田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

今夜も劇勝!コンサド―――レ札幌!!

2018-04-25 22:56:19 | スポーツ & スポーツ観戦
 またまた勝ったぞ!北海道コンサドーレ札幌!これで直近6試合負けなしの5勝1分けと絶好調である。しかし、今夜のコンサは必ずしもほめられた試合内容ではなかった。それでも勝ち切れるところに今年のコンサの強さがある!厚別は寒かったが、スタジアムは燃えていた。 

             
             ※ 相変わらずの熱烈応援!私にはこの厚別の光景の方が似合っているように思える。

 今夜(4月25日)は夜の厚別だが、早くから観戦を決めていた。ところが夕方になり小雨が降るというコンデションとなってしまった。それでも私は完全冬仕様で武装して厚別競技場に向かった。

             
             ※ 雨に濡れた厚別競技場のピッチです。

 例によって競技場にて当日発売のシニア券を入手して、正面スタンドのゴール横(ホーム側)に陣取った。そこはコンサの選手が試合前のアップ終了後、そしてハーフタイム時に控室に帰る通路になっているからだ。
 陣取った私は小雨が降っていたので、ずいぶん前に購入したコンサポンチョを久しぶりにかぶってスタンバイした。

             ※ 試合前のアップを終了して控室に戻る選手たちです。人口の光のためどうしてもブレてしまいます。

             
             ※ FWの都倉選手

             
             ※ DFの進藤選手

             
             ※ DFの福森選手
             

             
             ※ MFの兵藤選手

 前半、コンサイレブンは目を疑うような不甲斐ない戦いぶりだった。その様子はマリノスイレブンに弄ばされているかのような戦いぶりで、マリノスにいつ得点が入ってもおかしくないような試合展開だった。内心で私は「どうしてしまったの?コンサは?」とつぶやいていた。
 何度も何度もマリノスの波状攻撃に晒され、かろうじてGKのソンユンの個人プレーに助けられているようだった。
 しかし、それにも限度があった。前半終了間際、ついにマリノスに先制点を許してしまった。

             
             ※ マリノスのコーナーキックで競り合う両軍選手たちです。ボールが流れているが分かりますか?
 
    
             ※ 前半を終了して控室に向かうコンサの選手たちです。( )内は背番号

             
             ※ DFキム ミンテ選手(20)        

             
             ※ MFチャナテップ選手(18)

             
             ※ GKク ソンユン選手(25)

             
             ※ 左から順にDF福森選手(5)、MF深井選手(8)、DF進藤選手(35)、MF三好選手(41)

 小雨降る春の夜は肌寒かったが、試合内容はそれ以上に寒かった…。

 ところが後半が始まると、形勢は変わり、コンサもボールがもてるようになって試合展開は五分、いやそれ以上の形勢になってきた。ミシャからどんなアドバイスがあったのだろうか?
 すると後半早々、札幌のエース都倉がゴール前で得たチャンスを落ち着いて決めてくれた。この得点でスタンドは大盛り上がり!「それいけ!」という雰囲気となった。

             
             ※ 都倉の得点に立ち上がって大喜びするコンササポータたちです。
 
 こうなると、今のコンサは強い。イケイケどんどんの中、コンサの選手から放たれたセンタリングに若手の新藤が豪快にヘディングを決めてくれた。「どうだ!」と言わんばかり新藤の表情が頼もしかった。

             
             ※ 豪快なヘディングを決めた進藤選手に駆け寄る控えの選手たちです。

 後半の後半、再びマリノスの攻勢にさらされたが何とかしのぎ切って、見事に勝利をもぎ取った。
 苦しい試合運びだったが、コンササポーターにとっては堪らない勝ち方だった。

             
             ※ コンサがゴール前で得たフリーキックを名キッカー福森選手が蹴った瞬間です。この時はゴールはなりませんでした。

 家に帰ってから、試合のスタッツを確認したが、やはりボール支配率はコンサ40%に対して、マリノスは60%、シュート数もコンサの12に対してマリノス15と、試合内容では完全にマリノスが支配していた試合だった。それでも勝ってしまうところに、今のコンサの強さがあると思う。

 シーズン前、誰がこんなに躍進するコンサを予想したろう。コンサの野々村社長は「プロサッカーの強さは、球団の資本に比例する」と常々口にしている。札幌は現在J1のチームの中では下位の方である。だからせいぜい頑張って、中位くらいをキープすれば御の字ともいわれていたのだ。

 まあ、シーズンはまだ始まったばかり。これから不調に見舞われる時期もあると思われるが、たとえそうなっても今年のコンサイレブンならきっと持ち直すだけの力を備えていると見たい。
 今年のコンサは面白い!これからもできるかぎりスタジアムに出かけて応援したいと思っている。
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小桧山博が語る「ひとりでは生きられない」 & 桜情報

