田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぐるりウォーキング 1

2013-04-30 19:47:41 | 札幌ウォーク & Other Walk
 札幌市保健所がウォーキングマップを発行したと聞いて市役所まで受け取りに行った。内容を見て「何でいまさら?」的な感想を持った。しかし、疑問はさておきともかくマップに従って歩いてみた。 

               
          ※ 「札幌ぐるりウォーキング」マップの表紙である。A4紙を8分割した一片である。

 「札幌ぐるりウォーキング」マップは札幌市保健所が発行したものだから観光客向けのものではもちろんない。説明によると、職場へ向かうとき、お気に入りの店に向かうとき、いつも同じルートを歩くのではなく、遠回りしてみたり、横道にそれてみたりすることによって、健康づくりに役立てようという呼びかけがその趣旨のようだ。

     
     ※ 「札幌ぐるりウォーキング」マップの表側を開いたところ。ぐるりウォーキングの効用などについて説明している。

 「ぐるり」と名付けたのは、札幌都心部の1区画をぐるりと一周するとおよそ400mになることから、さまざまなコースをぐるりと回ると歩いた距離が分かり易いことからの提案したようである。
 マップは「Sapporo Gururi Walking」の頭文字をとって「SGW」と称して、
 ◇SGW × 1= 400m 「時計台ぐるり!」コース
 ◇SGW × 3=1200m 「チ・カ・ホからぐるり!」コース
 ◇SGW × 4=1600m 「大通公園からぐるり!」コース
 ◇SGW × 5=2000m 「狸小路からぐるり!」コース
の4コースを提案している。

     
     ※ 「札幌ぐるりウォーキング」マップの裏側である。各コースを紹介している。 

 保健所が発行するマップらしく、SGW × 1の1ぐるりでは0.3エクササイズで、SGW × 10の10ぐるりで3エクササイズとなり(3エクササイズは軽いジョギング30分に相当するそうだ)、1日60分といわれる理想のウォーキング量が達成されてしまうそうである。

「時計台をぐるり!」コース(SGW × 1= 400m)

 さっそくまずは最も短い「時計台をぐるり!」コースを歩いた。
 この日(29日)はゴールデンウィークの前半3日目とあってか観光客の方が目立った。みなさん特設の台に立ち記念写真を撮っていた。

          

 時計台の正面角から、東方向に向かうと時計台の建物の後ろ側になる。さすがにこちら側には観光客はいない。私もこちら側からの写真は初めてかもしれない。

          

 角を曲がり北方向に進むと、カフェや飲食店などがならぶ一角に出る。

          

 さらに曲がって西方向に向かうと道路脇に「札幌農学校演舞場跡」という石碑があった。歴史を紐解くと最初はその石碑が立っている辺りに「札幌時計台(札幌農学校演舞場)」があったらしい。やがて札幌農学校が現在の北大のあるところに移転したために、時計台を札幌市が買い取って、現在地まで建物を壊さずに曳家で現在地に移したということだ。

          

 最後の角を曲がると再びビル群に囲まれるように札幌時計台が見えてくる。

          

          
          ※ 時計台の後ろの高いビルは札幌市庁舎である。

 これだけ歩いただけではわずか0.3エクササイズにしかならない。
 私は次なるコースに移動したのだった。(次回にレポートする)

《ウオーキング実施日 ‘13/04/29》
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西区オーケストラ定期演奏会

2013-04-29 23:51:27 | ステージ & エンターテイメント
 キタラの大ホールをほぼ満席にして西区オーケストラが第27回目の定期演奏会を開催した。札幌市内の一つの区のオーケストラが100名近い団員を抱えてここまで活動を継続してきたことに驚きと敬意を覚える。

                

