田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌公園めぐり「西岡公園」

2007-08-31 17:32:24 | 環境 & 自然 & 観察会
 先週末、久しぶりに市内の二つの公園を巡りました。
 「西岡公園」と「前田森林公園」です。
 二つの公園ともに、市内の公園としては大規模な公園です。
 二つの公園を二回に分けてレポートします。

【西岡公園】
 <住 所> 豊平区西岡    <面 積> 409,845平方m
 <開園日> 年中利用可能  <駐車場> 50台駐車可能

 できるだけ自然の姿を保つようにして造成された西岡公園は、多くの親子が昆虫や水生生物を追いかけて楽しんでいました。

 西岡公園は札幌市の南端に位置しています。
 私の住居からは中心街を縦断するものですから、距離にしては約11Kmでしたが、時間は車でおよそ40分もかかりました。

 西岡公園は明治期に旧陸軍の水道施設を造るため月寒川を堰き止めてできた水源池を中心として造成された公園です。
 冒頭にも触れましたが、その水源池を囲むように、往時の姿を残すように公園が造られています。ですから昆虫や水生生物も多いのでしょう。
 捕虫網を手にした親子にたくさん出会いました。
 また、公園を訪れる人たちも手軽な服装というよりは、ハイキング姿を装った人たちが目立ちました。

 水源池の周囲を取り囲むようにして散策道が整備されています。
 多少の山坂はありますが、健康体の人には適度な散策道ではないかと思います。

 

新田昌弘 津軽三味線ライブ

2007-08-30 20:01:24 | ステージ & エンターテイメント

  津軽三味線の力強く、叩きつけるような撥さばきが会場内を圧するように響き、聴いてる者を新田ワールドに引き込みました。

 「新田昌弘」、今若手の津軽三味線奏者の一人として注目され、海外ツァーや他の分野の楽器とのコラボレーションを試みるなど積極的な活動を展開しています。
 その彼が、介護老人保健施設「グラーネ北の沢」で無料ライブを行なうと新聞で知り、駆けつけました。

 会場には保健施設の入所者と外部からの人とが半々くらいで、2~300人位いたでしょうか。
 津軽三味線の定番である「こきりこぶし」「津軽じょんがらぶし」「あいやぶし」などを力強く、時には繊細な撥さばきとともに聴かせてくれました。

 それと今回は、チェロ奏者の佐藤舞希子さんを伴って舞台に登場しました。
 津軽三味線とチェロのコラボレーションで聴かせようということでした。
 一見、まったく異質のように見える二つの楽器が意外に融け合うんですね。
 特に、彼が作曲したという「母の子守唄」などは、まったく違和感なく耳に入ってきました。

 ただ、お年寄りへのサービス(?)として演奏した「水戸黄門」とか、「上を向いて歩こう」などは、洋楽器で聴き慣れた私にとっては「ちょっと辛いかなぁ」という部分もありました。

 そうではあっても、津軽三味線の第一線で活躍している新田昌弘の演奏を50分間も堪能できたことは幸運でした。


※カメラのせい?、腕のせい?(こっちかな?)ライブの写真は使い物になりません。そこで苦肉の策、ポスターを掲載します。(左が新田昌弘、右が父親です)


パプリックビューイング イン スピカ

2007-08-29 17:02:12 | スポーツ & スポーツ観戦
  300インチの大画面でサッカー中継を観戦し、会場が一つの空気に包まれながら声援をおくるという初めての経験をしました!

 8月26日、我が(などというほど熱心ではないんですがね)コンサドーレは敵地でモンテディオ山形との対戦でした。
 その試合をメディアパーク・スピカを会場に大画面で中継するというのです。
 スピカに行ったこともない、パブリックビューイングでの観戦経験もない私は興味津々で出かけました。

 18時キックオフでしたので、17時30分頃に会場のスピカに着いたところ、サポーターが続々と集ってきていました。観戦料1,200円(会員1,000円)はけっして安くはないと思うのですが、けっこうな人数が集っていました。