2018-04-24 15:24:06 | 講演・講義・フォーラム等
 北海道が誇る作家の一人、小桧山博は滝上の山奥の炭焼きの息子として極貧の中に育ったという。そのように育った彼がこれまでになった裏には、多くの人たちの助けがあったという。小桧山博の人生観、文学観を聴いた。


             
 
 4月23日(月)午後、道民カレッジが主催する「ほっかいどう学」かでる講座の4月講座が開催され参加した。今月の講師は作家の小桧山博氏「ひとりでは生きられない」と題して講演した。

 小桧山氏は多くの講演をこなされているようで、ノー原稿での講演ようだった。そのため話があちこちへと飛び回り、聴いているほうとしては小桧山氏の真意を推し量るのにとても苦労しながら聴くこととなった。
 そこで氏の話を私なりに解釈したことをレポすることにしたい。

             

 小桧山氏が話の中で多くの時間を割いたのが、氏の母校である苫小牧工業高校の電気科に学んだ時のことだった。
 滝上町(道東の小さな町)育ちの小桧山氏がさまざまな偶然と幸運の結果、故郷から遠く離れた苫小牧の高校に入学した経緯は複雑だが、その経緯は省略したい。
 ともかく大変な経済的な苦労をして高校を卒業したそうだが、その影には多くの級友たちの支援があったそうだ。

 さらに、北海道新聞社の工場(印刷工場?)に就職してからも、上司の配慮により記者職への転属を勧められ記者をしながら文章修行することができたそうだ。
 そして、39歳のときに小説「出刃」で北方文芸賞を受賞し作家生活に入ろうとした時も、当時の社長から北海道新聞在籍のまま、自由に文章を書き綴ることを許され、定年まで北海道新聞社に在籍することができたという。

             

 このように氏は、多くの人との出会いによって、彼の歩む道が切り拓かれてきたことを語った。それは氏がただ幸運だったのではなく、氏の努力が、氏の人柄が幸運を呼び込んだということなのだろう。

 そうした自身の来し方を語りながら、氏が強調したことがもう一つあった。それは日本人の劣化を嘆くことだった。今の日本人の関心事は「金と長生き」のことばかりではないかと指摘した。そのことを指摘する中で、日本人の考えは、「今だけ、金だけ、自分だけ」
であるとの言葉が印象的だった。

 さらには、作家らしく日本人が本を読まなくなったことを嘆いた。親や地域はもっと母語(日本語)を伝え、教えることが必要であると…。その中で、政治家の話す言葉の劣化も激しいと嘆いた。
氏は最後に「言葉を抽象化する作業にでしか脳は発達しない」と指摘した。
「本を読まなくなった日本人」という指摘は、私自身のことを指摘されているようで、大いに反省したい。
 



🌸札幌桜情報             

 我が家から最も近いところでいち早く桜が開花するのは、例年札幌管区気象台の庭に咲く、エゾヤマザクラです。今年も昨日開花したのを確認し、本日(24日)カメラに収めてきました。

             

             

 一方、同じ気象台の庭にあるソメイヨシノの方は、蕾の状態でまだ4~5日かかるかなぁ、といった状況ですが気温によっては前後することも考えられます。

             
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探訪 日本銀行旧小樽支店

2018-04-23 16:40:56 | 札幌(圏)探訪
 小樽経済が華やかだった1912(明治45)年、日本銀行本店や東京駅などの設計で知られる辰野金吾の設計によって小樽支店は建築された。その堂々たる佇まいは、支店としての営業を終えた後も歴史的価値を有することから、「金融資料館」として第二の役割を果たしている。過日その金融資料館を訪れた。 

             
             ※ このような歴史的建造物が小樽の街にはよく似合います。
  
 4月21日(土)夕刻、退職組織の小樽市支部の総会が開催され、そこへ来賓として招かれたのだが、少し早めに小樽に向かい、小樽市内を散策してみた。
 散策するとはいっても、何度も訪れたことのある街であるから一般の観光客が散策する運河とか、美術館などは避けたいと思い、まだ訪れたことのなかった「金融資料館」に足を運んだ。

 金融資料館は、前述のように日本銀行小樽支店として2002(平成14)年9月まで営業していたのだが、札幌支店に統合され、その役目を終えて、その後改装され翌2003年5月に「金融資料館」として開館した。

             

 重々しい扉の付いた正面玄関から建物の中に入ると、守衛さんがいて記名までは求められないものの、どこから来たのかなど簡単な事項の記入を求められた後、入館するシステムになっていた。
 自由に観覧することもできたが、15分ほど待つと館内ガイドによるガイドツアーが行われると知って、それに参加することにした。

