まあ、本当に自転車で通勤する人が増えました!
今年の春から俄に増えたように感じる自転車通勤のことをレポートしたいと思っていたのですが、写真をものにするチャンスがなく実現できずにいました。
ここ2~3日、意を決して通勤時にデジカメを手にして歩き、ようやく写真をものにすることができました。
私は北1条通り、あるいは北2条通りを都心に向かって徒歩通勤しています。
その際、徒歩通勤と自転車通勤の割合を見てみると、半々あるいはそれ以上の割合で自転車通勤族に占められるようになってきました。
交差点の信号待ちなどは写真のように自転車族に占められてしまう場合もよくあります。
今年になって特に自転車通勤が増えたのは、もちろんガソリン価格の高騰ということが背景にあることは容易に想像できることです。
また、エコ意識が普及してきたということもあるでしょう。
それとともに、風を切って走る爽快さも自転車通勤の魅力なのかもしれません。
しかし、現状を見ているといくつかの苦言を呈したい気持ちになってきます。
一つは自転車族の傍若無人な走り方です。私たち徒歩族の横を時にはギリギリに避けて走り去ります。いつもひやひやです。幸いこれまで衝突したことはありませんが、いつそうした事態に遭遇するかと思うほど危険がいっぱいです。
いつの間にか、徒歩族は危険を避けて歩道の隅を歩くはめになっています。
また、交差点の渡り方にも左右を確認せずにかなりのスピードで渡っている人を見かけます。いつ車と衝突しても不思議でないような乗り方をしている人もいます。
それからファッションです。
自転車族を見ていていつも思います。もう少しなんとかならないものかと・・・。
私の感覚からすると、ママチャリにスーツとか、スカート姿はまったくいけてません。
おしゃれになったと言われる日本人ですが、なぜこのことには無頓着なのでしょう?
中にはザックを背負い、スポーティーな装いをしている人もいますが少数派です。これだけ自転車通勤族が多くなったのですから、早く自転車通勤ファッションが確立してほしいものと思います。
そして最大の課題は、自転車通行の環境が整備されていないことだと思います。これだけ自転車族が多くなってきたのですから、都市の交通体系にきちっと位置づけて、その対策を計るべきだと思います。とは言いながらも、具体化が大変難しい問題であることも理解できます。
当局は当然その対策を議論していることと思いますが、何らかの対策を講じなければならない日が近づいていることだけは間違いないように思われます。
※ 職場近くにあるSTV放送の社員用の駐輪場です。場所が足りなく自転車が溢れています。
STVの社員数がどのくらいいるのか分かりませんが、大変な数の自転車です。
いつの日か自転車道と歩道が区別され、それぞれが気持ち良く通行できる日がやってくることを夢見ています。