 結局、会場は半分くらい席が埋まったようでした。
 ステージではサポーターの雰囲気を盛り上げようとSTVアナウンサーの永井公彦アナがマイクパフォーマンスを繰り広げ、続いてコンサドーレ初期のFWだった川合孝治さんが登場しました。この方がなかなか賑やかな方で会場の雰囲気を盛り上げます。
 そしてサプライズは、現役の西嶋弘之選手が登場したことです。彼は累積警告で出場停止となっていたために、会場に呼ばれたようです。
 彼らは、試合前、ハーフタイム、そして試合中も中継のアナウンスの隙を突きながら、いろいろとコメントを発して、私たちを楽しませてくれました。

 試合は危ない場面もありましたが、石井選手のナイスゴールを守りきり、宿敵山形をきわどく1対0で破り、勝ち点3を積み上げることができました。

 パブリックビューイング ⇒ ただ大画面で観戦するだけでなく、ゲストが登場したり、お楽しみ抽選会があったり(私は当たりませんでしたが…)、中にはビールを飲みながら観戦する人もいたりで、家のテレビの前とは全く違った雰囲気で観戦するこうした方法もいいなぁ、と感じました。
 ちなみに係の人に聞いたところ、この日の入場者数は5~600人くらいとのことでした。

 メディアパーク・スピカ ⇒ 施設はまだまだ新しく、なかなか面白い施設と私には映ったのですが・・・。来年三月に閉鎖されてしまうのはとても惜しい気がします。経営的に厳しいということであればいたしかたないのかなぁ・・・。

※写真はヒーローインタビューを受ける石井選手とそれを見つめる三人のゲストです。  

ちえりあ寄席

2007-08-28 19:08:10 | ステージ & エンターテイメント

久しく味わうことのなかった寄席気分を味わいながら、落語が醸し出す上質な笑いを堪能しました!

 「ちえりあ」とは、以前にも触れましたが、札幌市生涯学習センターの愛称です。
 その「ちえりあ」で、東京の寄席をそっくり引っ越したような形で「ちえりあ寄席」と銘打って8月24~26日まで計4回の寄席公演が行なわれました。
 私は中日の25日夕方の公演を聴きに出かけました。
 出演者のラインナップと演目は次のとおりです。

 桂    夏 丸(二つ目)     「青い鳥」
 昔昔亭 桃之助(二つ目)     「かぼちゃ屋」
 春風亭 柏 枝(真打ち)     「代り目」
 W モアモア (漫才協団真打ち) 「漫才」
 昔昔亭 桃太郎(真打ち)     「結婚相談所」
   (お仲入り)
 桂    歌 春(真打ち)     「看板の一」
 三笑亭 夢之助(真打ち)     「壽限たら」
 翁 家 喜 楽(太神楽)      「曲芸」
 春風亭 小柳枝(真打ち)     「井戸の茶碗」

 本格的な落語ファンでない方(私もその一人ですが)にはあまり馴染みのない名前かもしれません。しかし、桂歌丸師匠が会長を務める落語芸術協会の理事や監事などの役職に就いている重鎮が勢揃いした(小柳枝、夢之助、歌春、桃太郎)舞台だったのです。

 高座に上がる芸人たちはそれぞれが鍛えた話芸で自らの世界に聴衆を引き込みます。聴く者にとって好みは違うとはいえ、それぞれが楽しい舞台でした。
 その中でも私好みを言えば、春風亭柏枝、桂歌春、春風亭小柳枝、の三人かなぁ・・・。
 Wモアモアの二人も違った意味で、大笑いさせてもらいました。

 遠い昔、たった一度だけ訪れた新宿「末廣亭」の舞台を思い出していました…。


大倉山にリベンジを!

2007-08-27 20:28:12 | スポーツ & スポーツ観戦
 私はスキージャンプをまだ生で見たことはありません。
 当然、サマージャンプも見たことがありません。
 知人は「スキージャンプほどテレビと、生ではその迫力の違いが大きいものはない」と言います。

 冬と違って防寒などに心配することなく、軽装で鳥人たちが空から舞い降りてくるのを間近で見ることができるのがサマージャンプの魅力です。
 その迫力を体感してみたい。そう思った私は8月初旬に予定されていた「ナイトイン大倉山」というイベントを楽しみにしていました。
 このイベントは、ジャンプの夜間飛行を見物できるだけではなく、リフトに乗り放題、ウインターミュージアム入場券、YOSAKOIソーランの優勝チーム新琴似天舞龍神の観覧がセットになって1,000円で販売されるという美味しい企画でした。
 ところがその日は台風の襲来が予想されるとして早々中止を決定してしまったのです。

