田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション8

2024-08-16 20:33:39 | さっぽろラウンドウォーク
 悪戦苦闘の18キロだった。汗が出るのを嫌って、このところ歩くことが極端に少なくなっていたツケが露呈してしまった…。それでもなんとか所期の目的を果たして帰宅することができた。
   

 朝起きた時、空は雲に覆われていた。開け放った窓からは涼しい風が吹き込んできていた。「これはチャンス!」と懸案だったラウンドウォークの事前踏査をすることを決めた。
(スケジュールは入っていたのだが、キャンセルすることにした)
 地下鉄とJRを乗り継ぎ、JR「上野幌駅」をスタートしたのは午前10時だった。

    
    ※ スタート地点の「上野幌」駅です。乗降場は駅舎の屋根より上にあります。
    
    ※ JR千歳線を潜って進みます。

 早速試練が待っていた。JR千歳線、自転車道のエルフインロードの跨線橋を潜ると、周りに住宅のない森に導かれた。この森の中が小さな山坂が広がり複雑だった。何度も道を誤り、その都度「さっぽろラウンドウォーク」のアプリで確認しつつ歩を進めた。アプリの威力を再確認した瞬間だった。

    
    ※ いきなりの上りでちょっと予想外でした。

 その後、少しだけ住宅街を横切り、北広島市との境界に広がる「東部緑地」に導かれた。 この緑地には私も一度プレーしたことのあるパークゴルフ場があるが、全体は鬱蒼とした樹々が繁る緑地である。

    
    ※ 私もプレイした経験のある東緑地パークゴルフ場です。
    
    ※ 東部緑地内の散策路です。

 この細長い緑地を北から南へ縦断した。緑地内には東屋が点在していた。少し早い気はするが給水タイムには適した場所かな?とチェックした。東部緑地の縦断は2キロくらいだったろうか?やがて里塚地区の住宅街に導かれた。里塚の住宅街を横断し、その先の「道央自動車道」も跨ぎ、コースは梅園と湿生植物で知られる「平岡公園」に導かれた。「平岡公園」は梅の季節も過ぎ、訪れる人はいたものの閑散としていた。私の目的は休み処をチェックすることだったのだが、確かにたくさんのベンチが配置されていたが、屋根がないのが難点だった。ここはパスするしかないかな?というのが私の現時点の判断なのだが…。

    
    ※ 道央自動車道を跨ぐ橋の上から撮りました。
    
    ※ 「平岡公園」の梅園の様子です。

 「平岡公園」を過ぎ、平岡地区の住宅街に入ると「わんぱく公園」、「平岡緑地」、「きのこ公園」と緑が連続して続いていた。その中の「きのこ公園」に屋根が付いた東屋があり、昼食ポイントとして時間的にも適しているかな?と思われた。
 その後も、平岡地区は計画的に街づくりが進められたようで、「平岡東公園」、「杜の道」、「はるにれ公園」と緑が連続していて地域の人たちの散歩道として重宝されているのではと思わされた。ここで自慢のアプリが何故か機能しなくなった。アプリが機能しなければ、私のウォークはお手上げである。スイッチを何度もOn、Offをくり返して何とか回復させることができホッとしてウォークを続けた。
 コースはやがて清田区を縦断するように流れる「厚別川」沿いに導かれた。
ここからが難行苦行だった。

    
    ※ 「厚別川」河原にはこうしたパークゴルフ場が何ヵ所も設置されています。

 コースは「厚別川」の堤防をひたすら上流に向かって遡るのだ。結局何キロ遡ったのだろう?私的にはおそらく8キロ以上遡ったのではないかと思われた。この辺りではかなり疲れも蓄積していたようで、私は周りを何も見ていなかったことに帰宅してから気付いた。さらに堤防上には何一つ休憩できるような施設はなかったが、本番ではどう対処するか一つの課題である。堤防上の道も下流では整備されていたが、上流に遡るにつれてだんだん心細くなり、しまいには道そのものが判然としないような状態のところを歩いた。

    
    ※ こうした堤防道路が延々と続いていました。

 長い「厚別川」沿いが終わると、今度は「厚別川」の支流の「山部川」沿いの堤防に導かれた。「厚別川」でも見られたが、「山部川」でもおそらく高校生かと思われる学生たちが暑さから逃れるために水浴びをしていた。

    
    ※ 山部川で涼む高校生?そして釣りを楽しむ親子。

 「山部川」沿いを離れると、いよいよゴールも近くなる札幌市が造成した新産業団地「ハイテクヒル真栄」に入る。主として各企業のロジティクスセンターが入っているようだ。この日のゴールはその先にある「日本医療大学」の「アンデルセン福祉村」というバス停だった。私がゴールにたどり着いたのは14時20分だったが、地下鉄「福住駅」に行くバス便は15時10分のため50分間待たされたが、これは致し方のないところか。
(山部川以降の写真が一枚もありません。写真を撮る気力も残っていなかったようです)

    
    ※ 日本医療大学の本部(?)建物です。
    
    ※ バス停「アンデルセン福祉村1丁目」です。    

 ところで、「アンデルセン福祉村」とは、特別養護老人ホームを核とした「地域包括ケア」の実践拠点のようである。その福祉村を運営する人材を育てるのが「日本医療大学」という位置づけなのかな?                                                                      
 さて、私の目的であったセクション8の事前踏査であるが、前半は休憩ポイントも適度にあり、昼食ポイントも目途が付いたが、後半は腰を下ろして休憩するところが見当たらなかったのが不安な点である。
 それにしてもさすが札幌は広い。私は相当に札幌の市内をこれまで歩いてきたが、今日のコースではおよそ3/4が未踏のところだった。
 ◇事前踏査実施日 8月16日(金)
◇事前踏査距離  約18キロ(マップ上では約14キロとなっているが…)

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション7

2024-07-28 20:47:53 | さっぽろラウンドウォーク
 天候をにらみながら満を持しての事前踏査だった。このところ体調を崩していたこともあり、かなり苦戦したがなんとか事前踏査の目的を達成することができたのではないか、と思っている。