 4月27日(土)夜、私は友人を誘いキタラで開催された西区オーケストラの定期演奏会に赴いた。
 札幌市内の一つの区のオーケストラである。「それほど聴衆は集まらないだろう」と予想していたのだが、案に相違してあの大ホールがほぼ満席になるほど客席は埋まった。「これは思っていたより素晴らしい演奏会になるのかな」と思いながら開演を待った。
 演奏される曲目は、
 ◇ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
 ◇ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」
だった。合唱には札幌アカデミー合唱団が、そしてソリストの4名を招請しての本格的な演奏会だった。

 例年(ここ4年ほど)、年末には「札響の第九」を聴くことを恒例にしているのだが、季節が違った時期に聴く第九も悪くはない、と思いながら耳を傾けた。
 さすがにレベル的にはプロのそれには及ばないが、あの長大な曲を演奏しきった団員の方々の努力には心から頭が下がる思いがした。
 圧巻は何といっても第4楽章、4人のソリストと札幌アカデミー合唱団、西区オーケストラの声と音が一体となってホールに響き渡り感動のフィナーレを迎えた。

          
          ※ 西区オーケストラのHPから拝借しました。

 演奏終了後、オーケストラの代表の方が挨拶されたが、「自分たちは素人である」と強調されたが、いやいやかなりのレベルである。
 おそらく学生時代、あるいはいつかの時期にかなり本格的に練習された方が多く含まれているのでは、と思わされた。そして27回の歴史を積みかねることで名声が鳴り響き、きっと札幌市内全域から団員を集めているのではと思わされた。
 そうした中に指揮者の鎌倉亮太氏の指導もあって感動を呼ぶ演奏会が実現できたものと思う。

 昨年はベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を演奏したという。「じゃ、来年は?」と期待してしまう。それくらい私は感動したのだ。
 感動した私たちははそのまま帰宅する気になれず、某居酒屋で余韻を楽しんだのだった。
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第4回 石狩川フォーラム

2013-04-28 23:40:53 | 札幌学 & ほっかいどう学
 北海道の母なる川である石狩川は私たちにさまざまな恵みをもたらしてきた。しかし、その石狩川流域の市町村もやがて人口減の問題に直面するという。下水道の専門家である講師はその面から石狩川流域の未来を語った。 

 石狩川についてさまざまな分野の研究者が「石狩川の魅力を再発見し、次世代に残していく石狩川のあり方を考える」をテーマに語る第4回目のフォーラムに参加した。
 フォーラムは紀伊國屋札幌店のインナーガーデンを会場に、1時間の講演、30分の質疑応答という形で毎回進められている。
 第4回目の今回は4月27日(土)午後、北大大学院工学研究院の船水尚行教授が「石狩川流域圏:北海道の産業と私たちの生活を支える巨大なシステム」と題して講演された。

          

 講演の趣旨は、「水」をキーワードとして石狩川が果たしている役割を考察した。それによると、日本の食糧基地としての水の貢献、北海道の観光を支える水の貢献(生態系と水の管理)、生活基盤としての水の貢献について述べた。

 その中で氏は、生活基盤としての水に着目し、その水の中でも下水道処理システムに言及した。
つ まり現在の日本ではどんなに小規模な自治体でも下水道処理システムを完備し、住民サービスを提供している。しかし、今後人口減が進んできたとき特に人口減が著しい自治体はそうした社会インフラを維持していけるだろうか?という問題提起である。
 そして氏は、一つの自治体の躓きは当該自治体だけの問題に止まらず石狩川流域全体に影響が及ぶと指摘する。

          

 そうした問題に対して、氏が提案したことは下水道の中に含まれている「窒素」や「リン」を回収することが一つの解決の道ではないかということだった。
 氏は現在、アフリカのブルキナファソにおいて下水道システムを財政的理由から完備できないところにおいて、簡易の下水処理システムを提案し循環型の農業を提案・実践しているという。
 そうした氏は次のように警告する。「北海道の将来はアフリカになる」と…。
 そうならないために、人口減によって財政が厳しくなる石狩川流域自治体がいかに現在の社会インフラを維持していくのか考えていかねばならない問題であると指摘した。

