田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

帯広白樺がコールド勝ち

2011-05-31 17:29:12 | スポーツ & スポーツ観戦
 本日の第三試合は鵡川高 対 白樺学園だったが8対0の7回コールドゲームで白樺学園が勝利したとネットの速報が伝えている。
 実は本日の第一試合が延長13回までもつれ込んだために、私は第三試合をまったく観戦することなく勤務に赴かねばならないため円山球場を後にしたのだ。
 できれば鵡川高のチームの戦いの様子を少しでも見たいと思っていたのだが叶わなかった。

 白樺学園に意外な大差で敗れたということは、夏においても鵡川高が南北海道において期待されるような存在とはなりえないことを意味しているように思える。
 反対に白樺学園は南北海道勢をコールドで退けたことで北北海道大会において主役の一翼を担うのではないかと予想される。
 とはいいながらも、両方のチームの戦いぶりを実際には見ていないのだから、私のまったくの推測に過ぎないのだが…。

東海四高乱打戦を制す

2011-05-31 15:09:27 | スポーツ & スポーツ観戦
 第二試合の東海四高 対 立命館は8対7で東海四高が勝利した。
 しかし、どちらも北海高のライバルとして名乗りを上げるほどの戦いぶりとは言い難かった。
 投打ともに取り立てて見るべきところがなかったように思われる。
 一つの疑問点は札幌支部予選で北海高を途中まで苦しめた東海四高のエース本木投手が登板しなかったことである。故障だろうか?彼が万全ならある程度の期待ができるのだが…。

女満別大健闘も及ばず

2011-05-31 12:14:50 | スポーツ & スポーツ観戦
             
        ※ この大会初のブラスバンドの応援です。旭川南高のブラバンです。

 第一試合の女満別 対 旭川南の試合は延長13回に及ぶ熱戦の末、旭川南がサヨナラ勝ちをした。
 この試合最初に押していたのは明らかに女満別である。1、2回ともバント失敗など攻めのまずさで無得点だったのが痛かった。それでも一時は4対2とリードするなど、旭川南と堂々渡り合った。 
 特に二階堂投手が素晴らしい!キレと速さで三振を取れるピッチングは魅力いっぱいである。
 肩を気にする素振りが気になったが夏が楽しみである。

春季高校野球を凝視する

2011-05-31 08:25:03 | スポーツ & スポーツ観戦
 昨日(30日)から春の高校野球北海道大会が始まった。高校野球ファンを自認する私はもちろん円山球場に駆けつけた。そこで私なりの観戦レポを送信する方法を思いついた。

 春の高校野球は甲子園には直結しない大会である。
 したがって私の中では夏の大会ほどの気持ちの高まりはない。
 それでも高校野球は観戦する私たちに多くの魅力を与えてくれる。
 私にとって春の大会の観戦は初めてであるが、夏の大会を占う意味でもできるだけ観戦することにした。

 昨日一日観戦していて私は試合が終了するごとに、私なりの戦評をメモしていた。
 そのときあるアイデアが閃いた。
 この観戦記を直接ブログに発信しようと…。

 高校野球では試合が終わると、次の試合までのインターバルが約30分ある。
 その間を利用して携帯電話からブログに投稿するという方法を思いついた。
 試合が終了するごとにその結果と私なりの感想を記したいと思う。
 携帯のメール機能に不慣れな私なのでそれほど詳しい発信はできないと思うが時々開いて視ていただければ幸いです。本日何度か発信したいと思っています。
 それでは第二日目の戦いを凝視するため、これから出かけます。

浅田次郎 近代日本と中国を語る

2011-05-30 19:49:03 | 講演・講義・フォーラム等
 近代中国に興味を抱き次々と作品を発表する浅田次郎氏は、近代中国と近代日本を対比し、日本の国の在り方や価値観について「1945年8月15日で線引きすべきではない」と主張した。

          

 北海道行政書士会の創立60周年を記念した市民講演会が5月26日(木)札幌市民ホールで開催され、受講することができた。
 講演は「近代日本と中国~歴史を旅する作家のまなざし~」と題して、直木賞作家として著名な浅田次郎氏が講師を務めた。

 浅田氏は特に中国に清王朝時代に興味を持ち、「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」「マンチュリアン・リポート」などを著している。
 それらの著書を著すために調べたり、見聞したりした清王朝についてさまざまなエピソードを紹介してくれた。
 清王朝は1636年に満州で建国され、その後現在の中国に進出し、1644年から1912年まで中国を支配した最後の統一王朝ということだ。
 清王朝が始まった頃、日本では江戸幕府の三代将軍の徳川家光の時代であった。
 また清王朝が消滅した時、日本はちょうど明治時代から大正時代に移る時であった。
(つまり清王朝とは日本の江戸・明治時代にあたることになる)

