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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ウォーク 28 手稲区・展望コース 後編

2008-09-13 18:11:04 | 札幌ウォーク & Other Walk
 「稲穂金山展望コース」(マップ)の途中ではけっこうスリリングな思いを味わいました。

 コースは途中から住宅街が途切れ、山道の様相を呈してきます。
 道路も舗装ではなく、砂利道となり写真でもご覧のような道になってきます。
 マップには次のような注意事項が書いてあります。
 「砂利道。明るい時間に複数で歩くことをおすすめ。夏場には虫に注意」と・・・。
        
        ※ なんとなく熊でも出てくるような雰囲気に見えませんか?       

 いや~、一人で歩くには本当に不気味な道でした。
 いつ熊が出没しても不思議でないような雰囲気なのです。私は真剣に「熊が出たらどうしょうか」と思い始めました。
 もし熊が出ても、左手は高速道の金網が張られて逃げ道がありません。そう考えると急に怖くなり、急ぎ足で駆け抜けました。
        
        ※ こんな道を一人で歩いていると本当に心細い思いをしました。

 まさか手稲区役所が熊が出没しそうなところをウォーキングコースに指定するわけがないとは思いながらも、そうした雰囲気をびんびん醸し出している怖~~い道でした。

 その怖~~い道を抜け、稲雲高校の所で再び札樽高速道を跨ぎ、「稲穂ひだまり公園に向かいました。
 ひだまり公園という名前には似つかわしくなく、公園の大部分は野趣たっぷりの公園です。かたくりの花が自生しているとの案内が出ていました。
 ひだまりと称するのは、公園の一角が児童公園のようになっていて、そこは親子がひなたぼっこをするには適した場所のようでした。
        

 ひだまり公園を後にすると、後は高台線と称する国道5号線と並行して走る裏道をひたすら北上します。
 特徴的なことは特になく、早くから開けた住宅街が淡々と続きます。
 途中、国道5号線沿いにある札幌市の保存樹木に指定されているという「夫婦松記念樹」の大きな松を写真に撮り、そのまま国道5号線を北上しました。夫婦松記念樹は明治17年に広島県から入植した方々が記念に植えたものだそうです。
         
        ※ 交通量の多い国道沿いに似つかわしくない見事な松です!       

 ゴールの星置駅近くの国道沿いに、手稲養護学校と並び「北海道立子ども総合医療・療育センター」という立派な建物が建っていました。北海道立のこうした子ども専門の総合病院があることを初めて知りました。
        
※ 難病などの療育を専門とする病院が交通量の多い国道沿いに必要なのかな?とちょっと疑問にも思った道立病院です。

 そしてゴールの星置駅南口に到着しました。

 う~ん。この怖~~いコースはなかなか忘れられないぞっ! と思ったのであります。

《ウォーク実施日 ‘08/09/06》