             
             ※ 最初に案内されたところが「営業場」と呼ばれる窓口です。お客さんは柵の向こう側になります。
 
 このガイドさん(女性の方)がとても有能な方だった。30分間を有効に使って、旧小樽支店のこと、そして現在の日本銀行の役割などについて非常に分かり易く説明してくれた。
 その説明の中で印象に残っていることを順に記していくことにする。

 まず建物であるが、一見石造りのように見えるが、実はレンガを積み上げたもので、その表面にモルタルを塗ることによって石造り風に仕上げられた建物だということで、建築途中の写真を示されて、そのことが確認できた。

 また、建物に使用されているガラスは大戦などの被害に遭わなかったために当時のガラスが残っていて、ガラス面がゆがんでいるのが特色であるが、光が反射するところでその様子が確認できた。

             
             ※ 建築当時のガラスが残っていました。映った光が歪んでいるのが確認できるかと思います。

 さらに、建物のあちらこちらに「日本銀行」の「日」をデザイン化した装飾が施されているということで、それを天井に見ることができた。そして建物の内外にはアイヌの守り神のシマフクロウがデザイン化された装飾が施されていた。

             

             
             ※ この二つのデザインは館内の各所で見ることができました。 

 金融資料館としては、日本銀行の歴史、業務、金融の仕組みについて説明いただいたが、分かり易い説明が印象に残った。
さらには現在国内に流通する日本円の総額が106兆円余りという表示も印象的な光景の一つだった。

                  
                  ※ 現在国内に流通している紙幣の総額が表示されていました。

 最後に、大戦後に日本国内に流通したすべての紙幣が陳列されていたが、それらはほとんど私の記憶の中にあるものだった。それだけ私が歳を重ねてきたということでもある…。

             
             ※ 当時の日本銀行支店の金庫のいかにも頑丈そうな扉です。

 見学を終えたとき、私はガイドさんに「日本銀行本店で聞いた説明より分かり易く、良かったですよ!」と伝えたら、彼女は照れていたようだったが、それは私の本心だった。
 小樽の「金融資料館」を訪れた際は、ぜひガイドツアーに参加することをお勧めしたい。
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ワンコインランチ紀行 20 札幌学院大学カフェテリア

2018-04-22 21:30:27 | ワンコインランチ紀行 
 大学の学生食堂巡りの第一弾は、野幌森林公園の観察会を終えた後、森林公園の近くにある札幌学院大学の学生食堂を訪れることにした。さすがに今どきの私学の学生食堂である。おしゃれにカフェテリアと称して、魅力的なメニューが用意されていた。
 
 4月19日(水)の野幌森林公園の観察会「春の花を見つけよう」が12時30分に終わったので、その足で札幌学院大学の学生食堂に寄ってみることにした。
 車を駐車場に入れようとすると、守衛の方にストップされて目的を聞かれた。素直に「学生食堂に行きたい」旨を伝えると、氏名・車両番号などを記したうえで、食堂から証明印をもらってくるように指示された。う~ん、セキュリティがしっかりしてるわい。

             
             ※ 札幌学院大構内の正面に建つG館の6~7階に学生食堂がありました。

 駐車場から大学構内を縦断するように構内の一番奥正面にある8階建てのG館(50周年記念館)を目ざした。学生食堂(カフェテリア)はG館の6・7階にあった。
 学生食堂は6階が「ソレイユ」、7階が「ファランステール」と別の名前になっているが、エスカレーターで繋がれている。それぞれ供されるメニューに違いがあるようだが、どう違うのかはチェックできなかった。ただ、私が6階でお目当ての丼物をオーダーしようとしたら「それは、7階で提供しています」と案内された。

             
             ※ 6階の食堂前に掲示されていたお勧めメニューです。私はここで「豚みそ焼肉丼」にしよう!と決めたのですが…。

 なお、これまでのお役所の食堂を巡るワンコインランチ紀行では、全てのメニューを紹介してきたが、それは食堂前に発券機があったので、それをカメラに収めることによって紹介することができた。しかし、学生食堂の場合は、これまで訪れたところでもカフェテリア方式で発券機が無いため全てのメニューを紹介することは困難になった。

