田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 27 手稲区・星置コース

2008-09-10 18:04:09 | 札幌ウォーク & Other Walk
 念願だった手稲区にようやく足を踏み入れることができました。

 手稲区は前田森林公園に行ったり、義父の病気見舞いなどで度々訪れてはいましたが、ウォーキングではなかなか訪れることができませんでした。
 この度、1日かけて2コースを歩いてきました。手稲区はウォーキングコースがなかなか充実していて、冬コースも含めると全部で9コースになります。何度か通わねばなりません。

 今回のコースはJRで桑園駅から星置駅まで(260円)移動し、星置周辺を巡る2つのコースです。
 まずは星置駅をスタート&ゴールとする正式名「星置の自然を楽しもうコース」(約5㎞)を歩きました。

 星置地区は札幌市の最西端に位置し、小樽市との境界にあり、以前は純然たる農村地帯でした。札幌市と手稲町が合併した昭和40年以降から宅地化が進み、現在では人口およそ16,000人が住む住宅街となっています。
        
        ※ このコースのスタート&ゴール地点となったJR星置駅です

 星置地区も郊外の街の例に漏れず、駅の近くに大型のSCがあり、そこを過ぎると住宅街が広がっているという光景です。
 駅から西に進路をとると直ぐに、星置緑地があります。この緑地はあまり手を加えず自然の状態をできるだけ保とうとしている緑地のようで、木々が鬱蒼と茂っていました。
        

 そこからさらに西に進むのですが、見事なほど一戸建ての住宅が並んでいます。
        
        ※ このような光景が延々と続きます。

 時折畑地が顔を覗かせるのは、現在もまだ住宅化が進行中ということでしょうか。
                
        
 やがて小樽市との境界にある星観(ほしみ)緑地に行き当たります。こちらは大型の公園で星置川を挟んで野球場や球技場などが整備された都市型公園の様相を呈しています。
        

 星観緑地を縦断し、東に進路を変えてしばらく進むと、この地区を特徴づけるものの一つ、山口運河があります。   
 山口運河とは、この地区に入植した農民の便を計るため花畔(ばんなぐろ)から銭函海岸までの14.5㎞を明治30年に整備して「花畔・銭函間運河」と名付けられた運河の一部区間を指しているのだそうです。
 その山口運河の一部が見事なくらい現代的に整備され、公園化されていました。
         

 子どもの水遊びの場としては最適に思いましたが、蒸し暑いこの日一人の子どもも見当たりませんでした。それに続く現代的な意味での未整備区間は雑草に覆われて水も見えないくらいでした。

 山口運河を過ぎるとゴールの星置駅目ざしてひたすら南下します。
 こうした新しい住宅街では、予想外の光景を目にすることはほとんどありません。今回も特に目を惹く光景はなく星置駅にゴールでした。
        
        ※ 駅に続く道ですが、どこでも見られる光景です。

《ウォーク実施日 ’08/09/06》