田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も12年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №63 コーヒーハウス ミルク

2011-03-31 13:09:38 | 札幌Cafe紀行
 中島みゆきが学生時代に通い詰め、「ミルク32」という曲を作ったことでも知られる「コーヒーハウス ミルク」…。私の中ではいつしか憧れにも似た存在になっていた。その憧れのお店に足を踏み入れたとたん!?


        
        ※ 歴史が感じられる「コーヒーハウス ミルク」の外観です。

 「コーヒーハウス ミルク」は北大の構内から東に向かう北10条通りに面したところりありました。札幌ウォークⅡでウォーキングをしていて偶然見つけたのでした。
喜び勇んで店内に入ってみると…。
 これが「どこに座ったらいいの?」というくらい店内が雑然としているのです。
テーブルには漫画や雑誌類がうず高く積まれ、カウンターには所狭しといろいろな物が積み上げられています。

        
        ※ 店に入った瞬間目がテンになってしまった店内です。

 内心「え~~っ!」と思いながらも、ようやく見つけた席に腰を降ろしました。
雑然としたカウンターの中でオーナーの奥さんと思われる人がコーヒーを淹れています。
 客席は、と見るとギターを横に置き、いかにも「バンドをやってます」といった風体の男女が二人座っていました。
 後で知ったのですが、オーナーは若き日の中島みゆきと親交があったように、音楽に造詣の深い方で、現在はバンドマン向けの練習スタジオも経営しているらしいのです。

 席に座ってからややあってから奥さんがお冷とともにオーダーを取りに来たので、ブレンドコーヒー(380円)を頼みました。「食事はできますか」とたずねると「トーストだけです」とのことでだったのでトースト(350円)もお願いしました。

        
        ※ 出されたコーヒーの横にも雑誌がうず高く積まれています。

 外出していたオーナーが帰ってくると、バンドマンたちは鍵を受け取り練習スタジオに向かったようでした。
 すると間もなく、北大の大学祭実行委員という女性が入ってきてオーナーと何か交渉をしていました。きっと大学祭のプログラムに店の広告を依頼していたのでしょう。そういう意味では現在も北大生がよく立ち寄る店なのかもしれません

 コーヒーはやや苦味の強い味だったので、私としては珍しくミルクを使った。トーストは厚切りにたっぷりのチーズが載っていて若者向けといった感じでした。
 調べてみるとオーナーも昔は音楽に相当傾注していたらしく、店内が雑然として見えたのは思い出の品が次々と増えていってしまった結果なのかもしれません。過去の伝説的なコンサートやライブのポスターなどが残っているとも聞きました。
 また、現在札幌市内にたくさんのチェーン店を出店している「宮越屋珈琲店」のオーナーも学生時代はこの店に出入りしながらプロシンガーを目ざしていたということです。 
        
     ※ 店の名誉のための一枚です。バンドマンたちが座っていた窓際
      の席です。しっかりと座れる席はありました。

 私に強烈な印象を刻みつけた「コーヒーハウス ミルク」ですが、今度また友人を誘って訪れてみたい店の一つです。

【コーヒーハウス ミルク データ】
札幌市東区北20条東1丁目 2-41
電  話 011-741-2490
営業時間 14:00~24:00
定休日  無休
座  席 25席
駐車場  有り(2台)
入店日  ‘11/03/24


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札幌ウォークⅡ №16 中央区・札幌レンガ造りめぐり(北)コース 後編

2011-03-30 12:47:44 | 札幌ウォーク & Other Walk
 この日は肌寒かったものの札幌の街は確実に春に向かって歩みを進めているようだった。そして、コースの後半も前半に負けず劣らず見どころがいっぱい詰まった興味深いコースだった。 

 衝撃的(?)な「コーヒーハウス ミルク」で昼食休憩を取った後、ウォーキングを再開した。
 再開して間もなく、雪に覆われた「美香保公園」がコース左側に広がっていた。「美香保公園」の命名について記憶に残っていたこともあって改めて調べてみたら、「公園用地を寄贈した宮村、柏野、大塚の頭文字を取って『ミカオ』がその由来となっている」とのことだった。
 公園の一方には、札幌冬季オリンピックで屋内スケート会場となった「美香保体育館」が建っている。現在も冬期間は屋内スケート場として市民に利用されているようだ。