             
             ※ たくさんのメニューが実物模型で展示されていました。

 さて、私がオーダーしようと思ったのは、「今週のおすすめ」と掲示されていた「豚みそ焼肉丼」(372円)だった。ところがそれはお得感があり人気のようで、すでにこの日の分は完売されていた。そこで次善のチョイスとして「チキン竜田丼」(450円)と「豆腐とわかめの味噌汁」(32円)を頼んだ。(学生食堂の特色の一つだろうか、メニューは大・中・小と3段階となっていた。私は中を注文した。)
 調理した「チキン竜田丼」をもってレジのところへ進むと、レジの方が笑顔いっぱいで「いらっしゃいませ!」と迎えてくれた。私は観察会の帰りで、完全な登山仕様の格好の上、周囲とは明らかに年齢の違うおっさん(お爺ちゃん?)だったにも関わらず、たとえ営業用ではあっても明るく迎えてくれたことが嬉しかった。
 レジの記録された時間は12時59分と昼時を過ぎていたこともあり、学生さんたちはまばらな状態だったので、あまり学生さんに近づくことなく空いている席に座った。

             
             ※ 7階の食堂の様子です。明るくて清潔そうな食堂内です。

 「チキン竜田丼」は大きな塊のチキンを竜田揚げしたものが3枚入っていた。味的にはまあまあの味だった。竜田丼はけっこう人気らしく、周りの女子学生も多くがチョイスしていたようだ。
 私は中を注文したといったが、おじさんにはそれでもお腹いっぱいだった。女子学生はみな小のようだった。スポーツをしている男子学生などには大が好まれるのだろう。

             
             ※ 私が食した「チキン竜田丼」です。光の量が足りなく美味しそうに見えませんが、十分美味しかったです。

 札幌学院大学の学生食堂(カフェテリア)は、メディアでも話題になるが、私学の学生食堂らしくおしゃれで、若者に好まれるような空間になっていた。
 学院大の食堂は「大学生協」が運営しているようで、「春のおすすめ」、「新緑のおすすめ」、「九州・沖縄フェア」など営業努力も熱心にされていることがうかがわれた。
 大学構内の奥まったところにある札幌学院大の学生食堂はなかなか入りづらいかもしれないが、興味のある方は覗いてみてはいかがだろうか?

              
              ※ こちらは7階の食堂前に掲示されていたものです。6階のものとは若干違うようです。

【札幌学院大学カフェテリア データー】
江別市文京台11番地 G館6F・7F
電  話   011-386-8111
営業時間   カフェテリアソレイユ(6F)
         〈ランチ〉10:30~15:00 
         〈ディナー〉17:00~19:00
       カフェテリアファランステール(7F)
         〈ランチ〉11:00~13:30
定休日    大学のスケジュールなどで不定休(スケジュール表で確認の要あり)
       ※ カフェテリアソレイユは開店している日が多い。
駐車場    有り
入店日   ‘18/04/19

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観察会「春の花を見つけよう」後編

2018-04-21 11:44:11 | 環境 & 自然
 気持ちの良い青空の中で観察会は続けられた。春の使者たちも次々と私たちの前に姿を現した。今回の観察会はいつも以上に楽しく感じた。それは天候もそうだったが、何よりガイドの方の豊富な知識とユーモアのある話しぶりが楽しさを倍増してくれた。 

 ※ 本日は午後から夜にかけて会合があるため、私にしては珍しく午前に投稿することにします。

             
             ※ 観察会での私たちのグループです。足元には緑が広がりますが、高い木々にはまだ新緑が見られません。

 私たちは野幌森林公園のユズリハコースに足を踏み入れていった。
 コースの両側には小さな流れが続いていたが、するとまだ小さいものの春の使者の代表格、白い清楚な姿が印象的なミズバショウが姿を現した。まだまだ最盛期とはいえないが、そこここに小さな姿を現してくれた。
 ミズバショウは一つの花に雄花(雄蕊)と雌花(雌蕊)が同居する同性花だそうだ。その受粉は複雑なのでここでは省略する。

             

             

             
             ※ このショットが最もミズバショウの良さを写しているでしょうか?

 ミズバショウの近くには、似たような形をし、僧侶が座禅を組む姿に似ていることからザゼンソウと呼ばれる濃紫色の花があった。昨年の観察会で初めて知った花だが、花の中は25℃にも上昇し、虫たちを呼び込んで受粉を促すそうである。このザゼンソウもユズリハコースではあちこちで見られた。

             

             

 そして、これも雪が消えた後に、春を告げる花(スプリング・エフェメラル)の代表格であるフクジュソウがあちこちに散見された。フクジュソウはその花の早いことから元日草とも呼ばれているそうだ。

             

             

             

 続いて目立ったのが、まだ葉が伸び切らない小さなエンレイソウである。よく見ると流れの脇にたくさんの小さな紫色の花を付けたエンレイソウを見ることができた。あと1~2週間もすると見ごろになると思われた。なお、白い花を付けるミヤマエンレイソウやオオバナエンレイソウはまだ見かけることはできなかった。

             

             

 その他もいろいろな花や野草を紹介されたが、写真に収めたのは以下の二つである。一つはあの猛毒を持つエゾノトリカブトである。
 そしてもう一つは黄色の花を付けたナニワズである。