   

 ラウンドウォークの事前踏査に取り組むのは実に50日ぶりだった。ラウンドウォークが夏の暑さを避けるため夏休みに入ったこと、私が体調を崩してしまったことから事前踏査に取り組むことができなかったからだ。
 なんとか体調も回復気味となり、夏の暑さを避けられる日をねらっていた。そうすると、昨夜から今朝にかけて降雨となり、午前中に雨は止んだが陽が照ることはないと判断し、午前12時近くになって決行を決断した。
 セクション7は、地下鉄「新札幌駅」からスタートである。地下鉄で移動し、「新札幌駅」をスタートしたのは12時35分だった。
 「新札幌駅」をスタートして直ぐに、本番の時にはぜひともマップにはない新札幌の新しいシンボル「アクティブリンク」に皆さんを導きたいと思い、そのルートを探索した。「アクティブリンク」とは、医療機関などが空中回廊で結ばれ、さらに地下鉄「新札幌駅」からも外へ出ることなく結ばれている新札幌の新名所である。そのルートをなんとか見つけることができた。

    
    ※ アクティブリンクを外から眺めたところです。
    
    ※ 内部はこのように廊下になっていて、各医療機関に繋がっています。

 その後は「野津幌川緑地」「小野津幌緑地」を相次いで歩いて、JR「森林公園駅」を目ざす。「森林公園駅」まで約1時間15分。ここを第一の休憩地と予定する。駅舎内のトイレも確認した。

    
    ※ 野津幌川緑地の散策路です。
    
    ※ JR「森林公園駅」です。

 「森林公園駅」からは「野幌森林公園」を目ざす。森林公園で「北海道博物館」、「北海道開拓の村」の横を通ったが、目指すは森林公園内の「瑞穂池」である。深い森の中を一人往くのはちょっと不気味だったがスタート2時間後に到達した。「瑞穂池」の畔には東屋とトイレがあり、昼食ポイントの候補になり得るなと判断した。

    
    ※ 森林公園内に建っていた「北海道百年記念塔」の跡は更地となっていました。
    
    ※ 「瑞穂池」に向かう散策路はちょっと不気味でした。
    
    ※ 野幌森林公園の奥部に佇む「瑞穂池」です。
    
    ※ 「瑞穂池」の傍には東屋が建てられており、昼食ポイントに最適?

 「瑞穂池」を後にし、森林公園を抜けると、なんと「森林公園駅」を目指していた時に目にした「北星学園大学付属高校」の校舎を再び目にすることになった。なんとコースは ぐるっと一周して戻ってきたのだった。
 その後は「小野津幌川」の支流にあたる「ポンノッポロ川」沿いに造成されたサイクリングロードをひたすら歩くウォークとなった。
 コンディションは狙ったとおり気温はそれほどでなかったが、雨後ということで湿度は高く汗はかなりかいた。さらには久しぶりのウォークとあって、後半は足が重くなりスピードものろまなカメさん状態だった。 
 サイクリングロードと分かれ新興住宅街を抜け、セクション7のゴールのJR「上野幌駅」に到着したのは3時間45分後の16時20分だった。 

    
    ※ セクション7のゴール地点のJR「上野幌駅」です。

 マップによると距離は約14kmと表示されていたが、私の歩数計では16km以上と出ていた。私の感覚では歩数計の距離の感覚だったが、はたして正解は???  
 表記した休憩箇所、昼食ポイント以外にも休憩できるベンチの箇所、トイレの場所をチェックすることができ、事前踏査も目的は達成することができたと自己評価している。
 なお、本番の方は8月下旬までは夏休みの予定である。その間にもう一回くらい事前踏査ができたらと思っている。  
 ◇事前踏査実施日 7月28日(日)
 ◇事前踏査距離  約14キロ

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション6(モエレ沼公園 ⇒ 新札幌)

2024-07-04 20:08:10 | さっぽろラウンドウォーク
 モエレ沼、雁来新川、雁来川、豊平川、月寒川、望月寒川、北白石川、厚別川、と絶えず川面を眺めながらのウォーキングとなったセクション6だった。改めて札幌市内には川がたくさん流れていることを感じながら歩いた。

   

 本日、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして5度目となるラウンドウォーク セクション6を実施した。
 メンバーは脚を痛めて前回休まれたS氏が復活して5人でのウォーキングとなった。(男性4人、女性1人)
 今回のスタート地点である「モエレ沼公園」に向かう途中、恐れていた雨が降り、心配されたがスタート時には晴れ上がり、午前9時10分にモエレ沼公園のガラスのピラミッド前をスタートした。

    
    ※ スタート直後のメンバーたちです。

 最初は「モエレ沼」を左に見ながら進み、直ぐにモエレ沼と繋がっている人工河川の「雁来新川」沿いの堤防上を進んだ。「モエレ沼」、「雁来新川」沿いは砂利道の上、除草が十分でなかったことから、雨上がり後の露が雑草に残っていて、シューズが濡れたが大きな影響がなくホッとした。
 続いて、「雁来新川」の本流(的)河川である「雁来川」沿いを往く。この「雁来川」は2017年に河川改修がなされ直線的な河川となり川沿いも整備されて気持ちの良い散策路となっていた。川沿いには、大和ハウスの物流センター、札幌サッカーアミューズメントパークなどが並んでいた。

   
   ※ S氏の歩測によると、幅250mという長大な大和ハウスの物流センターです。

 スタートして1時間、事前踏査で適当な休憩箇所がなかったことからホームセンターDCMの店舗で、給水・トイレ休憩をとった。

   
   ※ この日であった川で、最も水量豊かだった豊平川の流れです。

 ウォーク再開後、「豊平川」に架かる「雁来大橋」を渡り、「豊平川」沿いを歩く。豊平川沿いには「雁来運動公園」、「白石清掃工場」、「東部スラッジセンター」などを横目に歩を進めた。気温は高かったが、雲に陽光が遮られていたこともあり、それほど暑さを感ずることなく歩を進めることができたのは幸運だった。