        
        ※ その命名の由来がユニークな美香保公園です。

        
        ※ 公園の向こうに高い煙突が特徴の美香保体育館です。

 公園を過ぎ、コースはゴールに向かって南下するコースを取る。
 コース上は「東区役所」を中心に一帯は繁華街となっていて、人通りも賑やかとなってきた。

        
        ※ 区役所らしい落ち着いた感じの東区役所です。

 東区役所を過ぎ、間もなくすると「札幌ビール園(旧サッポロビール工場)」の敷地に入る。ここはレンガ造りの建物の宝庫である。レンガ造りの煙突も高く聳えている。
 札幌ビール園の敷地を過ぎると、「日本ハムファイターズの屋内練習場」の大きな建物が目に入ってくる。選手は遠征中(?)、それともドームで練習中なのか辺りはひっそりしていた。

        
        ※ 高いレンガの煙突が聳える札幌ビール園です。

        
        ※ ファイターズのロゴも鮮やかな屋内練習場です。

 コースはJR函館線を横切る「地下通路」を通って街中へと導かれる。
 するとまず行き当たるのがサッポロファクトリーの横に佇む「旧永山武四郎宅」である。
 続いてレンガの建物が軒を連ねる「サッポロファクトリー」である。古いレンガと近代的な建物がマッチしながら一大ショッピングソーンを形成している。

        
        ※ JR函館線の地下通路は初めて通りました。

        
        ※ こちらは旧永山武四郎宅でも後から増築された方のようです。

        
      ※ レンガの壁を覆うツタの葉が枯れていて色的にはガッカリですね。

 サッポロファクトリーを後にして間もなく行くと、最近オープンしたばかりの「北海道四季劇場」の黒い建物が目に入ってくる。常設の劇場としてぜひ札幌に根付いてほしいものである。
 そして「創成川」を渡りさらに都心に進むと、「札幌時計台」が見えてくる。その意外な小ささから日本三大ガッカリ観光スポットなどと揶揄されているが、高層ビルが立ち並ぶ中にひっそりと佇んでいる様はかえって往時の情緒を偲ばせてくれるのではないか?

        
        ※ 黒い壁が存在感を放っている北海道四季劇場です。

        
        ※ 創成川一帯はただいま整備中で、今春オープン予定ですね。

         
        ※ ご存知もご存知の「札幌時計台」ですね。       

 もうゴールは間近である。大通公園のところまで来ると、遠くにゴールの「札幌スポーツ館」の表示が見えてきた。
 久しぶりの10Kmウォークはけっこうな疲労感を伴いながら無事ゴールした。

        
        ※ ビル街の向こうに札幌スポーツ館のロゴが見えます。

 と前後編をお読みいただくと、札幌を良く知る札幌っ子でも「へぇ~。なかなか良いコース取りだなぁ」とお思いにならないだろうか? 健脚自慢の観光客にもぜひお勧めしたいようなウォーキングコースだった。
《ウォーク実施日 ‘11/03/24》
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札幌ウォークⅡ №16 中央区・札幌レンガ造りめぐり(北)コース 前編

2011-03-29 14:33:26 | 札幌ウォーク & Other Walk
「札幌ウォーク Ⅱ」とは、札幌市の各区が設定した118のウォーキングコースを完歩した筆者が、次のターゲットとしてさっぽろ健康スポーツ財団や札幌歩こう会、その他民間の機関などが設定した日本ウォーキング協会認定の25(平成22年8月現在)のイヤーラウンドコースを巡ろうとするものです。

 札幌の街中にある「札幌スポーツ館」をスタート&ゴールとするこのコースは、札幌の街中の観光スポットのほとんどをカバーするなかなか魅力的なコースでした。その中に予想外のスポットが!?

 体調もほぼ復調してきたので残されているイヤーラウンドコースを巡ることにした。
 なごり雪がはらひらと降る様に風情(?)を感じながら札幌市内を歩いた。
 南3西3というまったくの街中にある「札幌スポーツ館」がウォーキングステーションとなっている「札幌レンガ造りめぐりコース」(10Km)が今回のコースである。

        
        ※ ウォーキングステーションのある「札幌スポーツ館」です。

 札幌スポーツ館を出て直ぐに「狸小路3丁目」を通り、「駅前通り」に出る。駅前通りは札幌市内の中でも最も華やかな通りと言えるかもしれない。

        
        ※ 写真のずーっと奥が札幌駅になります。

 途中、「大通公園」を横断するのだが、大通公園にはまだ融け切れぬ雪がたくさん残っていたが、これらの雪が完全に消えるのはいつ頃なのだろうか?