             
             ※ こちらは猛毒を持つエゾノトリカブトです。

             
             ※ こちらは小さな黄色い花を付けたナニワズです。

 コースも最後の方になって、コースの脇の流れがちょっと大きくなっているところがあった。そこには、エゾサンショウウオとエゾアカガエルの卵が手の届くところにあった。

             
             ※ 大きな卵はエゾサンショウウオの卵です。

             
             ※ すぐ近くにエゾアカガエルの卵もありました。

 こうして春の一日を野幌森林公園の植物を見ながら散歩したのだが、今回の観察会はいつもにもまして楽しかった。
 その要因の一つはガイドの存在である。私たちに付いてくれたガイドは、北海道ボランティアレンジャーのお一人である道場優さんという方だった。ベテランといってよい年齢の方だったが、ユーモアがあり、知識も豊富で、私たちを終始笑わせながら案内してくれた。
 道場さんは花や野草のことはもちろん、野鳥に詳しい方であった。鳴き声が聞こえると瞬時に鳥の名を特定してくれ、さらには鳥の写真も持参して説明してくれた。

                  
                  ※ 私たちのグループのガイドを務めてくれた道場優さんです。

 こうした観察会においてガイドの存在は絶対である。今回のような観察会のガイドはボランティアで行ってくれているのだから贅沢は言えない。これまでも誰もが一生懸命に取り組んでくれていた。ただ、今回のように自分と波長が合っていると思えたときは、ことのほか楽しく思えるのである。
 天候も良く、楽しい一日だったが、久しぶりのアウトドアでの活動とあって、観察会を終えた後には疲労感を覚えたのも事実だった…。
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観察会「春の花を見つけよう」前編

2018-04-20 15:58:44 | 環境 & 自然
 絶好の観察会日和だった。空に雲はなく、ちょっと歩くと汗ばむほど…。森の中は雪が解けたばかりで、春本番にはもう少し時間がかかりそう。それでも、小さな花たちが私たちを歓迎してくれた。

              
             ※ 野幌森林公園の大沢口のところに建つ「自然ふれあいセンター」です。
             
 4月19日(木)午前、野幌森林公園自然ふれあい交流館と、北海道ボランティアレンジャー協議会の共催による観察会「春の花を見つけよう」に参加した。
 私はこの種の観察会にこれまで散発的に参加しているのだが、近年参加者は増加傾向にあり、シニア層の方の関心が高まっているようだ。
 この日も参加者が83名と発表されたが、ボンティアレンジャー協議会のガイド役の方を含めると100名を超える大規模な観察会になった。

             
             ※ 参加者83名にのぼった大参加者群が開会式に臨んでいるところです。

 ガイド役の方もたくさん参加されているため、6名1班体制で野幌森林公園内を2時間半にわたって周囲の植物を観察しながら歩いた。
 絶好の天気の中、雪が消えた後からさっそく芽生え始めたばかり小さな植物がたくさん顔を見せてくれた。そこでたくさんの写真も撮ったため、前後編2回に分けてレポすることにする。

 まずは「自然ふれあい交流館」の傍にある池でエゾアカガエルが賑やかに鳴き声を上げていた。カエルたちにとっては恋の季節でもあるようだ。

             
             ※ 小さな池なのですが、池いっぱいにカエルたちが大合唱をしていました。

 そして、その池の傍に生えているバッコヤナギの雄花と雌花を紹介された。雄花は派手に花粉をたたえていた。

             
             ※ バッコヤナギの雄花です。

             
             ※ こちらがバッコヤナギの雌花です。地味ですねぇ~。

 次はこれも春の使者として名高いフキノトウである。以前も雄花と雌花の違いを説明されたのだが、覚えきれなかった。今回はやはり雄花がより派手に花粉を付けている状態を観察することができ、違いを理解できるようになったと思う。

             
     
             
             ※ 上二つの花がフキノトウの雄花です。


             

             
             ※ 下二つの花は雌花です。その違いが分かりますか?雄花の方が少し派手に開いていませんか?


             
※ 雌花は受粉すると、写真のように花の先が赤く変色するそうです。             
 
 ここまでは森に入る前の「自然ふれあい交流館」の周りで観察したものである。いよいよ大沢口から野幌森林公園の中に足を踏み入れた。
 踏み入れてすぐに紫色の小さな花がたくさん目に入ってきた。北海道の春山で良く見られるエゾエンゴサクである。別のところでは紫色ばかりでなく、ピンク色のエゾエンゴサクも目にすることができた。

             ※ エゾエンゴサクの小群落、そしてピンクの花びらを付けたもの、最後は近接して撮ったものです。

             

             

             

 続いて、道端で目立ったのがオオウバユリの幼葉である。艶のある小さな葉がこの後みるみる成長するとは信じがたいほど小さな葉である。

             

 そしてバイケイソウである。バイケイソウは強い毒性があり注意が必要とのことだ。北海道では毎年のようにギョウジャニンニクと間違える中毒事件が伝えられている野草である。その毒性を活かして殺虫剤として用いられているという。恐ろしい!