 清王朝の時代、前半は栄華を誇っていたのだが、後半は欧州列強の植民地支配のもくろみの中で国が混乱し、アヘン戦争などを仕掛けられるなどして崩壊の道を辿ったとのことである。
 一方、日本も江戸末期は欧州列強のもくろみの中で国内が混乱したが、植民地支配にさらされることなく明治維新を達成することができた。
 日本が明治維新を達成できたのは、欧州列強からの脅しに屈することなく、気概をもったリーダーたちの大変な努力とリーダーシップがあったからだと浅田氏はいう。
 清国も日本の明治維新に倣おうとしたことがあったのだが、そうはいかなかった。

 こうした文脈の中で、現代の日本が世界的に見ても豊かな暮らしを謳歌できるのは、植民地になることなく近代化に成功したためだと説く。
 日本人は、明治維新、あるいはそれ以前からのDNAを引き継いでいるはずだと言う。だから、1945年8月15日で線引きをすることなく、明治からの歴史を整理し、検証して評価すべきは評価すべきであると浅田氏は主張した。

 こうした類の説や主張には、いろいろと異論を挟む向きもあるかもしれない。
 しかし、外国の歴史と対比して我が国の歴史を評価するという視点は、多くの人が試みているのかもしれないが、私には新鮮に映った…。


北海道低山紀行 11 銭函天狗山 後編

2011-05-29 23:21:45 | 北海道低山紀行 & Other
 小さな銭函天狗山だったが後半の尾根コースは十分に登り応えのある山だった。吹き出る汗、乱れる呼吸、何度も何度も立ち止まりながらピークを目ざした。するとそこには極上の山頂(ピーク)が待っていてくれた。 

 ようやく尾根コースに出てホッとしたのもつかの間、そこから厳しい上りが待っていた。
 その日22℃まで上がったという気温と無風の中、ぐんぐんと高度を上げる登山路に私の額から汗がしたたりに落ちた。
 暑さ、そして無風、汗の臭いに誘われて蚊が体の廻りにまとわりつく。

        
        ※ 尾根から林間を見ると新緑が目に眩しかった。

 標高わずか536mの山である。
 私は円山か藻岩山程度と思っていたのだが、その想像とはまったく違っていた。
 斜度の緩まない登山路はたちまち私の体力を奪っていった。(それは私の体力がかなり劣っていたことも表すのだが…)
 10歩登っては一息入れ、20歩登っては一息入れるといった調子だった。
 前半のように写真を細かく撮ることも忘れていた。

          
          ※ 尾根コースはこのような登りの連続だった。

 相変わらずニリンソウの花が目立ったが、その中でちょっと違った白と薄紫の花が一厘ずつ咲いていたのが目立った。(何という花かは残念ながら分からない)
 やがてコースは土からガレ場に変わってきた。トレッキングシューズを履いてきたことが正解だった。普通の靴では足を挫いたりする恐れがある。

        
        ※ 名も知らぬ鮮やかな白い花が目に飛び込んだ。

        
        ※ 上の花と色違いの同種かと思っていたが、写真をよく見る
         と葉の違いから別種と分かる。

        
        ※ コースはやがてガレ場の登りへと変わった。          

 困難を極めながらも徐々に高度を上げ、やがて遠くに大きな岩場が見えてきた。
 近づいてみると垂直に屹立した岩壁がそそり立っている。
 この岩壁は地元の山岳会や大学の山岳部などの岩登りの練習場として知られているそうだ。この日は残念ながら練習しているクライマーには出会わなかった。

        
        ※ 山頂直下に屹立している岩場である。

 その岩壁の斜面を巻くようにして山頂を目ざす。
 その後も厳しい上りが続いたが、尾根コースに出てからペースが落ちつつも約45分でようやく山頂に到達した。
 山頂には数組の先着の登山者が憩っていた。(この日はやはり登山日和と見た人が多かったようで20数人の登山者と出合った。)

        
        ※ 無事山頂に着き、愛用のザックと記念写真を撮る。

 山頂は木が少なく、360度見渡せる素晴らしい光景だった。
 石狩湾と手稲の街並みが一望でき、方向を変えると手稲山をはじめたくさんの山々を望むことができた。
 山頂も風はなく、気温もちょうど良い。私は汗にまみれたシャツを脱ぎ、岩場に腰を下ろした。
 重い思いをして背負ってきたコンロと水で湯を沸かしコーヒーをすすった。
 最高の気分である。ふだんはそんなことをしないのに、あまりの気分の良さに私は妻と息子にメールを入れていた。