        
    ※ 大通公園の中でも夏は最も賑わう3丁目広場ですが、ひっそりとしています。        

 大通公園から駅方向に向かうと、左側に「北海道庁旧庁舎(レンガ庁舎)」が見えてくる。この辺りには私もしばしば出没するのだが最近は日本人の観光客よりは中国系の観光客の方が多いと思えるくらい有名な観光スポットである。(今度の震災でこの傾向も今後どうなるだろうか?)

        
     ※ ご存知の赤レンガ庁舎ですが、こちらも観光客は見当たりません。

 道庁の敷地を通り、JR函館線のガード下をくぐると、「北海道大学の南門」に至る。その門から北大構内に入るとなにやら華やいだ雰囲気が漂っていた。新しいスーツに包まれた青年やはかま姿の若い女性が目立った。どうやらこの日は北海道大学の卒業式だったようだ。

        
        ※ 南門は大学の脇にあたり開かずの門(?)のようです。

        
        ※ 晴れやかな女子卒業生の正装(?)の袴姿です。

 卒業生にエールを送ったのだろうか、ボロボロの羽織を纏った北大名物(?)の応援団の学生とすれ違った。そのうち一人はなんとまだ雪が残る中を裸足で歩いていた。

        
         ※ 良く見てください。右の方は裸足ですよ!!

 北大観光の定番「クラーク像」をカメラに収め、北大構内を南北に貫いている「中央通り」を北に向かう。
 途中、「総合博物館」で「豊平川と私たち~その生いたちと自然~」展が開催されていたので、今冬豊平川沿いを遡ったこともあり覗いたのだが、ウォーキング中とあってはゆっくりと展示を見ることができず、出直すこととしてウォーキングを継続した。

        
        ※ ご存知の像です。

        
        ※ 北大総合博物館の前壁には鈴木博士への祝福が。

 中央通りの突き当たりには、重要文化財に指定されている「札幌農学校第二農場」がありる。およそ120年前に畜産経営のために建てられたさまざまな建物が展示されていて一見の価値がある。

        
        ※ 別称「モデルバーン」とも称されていますね。

 北大の敷地を出るところに、北大構内の地下を貫通する「エルムトンネル」の入口(出口)がある。

        
        ※ かなりの交通量の「エルムトンネル」です。

 そこからコースは一路東に向かうのだが、コース上で思ってもいなかったスポットに遭遇した!
 それは雑誌「O.ton」に掲載されていた「コーヒーハウス ミルク」である。
 「なかなかここまでは来れないだろうなぁ」と思っていたカフェに思わぬ形で遭遇し、私は小躍りしながら店内へと入って、少し遅い昼食とした。(続きは後編へ)

        
   ※ 「わぁ~、こんなところで出会えた!」というコーヒーハウス ミルクでした。

《ウォーク実施日 ‘11/03/24》

(この「コーヒーハウス ミルク」が凄い店だった! そのことについては、「札幌Café紀行」で後日レポートすることにします)
 
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札幌Cafe紀行 №62 Cafe CROISSANT 札幌アピア店

2011-03-28 12:25:52 | 札幌Cafe紀行
 アピア飲食街のコンコースの両側に開いたCafé CROISSANTはとても入りやすく、気軽に利用できるカフェとして重宝しています。 

 札幌市民のみならず、JR札幌駅を利用する方々にはカフェとしての認知度が相当に高いのではと思われるのがこのCafé CROISSANTである。
 リード文でも書いたように気軽に入れるのは、開放的であることと、価格がリーズナブルである点だ。

        
        ※ ご覧のように店は通路(コンコース)に向かって開放されている。

 私はこれまで数え切れないくらい利用しているこのCROISSANTだが、妻の界隈での買い物に付き合ったときなど疲れると必ずといっていいくらいこの店で休むことにしていた。最近はエルプラザで講座や講演会があった後、友人たちと立ち寄ることが多くなった。
 今回もエルプラザで講座を受講した後で友人と二人で訪れた際のことをレポートする。