   
   ※ 豊平川沿いに建てられた「東部スラッジセンター」の建物です。

 途中から「月寒川」が「豊平川」に流入する合流点から「月寒川」沿いを進むルートに変わり進んだ。その途中では「望月寒川」が流入する地点も確認することができた。

   
   ※ 月寒川が豊平川に流入する合流点です。

 「月寒川」沿いはやや単調なところもあったが、私の提案でコースを少し外れて「大昌寺の大仏」を見学した。「大昌寺の大仏」は、高さ13.7mもあり周りを睥睨しているようにも見えるが、設置の趣意は人種や宗派を超えて、全ての人々の心身の病を冀う(こいねがう)象徴として設置したとのことである。

   
   ※ 大昌寺の大仏を見入る会員の方々です。

 その後、「北白石川」沿いを通り、昼食ポイントとして予定していた「川下公園」に着いた。「川下公園」内に造られていたカナールには事前踏査時には流れていなかった水が流され、夏を感じさせてくれる光景だった。

   
   ※ 「川下公園」のカナールを横目に昼食ポイントに向かうメンバーです。

 「川下公園」には「リラックスプラザ」という施設があり、そこには休憩所のようなところがあったので、そこで昼食を摂ることにした。さっぽろラウンドウォークでは初めて靴を脱いで昼食を摂ることができた。

   
   ※ 川下公園内の「リラックスプラザ」内で昼食を摂りました。

 午後、「川下公園」から「厚別川」沿いにコースが変わった。午前中は雲に遮られていた陽光が顔を出し、しかも午後になって気温も上がってきたためにメンバーたちも暑さが相当気になったようだ。予定になかった給水タイムを多めに取って対処した。

   
   ※ 午後、気温が高くなった中、厚別川沿いを歩くメンバーの方々です。

 「厚別川」沿いのウォークは3キロ弱くらいあったと思われるが、特徴的な光景には特に出会わなかった。「厚別川」沿いを離れる前にJRの「函館本線」、「千歳線」の二つの鉄橋の下を潜り、コースはJR「新札幌駅」を目指して「千歳線」沿いにルートを取った。この「千歳線」沿いの高架下沿いを歩く最後のルートがメンバーにとってもコースの最終盤でもあり、最も苦しかったところではなかったかと思われる。

   
   ※ JRの鉄橋下を潜って進みます。
   
   ※ JR新札幌駅に近い高架下をゴールに向かって急ぎました。

 やがて「新札幌駅」近くの繁華街に至り、ゴールの「新札幌駅」に13時55分に到着した。
 レポの中でもしばしば紹介したが、この日のコースは川との付き合いが多いコースだった。某講座において、札幌の一帯は古代は海であり、陸化した後も低湿地帯だったという。その名残りが今の札幌に遺っているということなのだろう。札幌の周縁を巡るという今回の「さっぽろラウンドウォーク」は、これまで知り得なかったことをいろいろと教えてくれる貴重な機会となっている。
 なお、このラウンドウォークはちょうど全体の1/2を終えたことになる。メンバーと話し合い、当初予定どおり酷暑の夏を回避して夏休みを取り、8月下旬からラウンドウォークの再開し、完成を目指したいと思っている。                     

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション5(拓北駅 ⇒ モエレ沼公園)

2024-06-29 20:17:44 | さっぽろラウンドウォーク
 昨日札幌は最高気温29℃を記録したそうだが、日差しは樹々に遮られ、石狩川の堤防では川を渡る風が心地良く、意外に暑さを苦にすることなく歩き通すことができた13キロだった。それにしても石狩川堤防上の一直線約5キロは長かったぁ…。

    

 昨日(6月28日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして4度目となるラウンドウォーク セクション5を実施した。
 メンバーは常連の一人が脚を痛めてしまい、4人でのウォーキングとなった(男性3人、女性1人)。朝9時20分、JR拓北駅に集合した4人は皆コンディションも上々のようだった。
 9時30分、拓北駅をスタートして、「拓北小学校」を横目に見ながら最初のルート「あいの里緑道」入った。「あいの里緑道」はあいの里ニュータウンの造成に合わせて、主にあいの里地区の北側を中心にニュータウンを取り囲むように造成された約3キロの緑道である。

    
    ※ 「あいの里緑道」の南側の入口です。

 陽光が照りつけるコンディションだったが緑道の樹々が陽光を遮り、気持ち良くスタートすることができた。ただ、今回も気になったことだが特に住宅街の裏側となる緑道の雑草がどうしても気になった。その緑道も教育大の北側になると整備されていたのだが、その違いは何なのだろうか?私たちはスタートして30分、緑道内の東屋で給水休憩をとった。

    
  ※ 住宅街の裏側に伸びる「あいの里緑道」は雑草が目立ち、柵が倒れていて、ちょっと残念な光景でした。
    
    ※ 「あいの里緑道」を往くメンバーです。
    
    ※ 「あいの里緑道」内の東屋で給水休憩をとりました。

 その後「あいの里公園」内の中心を占める「トンネウス沼」の周囲を巡り、「あいの里公園駅」へ向かった。「トンネウス沼」の周囲の樹々の上でカラスが数羽異常な鳴き声を発していた。沼を見ると、カモの親子が水上を列を組んで進んでいたが、あるいはそのカモの雛をカラスが狙っていたのだろうか?