 社会インフラの維持の問題は、石狩川流域だけの問題ではもちろんなく、人口減少社会を迎えた日本の大きな課題の一つだと云えそうだ。
 最近のニュースでも日本全体の高速道路の再整備費に5兆円超の予算が必要とのニュースが流れた。こうした問題は今後次から次へと生起してくる問題と思われる。
 これまで次々と社会インフラを整備してきた日本だが、今後は新たなる整備よりも既存の施設・設備をいかに維持・更新していくのかということが問題となってくるようだ。
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世界経済金融の大転換期

2013-04-27 23:24:28 | 講演・講義・フォーラム等
 ずいぶん大仰なタイトル名である。しかし、講師陣(伊藤隆敏東大大学院教授、滝田洋一日本経済新聞社編集委員)は世界の経済や金融は大きな転換期を迎えているという。経済の話にはからきし弱い私が彼らの話に耳を傾けた。 

 毎年この時期に開催される札幌信用金庫経済講演会は、今年は4月26日(金)午後、パークホテルを会場に開催された。テーマはタイトル名にある「世界経済金融の大転換期」と題して、講師には上述したように伊藤隆敏東大大学院教授と滝田洋一日本経済新聞社編集委員を迎えてパネルディスカッションの形で進められた。

          

 伊藤教授について事前の情報を何も持たないまま参加したが、経済学の分野ではかなり有名なマクロ経済学者として白川前日銀総裁のはじめとした日本銀行の金融政策に批判的な論陣を張っていた方だそうである。
 滝田氏も伊藤氏と同じ立場で新聞紙上を通して数多く発信されている方ということだ。

          

 そうした同じ立場の二人のディスカッションだったため、伊藤氏が終始リードしながら、それを滝田氏が補完するという形で進められた。
 伊藤氏は云う。安倍新政権の「3本の矢」(すなわちアベノミクス)は大正解であると…。

               
               ※ 講師の一人 伊藤隆敏東大大学院教授です。

 まず金融政策を大転換し、日銀に金融緩和策を採用させ、インフレ目標値を公表させたことにより円安、株高が進み、景気回復への期待感が相当に高まっていると現状を分析した。
 次に財政政策の機動的運営については、大胆な補正予算によって景気を刺激しようとしていることも経済界は歓迎している。
 そして成長戦略についてはTPPにも触れ、生産規模を拡大して強い農業を作るためにも賛成すべきだとする。今までの日本の農政は減反政策や牛乳の出荷停止など我慢を強いられてきたが、規模の大きい北海道農業はこれから打って出るチャンスであるという。

               
               ※ もう一人の講師 滝田洋一日本経済新聞社編集委員です。

 伊藤氏も滝田氏も、彼らが従来主張してきたことが現実の政治に反映されている現状だから、言葉は悪いが二人の主張は「イケイケドンドン」という感じの話だった。
 経済にはからきし弱い私には二人の話をどう評すべきかはその術はないが、「このまま日本の景気が良くなってほしい」という思いと、「そんなにコトが上手く運ぶものかなあ」と懸念する思いが交錯している。

 タイトルの大転換期についてだが、ここはいま一つ私が理解しがたい点だった。
 アメリカはリーマン・ブラザースショック後、回復基調が続いているとしたが、他方ヨーロッパにおいてはギリシア危機が引き金となって未だにEU国全体が債務危機に瀕していると分析した。その中にあって、日本はリーマン・ブラザーズショック、ヨーロッパの危機によって回復が遅れたが、安倍政権の「三本の矢」によって景気回復の期待が高まっていると解説してくれた。どうもそのことを大転換期と称したようなのだが、二人の真意は掴みかねたというのが、私の正直な感想である。
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春を探しに 円山公園 4

2013-04-26 23:31:02 | 環境 & 自然
 あれから1週間、またまた円山公園を訪れてみた。春は遅々として進んでいない感じもしたが、仔細に見るとそこここに少しずつ春の足音が…。そして公園内では桜まつり(?)の準備も進められていた。 