        
        ※ 店内には店のロゴが大きく掲げられている。

 私たちが訪れたのは夕刻の講座の帰りで午後8時を回っていたが、いつものように店内はかなりの客で混んでいた。
 今回私はカプチーノ(レギュラー350円)とクッキー(80円)を、友人はコーヒー(ショート260円)とデニッシュ(180円)をオーダーした。
 各品目の価格を見ていただくとリーズナブルなのがお分かりいただけると思う。
 また、このカフェの店名に相応しく(?)クロワッサンを使用したサンドイッチが充実しているのもこの店の特徴である。
 リーズナブルな店の特徴はセルフサービスであるが、当然この店もセルフサービスでオーダーした品を受け取り、店内の空席を探して座った。

        
        ※ 容器や皿などはリーズナブルゆえに紙製である。

 店の両側が通路に開放されている造りだから静寂を求めることはできないが、買い物に疲れたとき、列車の待ち時間に、そして友人との気楽な語らいには適したカフェといえよう。

        
        ※ 客席間もけっして広いとはいえないが…

【Café CROISSANT 札幌アピア店 データ】
札幌市中央区北5条西4丁目 札幌駅南口広場地下街アピアB1F
電  話 011-209-3420
営業時間 7:30~22:00
定休日  無休
座  席 90席
駐車場  契約駐車場有り
入店日  ‘11/03/19
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北海道の農業ビジネス最前線!

2011-03-27 18:53:16 | 札幌学 & ほっかいどう学
 テレビでお馴染みのキャスター佐藤のりゆき氏がコーディネーターを務める北大の創成研究機構主催のシンポジウムに参加し、北海道の農業の現状について学んできました。

 北大の創成研究機構とは、これまで分野別、部局別に進められていた研究を横断的に組織替えすることによって、異分野研究者交流を進め新しい知を創造すること。併せて大学と地域社会との連携協力することをねらいとして平成21年4月に発足した組織とのことである。
 その発足に当たってキャスターの佐藤のりゆき氏が、大学と地域社会(市民)との橋渡し役として客員教授に就任したことは知られていた。

        
        ※ 「理系人間・文系人間」と題してレクチャーする佐藤のりゆき氏です。       

 その佐藤氏をコーディネーターとして3月23日(水)、北大学術交流センターで「のりさんと科学を語ろう!」と題するシンポジウムが開催された。
 シンポジウムは佐藤氏が「理系人間・文系人間」と題してレクチャーした後、4氏がそれぞれの専門の立場から農業ビジネスの現状についてのレクチャーがあり、その後その方々のトークセッションがもたれた。
 4氏のレクチャーのタイトル名は、
◇「北海道は農業で生き残る」  北海道農業研究センター   信濃卓郎氏
◇「工学で食のブランド化」   北大工学センター      船水尚行氏
◇「農業をビジネスにする」   農業コンサルタント     鈴木善人氏
◇「おいしくたのしい農業観光!」北大観光学高等研究センター 敷田麻実氏
というものだった。

        
        ※ 登壇した5氏によるトークセッションの様子です。
 
 レクチャーやトークセッションを聴いて私の正直な思いは「噛み合わなかったなぁ」という印象だった。佐藤氏がなんとか繋ごうと試みていたのだが…。
 その中で私は船水氏のレクチャーが興味深かった。氏のレクチャーの内容を報告する。
 氏の言う「食のブランド化」とは、①健康に良い作物、②安全な作物、③きれいな空気・水と良い土壌(環境)④農家のみんなが羨む自然と共生した生活、だという。
 そして農家の人が羨む生活とは、①廃棄物、排水を再利用する農業、②CO2をなるべく出さない農業、③自然の仕組みを利用する農業だとし、そこに工学が貢献できるところがあるという。

        
        ※ 船水氏がレクチャーした循環型農業のモデル図です。

 私にとって新しい知見だったが、農業にとって重要な肥料である窒素とリンが私たちが排出する糞便と尿に含まれているという。この糞便と尿から窒素とリンを効率的に取り出す技術は工学が貢献する分野であるという。
 リンは既に世界的にも不足してきているらしいが、これを工学的に処理し取り出す技術を開発することで船水氏の言う「食のブランド化」に近づくという。
 新たな視点を与えられた思いだった。