    
    ※ 水深が浅く、流れが僅かな「トンネウス沼」には水草が繁っていました。
    
    ※ カラすが盛んに狙っていた(?)カモの親子連れです。でもかなり成長していますね。

 「あいの里公園」を後にし、少しランチタイムとしては早い11時10分に「あいの里公園駅」内のベンチで昼食を摂ることにした。というのも、この後には適当な休憩施設が見当たらなかったからだ。
 昼食後は、「あいの里公園駅」から石狩川の堤防に出るルートだった。住宅街から石狩川の堤防に出るところに短い距離だったが獣道のような雑草が生い茂ったところを通り、石狩川堤防に出た。

    
    ※ コースの中にはこのような獣道のようなところもありました。

 堤防は舗装され、ひたすら真っすぐ伸びていた。石狩川の川面も望めない単調なウォーキングは、皆言葉もなく黙々と歩くだけだった。ただ、吹きわたる川風が心地良かったのが救いだった。

    
    ※ 石狩川沿いの堤防が真っすぐに延びていました。
    
    ※ その石狩川堤防を往くメンバーたちです。

 豊平川が石狩川に流入する地点から、堤防に別れを告げ車がようやく交差できるような
 細い道に入り、やがて「リサイクル団地」と呼ばれるリサイクルに関連した施設や企業が道路の両側に立ち並ぶ地域を進んだ。
 その時、N氏がミツバチが蜂蜜を集める養蜂箱を道端に見つけた。そこでしばしミツバチ談義となった。この時だけではない。ウォーキング中に時々立ち止まり、目にした光景や、施設について立ち止まって情報を交換することが何度かあり、それが単調なウォーキングを少しは意義深いことにしているのでは、と思っている。

    
    ※ N氏が道端で見つけた養蜂箱です。

 やがてウォーキングはこの日の目的地の「モエレ沼公園」に到着した。「モエレ沼公園」はメンバーの誰もが一度は体験していたようだが、園内の中心部から離れたところにもイツム・ノグチが設計した遊具などが展示されているのを見たことがなかったメンバーが多かったようだ。

    
    ※ 幼心に帰って、ノグチの作品で楽しみました。

 最後にセクション1で撮って以来、なかなか撮れなかった4人の集合写真をガラスのピラミッドの前で通りかかった人の好意で撮っていただき、この日のウォーキングを終えた。
 
       
    ※ この日のゴールのガラスのピラミッド前でメンバー4人の集合写真です。

本番!さっぽろラウンドウォーク セクション4(石狩南高校 ⇒ 拓北駅)

2024-06-19 19:50:25 | さっぽろラウンドウォーク
 さっぽろラウンドウォーク第3弾である。今回は小雨に見舞われたり、ルートの変更を余儀なくされたりした。しかし、大きな問題もなくこれまでよりメンバーに1人が加わり5人の仲間と予定どおりウォークキングを終えた。

 

 昨日(6月18日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして3度目となるラウンドウォーク セクション4を実施した。
 今回はいつものメンバーに加えて、これまで都合で参加できなかった1人も加えて計5人でセクション4である石狩南高校 ⇒ JR拓北駅間約14キロのウォーキングを楽しんだ。
 実施にあたって一つ問題が生起した。それはルートの一部で道路工事が行われており、前日に問い合わせたところ「通行不能である」との回答だった。そこで検討した結果、本来のルートより5~600メートル回り道となるが、石狩市側に迂回することで工事現場を通らなくともルートを繋ぐ方法をとることにした。
 当日は9時20分に地下鉄「麻生駅」に集合し、麻生駅からバスに乗り換えてスタート地点の石狩市・石狩南高校に向かった。

    
    ※ 今回のスタート地点となった南石狩高校の校舎です。

 午前10時、用意を整えスタートした。コンディションは曇り空、雨が心配される中でのスタートだった。スタートして直ぐ、札幌市と石狩市の境界を流れる「発寒川」の右岸(つまり札幌市側)の堤防上に造成されていたサイクリングロードを往く。
   
    
     ※ こうした単調な道が延々と6キロも続きました。
    
    ※ 発寒川沿いのサイクリングロードを往くメンバーです。

 「発寒川」は一級河川とのことなのだが、その源流近くはまるで小さな小川という感じで成長した雑草に隠れて流れも良く見えないよう川だったが、堤防を進むにつれて札幌市側から小さな川が流入することで徐々にその流量を増していくようだった。

    
    ※ 下流になってようやく一級河川らしい水面になりました。

 その流入する川の中の「安春川」が流入する地点で大規模な道路工事が行われており、 ラウンドウォークで設定されたルートが通行禁止の措置が取られていたのだ。私たちは発寒川に架けられた「花川橋」を渡り石狩市に入り、下流に架かる「紅葉橋」から再び発寒川堤防を歩くこととなった。石狩市側を歩いていた時、恐れていた雨が降り出した。メンバーはそれぞれ用意した傘やポンチョで雨を避けながらウォークを続けた。

    
    ※ それぞれ雨装備をして歩くメンバーです。

 その後も「発寒川」に流入する川は「屯田川」「東屯田川」と流入するごとに「発寒川」 の流れは川幅を増していった。それでも流れそのものは緩やかで、見た目には川が流れているようには見えないほどだった。
 「東屯田川」が流入するところには二つの「遊水池」があり、そこで給水休憩をとった。
 雨は降ったり、止んだりをくり返していたが、大降りにはならなかった。
 長い、長い(私の目測で約6キロ)「発寒川」堤防ウォークの最後は「伏籠川」への流入地点だった。この流入地点は「発寒川」、「創成川」、「伏籠川」の3川が合流する地点だった。(河川を管理する側は「発寒川」、「創成川」は、 「伏籠川」に流入する支流ということになっているようだ)こうした地形も河川改修によってできたものと推定することができた。その「伏籠川」もその先直ぐに「茨戸川」に流入するという形になっていた。
 そしてコースは、「茨戸川」に面したリゾートホテル「ガトーキングダムサッポロ」の横に導かれる。幸い雨も止んでいたので、その河岸で昼食タイムとした。

