知人が所属する道美(北海道美術作家協会)の春季絵画展が開催されると連絡をいただいた。これは何を差し置いても駆け付けねばと昨日、会場の大通美術館に駆け付けた。

昨日午後、大通美術館で4/29~5/4の会期で開催されている「2025年 道美春季絵画展」に赴きました。
美術関連のことに、ことのほか疎い私が何故?と訝る向きもあろうかと思います。
実は以前に職場を共にしたことのあるOさんが道美の会員であり、昨年の「道美展」で見事北海道新聞社賞を獲得するほどの実力者なのですが、そのOさんから鑑賞のお誘いをいただいていたのです。
Oさんの描画を再び拝めるとあって、喜んで駆け付けたというわけです。
会場は道美展の本展が開催される市民ギャラリーほど大きくはありませんでしたが、それでも会員、会友、そして一般の方とかなりの数のレベルの高い作品が展示されていました。
その中でOさんの作品は会場奥の真正面に、見覚えのある昨年「北海道新聞社賞」を獲得した100号の大作「回る!回る!」が展示されていました。
今回訪れて初めて分かったのですが、「回る!回る!」という作品は、北イタリアの観光都市Mennagio(メナッジョ)の遊園地のメリーゴーランドを描いた作品のようです。

※ 昨秋の道美展で「北海道新聞社賞」を受賞した「回る!回る!」と題する作品です。
(作品上部に室内の照明が写り込んでいます)
今回Oさんは、この他に「市庁舎広場にて」と「湖上のボート乗り場にて」という私にとっては初めての作品も展示されていました。その二つの作品もMennagioの街の様子を描いたものです。きっとOさんにとっては忘れ難い街なのかもしれません。
Oさんの画は特色は写真を見てもお分かりいただけると思いますが、画全体が淡く明るい色遣いが特色のように思えます。(専門的なことは分からないのですが…)

※ 「市庁舎広場にて」という作品です。

※ 「湖上のボート乗り場にて」 いずれもMennagioの街の様子を描いたものです。
展示されている他の画をそれほどじっくりとは鑑賞できなかったですが、作品のレベルの高い作品が揃っていたように感じました。
その中から、私が特に気に入った2点を紹介してこの稿を閉じたいと思います。


※ 掲載した写真は、レンズの歪みが生ずるために、外縁部を一部カットして掲載しています。