歩は面白い!! 

 いつも健康ための散歩は(それほどしていたわけではないが…)自宅周辺をあちこちと歩くだけだったが、昨日(23日)初めて自転車を駆って西区の二十四軒地区まで遠征して歩いてみた。

 地下鉄「二十四軒駅」の駐輪場に自転車を置き、さっそくウォークを開始した。
 最初は二十四軒駅から北へ進路をとった。周りは住宅が密集している地区だった。
 取り立てて珍しい光景も見当たらず、淡々と歩いた。
 スタート地点に近づいたとき、ちょっと気になる看板が目に入った。その名も「世界チーズ商会」(西区24軒3条2丁目)と書かれた看板である。「世界~」とはずいぶん壮大な名前である。しかし、それに比して、社屋(?)は簡素な住宅風だった。その落差が面白い。
 調べてみると、本社が大阪にあり、東京、札幌に支店をもって全国的に社業を展開しているようである。創業者の心意気を表した会社名といえようか。それとも安易な名前の付け方?

          

 地下鉄の路線が走る道路を跨いで南側に向かった。
 こちらも住宅や小規模の集合住宅が続いていた。ずーっと歩いて行くと幹線道路の北5条手稲通(旧国道5号線)が見えてきた。その手前に公園があった。「二十四軒さいわい公園」(西区24軒3条6丁目)と公園名が表示されていた。
 その公園と路一つ隔てたところに!!
 ななんと!畑が広がっているではないか!
 傍に寄ってみると、私の乏しい知識だが、確かに秋まき小麦の若芽が青々と伸びていた。

          

          
          ※ この作物「秋まき小麦」で間違いないですね?

 畑の面積は、小さな庭付きの住宅が2戸程度建つ広さか?
 二十四軒の北5条手稲通近くというと、都会の真ん中と言っても過言でないところだ。そんなところに麦畑が広がっているなんて…。
 私が今まで比較的街中で畑を見たのは、地下鉄東豊線の終点「栄町駅」近くで見たのが最も街中の畑だった。それと比べるとこちらの方がはるかに都心に近い畑だ。
 さらにもっと都心に近いところにもこうした本格的な畑があるのだろうか?
 これからの散歩が楽しみだ。

 二十四軒地区では、この他にもレポートしたいことはあったが、都会の中の麦畑のインパクトが強すぎた。
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新鉱脈を発見した!?

2014-09-23 23:04:40 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 当たり前のことだけど、別に私が新鉱山を発見したということではない。私の好奇心を満たし、健康づくりにも役立つうえ、ブログのタイトルに相応しい鉱脈を見つけたのだ!かなり有望な新鉱脈だと思うのだが、果たして?
 

 今週に入ってから、痛めた膝がかなり回復したのでリハビリのためのウォーキングを開始した。徐々に歩数を増やし、昨日、今日になって1万歩を超えるまでになった。
 問題は歩くコースである。いつも同じコースでは私の性格からすぐに飽きてしまうので、毎日コースを変えて歩くことにした。できるだけ新しいコースを、と…。
 毎日同じコースを健康づくりだけのために歩くというモルモットのようなウォーキングは私が最も好まない方法である。

 そうすると面白いことに気付き始めた。これまで気付いていなかった新しいことが見えてきたのだ。
 例えば、最近の世相を反映した施設が近くにあることを知った…。
 例えば、立派な病院の前庭に雑草が生えているのが目に入った…。
 例えば、築年数はかなり古いようだが広い庭があるマンションに気付いた…。
などなど、今になって気付く新しいことが多々あった。

 ここで私の中で“スパーク”するものがあった!
 「そうだ!つねに違ったコースを歩くことによって、新たな発見があるに違いない!」と…。「それを札幌市内に広げたら、コースは無尽蔵ではないか!」
 これまで札幌市内はいろいろな形で歩いてきた。しかし、それはいつも誰かが作成したコースに従ったものだった。
 今度のそれは、私自身の思いつくまま、気の向くまま、ただ健康づくりのための歩数計と、記録のためのカメラを身に付けて…。
 コース上で気付いたこと、あるいは私自身の気に留まったこと、等々をこのブログでレポすることは私のブログのタイトル名からも相応しいことではないか、と考えた。
 もちろんこれまでのスタイルも継承しつつ、新たな展開として「札幌ぶらり散歩」などと名付けた一つのコーナーを展開しようかな、と考えている。
 新たな鉱脈をどれだけ深く掘ることができるかは全く未知数である。実行に移した時、思わぬ困難に遭遇し、アイデア倒れになることも予想される。また、ウォーキングに不向きな冬と雪も不安な点である。

 思案していても始まらない。実行に移すのみである。
 私の住居の周囲の道路ほとんど歩き尽くしたともいえる。
 そこで今日は自転車を駆って二十四軒付近まで遠征した。
 すると案の定、面白い発見があった。
 「札幌ぶらり散歩 1」は明日レポートすることにする。
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“領土”という悩ましい問題