             

 まだまだ、春の花や野草を目にすることができた。もちろんあの春の使者も目にすることができたが、それらは明日レポすることにする。
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ワンコインランチ紀行 19 北海道庁 地下食堂

2018-04-19 19:07:40 | ワンコインランチ紀行 
 お役所食堂巡りの最後は、私が最も利用した北海道庁の地下食堂である。ところが、これまで訪れたお役所食堂の中でランク付けすると、最も下位にランク付けされるのではないだろうか?と私には思われるのだが…。 

             
             ※ 北海道庁地下食堂のエントランスです。すでに混雑の時間帯は過ぎていました。

 私が最も利用したと言っても、私が北海道の職員だったわけではない。私は退職後、かでる2・7に入居する事務所に3年間務めたことがある。その時、昼食によく利用したということだ。今からもう10~7年前のことである。
 そのときの印象は、「安いが、なんだか食べる楽しみを感ずることができないなぁ…」という思いだった。言葉はよくないが、多くの職員が一斉に食事を摂る様は、なんだかブロイラーが餌をつつくような錯覚さえ覚えた。
 この日私は、極端に込み合う正午近くを避け、12時45分頃食堂に向かった。

             
             ※ エントランス正面には、豊富なメニューが展示されていました。

 久しぶりに訪れた道庁食堂だったが、混雑時間帯は過ぎていたが、私の中に残った印象はなかなかぬぐえないものだった。
 経営主体がかわったこともあってか、メニューは以前と比べ豊富になったように感じた。
 そのメニューを羅列してみると…。

 ◇定食A・B 490円 ◇特別定食 580円 ◇日替弁当 510円 ◇日替どんぶり 470円 ◇アラカルト 470円 ◇エゾ鹿ハンバーグ 530円 ◇カレーライス 380円 ◇大盛りカレー 480円 ◇カツカレー 470円 ◇ラーメン(醤油・塩・味噌) 400円 ◇スペシャルラーメン 480円 ◇スペシャルラーメンセット 580円 ◇特選和麺 450円 ◇特選和麺セット 550円 ◇かけ(そば・うどん) 300円 ◇天ぷら(そば・うどん) 380円 ◇きつね(そば・うどん) 380円 ◇カレー(そば・うどん) 380円 ◇ざるそば 360円 ◇大ざる 430円 その他サイドメニュー多数

                  
                  ※ 2台の発券機では、混雑時間帯は長蛇の列になります。

 私がこの日チョイスした品は、定食B(490円)だった。この日の定食Bの内容は「アジフライ定食」だった。ちなみに定食Aは「ハンバーグ定食」だった。
 定食はカウンターから流れ作業式で食材を受け取っていく。ライスとみそ汁をもらい、続いてアジのフライ、最後に小鉢を2種の中から一つをチョイスする。この日は里芋の煮物か、漬物だったが、私は里芋の煮物をチョイスした。そして氷水をコップに入れて、空いている席に着いた。

              
              ※ B定食のアジのフライです。フライは美味しかったが、ご飯が…。

 さて、「アジフライ定食」だが、まあそれなりにという感じで、この値段でぜいたく言えなかった。それよりこの日はどうしたことか、ご飯がやや水気が多く閉口した。道庁の食堂の定食は、大量のコメを一度に炊くので美味しいと思っていただけにガッカリだった。たまたまこの日は水加減を失敗したのだろうか?
 というわけで、どうしてもランク付けをすると厳しいものになってしまう。

              
              ※ 混雑時間帯が過ぎ、空席が目立つ食堂のテーブル席です。

 お役所食堂巡りが終わった今、ワンコインランチ紀行は大学食堂巡りに照準を当てようかな?と思っている。  

              
【北海道庁 地下食堂 データー】
札幌市中央区北3条西6丁目 北海道庁 B1F
電  話   011-241-6735
営業時間   11:00~15:30 17:00~19:00
定休日    土・日・祝日
駐車場    無(食堂利用者は駐車場を利用できない?)
入店日   ‘18/04/17

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「開拓使の近代化事業とお雇い外国人たち」パネル展

2018-04-18 20:38:39 | 
 ホーレス・ケプロン、トーマス・アンチセル、A.Gワーフィールド、そして忘れてはならないW.Sクラークやエドウィン・ダン、等々…。その数は実に78人に上ったという。アメリカから来道し、北海道の近代化に尽力したお雇い外国人たちの業績を振り返るパネル展を見た。 