        
        ※ 山頂から石狩湾方面を望んだところ。

        
        ※ こちらは反対側、正面に見えるのが手稲山です。

 沸かした湯でインスタントみそ汁を作り、おにぎりを頬張った。
 私としては珍しく1時間半ほども山頂にとどまり、その後下山したのだった。

 小さな山と軽い気分で、足慣らしになどと思っていた山が意外にタフな山だった。
 なまっていた私の体はその後2日間も筋肉痛に悩まされることとなった。
 今年もぼちぼちと低山登山に取り組もうと思っている。

【銭函天狗山 登山データー】
標 高  536.7m
駐車場  登山口に約10台ほどが駐車できる。
行 程  登山口→(35分)→尾根→(45分)→銭函天狗山山頂→(30分)→尾根→(20分)→登山口  ※あくまで私の場合である。
時 間  登山(約1時間20分)、下山(約50分)
登山日  ‘11/05/26



北海道低山紀行 11 銭函天狗山 前編

2011-05-28 20:45:31 | 北海道低山紀行 & Other
【札幌近郊低山紀行】とは、「低山」の定義を標高1,000m未満と山としてその山々を巡ろうというものである。数えたところ札幌近郊には30峰以上の登山に適した低山があるようである。そこを体力づくりも兼ねながらぼちぼちと挑戦することにした。

 今年最初の山登りである。足慣らしにと選んだのが標高の低い銭函天狗山だった。しかし、しかしである。足慣らしなどと甘く見たのは大間違いだった。ガイドブックに「小粒ながらピリリ」とあった表現に間違いはなかった…。

 当初、今年の初登りはベテランの知人の案内で塩谷丸山から小樽天狗山への縦走を予定していた。ところが知人が風邪を引いてしまい計画が延期となった。
 そこで急遽一人で手軽と思われた標高537mの【銭函天狗山】に登ることにした。

 家から車で小1時間かけて銭函にある登山口に着いた。国道から登山口に入る道が分かりにくくちょっと迷ってしまったが、なんとか辿り着けた。
 天候は晴れ、風はなく、絶好の登山日和と見えた。

        
        ※ 駐車場は10台くらいは駐車できそうな広さである。        

 駐車場に車をおき、早速登山を開始したが登り口がまた迷わせてくれる。かなり迷ったのだが、倒れていた案内板の表示でなんとか判断することができた。(登山道でない方が広く整備された道になっていた)

        
        ※ 右手の方が道が広く、整備されていて登山道に見えた。

         
        ※ 実際の登山道は左手の細い道だった。倒れていた看板に
         「銭函天狗山登山道」と書かれていた。      

 登山口からしばらくは沢の森の中の穏やかなトレッキング路です。約15分で登山道の脇に立つ札幌山岳会所有の「銭天山荘」に着いた。プライベートな山荘だからもちろん閉じていた。

        
        ※ 山荘の壁には「会員募集」というポスターが貼られていた。
        
 そこからしばらくは徐々に高度を上げる穏やかな山道が続きます。道の両側には白い小さな花がたくさん咲き誇りまるで登山者を歓迎してくれているようである。植物に疎い私だがこれだけは「ニリンソウ」と分かった。
 山の中の雪はほとんど消えていたが、一つの沢にだけ小さな雪渓が見えた。

        
        ※ 登山道のいたるところに白い可憐なニリンソウが咲き乱れていた。

        
        ※ ニニンソウの近影です。

         
        ※ 沢に僅かに残った雪渓です。       

 いつまでも穏やかな山道ではなかった。
 やがて高度を急激に上げる山道に入った。
 体中から汗が吹き出て、背中はもう汗びっしょりだった。
 登山路が沢コースのため、ところによって雪解け水の通り道だったためなのか泥道になっているところもあり、そうしたところを避けながらの登山となった。

         
         ※ 急に斜度がきつくなり、汗が吹き出てきました。

        
        ※ ご覧のように泥道となったところもありました。        

 登山開始から約40分、ようやく尾根コースに出た。
 尾根に出ると、少し見晴らしが良くなり遠くに石狩湾を望むことができた。
 ホッと一息をつくも、本格的な登山はこれからだった…。 

        
        ※ 樹間から石狩湾が望めるようになりました。

(続きは後編に)