 もう4回目となる。懲りもせずにまたまた円山公園を訪れた。こうなったら桜が開花するまで粘り強くウォッチングを続けようかと思っている。
 前回(18日 そのときの様子はこちら )訪れたときに公園内の雪はほとんど消えていたため、目で見た感じではあまり変化は見られなかった。(ちなみに1回目の様子はこちら 続いて、2回目の様子はこちら

          
          ※ この写真などは前回とほとんど変わらない感じです。

          
          ※ こちらも木の根元がやや緑が濃くなったかな、という程度の変化です。

          
 それでもブランコや公衆トイレの前に残っていた雪は完全に消えていた。ところが公園内の一ヵ所だけまだ雪が消えずに残っていたところがあった。

          
          ※ ブランコの周りの雪が消え、親子が遊んでいました。

          
          ※ トイレの前の雪も消え、建物横には花見客向けの自販機も取り付けられました。

          
          ※ 公園内に唯一残っていた雪ですが、2~3日中に消えるものと思われます。

 変化は?といえば、チューリップの葉がかなり成長していたことと、ウォッチングを続けている桜の蕾がかなり膨らんできて開花が近づいてきていることをうかがわせてくれた。

          
          ※ チューリップの開花まであとどれ位でしょう?まだ蕾が見えませんね。

          
          ※ 桜の蕾の方は確実に大きく膨らんできているようです。開花はGW後ですかね?

 また、公園内には大きなゴミ置き場や臨時トイレが配されていた。
 円山公園の名物(?)この時期、公園内は火を扱うことが許可され、毎年大勢の市民がバーベキュー(ジンギスカン)を楽しむのだが、その準備が整っている様子だった。
 公園内の掲示を見ると、その許可期間が明日(27日)から5月12日までとなっていた。まだまだ肌寒い感じなのだが、きっと明日には何組かの人たちがバーベキューを楽しむのだろうと思われる。

          
          ※ こうした大型のごみ箱や臨時トイレが設置されていました。

 
 最近は円山公園周辺もマンションなどが立ち並び、バーベキューを許可することについて賛否両論があるようだが、(実際、期間中に近くへ行くと肉が焼ける臭いで辺りが包まれるのだが)期間限定の円山公園の春の風物詩としてマナーを守ってこれからも続いてほしいものだと思っている。

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コンサドーレ監督&選手 トークショー

2013-04-25 23:15:18 | イベント
 財前監督の実直な人柄が伝わってきた。コンサドーレ若手選手の若さが眩しかった。「燃えろ!新生コンサドーレ 2013」と題するトークショーが行われ、4人の話に耳を傾けた。 

 4月22日(月)夜、道新ホールにおいて道新ぶんぶんクラブ主催の「燃えろ!新生コンサドーレ 2013」と題するトークショーがあった。
 参加を申し込んでいたところ入場券が届いたので道新ホールに駆けつけた。
              
 会場はほぼいっぱいだったが、やはりコンサドーレの熱烈ファンが多い感じがした。
 トークシューはまずコンサの新監督 財前恵一氏にフリーアナの野宮範子さんが質問する形で進められた。
 財前氏はこれまでのコンサの戦績4勝5敗1分について「ぎりぎりだが、J1昇格争いに絡んでいける位置」と評した。そして、チームのこと、選手時代のこと、プライベートのこと、などさまざまな話に及んだが、その受け答えの様は実直そのものという感じだった。ファンを前にするとリップサービスの一つや二つは披露する方もいるが、そんなこともなく、ともかく「チームのJ1昇格のために頑張る」と語るのみだったが、それが私にはかえって彼への信頼感を抱いたほどだった。