 がっくりきた私は、それではせめて鳥人たちが飛んでいる姿を見てみたいと、練習が行なわれているというその日の午後、大倉山に駆けつけたのですが、いっこうに練習が始まる気配がなくあきらめました。
 都合、私たちは大倉山に二度もふられたのです。

 これはリベンジしなければなりません。
 今週、企業チームが大倉山での練習を予定しているようですので、なんとか生のジャンプを目撃したいと思っています。

さっぽろまちづくりトーク

2007-08-26 16:46:20 | 札幌学 & ほっかいどう学
 上田札幌市長をはじめ、識者が語る「さっぽろまちづくりトーク」というきわめてまじめな座談会を聴講してきました。

 時には札幌のことを一度ちゃんと考えて見たいと思い、23日(木)夕刻、ホテルニューオータニで開催された「さっぽろまちづくりトーク」に参加してきました。
 趣旨は、第2次札幌新まちづくり計画の策定の過程において、政策目標や課題を市民と共有することと、市民から意見を聴取するということでした。

 登壇者は、上田札幌市長、海老名小樽商大教授、林札幌国際大教授の三人と、元STVアナウンサーの林美香子氏がコーディネーターとして登壇しました。
 それぞれの方から有益なお話を聞くことができましたが、2時間という限られた時間のために深まりのあるトークとはならなかったきらいがありました。
 それぞれの方の印象に残った言葉を紹介します。

林札幌国際大教授
「公の立場も私が集ったものである。公にある人間が私としてどれだけまちづくりに参加しているかが問われる。また、私の立場も集まることによって公的性格を帯びてくる」

海老名小樽商大教授
「本当の意味での国際都市を目ざしてほしい。本当の国際都市とは、外国企業がどんどん進出してくる街である。札幌にはその可能性があり、そうすることが北海道の、札幌の課題解決に繋がる。また、札幌市民はもっと民度を高めることも必要である」

上田札幌市長
「情報公開という受身の姿勢ではなく、情報提供という積極的な姿勢で市民に情報を提供し、情報を共有しながら、市民と共にさらなる魅力的な札幌のまちづくりを進めたい」

 非常に粗いまとめですが、その他にも印象的な言葉をたくさんいただきました。しかし、市民からの意見を聴取するというねらいの方は生かされたとは言い難いものでした。
 会の後段にちょっとたけ時間を割きましたが、なんだかアリバイづくりのようにも感じられところが少し残念に思いました。

札幌まちめぐりパス

2007-08-25 23:09:05 | 札幌(圏)探訪
 円山動物園の入園料は、先に購入していた「札幌まちめぐりパス」のポイント券を5枚(5ポイント)を使用して入場しました。

 「札幌まちめぐりパス」とは、市やバス会社、市内の観光施設などが協力して観光客向けのサービスとして発売したものです。
 内容は、市内の観光施設20ヶ所の入場のためのポイント券15枚と一日乗り放題の地下鉄・バス券がセットになったもので、2,500円で販売されています。

 私は「札幌まちめぐりパス」を利用して、過日の「白い恋人ファクトリー」(例の問題が発覚する前に訪れました。そのことはブログで報告済み)、そして先日の「円山動物園」の入場料がそれぞれ5ポイントでしたので、残りは5ポイントしかありません。
 今のところ「北海道開拓の村」の入場料がやはり5ポイントなので、それで使い切ろうかと思っています。そして、そこへ行くときに地下鉄とパスを利用しようと考えています。

 本来は一日で使い切ることを前提に企画されたものでしょう。
 そうすると、地下鉄・バスの一日乗り放題が生かされることになります。
 しかし、先日の新聞ではこのパスが「不評である」と伝えていました。それは昨年と比べて割安感をあまり感じないということからのようです。
 新聞では昨年は参加した施設の入場がオールフリーだったと伝えています。それに比べると今年は・・・。

 札幌では今年、観光客・市民向けにいろいろな企画が提案されています。ですから、その企画を選別する目も厳しくなっているのだと思います。私もまた、そうした厳しい目をもつことが必要のようです。

サタデー・テーリング(33)~(34)完成!