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東日本大震災 支援物資

2011-03-26 17:12:02 | その他
 札幌市が24日から「被災地への個人の支援物資を受け付ける」というニュースが流れた。その報に接し、私の中に一つのことが閃いた。

 被災地の窮状を伝える報道を目にしても、街頭の募金活動に端金を募金するくらいしかできずいる自分の無力感を感じていた。
 そんなときに、札幌市の救援物資を受け付けるとのニュースが流れ、受付用品の中に「未開封の紙おむつ」という項目があり、私の目を止めた。

  実は私の義母(つまり妻の母)が長期間にわたり介護生活を送っていたのだが、昨年残念ながら亡くなってしまった。
 その義母のためにたくさんの紙おむつを買い置いていたものが使われずに実家の押入れに眠っていた。
 「そうだ!これを被災地に送ろう!」と思い、妻に相談したところ賛同を得たので、昨日25日、物資の受付会場である円山競技場に持ち込んだ。

        
        ※ 私たちが円山競技場に着くと直ぐにキャスターが用意され
         支援物資を載せてくれました。

 円山競技場に着くと、ボランティアだろうか、それとも市職員だろうか、車を誘導してくれ、直ぐに支援物資を運ぶキャスターが用意された。
 キャスターに積み終わると、直ちに競技場内の受付に導かれ、住所・氏名を申告して、後は担当者が品目・数量を記入して、というようにスムーズにコトが運び、あっという間に「ご協力ありがとうございました!」の声に送られて車に戻った。

        
    ※ 競技場内の受付場所です。たくさんの市民が物資を持ち寄っていました。

 見ていると、次から次へと市民の車が円山競技場に詰めかけていた。
 札幌市の支援物資受付は3月27日(日)までだそうだ。
 いったいどれだけの物資が、どれだけの量が集まるのだろうか。

        
    ※ 私たちが持ち込んだ紙おむつの品目・数量をチェックする担当者です。

 市民が持ち寄る小さな善意が集まって、被災地のみなさんの窮状を救う一助となれば幸いである。
 その一員になれたことに少しばかりの有用感を自らに感じながら妻と帰路に就いた。

        
      ※ 競技場の駐車場には次々と市民の車が詰めかけていました。
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浜田真理子 オンステージ

2011-03-25 20:18:35 | ステージ & エンターテイメント
 浜田真理子を知っていますか? というのがチケットを購入したときに付いてきたCDのタイトルだった。私のブログを訪れてくれる皆さんもおそらくご存じないと思う。そんな浜田真理子さんの生唄を聴いてきた。

 浜田真理子…、その名を聞いたとき私の中に微かな記憶が残っていた。
 それは私が見続けているTBS系のTV番組「情熱大陸」に彼女が登場したことがあったのだ。
 島根・松江市に住み、会社員として、そして主婦として子育てもしながら音楽活動を続けるミュージシャンとして紹介されたものだった。(その放送は2004年7月だった)
 「情熱大陸」に取り上げられるほど注目されているのに中央には出ないで、地元松江にこだわって音楽活動を続けていることが新鮮に思えたのだった。
 その浜田真理子さんが札幌へ来ると知って、チケットを購入した。チケットといっても僅か1千円という超安値だった。そのチケットを購入したとき「浜田真理子を知っていますか?」と題する「おみあいCD」なるものが付いてきたのだった。

 3月23日(水)、教育文化会館の小ホールを会場に「ひそやかなうた会2011」は開催された。
 ステージにはピアノが一台だけのシンプルな設定の中、スポットライトを浴びて小柄な浜田真理子が登場した。
 静まり返った会場内に彼女の透明感あふれる歌声が流れた。気張らずに、力を抜いて囁くように歌う彼女の歌声が耳にやさしく届く。その声を「アルファ波満載の天使の声」と称しているようだ。

                              

 ステージは彼女自身の曲「ひそやかなうた」、「のこされし者のうた」、「ミシン」などとともに、多くのカバー曲も披露された。
 私はカバー曲をどう表現するかに、そのシンガーの実力が垣間見えると思っている。
 彼女が披露した「ラストダンスは私と」、「青葉城恋唄」などは、オリジナルのシンガーの曲も素晴らしいが、彼女が歌うとまるで以前から浜田真理子の曲ではないかと錯覚するほどに聴こえてきたところに彼女の実力を見た思いがした。