                  
                  ※ 会場入り口に表示されていたパネル展の案内です。

 4月17日~19日の三日間、紀伊国屋札幌の2階ギャラリーにおいて「開拓使の近代化事業とお雇い外国人たち」パネル展が開催されていたのを知って覗いてみた。
 私たちが企画・運営する講座「さっぽろの古を訪ねて」の参考になるかもしれない、という思いを抱いて…。

             
             ※ お雇い外国人の有名な写真です。左から、J・クラーク、ケプロン、アンチセル、ワーフィールド、エルドリッジの5人です。

 4月17日(火)午後、パネル展の初日に足を運んでみた。
 パネル展は想像していたよりは地味な感じだったが、標題どおり明治初年から年代順に北海道の開拓・近代化の様子と、そこで果たしたお雇い外国人の業績を37枚のパネルで表示したものだった。

             
             ※ 会場の様子ですが、展示されていたパネルは主に反対方向にたくさんありました。

                  

                  

 掲示されていたパネルのほとんどは、これまで私があたってきた文書などで目にしたものがほとんどだった。
 その中で一枚のパネルが私の目にとまった。それは明治14年当時の「札幌育種場と物産局周辺概略図」というパネルである。
 その概略図の中で私の目にとまったのは、「ホップ園」と「ブドウ園」だった。ホップ園については、当時すでに開拓使として正式にビール醸造が始められていて、それが今のサッポロビールの始まりであるというのは有名である。ところがホップ園以上に面積が広く目立ったのが三カ所のブドウ園だった。さらには「ビール醸造所」の横には「ワイン醸造所」が建てられていた。
 ビールについては前述のとおりだが、ワインが北海道でつくられていたとは初めて聞いた。日本のワイン醸造の歴史の中にも出てこない。
 これは当時の北海道ではワイン用のブドウ栽培ができなかった、ということなのだろうか?それとも?

             

 パネル展のもう一つの特徴は、お雇い外国人のことではなく、開拓使の一人で麦酒醸造所や葡萄酒醸造所、製糸所などの設立に関わった「村橋久成の展示が多いなぁ」という感じに若干の違和感をもった。
 ところが翌日の新聞にパネル展のことが載っていて、主催が村橋久成を研究する「北海道久成会」だと出ているのを見て、納得した。

                  

                  

                   
                  ※ 知事公邸の前庭に建てられている村橋久成の胸像です。           

 会場には取材する道新の記者に熱心に説明する、おそらく会の代表の方だと思われる方がいた。私はその方に、今もっとも疑問に思っていることを率直に尋ねた。それは開拓判官島義勇が立った「コタンベツの丘」はどこだろうか?という疑問だった。その方は即座に「それは今の円山でしょう」と明快に答えてくれた。
 諸説ある「コタンベツの丘」だが、私たちの講座では「円山」で統一していきたいと思う。
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歌で綴るメンデルスゾーン vol.1

2018-04-17 21:18:12 | ステージ & エンターテイメント
 メンデルスゾーンなんてせいぜい「春の歌」くらいしか知らない私である。そんな私がメンデルスゾーン一色のコンサートに足を運んだ。いや、運んだのではなく、運ばされたというべきか? 

             
             ※ コンサートはもちろんカメラはNGである。そこで開演前に会場の雰囲気を写し出す一枚を撮らせてもらった。

 4月16日(月)夜、六花亭ふきのとうホールで開催された「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するコンサートに足を運んだ。
 足を運んだと記したが本当のことを言うと、この日の出演者の一人であるピアニストの小泉香織さんの義父で、私の知人であるK氏からチケットがプレゼントされたからであった。

 コンサート名は「歌で綴るメンデルスゾーン vol.1」と題するのだが、渡された解説によるとメンデルスゾーンが創った数多くの曲の中には、ピアノ曲(無言歌)と歌曲があり、それを6曲ずつ対のようにして世に出したということである。
 そこで、本コンサートを主宰するソプラノの河口しほりさんとピアニストの小泉香織さんは、それらの曲集を何回かに分けて忠実に再現するコンサートを企画したということだ。
 その記念すべき第1回コンサートに、彼女らの恩師でもある国立音大教授でピアニストとしても名をはせる梅本実氏を招いて、最初のコンサートを開催したということである。

                  
                  ※ 国立音大教授であり、現役のピアニストでもある梅本実氏です。

 河口さんと小泉さんは、共に30代半ばと思われるのだが、これまでもシューマンの曲だけのコンサートを開くなど、意欲的な試みを続けている方たちである。
 この日は、無言歌集を梅本実氏がピアノソロで、歌曲集を河口しほりさんが歌い小泉香織さんがピアノ伴奏をするという形で進められた。 