    
    ※ 茨戸川沿いのベンチで昼食を摂りました。

 昼食タイムを終えると、今度は「篠路川」の河岸歩きである。この「篠路川」も河川改修によって主流から切り離された川のようだった。くねくねと曲がりくねった川筋であるが流れがまったくないようで、水面にはスイレンなど水草が大量に発生していた。
 「篠路川」沿いのウォークが終わると、しばらくは「伏籠川」に沿っての道路歩きが続いた。そしてまたまた別の川が顔を覗かせた。「篠路拓北川」である。この川もやはり河川改修によって切り離された川のように思えた。やはり曲がりくねった川筋には公園(いきいき公園)もあり、その中を歩いた。

    
    ※ 篠路拓北川沿いのマンションが川の曲線に合わせるように曲線を描いていたので面白く思いカメラに収めました。

 そして川沿い歩きが終わり、拓北の住宅街を歩いてこの日のゴールであるJR拓北駅に着いたのは午後2時だった。総行動時間4時間、昼食時間、休憩時間を除く実質行動時間は3時間10分といったところだった。
 多少雨に見舞われたものの、それほど暑くはなく、ルート全体も平坦で全員それほど疲労した表情もなく、それぞれが楽しんだウォーキングだったようだ。

    
    ※  この日のゴールとなったJR拓北駅です。

 メンバーの中のベテランウォーカーの苫小牧市在住のN氏は、札幌市民でないこともあり、初めて目にする光景も多いようだ。帰りの列車内で感想を伺った時「歩くことによって、常に発見がある」と言われた。まさしく名言である。これからも新しい発見を楽しみながらラウンドウォークを続けたい。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション6

2024-06-08 13:55:08 | さっぽろラウンドウォーク
 気温はやや高かったが、コースの大半は川沿いを歩くコースだったこともあり川面を吹きわたる風が心地良い中を歩いた。それほど今回のセクション6は川を横目にしながらのウォーキングが続いた。

    

 昨日(6月07日)、しばらく遠ざかっていた「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査に取り組んだ。実に18日ぶりである。その間、ラウンドウォークの本番が2回実施したり、JRヘルシーウォーキングなどが入っていたりしたため事前踏査の方が滞ったというわけである。
 今回のセクション6は「モエレ沼公園 ⇒ 新札幌」間の約15キロの行程である。

    
   ※ この日のスタート地点となったモエレ沼公園の「ガラスのピラミッド」です。

 リード文でも触れたが、コース上に実に多くの川が現れた。その川の名を現れた順に記すと、「雁来新川」、「雁来川」、「豊平川」、「月寒川」、「望月寒川」、「北白石川」、「厚別川」、「三里川」といった具合である。セクション4を踏破した際も感じたが、札幌は実に川が縦横に走っている街だということを感じさせられた。

    
    ※ 人口の川である「雁来新川」の流れです。
    
    ※ こちらは雁来大橋の上から撮った「豊平川」」流れです。
 
 コースの状況は豊平川、月寒川、厚別川など比較的大きな流れの川沿いは舗装されていたが、小さな川沿いは砂味道だったり、雑草が繁茂していたりするコースもけっこうワイルドのルートも含まれていた。JR函館本線の鉄橋の下を潜るルートはあまり人が通らないらしく足跡をようやく見つけながらのウォークとなり、ルート設計者の苦労を伺えた思いだった。

    
     ※ JR函館本線の鉄橋下を往くルートはご覧のとおり雑草に囲まれたワイルドなルートでした。

 さて、事前踏査の目的の一つに休憩ポイントをどこに見つけるかが目的の一つである。今回のコースでは屋根が付いた適当な場所が見つかりづらかった。そこで最初の休憩ポイントとしては、大型のホームセンターDCMの店内を利用したいと考えた。つまり川沿いには適当な休憩ポイントは見つからなかった。
 昼食ポイントとしては、ちょうど川下公園あたりに差し掛かったので川下公園内にある「リラックスプラザ」内に靴を脱いで休めるところがあり、絶好の昼食ポイントとしてチェックした。午後からの休憩ポイントは、小さな公園内にあるベンチをチェックした。

    
    ※ ライラックの公園として有名な川下公園には時期が過ぎたライラックの花が僅かに咲き残っていました。

 事前踏破でもう一つ、厚別川沿いに大きな大仏が目に入った。調べてみると、「大昌寺の大仏」で高さ13.7mあり、国や人種や宗派を超えて、いつでも誰もが手を合わせることのできる大仏様だという。ルートからは少し外れるが、大仏を目前にしてみたいと会員の方に諮ってみたいと思う。

    
    ※ 川向うに聳える大仏様は後ろ姿でした。本番ではぜひ前から拝顔したいと思います。

 このところ、3~4日おきに長距離ウォークが続いたこともあり、疲労の回復度が遅くなった私にはけっこう負荷がかかった事前踏査だったが、やりがいを感じつつ満足してこの日の事前踏査を終えた。
 ◇事前踏査実施日 6月07日(金)
 ◇事前踏査距離  約15キロ


本番!さっぽろラウンドウォーク セクション3(宮の沢ふれあい公園⇒石狩 南高校)

2024-06-05 20:34:33 | さっぽろラウンドウォーク
 さっぽろラウンドウォーク第2弾である。セクション1の藻岩山のような登りもなく、割合平坦なルートだったこともあり、参加者たちは思い思いにウォーキングを楽しんだ一日だったようだ。

     
     ※ ちょっと見づらいですが、セクション3のルートマップです。

 昨日(6月4日)、5月23日に続いてセクション3(宮の沢ふれあい公園⇒石狩南高校)の約13キロのラウンドウォークを楽しんだ。
 セクション1に続いてなぜセクション2を続けなかったのかについては、以前にもレポしたがセクション2のルート上となる西野地区にクマの出没情報が続いていることから、しばらく様子を見ようということで、そこをパスしてセクション3を選択したということである。
 この日の参加者も前回同様4名の参加だった。(男性3名、女性1名)
 朝9時30分、地下鉄「宮の沢駅」に集合して、すぐにスタート地点となっている「宮の沢ふれあい公園」移動し、9時40分にスタートした。