 彼女は現在も松江市に在住し、各所でステージ活動を行っているという。現在46才の彼女がこれからそれほどビックになるとは考えられないが、しかし私たちの心の中にじわりと浸透してきそうな予感をさせてくれた23日のステージだった。

 すっかりユーチューブ付いています。今回のステージでも歌われた『ひそやかなうた』を貼り付けました。ぜひ聴いてみてください。(こちらをクリックしてください。 
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完璧だった選手宣誓

2011-03-24 17:43:55 | スポーツ & スポーツ観戦
 選抜高校野球大会開会式の選手宣誓が終わったとき、私はテレビに向かって「完璧!」とつぶやいていた。「簡にして要を得る」とはまさにこのことか、と思った。この感動は残したい!伝えたい!と思った。

 選抜高校野球大会が始まった。
 大震災が勃発したことで、関係者は開催すべきか否か迷ったとのことだったが、大多数の人たちが支持したように私も開催することに賛成だった。
 プロ野球の場合とは違う。一生に一度のチャンスを生かしてやりたい。そして彼らの真摯なプレーは必ずや震災に遭われた方たちにも勇気を与えてくれると思ったからだ。
 
 その思いは開会式から現実のものとなった。
 創志学園高校野球部主将 野山慎介くんの選手宣誓は、その言葉、その表現、その態度、その表情、全てが完璧!だと思った。
 その素晴らしい宣誓の内容がネット上でも直ぐに伝わったので、ここに転載する。

 宣誓
 私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。
 今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
 被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。
 人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。
 私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
 「がんばろう!日本」
 生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。
  平成23年3月23日
    創志学園高等学校野球部主将 野山慎介


 この宣誓文を転写している今さえ、私の心は再び感動で胸いっぱいになります。
 監督や部長と相談しながら作成した宣誓文だと野山くんは語っていたが、これ以上の宣誓文は考えられないほど時宜を得た素晴らしい宣誓文だと私は思う。
 宣誓文だけが素晴らしかったのではない。野山くんのゆっくりと落ち着いた宣誓の仕方、一つひとつの言葉を大切にした表現の仕方、そして誠実な野山くんの表情、全てが私の中では完璧だと思った。
 一人私だけが感激してもと思い、ネット上を繰ってみると、はたして動画が投稿されていたので、貼り付けさせてもらった。ぜひ見てください。聴いてください。(こちらをクリックください。  

 簡にして要を得たのは野山くんの宣誓だけではなかった。
 開会式そのものが簡素化され、そのこともまた私には好ましく映った。

 野山くんの創志学園高校は皮肉なことに我が北海道代表の北海高校と対戦し、残念ながら一回戦で散ってしまった。
 敗戦後の野山くんのコメントがまたいい!
 悔しさを胸にしまいながら、「残念だが、全力を出して戦ったので悔いはない」と述べていた。宣誓どおりに正々堂々と精いっぱいのプレーが出来たことにある種の満足感を彼自身感じていたのだろう。
 野山くん、チームをまとめてまた夏に甲子園に戻ってきてほしい!
 
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札響チャリティーコンサート

2011-03-23 12:21:43 | ステージ & エンターテイメント
 札幌交響楽団の演奏にチケットを購入して聴いたことは数えるほどしかない。ほとんどは無料招待の機会を利用して札響を楽しんでいる(?)。今回もまた、がん治療で実績のある恵佑会病院の創立記念のチャリティーコンサートを聴く機会を得た。

 私にとってクラシック音楽はまだまだ心から楽しむレベルには達していないと自覚している。
 そうしたレベルの者にとって札幌はクラッシック音楽に接する機会をたくさん提供してくれるありがたい街である。
 つまり無料でロビーコンサートが各所で催されたり、カルチャーナイトなどでも聴く機会があったり、今回のような札響の招待コンサートなども年に数回は開催されている。

 今回は3月21日(祝)にキタラにおいて「がん患者さんの治療と生活をつなぐ」チャリティーコンサートと題して恵佑会病院が主催したものだが、そこへ鑑賞を希望して招待券を入手できたのだった。