                  
                  ※ 河口しほりさんの写真をウェブ上で見つけることはかなり困難だった。この写真も半信半疑である。

 正直に言おう。彼女らの意欲には共感するのだが、その良さを感得するだけの感性が私の中にはなかった。
 演奏された曲は全てメンデルスゾーンの曲ばかり24曲だった。しかし、どの曲を聴いてもその良さや違いが分からないのだ。唯一、長調と短調の違いだけはなんとか分かった感じはしたのだが…。
 K氏からは「梅本先生は本当に上手らしい」と伝えられていたが、小泉さんとの違いを聞き分けるだけの耳が私には備わっていなかった。
 すなわち、私にはそうした素養がないということでもあるのだが…。

              
              ※ こちら小泉香織さんの写真は以前に撮らせていただいたものを載せることにした。

 しかし、そんな時間が私にとって苦痛な時間というわけでもないのだ。
 私の知らない世界、私に縁のない世界に、自分をおいてみるのもある意味でとても貴重な機会だと思っている。
 K氏と知り合いでなければ体験できなかった世界であろう。そういう意味ではK氏に感謝している私である。
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恐~い竜たちのお話

2018-04-16 16:46:51 | 講演・講義・フォーラム等
 今や恐竜研究者として、また恐竜ハンターとしても、世界にその名を知られる北大准教授の小林快次(よしつぐ)氏から「恐竜」のお話を聴いた。満員の聴衆の中には小中学生もいたため、小林氏は私にも理解できるように易しく説いてくれた。 

             
             ※ 小中学生から老年まで会場いっぱいに詰めかけた聴衆の皆さんです。

 4月14日(土)、「開拓判官島義勇顕彰会」講演会を聴いたその足で、私は札幌市中央図書館に向かった。この日の午後、改装なった中央図書館では「サイエンス・フォーム in さっぽろ」が行われることになっていた。
 そのフォーラムの講師は北大総合博物館の小林快次准教授だったのだ。小林氏はNHKTVの「プロフェッショナル 仕事の流儀」や、TBS系の「情熱大陸」などのメディアに数多く取り上げられている日本では最も著名な恐竜学者である。
 しかし、その語り口は柔らかく、分かり易く語りかけてくれる方である。

                  

 この日は「恐竜研究最前線 in 2018」と題されてお話された。会場の中央図書館講堂は小林氏の人気を反映して超満員状態だった。
 小林氏のお話は、①恐竜、②白亜紀末、③ハドロサウルス、と三つのキーワードに分けてお話された。
 
 まず「恐竜」の定義について、中生代に現れて白亜紀末に絶滅した大型の脊椎動物ということだ。よく間違えられるのが、翼竜・首長竜・魚竜などの大型の爬虫類は恐竜の仲間ではないという。ただ、日本国内で「恐竜展」などが開催される場合には、翼竜・首長竜・魚竜なども同時展示される場合も多いという。
 さらに、怪獣=恐竜と考える向きもあるが、これはまったくの誤解だと指摘した。

 続いて「白亜紀末」だが、今から6,600年前、メキシコ・ユカタン半島に巨大隕石(直径4㌖)が落下し、灼熱地獄が発生すると同時に、津波・酸性雨、さらには長い冬の到来で恐竜など大型生物が絶滅に追いやられたそうだ。

 その絶滅した恐竜の化石を探し、発掘し続けている一人が小林快次氏なのだが、その恐竜の一つ、大型草食恐竜を「ハドロサウルス」の仲間と呼ぶそうだ。
 その仲間には、北大教授の長尾巧氏などが樺太で1934(昭和9)年に発見・発掘した「ニッポノサウルス」。さらには、2013~2014年にかけて小林氏の指導の下に発掘された「ムカワリュウ」が入るそうだ。

             

 お話は、むろんこれだけではなく多岐に及んだのだが、小林氏は現在、アメリカ・アラスカとモンゴルにおいても継続して調査を行っているそうだ。
 幾千年、幾万年前の地球の歴史を紐解く、というロマンに満ちた研究に情熱を注ぐ小林氏はまだ45歳という若さである。
 困難の連続と思われる調査や発掘についても軽やかに語るナイスガイからまたまた大発見のニュースがもたされるかもしれないと思うとワクワクドキドキである。

             
             ※ 休憩時間には多くのファンが著書にサインをしてもらっていました。

 実は、講演があったこの日(4月14日)の夜、NTV系の「世界一受けたい授業」に小林准教授が出演する、ご本人から告知があった。もちろん私はその夜に視聴した。番組においても軽やかに語る小林氏の姿が印象的だった。


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