    
    ※ この日のスタート地点となった「宮の沢ふれあい公園」です。
  
 コンディションは晴れ、昼間に気温が上昇する気配はあったが、朝のうちは上々のコンディションの中をスタートした。
 まずは宮の沢地区を横断するように流れる「中の川」沿いの遊歩道を往く。遊歩道と云っても上流部の遊歩道は整備されているとは言い難く、雑草が繁り、砂利道が続く中のウォーキングとなった。

    
    ※ ご覧のように「中の川」遊歩道とはいっても雑草が生い茂っていました。

 途中から「中の川」沿いの遊歩道はレンガ色に舗装されていて、地域住民の方々のウォーカーともたくさんすれ違った。道端にはたくさんの植物も植栽されていた。

    
   ※ 同じく「中の川」沿いの遊歩道ですが、下流はこのように舗装されていました。

 ここで私は大ポカをやってしまった。道端に「ハマナス」の花が咲いていた。このハマナスを私は「札幌の花です」と紹介した。すると仲間から疑問の声が上がった。さっそく調べてみると「ハマナス」は「北海道の花」だった。ちなみに「札幌の花」は「ライラック」が指定されている。
 それからも往く道の脇にはいろいろな植物が目に入ったが、植物に弱い私(植物だけではないのだが…)はまったく答えることができなかった。すると、参加者の一人Y女史はスマホを取り出し、検索機能を使って次々と植物の名を探してくれ、おおいに助かった。
 スタートから約1時間後「富丘東公園」で最初の休憩を取った。

    
    ※ 東屋のあった「富丘東公園」で休憩です。

 そしてコースはJR「稲積公園駅」のところからJR函館線を跨線橋で跨いで、スポーツ施設が充実する「手稲稲積公園」へと入っていった。この公園は夏季が短い札幌では貴重な野外プールがある公園として札幌っ子には有名な公園である。

    
    ※ 「手稲稲積公園」内を往く参加者です。

 コースは続いて「軽川」沿いに導かれ、JR手稲駅へと向かった。手稲駅からは手稲市街地を貫くように走る「手稲緑道(通称:ぷろむなーど・ていね)」を往く。ところどころにべンチなども配され、気持ちの良い緑道である。

    
    ※ JR手稲駅の北口です。

 緑道を離れ、北海道科学大学に向かう前に昼食を摂るのに適した「手稲フレンド公園」のベンチがあったので少し早かったが11時45分に昼食タイムとした。

    
    ※ 今度は「手稲フレンド公園」内の東屋でランチタイムです。

 20分ほどの昼食タイムの後、北海道科学大学の横を走る「前田緑道」を真っすぐに「新川」を目ざす。

    
    ※ 「前田緑道」を往く会員の皆さんです。

 「新川」は明治年間(明治19~20年)に人の手で掘削された人工の川である。札幌の市街地を北西に向かって石狩湾まで様々な小さな河川を聚合して約10キロの真っ直ぐな川が伸びている。その川沿いに造成された緑道を歩いたが、流れの豊かな川面は緑に遮られてほとんど見ることができなかった。

    
    ※ 「新川」の豊かな流れです。(この写真は4月に撮ったものです)

    
    ※ 「新川」沿いの緑道です。堤防の草は除草されていました。

 「新川」沿いを離れて、石狩市側に導かれたのだろうか?住宅街を右に、左に折れ曲がりながらこの日のゴールとなっている「石狩南高校」を目指した。
 午後1時15分、無事に「石狩南高校」に到着した。すると幸運なことに直ぐに地下鉄「麻生駅」行のバスに乗ることができた。昼食タイムや休憩時間を除くと3時間弱で13キロを踏破したことになる。

    
    ※ 無事ゴールし、バス車内でホッとしている会員の皆さんです。

 参加者たちは軽い疲れを感じながらも、良いコンディションの中、気持ち良くウォーキングを楽しんだことを満足そうな顔から伺うことができた。
 次回、セクション4は6月18日(火)に実施を予定している。

本番!さっぽろラウントウォーク セクション1(真駒内駅⇒旭山記念公園)

2024-05-23 19:37:29 | さっぽろラウンドウォーク
 好天に恵まれ札幌ラウンドウォーク セクション1を無事に終えることができた!山場は藻岩山縦断だった。年齢が増した私たちには “たかが藻岩山” ではなかった。休み休みなんとか所期の目的を達成するべくみんなが奮闘した!

     

 「めだかの学校」さっぽろラウンドウォーク踏破クラブ(私が勝手に命名した)がとうとう始動した。
 本日、クラブ員6名のうち4名が参加してセクション1(真駒内駅⇒旭山記念公園)を実施した。(男性3名、女性1名)
 朝9時30分、地下鉄「真駒内駅」に集合し、簡単な打ち合わせを終え、駅前で記念写真を撮り、さっそく出発した。

    
    ※ スタート地点の地下鉄「真駒内駅」前で記念の一枚を。

 天気は晴れ、気温はそれほど高くはなく絶好のコンディションだった。
 真駒内のエドウィン・ダン記念公園(エドウィン・ダン立像)、真駒内川、道立真駒内公園、そして豊平川に架かる人道橋「藻岩下の橋」を通過して藻岩山登山に向かう。

    
    ※ エドウィン・ダン記念公園内のエドウィン・ダン像の前で参加者たち。

 途中、真駒内川の川沿いにエゾシカが悠然と佇んでいる様子が2~3ヵ所で目撃できた。札幌市内でもエゾシカを見ることが普通のことになってきたのだろうか? 