 今回のコンサートの一つの特徴はテノール歌手のジュゼッペ・コスタンツォ(イタリア)さんが札響をバックに3曲披露してくれたことだ。(「マンマ」、「カタリ・カタリ」、「オー・ソレ・ミオ」の3曲)
 コスタンツォさんは堂々たる体格から素晴らしい高音の響きをキタラホールいっぱいに響かせてくれた。彼がイタリアにおいてどのレベルの歌い手なのかは分からないが、高い素質とたゆまぬ鍛錬で私には異次元とも思える素晴らしい歌声を聴かせてもらった。

 札響はその他にも、「ウイリアム・テル」序曲やベートーヴェン交響曲第5番「運命」など比較的クラッシック入門編的な選曲で楽しませてくれた。
 そのためか演奏するメンバーもどことなく余裕を感じられる演奏だった。

 クラッシック入門者として一つの疑問を見つけた。
 それは休憩時にステージを見ると、演奏メンバーの座る椅子がバラバラだったことだ。
 大半の椅子は会議室などにもあるような安定感のある椅子だったが、その中に混じってピアノ用のような高さが調節できる椅子が8~9脚あった。さらにパイプ椅子も1脚あった。
 どのようなパートが座るのかと注視していたが、高さが調節できる椅子のほとんどはチェロパートの人たちだった。やや大きな楽器であるチェロを操るために少し高めの椅子を使用するらしいとは想像がついた。しかし、その同じ椅子を第一ヴァイオリンのパートで一人、第二ヴァイオリンのパートで一人が使用していたことが分からない。さらに第二ヴァイオリンの一人はパイプ椅子を使用していた。
 大多数を占めていた椅子が足りないわけではなさそうだった。コントラバスのパートは特殊な高い椅子に座っているが、その横に小道具をおくためにその椅子を使用していたからだ。
 おそらく演奏上の理由か、個人的な理由でそうしているのかと想像されるのだが、う~ん分からない…。

 チャリティーコンサートである。演奏後に僅かながらの醵金をしてキタラを後にした。
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札幌Cafe紀行 №61 六花亭 円山店

2011-03-22 17:01:28 | 札幌Cafe紀行
 カフェというよりは六花亭直営店の喫茶部といった位置付けのように思えたが、アクセスの良いところにありながら落ち着いた雰囲気が印象的な店だった。

        
        ※ 六花亭 円山店の裏口のエントランスです。「六花亭」の文字
         が小さくさりげないところがらしいですね。

 六花亭 円山店は円山公園にほど近い環状通り沿いにあり駐車場も完備している。店は1階が六花亭の直営店、2階が喫茶部になっていた。 
 店のエントランスはモダンながらも「和」の雰囲気を醸し出している。
 店内に入ると、喫茶の方は広々とした空間にゆったりとテーブルが配置され、落ち着いて飲食できる雰囲気である。

        
        ※ 2階の喫茶部の入口です。こちらも「和」の雰囲気を感じます。

 大きく取った窓からは円山の緑が(現在はまだ緑の葉を落としていたが…)眼前に広がるというロケーションの良さはこの店の一つの売りではないだろうか。

        
        ※ 窓が大きく取られ円山の自然が眼前に広がります。

 今回も講座の後に友人と誘いあっての入店だったが、友人たちは「ぜんざい」(450円)、私は「苺ミルフィーユ」(450円)とブレンドコーヒー(250円)をオーダーした。
 スィーツにも目がないことをカミングアウトした私だが、この店の「苺ミルフィーユ」もあっさりとしていてなかなか美味だった。また、コーヒーは特別な個性もなく飲みやすいコーヒーだったが、何杯でもおかわり自由らしくスタッフが何度も要望を伺いにテーブルにきてくれた。

        
 ※ 写真の写りはイマイチかもしれませんが、なかなか美味しかった「苺ミルフィーユ」です。

 円山公園を散策した後、六花亭のお菓子の新作をチェックしながら、2階でコーヒーを楽しんで帰るというのが、案外界隈のご婦人たち、あるいはシニアカップルの定番になっているかもしれません。


【六花亭 円山店 データ】
札幌市中央区南2条西27丁目174
電  話 011-612-666
営業時間 10:30~18:30
定休日  無休
座  席 50席(?)
駐車場  有り
入店日  ‘11/03/12
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