田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

サックスプレイヤー智章

2008-09-06 16:46:40 | ステージ & エンターテイメント
 智章(ともあき)はテナーサックスプレイヤー
 智章はジャズプレイヤー
 智章は16歳
 智章はただものではない

 9月5日夜、職場の友人に誘われておよそ1年ぶりにジャズスポット「JAMUSICA」を訪れました。
 JAMUSICAは地下鉄「28丁目」駅を出た直ぐのところにあり、私にとってはアクセスがとても良いところです。
 当夜は蛇池雅人(As)率いるSide Walkのクァルテットの演奏のはずでした。
 ところが、そこにゲスト(音楽用語では別の言い方があるようです)で智章が加わっていたのです。

 私ははじめ「ずいぶん幼顔のプレイヤーがいるな。いくら幼いといってもジャズをやるのだから20代前半くらいかな」と思いながら聴いていました。
 幼顔にしては演奏の方は他のプレイヤーに伍して堂々と演奏しています。
 途中、メンバー紹介があり、「〇〇智章16歳です。現在札幌市内の某高校の1年生です」と紹介されました。
 「16歳、高校1年生」と聞いて、狭い店内には驚きが走りました。もちろん私も・・・。

 高校生とはとても思えないプレーテクニック、16歳とは思えない落ち着いた態度、けっして浮つくことなくひたむきに演奏に徹するスタイル、その全てがただものではない雰囲気を醸し出します。
 聞くと、サックスは9歳の時から手にしていたとのこと。そして将来は「音楽プレイヤーとしてやっていきたい」と明確に目標を定めています。

 おそらく家庭の理解の下、早くから道を定め懸命な鍛錬を繰り返してきたのでしょう。
 その風貌を見ても、サックスを離せばどこにでもいる高校生そのものです。というよりどちらかというとおとなしい、静かな高校生といった雰囲気です。
 真摯に努力する彼の将来が楽しみです。

 〇〇智章の、〇〇のところにはもちろん彼の姓が入ります。しかし現在はまだアマチュアですから敢えて伏せておくことにしました。また、プレイ中の写真も撮りましたが、今回は掲載しないことにします。
 このブログを読んでくださった方も、いつか、どこかで「〇〇智章」の名を聞くことがあるかも知れません。