2007-08-24 18:57:40 | 札幌(圏)探訪
 サタデー・テーリングの最後のポイントになったのが
№33 円山動物園です。

 円山動物園は、動物園としては比較的アクセスに恵まれています。
 円山動物園に至るにはたくさんのルートがありますが、代表的なルートが二つあります。(車を使わない場合)
 一つは地下鉄「円山公園」駅からバスに乗って向かうルートです。(約10分程度?)
 もう一つは地下鉄「円山公園」駅から徒歩で向かうルートです。
 今回私たちはこのルートを選びました。所要時間約15分。鬱蒼とした林間を抜けるルートは、木道も心地良く(添付写真)、時間もそれほどかかりません。

 肝心の動物園ですが、施設の老朽化は否めません。
 人々が憩い、楽しむ、観光施設としての動物園に、動物がいない檻や畜舎が散在していたり、錆が目立つ鉄柵などはそぐわないと思います。
 市の財政が厳しい折ですから、補修や改築もままならないのでしょうが・・・。

 現在、生き物の動態展示施設としては、各地に素晴らしい水族館が次々と出来て、エンターテイメント施設として注目されています。でも動物園を水族館と同列に論じることは難しいんでしょうね・・・。

 以上でサタデー・テーリング2007(前期)は完成です!
 と思ったところが、どうも数が合わないのです。全てのポイントを回ると34のはずが、私のカウントでは33なのです。スタンプ帳をチェックし直してみると、なんと私の住居から最も近い
№34 三岸好太郎美術館をカウントしていなかったのです。

 三岸好太郎美術館には、教育文化会館を訪れた帰途に確かにスタンプを押印していました。
 ということで、サタデー・テーリング2007(前期)は完成したのです!
 さあ、後期はどうしようか・・・

サタデー・テーリング(32)

2007-08-23 21:32:14 | 札幌(圏)探訪
 サタデー・テーリングもいよいよ終盤を迎えました。
 先週末、札幌中心部で唯一残っていた
№32 NHK札幌放送局 を訪れました。

 ここでは「番組公開ライブラリー」に期待していましたが、期待に違わず満足できるものでした。
 NHKが放送した中でも後世まで残していこうとしているフィルム(テープ?)およそ5,000本が自由に観賞できるのです。
 特に私が好きな「新日本紀行」、「NHK特集」などのドキュメンタリーが豊富に揃っています。
 この日は、『新日本紀行ふたたび』という番組の「立山シェルパ村 ~北アルプス~」('05/10/15放送)というフィルムを一本視聴してきました。

 以前にも触れましたが、
 ドキュメンタリーについては、NHKは他局の追随を許さぬほど内容が優れていると思います。(もちろん民放でも優れたドキュメンタリーはありますが…)過去に放送された優れた番組に再び出会える場を見つけることができたことは大きな歓びです。

 これから暇を見つけて、できるだけNHK札幌放送局を訪れようかと思っています。

JOHNNY & THE ROCKETS

2007-08-22 18:18:36 | ステージ & エンターテイメント

 いかにも時代がかったグループ名のとおり、平均年齢が57.?才のおやじロックグループです。
 札幌のライブシーンを検索していたときに、目に止まったグループです。
 彼らのHPに札幌駅前のビアガーデンでライブを行なうとの予告が出ていました。
 物好きな私は妻を伴いのこのこ出かけました。

 ステージに現れた5人の面々は、いずれも間もなく定年を迎えるサラリーマンといった風情です。(彼らがプロなのか、セミプロなのか不明?)
 その彼らがステージで弾けました。
 演奏する曲は'60~70年代前後のプレスリーの曲が中心です。

 演奏が上手いのかどうかわからない。
 英語の発音が正しいのかどうかわからない。
 わかったのはノリのいい演奏と、彼らの元気の良さだ。

 間もなく定年を迎える年になっても、老けることなく若々しく活躍を続けるジョニー・アンド・ザ ロケッツに乾杯!