               
               ※ 今シーズンから監督に就任した財前恵一新監督です。

 続いて、コンサドーレの若手3人が登場した。その3人とは、
 ◇横野 純貴選手(FW 北広島市出身 22歳)
 ◇櫛引 一紀選手(DF 登別市出身  19歳)
 ◇榊  翔太選手(FW 清水町出身  19歳)
 三人は若手らしく、面白おかしく会場を沸かしてくれた。その発言はジョークを交えながらもその中に本音が垣間見えると云ったトークショーだった。
 今シーズン三人の中で常時出場しているのは櫛引選手だけだが、三人とももちろん出場には強い意欲を示していた。プロスポーツの世界だから、言葉には出さないまでも相当過酷な生存競争が日々展開されているのだろうと想像された。

               
               ※ 新婚ホヤホヤの横野純貴選手です。              

 トークショーの中で榊選手の伸長163㎝というスポーツ選手としては珍しいくらいの小柄な体格が話題になったのだが、その小柄さゆえだろうか、それとも彼のプレースタイルからだろうか(残念ながら私は彼のプレーを見たことがない)、会場内で最も人気があったように映った。

               
               ※ 若手ながら堂々のレギュラーを務める櫛引一紀選手です。

 監督の人柄に触れられたこと、三人の選手の話を聴けたことは楽しいひと時だったが、私をはじめとしてコンサに対する道民の関心が薄くなってきてしまったことを憂慮する。やはりスポーツは健闘し、勝利し続けることで関心も呼び戻せるはずである。
 若手が主体となった新生コンサドーレの前途は厳しいものがあるが、財前監督を中心にしてなんとか若々しく健闘し、そして勝利を掴み取ってほしいと願っている。

               
               ※ 身長163cmながら俊足を誇る榊翔太選手です。
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冬アカを一掃! ボランティア発進!

2013-04-24 20:33:39 | ボランティア
 雨のため延期となっていた清掃ボランティアだが、今朝今シーズンのスタートを切ることができた。朝6時、少し肌寒かったが心地よい汗を流すことができた。

 
 「4月19日(金)朝、冬垢を一掃しましょう!」と呼びかけスタートをするはずだった今年のボランティア活動だったが、19日朝は生憎の雪交じりの雨が降ってしまい延期せざるを得なかった。
 改めて日程を設定して、今朝実施することができたというわけである。

          
          ※ 活動前、ぬれ落ち葉が何層にも重なって貯まっていた。

 私たちの活動の内容は簡単である。大きく分けて二つある。
 一つは、近代美術館前の歩道の清掃である。もう一つが、近代美術館前の三つの花壇の維持・管理の活動である。(併せてマンション周囲の花壇もお世話しているが)
 今はまだ花の季節には早いので、歩道の清掃が主である。
          
 近代美術館の前庭はたくさんの木が植栽されているので、落ち葉が大量に発生する。
 今朝は昨秋から貯まっていた大量のぬれ落ち葉を一掃するための作業だった。
 このところの陽気で乾いていると思われたのだが、それは表面だけだった。何層にも重なった下の方は文字どおりぬれ落ち葉だった。ホウキで掃くというより、スコップで掬い取る作業だった。

          
          ※ 活動後、歩道上は枯れ葉も消えてきれいな歩道が戻った。

 8人で作業をすることおよそ1時間、40リットルのボランティア袋13袋が一杯になった。
 雪が融けてぬれ落ち葉が顔を出し、見苦しい歩道上を一日も早く一掃したいと思っていたが、ようやく実現することができた。

          
          ※ 集めた枯れ葉はボランティア袋13袋がいっぱいになった。

 久しぶりに身体を駆使したことで、夕方になって足腰をはじめ身体全体が筋肉痛に襲われている。しかし、これもシーズン初めの通過儀礼だろう。これから秋まで楽しみながら近美の前をきれいに整美していきたいと思っている。
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JICA 海外ボランティア帰国報告会

2013-04-23 23:12:11 | 講演・講義・フォーラム等
 2年間の海外ボランティアを体験して帰国した5人が異口同音につぶやいた。「海外で生活してみて日本の良さが分かった」と…。どのボランティアもやり遂げたというある種の満足感を漂わせていたのが印象的だった。 