     
    ※ 私たちの目の前にこんなに大きなエゾシカが…。

 ここまではスタート直後であり、平坦なルートだったので皆余裕しゃくしゃくだった。私も用意したメモを見ながら、ルートの要所ではできるだけ説明することに努めた。

    
    ※ 人道橋「藻岩下の橋」の橋上から豊平川の流れを撮りました。

 藻岩山登山は「藻岩山スキー場コース」の登山口から入り、「旭山記念公園コ―ス」の登山口に降りる縦断コースである。

    
    ※ 右の山は途中のピーク「山鼻山」、真ん中の塔が見えるところはロープウェイ駅があるピーク、左に細い塔がみえるところが「藻岩山」山頂です。

 4人のこれまでの体験歴、体力などについての情報を十分に交換していない中だったが「まあ、藻岩山なら何とかなるだろう」との目論見だったのだが、年齢をそれなりに重ねた私たちには十分すぎるほどの負荷だった。それでも休みをできるだけ取り入れ、山頂ではランチタイムを設けるなどして、苦労はしたものの全員無事に藻岩山縦走を果たすことができた。

    
    ※ 縦走の後半、懸命に歩を前へと進める会員の方です。

 本日のゴール「旭山記念公園」に降り立った時、各人の疲労度に違いはあったようだが、それぞれが所期の目的を果たせた悦びを感じていたようだ。
 さて次回であるが、通常だとセクション2ということになるのだが、昨今セクション2のルート上でヒグマの出没のニュースが相次いでいることから、しばらく様子を見ようということでセクション2を宿題として一時飛ばして、セクション3を実施することにした。

    
  ※ 縦走の難所、藻岩山スキー場の名物「うさぎ平」の急斜面(最大斜度38度)です。

 次回は今のところ6月4日にセクション3(宮の沢ふれあい公園 ⇒ 石狩南高校)を予定している。このコースは平坦なコースのため、それほどの負担は感じることなく楽しいウォーキングになると予想している。


さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション5

2024-05-20 19:51:42 | さっぽろラウンドウォーク
 気持ち良く晴れ上がった五月晴れの中、JR拓北駅⇒モエレ沼公園間の約13キロを気持ち良く歩き、事前情報もしっかり収集できた。併せて私は札幌学院大のコミュニティカレッジの講座を受講中なので、その予習、復習まで行うことができ一挙両得の事前踏査だった。
  
※ ちょっと見にくいですが、本日歩いたコースです(青色の線)。
 先週末のJRヘルシーウォーキングの疲労がようやく解消したことと、本日特に予定が無かったために懸案の「さっぽろラウンドウォーク」の事前踏査に取り組むことにした。
 朝9時、セクション4のゴールだったJR拓北駅まで列車で移動した。そして拓北駅を9時35分にスタートしたので、だいたい本番で予想している時間帯と同じ時間帯にスタートすることができた。

    
    ※ セクション5のスタート地点のJR拓北駅です。

 コースはJR拓北駅から直ぐに「あいの里緑道」に導かれる。

    
    ※ 拓北小学校側の「あいの里緑道」の入口です。

「あいの里緑道」はあいの里地区の住宅街を取り囲むようにして、その延長距離は約6キロだそうだ。私が「あいの里緑道」に初めて足を踏み入れたのは16年前の2008年8月である。その時は「なんて素晴らしい遊歩道なんだろう!」と感激したことを憶えている。
 緑道は緑の木々に囲まれ、足元にはレンガが敷き詰められ、緑道のところどころにはベンチや東屋が配されているなど地域の方々にとっては理想的なウォーキングコースと思えた。
 それがその後何度か訪れるたびに、緑道には雑草が目立ち始めているのが気になった。本日も拓北小学校のところから緑道に入ったのだが、レンガのほとんどが雑草に覆われ人が歩く細いところだけ僅かにレンガが顔を覗かせているところがあった。私はガッカリしながら道を進んだのだが、あいの里地区の北側部分(北海道教育大学の北側)に入ると以前のように整備された道が顔を出してくれてホッとしながら歩いたのだった。なんとか全体が整備されないものだろうか…。

    
     ※ あいの里の南地区の緑道は残念ながらこのような状態でした。
    
    ※ 住宅街から離れた北側の緑道はご覧のようにすっきりとして気持ちの良い緑道でした。

 コースは「トンネウス沼」を囲む「あいの里公園」に入った。スタートして約6キロ、公園のベンチで一休みするのもいいなぁ、と思いながら公園を通過した。

    
    ※ 途中で通過したJR「あいの里公園駅」です。

 そしてコースはJRの「あいの里公園駅」に導かれる。駅を通過して線路沿いを石狩川に向かって進む。石狩川にぶつかるところでちょうど良い具合に線路の下を潜り抜けられる人道トンネルがあり、石狩川を上流に向けて遡る堤防上を歩く。この直線のように伸びる3キロくらいの広い道の両側には何もないためにとても長い距離に感じてしまった。

    
    ※ JR学園都市線を潜るように人道トンネルができていました。
    
    ※ 人道トンネルを抜けるとご覧のように広く真っ直ぐな石狩川の堤防が走っていました。
    
    ※ 途中で一か所だけ石狩川の水面が見えるところがありました。

 その広い堤防の先に札幌の山奥から流れている豊平川が石狩川に合流する地点を通過した。私は2011年の冬に豊平川の河口から河畔を上流に向かってスノーシュートレッキングをしたことがある。その際にも豊平川が石狩川に流れ込むところを観察したことがある。その際、石狩川は氷結しているのに豊平川から流れ込む水は氷結していないところを見た。後で分かったことだが、豊平川は日本でも有数の急流だということだ。そのため流れる水が凍っていなかったのだと思われた。今日も石狩川の水はやや濁っていたが、豊平川から流れこむ水は比較的青く澄んでいたようだ。(遠目なので詳細は分からないのだが…)

    
    ※ 向こうが石狩川で、手前の豊平川が合流するところです。川の色の違いが判りますか?