会場を魅了した歌姫

2011-05-27 17:30:25 | ステージ & エンターテイメント
  談笑の声に満ちていた会場に、彼女のソプラノが響き渡るとそこに居合わせた人たちは一斉に聞き耳を立てた。人形浄瑠璃、そしてソプラノ独唱、会の設立30周年記念祝賀会は二つのアトラクションによって記憶に残る会となった。

 5月はいろいろな団体の年度総会などが開催される季節である。
 私が所属している三つの団体が先週から今週にかけて、立て続けに年度総会を開催した。
 いずれも私の前職に関係するものであるが、全道規模のものが一つ、札幌市の中央区在住者を対象としたものが一つ、そして私が過ごしたオホーツク地方に関するものが一つという具合である。

 総会が終了すると、当然のように宴会が用意されている。
 お付き合い程度(それ以上?)にはお酒を嗜む私はどの会合でもお酒を楽しみ、さらには二次会にも義理堅くお付き合いしたものだから肝臓の方がかなり大変だった。

 その三つの団体の中で、今年設立30周年を迎えた団体があった。
 準備の会議の中で「節目の年に相応しいアトラクションを入れましょう」ということになり、会に所属する会員のつてを頼って検討した結果、二組にお願いすることになった。
 その一つが「人形浄瑠璃」であり、もう一つが「ソプラノ独唱」だった。

 札幌に人形浄瑠璃の団体が活動しているとは初耳だったが、「さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座」という団体が平成7年に発足し、活発に活動しているとのことだった。
 演目は「二人三番叟」という天下泰平、国家安全、五穀豊穣などを祈願するご祝儀舞だそうである。二体の人形が登場したが、一体の人形を三人で操り、素人の私には分からないが、意味のありそうな舞を披露してくれた。

        

 続いては「ソプラノ独唱」である。
 ソリストは亀谷泰子さんという専門の音楽教育を受け、イタリアにも留学して学んだ経験もある本格派である。

        

 「さくら横ちょう」という中田喜直作曲の歌が会場に響き渡ると、それまでざわついていた会場が徐々に静かになり、彼女の歌に惹き込まれていった。
 伴奏の小泉香織さんも亀谷さんと同じ大学に学び、亀谷さんとよくコンビを組んでいろいろなところで発表しているらしい。

        

 「さくら横ちょう」のほか、「オペラ『夕鶴』より『あたしの大事な与ひょう』」、「オペラ『ジャンニスキッキ』より『私のお父さん』」の3曲を披露していただいた。
 彼女のハッとするような真っ赤なドレスも印象的だった。

 独唱が終わると、聴いていた人たちが次々と彼女に謝意や讃辞を表しに近づいた。
 会設立30周年記念祝賀会は二つの素晴らしいアトラクションによって多くの人に記憶される祝賀会となった。

札幌ウォークⅡ №18 精進川・天神山コース 後編

2011-05-26 22:56:33 | 札幌ウォーク & Other Walk
 けっして暑くはない一日だったのだが、歩いていると汗ばんでくる初夏のようなウォーキングだった。コースは10kmとけっして長いコースではないのだが、私にはけっこうな疲労感が残ったウォーキングだった。 

 「精進河畔公園」から国道を跨ぎ、コンビニで清涼飲料を購入した後「天神山緑地」に入った。
 天神緑地に入って、思いがけない光景に出会った。
 木々の中に紅葉したかのように見えるカエデが何本も目に入った。樹木の種類(樹木ばかりではない)に疎い私だが、どうやら一年中薄紫の葉を付けているカエデの種のようだ。一見紅葉が来たかのような錯覚を受ける光景だった。

        
        ※ 写真でご覧のように紅葉と見紛う光景です。

 天神山は85m程度の小さな山なのだが、市街地に忽然と盛り上がったかのように存在するため、なかなか眺めが良い。中腹で休憩をとりながら、市街地を見渡した。

        
        ※ 天神山中腹から市街地を見る。向こうの山は円山と思われます。

 山頂にあたるところに海外からの研究者が宿泊する施設「天神山国際ハウス」があるのだが、利用者減からか現在閉鎖されてしまっている。立派な施設だけに残念である。
 そのハウスの近くに日本庭園があった。これまで何度か訪れていた天神山だったが、その存在を知らなかった。おそらく海外からの客をもてなすために造成されたのだろうが、それも今は宝の持ち腐れになっている。