          
   ※ 報告会の最後に全員で体験を語り合う場が設けられた。オレンジの服の方はファシリテーターです。

 4月21日(日)午後、札幌市国際プラザ(中央区北1西3)において「道産子ボランティアが見てきた開発途上国」と題する帰国報告会があり5人の報告に耳を傾けてきた。
 報告者はいずれも2011年から2013年までの2年間の派遣期間を終了してきた人たちだった。その氏名と派遣国、そして派遣任務は…、(◇印は青年海外協力隊、◆印はシニア海外ボランティアを指す)

 ◇鈴木 日和さん インドネシア  助産婦
 ◇古舘 紗絵さん ウガンダ    服飾
 ◇山上 千尋さん ネパール    村落開発普及員
 ◆小原  恵さん ネパール    体育
 ◆山田 直芳さん パラグアイ   農業生産技術

          
          ※ ネパールに派遣された山上さんはネパールの民族衣装に身を包んで報告した。

 彼らはそれぞれの体験を僅か15分間という短い中に凝縮して報告した。それは彼らが体験したことの本の一端にすぎないのと思われた。それでも彼らは上手にパワーポイントにまとめて発表してくれた。
 彼らにとって、自分たちが育ち、生活した日本とは文化も、暮らしも、習慣も、全く違う中での2年間はそれぞれにとっては相当に強烈な、あるいは辛い思いの2年間だったと想像されるのだが、そんな思いを吐露することもなく体験を語ってくれた。

 個々の報告についてレポートすることはできないが、あるボランティアが開発途上国で2年間暮らして、あらためて日本の豊かさ、日本人の勤勉さ、生活環境が充実していることを実感したという趣旨の発言をしたとき、誰もがその発言に頷いていたのが印象的だった。 つまり外に出てみて、自分が生まれ育った日本の良さを実感したということなのだ。
 このことは、私も若い時代に約10ヶ月間海外を放浪して歩いたときに感じたことであった。

          
     ※ シニアボランティアでウルグアイに派遣された山田さんが現地の民芸品を紹介しています。

 シニアボランティアの方も含め、おそらく5人が5人とも得難い体験をされて帰国されたものと思う。その体験をぜひこれからの人生の中に活かしてほしいと願いたい。
 そんな思いを込めて、私はアンケート用紙に「みなさんの体験はかならずやこれからの人生に陰に陽に活きてくるものと信じます。今回の体験を活かし、何ごとにも積極的に人生を歩まれることを希望します」と書かせてもらった。
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映画 97 月あかりの下で

2013-04-22 22:16:06 | 映画鑑賞・感想

 とある夜間定時制高校の4年間を撮り続けたドキュメンタリー映画である。さまざまな問題を抱えた若者たちは自分の心の内を見せようとしない。そんな若者たちに寄り添い、彼らの閉じた心を開かせるために奮闘する一人の教師の物語である。 

               

 映画「月あかりの下で」は北大の上映実行委員会の主催で、4月20日(土)夜に北大構内で上映されることを新聞で知り、観ることができた。他府県の会場では入場料を徴収しているところもあったようだが、北大の場合は無料であった。

 舞台は、埼玉県立浦和商業高校定時制の2002年4月に入学した1年生のクラスと担任であった平野和弘先生を4年間追い続けたものである。

          
          ※ 教師の前で傍若無人に振る舞うサチコとそれを笑って見ている平野先生です。

 派手なメイクで身を固め教師に暴言を吐く生徒
 家庭内暴力が原因で登校できなくなった生徒
 明るい笑顔が魅力の生徒は自傷行為を繰り返して…
 そんな生徒たちに寄り添い、時には刺激を与えつつも彼らの脱皮を辛抱強く待つ担任の平野先生。