 豊平川の水が石狩川に流入する地点から、コースは細い道に導かれゴールの「モエレ沼」を目ざした。周辺はリサイクル業者などが集まっている地域のためかトラックが盛んに行き交う道路だった。第2の休憩ポイントを探したが適当なところを見つけることができなかった。

    
    ※ 札幌には相応しくないような田舎道に導かれました。

 疲れがかなり溜まってきたなぁ、と感じ始めた頃に「モエレ沼公園」への導入路に導かれた。そして「水郷北大橋」という橋から「モエレ沼公園」へと入った。コースはゴールである「ガラスのピラミッド」には直接向かわず、「プレイマウンテン」を遠くに望む「モエレビーチ」を通過してゴールの「ガラスのピラミッド」に到着した。疲れが完全に取れていなかったのだろうか?13キロに3時間も要してしまった。完全なる親爺ペースである。

    
    ※ 田舎道からモエレ沼公園へ導かれる導入路です。
    
    ※ 手前の白い部分は「モエレビーチ」です。休日などには水が張られていて、子どもたちで大賑わいなのですが…。その向こうの山は「プレイマウンテン」です。
    
    ※ 本日のゴール。モエレ沼公園のシンボル「ガラスのピラミッド」です。

 その後、私は持参した弁当を「プレイマウンテン」の花崗岩の階段に腰を下ろして頬張り、その後「プレイマウンテン」の近くにある「テトラマウンド」をあらゆる方向から眺め、土塁を確認して「モエレ山」に向かった。

    
    ※ 「プレイマウンテン」の花崗岩の石段は雑草に隠れていました。
    
    ※ 「テトラマウンド」の下には確かに土塁がありました。

 「プレイマウンテン」と「テトラマウンド」は、講義を受けたことによってこれまで見たものとは少し違ったものに見えたのは錯覚だろうか?
 「モエレ山」にも一応登ってみた。今週の最終講義で「モエレ山」が取り上げられる。いったいどのような話が聴けるのだろうか?
    
    ※ 東区の最高峰(高さ52m、標高62.4m)の「モエレ山」です。
    
    ※ 「モエレ山」山頂からプレイマウンテン、テトラマウンドなどを眺めたところです。

 ところで私たち「めだかの学校さっぽろラウンドウォーク踏破クラブ」の第1回目(セクション1)の本番がいよいよ23日(木)に実施することにしている。クラブ員は全員で6名なのだが、今回は4名で実施の予定である。天候がちょっと心配だが、実施できた場合は、またその様子をレポしたいと思っている。
 ◇事前踏査実施日 5月20日(月)
 ◇事前踏査距離  約13キロ

事前踏査の大切さを痛感したセクション4

2024-05-10 10:15:05 | さっぽろラウンドウォーク
 今回ほど事前踏査の大切さを痛感したことはなかった。もし事前踏査をしないで本番を迎えていたとしたら、当日は大混乱に陥ってしまったのではないかと思われた。言い出しっぺとして事前に現地の事情を把握するのは当然の配慮なのだが、改めて事前踏査の大切さを教えられた思いである。  

 一昨日(5月8日)、今夏に「めだかの学校」の有志で取り組もうとしている札幌の外縁をぐるっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」(全行程140キロを10回に分けて実施予定)の第4回目の事前踏査を行ってきた。
 行程は上記しているように「石狩南高校 ⇒ 拓北駅」間約14キロだった。
 いきなり難問にぶち当たった。というのも、スタート地点の石狩南高校へ行くためには、地下鉄で麻生駅まで行き、そこからバスを駆って石狩南高校を目指さねばならない。このバスが難関だった。地下鉄大麻駅は地下鉄の終点のため、麻生駅からは非常にたくさんのバス便が発着している。私が数えただけでもバス乗り場が10ヵ所も麻生駅周辺に散在しているのだ。どのバスに乗ればよいのかは予め学習していったが、その乗り場に迷ってしまった。見当をつけていったところは乗り場ではなく、バスの降車場だったりして、大いに迷い、結局周りの人に助けていただきながらなんとか乗り場を見つけることができたが、予定していたバスには乗れずに、一つ後のバスを利用する羽目になってしまった。
 ふだんバスを利用していない者にとって、札幌市のような大都市で市内バスを利用することは大変なことだと改めて思い知らされた。

     
     ※ 地下鉄麻生駅からのバス停の案内図です。とても複雑です。

 そして、さらに難問が私を待っていた。スタートして2キロくらい行ったときだった。行く手で工事が行われていた。発寒川の支流の安春川に架ける橋の工事に関わる工事現場だった。そこの関係者によると、この後今年いっぱいは設定されたルートは閉鎖されるという。
 困惑顔をしている私のところに工事現場の所長さんが見え、事情を聞いてくれた上で「札幌市の方に問い合わせてみる」との返答をいただき、名刺を渡された。親切な対応に感謝した。結局、私たちの計画を実行する際に、私から改めて所長さんに問い合わせをさせていただき、通行が可能かどうかの回答をいただくことにした。
 しかし、考えてみれば私たちの遊びのような行為で工事に迷惑をかけるわけにはいかない。検討したところ別ルートの設定が可能なようなので、この問題は近くを迂回するルートで解決したいと思っている。
 
   
   ※ ルート上では写真のような機械が入っていて、通行するのは困難な状況でした。

 さらに今回は、石狩南高校前でバスから降車し、セクション3の帰路のバス便をバス停の時刻表で確認することも忘れなかった。
 そして肝心のウォークの方だが、まずは石狩市との境界線となる「発寒川」の堤防をひたすら「茨戸川」との合流点目ざしてウォークとなった。距離にすると6~7キロあったと思われるが単調なウォークとなった。休憩に適した地点も目安を付けることができた。

    
    ※ 第一の休憩ポイントと考えた「東屯田遊水池」です。

 そして「発寒川」が「茨戸川」との合流地点を通過し、シャトレーゼガトーキングダムというホテルの横目に茨戸川沿いで昼食するのもいいなぁ、と思われる場所も目安を付けることができた。(時間によっては、その先の篠路川沿いのベンチの利用も考えている)

    
    ※ こちらは昼食ポイントに適当ではと考えたガトーキングダム近くの川辺です。

 というように現地へ行ってみて、初めて分かることがけっこうたくさんある。さらには現地までの交通事情の把握も大切である。
 これからも時間を見つけて、本隊の実施前に先へ先へと事前踏査を行い万全を期したいと考えている。