        
        ※ 現在閉鎖されている「天神山国際ハウス」の建物です。

        
        ※ 国際ハウスの直ぐ前に日本庭園がありました。

 天神山の反対側の中腹には「平岸天満宮」がある。ここのお宮の森は紅葉が絶品である。いつかまた紅葉の季節には訪れたいと思っている。

        
        ※ 小ぶりながらも風格のある「平岸天満宮」です。        

 天神山を後にし、地下鉄「南平岸」駅を目ざす。
 そこから地下鉄の高架シェルター沿いに進む。高架シェルターはやがて地下に消えてしまうが、コースはそのままひたすら北上を続ける。
 何の変哲もない、住宅街をひたすら前へ歩を進める。午後の陽射しで背中が汗ばんでくる。
        
        ※ 間もなく地下に潜ろうとしている高架シェルターです。

        
        ※ これといって特徴のない住宅街が続きます。

 やがて北海学園の城下町(?)に入った。
 一帯には北海学園大学、北海商科大学、北海高校、北海学園札幌高校が並んで建っている。その中で北海学園札幌高校のグランドで女子生徒が陸上ホッケーの練習をしていた。陸上ホッケーは北海道ではけっしてメジャーなスポーツではないのだか、この学校は熱心に取り組んでいるようだ。

        
        ※ 陸上ホッケーに取り組む女子高生を金網越しに撮りました。

 北海学園の敷地を通り過ぎ、南大橋を渡るとゴールは間近だ。
 中島公園を抜け、南11条通りに出ると、ウォーキングステーションのある「札幌歩こう会」の事務所である。

        
        ※ 中島公園に近い「南大橋」です。

        
        ※ 天気がよく中島公園で寛ぐ人たちをパチリと。

 ゴールして事務所に入ったとき、ちょっとしたハプニングがあった。
 札幌歩こう会の会員で主要メンバー(?)の一人で、私のブログにも時折コメントを入れてくれるNさんとばったり会った。「札幌歩こう会だより」をいただいたが、Nさんが制作しているとか。会の中でかなり活躍されているようだ。

 「精進河畔公園」、「天神山緑地」と二つの公園を巡るこのコースは、その二つの公園がどちらも落ち着いた雰囲気を感じさせる公園で、どちらも園内に入ると心の和みを感ずる素晴らしい公園である。
 体に疲労感が残ったのは一にも二にも私の運動不足である。
 コースそのものは二つの公園が素晴らしくお勧めのコースである。
《ウォーク実施日 ‘11/05/25》

札幌ウォークⅡ №18 精進川・天神山コース 前編

2011-05-25 18:39:49 | 札幌ウォーク & Other Walk
「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものです。

 久しぶりのイヤーラウンドコースのウォーキングだった。心理的に近寄りがたい存在だった「札幌歩こう会」をウォーキングステーションとするコースに初めて足を踏み入れた。  

 天気が良かった。
 運動不足気味だった。
 6月に4日間連続して30km歩行に挑戦しようとしているのに全くの準備不足だった。
 「これではならじ」と自分を鞭打った。

        
        ※ 「札幌歩こう会」の事務所です。
 
 自宅から自転車で15分走って「札幌歩こう会」の事務所の門を叩いた。(事務所は中央区南11条西7丁目にある)
 「会員ではありませんが…」と申し出ると、快く受け付けてくれた。
 コースは7コースあるのだが、とりあえずAコースの「精進川・天神山コース」をチョイスした。

 マップをいただいてさっそくスタートである。
 天候は晴れ、気温もそれほど高くなく絶好のウォーキング日和である。
 まずは中島公園から南に針路を取る。
 中島公園はエゾヤマザクラやソメイヨシノの季節が終わり、八重桜が満開を迎えていた。
 心地良い気温の中では鴨々川の水も緑に映えて見える。

        
        ※ 中島公園内は八重桜が満開でした。

 中島公園から、電車通りに出て、静修高校、札幌南高校と続く。

         
        ※ 札幌静修高校の校舎です。
  
 南22条大橋を渡ると豊平区である。

        
        ※ 冬にはこの橋の下を歩いた「南22条大橋」です。

 豊平区に入って直ぐ、「精進河畔公園」に導かれる。

 精進河畔公園はこれまで何度か訪れているが、いつも来ても豊富な緑が心地良い。
 園内ではベンチにたたずみ日光浴をしたり、談笑したりしている人たちが目立った。
 なんとも平和な、微笑ましい光景である。
 精進川は小さな流れなのだが、その流れさえ微笑ましく映る。

        
        ※ 緑がまばゆいばかりの精進河畔公園内です。

        
        ※ 水の流れも心地よい精進川の流れです。

 コースはようやく半ばに到達したところか?一休みするためにコンビニで清涼飲料水を購入し、次なるスポット「天神山」に向かった。    (後編に続く)
《ウォーク実施日 ‘11/05/25》