 私は平野先生の辛抱強く彼らに接する姿に感銘を覚えた。とにかく彼らの全てを受け容れようとする姿に…。
 多くの衝突や思考錯誤を繰り返す中で、やがて彼らは…。
 派手なメイクで暴言を吐いていたサチコは、初めは教室にも入ろうとしなかったが、やがては進級のために苦手な勉強に取り組みだした。
 家庭内暴力に苦しんだマリは、養護施設に入り、そこからから里親の世話になりながら自分の夢である保育士となるため大学進学を目ざす。
 自傷行為を繰り返していたナオミは、平野の指導する太鼓にエネルギーをぶつける。

          
          ※ 平野先生のホームルームの一コマです。

 こう書くと、全てが順調であったかのように聞こえるがけっしてそうではない。
 月あかりの下の教室ではさまざまなぶつかりあいや葛藤が繰り広げられた。そうした中から心を閉ざしていた生徒の中に、自らの心の内を打ち明ける者が出だしたということなのだ。

 彼らは一般社会でいうところの優秀な生徒では決してないかもしれない。
 しかし、彼らがそうなった元を辿れば不幸な生い立ちがあったり、学校での人間関係に躓いたり、と彼らだけに責任を負わせることができない原因が横たわっていることが多い。
 そんな彼らに寄り添い、彼らの自立を辛抱強く促す平野先生のような存在が彼らにはどれほど心強く感じられたことだろうか。
 やがて彼らは浦商定時制を巣立っていった。心を開き、夢を語ることができた彼らがこれからの人生を力強く歩んでくれることを願って止まない…。

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北のシネマ塾 96 居酒屋兆治

2013-04-21 23:32:40 | 映画鑑賞・感想

 映画の後に解説された小田原氏によると、「居酒屋兆治」は高倉健にとって転機になった映画だという。つまり任侠映画でもなく、ヒーローでもなく、不器用で寡黙な等身大の男を演ずる高倉健が恰好良く映った映画だった…。
 

               

 北のシネマ塾の4月編は4月20日(土)午後2時から行われた。このシネマ塾も回を増すごとに認知度が高くなってきたのか、たくさんの人たちが映画を観、トーク(解説)に耳を傾けた。

 映画のストーリーについては多くの人が知るところなので割愛して、ここでは解説の小田原氏の話が興味深かったので、その部分をレポートすることにする。
 小田原氏は北海道新聞の東京駐在の記者としてモデルとなった国立市谷保にあった「居酒屋文蔵」によく通ったそうである。そしてそこで原作者の山口瞳氏とも交友があったという。それだけに小田原氏はモデルとなった「居酒屋文蔵」に思い入れが深いように思われた。
 だから、映画「居酒屋兆治」の舞台がなぜ函館市になったのかについては、単に函館市からの強い誘致があったからと語ったが、果たしてそれだけの理由だったのだろうかと若干の疑問を感じたのだが…。

          
     ※ 解説を担当した北の映像ミュージアムの理事でもある小笠原賢二氏が解説しているようです。

 小田原氏はまた、高倉健が黒沢映画に出演しないことにも触れた。たまたま同時期に黒沢監督からオファーがあったのだが(「乱」への出演要請だった?)、高倉は降旗監督との信義を大切にすることを選んだという、伝えられる高倉健らしいエピソードを紹介してくれた。

 この「居酒屋兆治」は観る者によっては相手役だった大原麗子の映画であるとも云われるほど、大原麗子の存在が大きい映画である。確かに彼女が当時37歳という年齢の美しさ、危うさ、妖艶さ…、女性としてさまざまな魅力が溢れ出た映画だったとも云える。その大原の役も、いろいろな候補が取りざたされたということだが、ここではその話は野暮というもので、大原麗子のはまり役だったということにしておこう。

          
          ※ 小笠原氏の解説を聴く参加者たちです。

 映画「居酒屋兆治」を観ていない人には不親切な文章だったかな? という思いが残るが、私自身はこうして解説者によって違った角度からの見方を話してくれたり、映画にまつわるエピソードを紹介してくれるシネマ塾はいつも心楽しい時間である。この心楽しい時間があり続けてほしいと願っているのだが…。

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