2014-09-22 22:25:20 | 講演・講義・フォーラム等
 こと“領土”という問題に関しては、日本が主張していることに対して、少しでも疑義を呈したり、異なる考えを表明したりすると「国賊」呼ばわりされるという。(クワバラ、クワバラ)しかし、研究者的視点からそれを恐れず発言し続ける北大スラブ・ユーラシア研の岩下明裕教授らの話を聞いた。 

          
          ※ 対話する二人の登壇者です。左が岩下教授、右が本田編集委員です。

 岩下教授の主張に賛同するというわけではないが、これまで何度か氏の話を聞く中で、私たちの常識(?)と考えられていたことと違う角度からの考え方を提示してくれることに興味を覚え、今回も話を聞いてみようと思った。
 9月20日(土)夕刻、紀伊國屋書店インナーガーデンにおいて岩下氏の新著「領土という病」刊行記念トークライブが行われた。トークライブは北海道新聞編集委員の本田良一氏との対話形式で進められた。

 今回のトークライブで岩下氏は直接的には言明されなかったが(岩下氏の立場について聴衆の方は既によく知っているだろうという前提で話が進められた)、氏の立場は自国の立場だけを主張し続けても“領土”の問題は解決しないという立場である。つまり氏は相手国の事情もよく熟知していて、現実的な解決策が探る方が日本にとって得策ではないか、という立場のようである。

 例えば、北方領土の問題について、以前は4島返還以外は有り得ないという雰囲気で、それ例外の考え方を口にするのも憚れる雰囲気だった。それが最近では「2島先行返還論」とか、「2島返還+α論」とか、「面積等分割論」など、さまざまな方法論が国内でも語られるようになってきた。

 
 こと“領土”の問題となると、いずれの国においても譲れぬ問題であり、自国の立場を声高に主張することになる。岩下氏はそれでは問題は何時まで経っても解決せず、お互いの国にとって不幸な状態がいつまでも続くということのようだ。

 
 また、本田氏は竹島や尖閣諸島の問題については直接言及しなかったが、専門である北方領土問題については個人的立場と断ったうえで、「2島返還+α」が現実的な解決策ではないかとの立場を明らかにした。

 
 “領土”問題は国の根幹にかかわる問題であるだけに、いつも悩ましい問題である。
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SGBeatle in オータムフェスタ

2014-09-21 22:48:06 | ステージ & エンターテイメント
 残念ながら彼らの歌声に足を止める人はほとんど見られなかった。難しいステージだったが、このことを彼らは率直に認めざるを得ないのではないか?それは私にとっても残念なことだったが…。 

          

 「SGBeatle」とは、その名のとおりSimon & GarfunkelとBeatlesの曲を主としてコピーする2人組のバンドである。
 6月の「まるやまミュージックソン」で彼らの歌声を聴いて、もう一度彼らの歌声を聴いたみたいと思い、昨日彼らが出演するオータムフェスタ2014の野外ステージを訪れた。
 私には特に彼らの歌うSimon & Garfunkelのコピーが魅力だった。ただ、まるやまミュージックソンのときも感じていたが、ハモリの部分に粗さがあるとみていた。

 この日彼らが演奏した曲は次のとおりだった。
 ◇The Sound of Silence(Simon & Garfunkel)
 ◇Scarborogh Fair(Simon & Garfunkel)
 ◇Here Comes the Sun(Beatles)
 ◇We Can Work It Out(Beatles)
 ◇白い色は恋人の色(ベッツイ&クリス)
 ◇イムジン河(ザ・フォーク・クルセダーズ)
 ◇あの素晴しい愛をもう一度(北山修 & 加藤和彦)
 ◇Mrs. Robinson(Simon & Garfunkel)

          

 ラインナップはとても素晴らしかったのだが…。
 特にSimon & Garfunkelの曲はそれなりに雰囲気もあって、私には楽しく聴けたのだが、彼らの歌声に通り過ぎる人たちの足を止めるだけの力はなかったようだ。
 その要因は何か? 私はズバリ彼らの歌声に問題があるとみた。
 Simon & Garfunkelの曲はともかくとして、日本で馴染みの歌になると、全く魅力が感じられないのだ。さらには「まるやまミュージックソン」のときに感じたハーモニーの部分がまったく修正されていなかった。
 残念ながらこれでは人々の足を止め、耳を傾けさせることはできない。

 オータムフェスタに集まった人はそのほとんどが食を楽しみにやって来た人たちである。その人たちに音楽を聴いてもらうということは至難の技かも知れない。しかし、それでもその歌声が魅力的であれば、中には足を止めて聴き入る人がいるはずである。
 そうした人がまったく見られなかったことをSGBeatleの二人は率直に受け止めて、ソロとしての歌声を、そして二人のハーモニーを磨いてほしいと思った。
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